11月度資産運用報告。順調に株価が上がった稀有な月でした。反動の暴落が怖いですね。

株式投資

はじめに:11月は先進国、新興国とも株価が大きく上昇しました

こんにちは

先月と同じく、先進国株式が大きく上昇しました。順調すぎてちょっと怖いくらいです。ここ数年は米中貿易戦争の真っ只中で、現在は停戦中というか比較的落ち着いていますが貿易戦争が終わったわけではありません。

また、貿易戦争が再発して米中互いに関税の掛け合い合戦になったら株価の暴落上昇を繰り返すジェットコースター相場になるでしょう。

日本では、年金不足問題で資産運用に興味を持ち始めた人が多いのではないでしょうか?

ただ、今の世界の資本主義の状況は異常のような気がするのです。日本はずっとマイナス金利ですし、EUも日本と同じくマイナス金利です。米国の政策金利は2%くらいです。米国の場合、FRBとしてはより金利を上げたいようですが、トランプ大統領の圧力で政策金利を下げているようです。政策金利を下げないと企業が融資を受けにくくなり景気が悪くなるとトランプ大統領は考えているのでしょう。

私は経済のど素人なので偉そうなことは言えないですが、国の政策金利というのは本来4%程度くらいでないと資本主義というのは発達しないと思っています。日本も高度成長期はそれくらいの金利の時がありました。

今は米国も日本も国の財政が悪い(借金が多い)ので政策金利を下げざるを得ないのでしょう。

日本の株価も米国の株価も、おそらくは本来の株価ではないと感じます。

日本は日銀が日本のETFを大量購入して株価維持していますし、米国も政策金利を下げるように政府が圧力をかけて無理やり株価を上げているように見えます。

それでもって超大国の米中が貿易戦争の最中なので世界経済がどうなっていくのか正直怖いですね。

ベテランの投資家の投資ブログを読むと、世界インデックスファンドに長期投資すれば、将来は確かな資産になると主張する人がいます。でも果たしてそうなんでしょうか?

今までは資本主義が先進国で機能していたので、長期的に世界経済に投資すれば世界株価は上がり投資家はその恩恵を受けることができました。

でも、今のように世界的に政策金利がゼロに近づくと長期的に資本主義が発達するのかは分からないのではないでしょうか?

これは私の意見ではなく、経済評論家の荻原博子さんが著書の中でそう主張しています。萩原さんはそのような考えなので政府が推進しているiDeCoや積み立てNISAに否定的です。

勿論、未来のことなので誰にもわかりませんが、萩原さんの意見には説得力を感じました。

長期投資すれば世界経済成長の恩恵に預かれるというのは、あくまで投資家の希望的観測に過ぎないのではないでしょうか?

私は世界経済の長期成長に疑問を感じ始めているので、株式投資からは少しづつ撤退し、コモディティ(金やリート)にシフトしていこうと思っています。

 

11月度の投資成績

運用成績は以下の通りです

順位 投資先 先月損益(%) 今月損益(%)
一位 積立NISA 5.55 10.20
二位 iDeCo 4.5 8.9
三位 SBI証券投資信託 4.21 8.68
四位 ウェルスナビ 4.70 6.13
五位 THEO 3.17 5.20

ロボアドバイザー

手数料が高いので(総資産額の1%)近日中に撤退予定です。

とは言え、投資のズブの素人が投資の世界を勉強するのには悪くない金融商品と思います。

投資経験がない人が少額投資(10万円くらい)をして値動きや資産ポートフォリオを参考にするのは良いと思いますよ。

投資のベテランはロボアドバイザーには否定的な人が多いことを付け加えておきます。

彼らは1%という手数料がいかに高いかを肌感覚で分かるからです。口が悪い人はロボアドバイザーは情報弱者向け金融商品と言います。私もそう思っています。

ニッセイ外国株式インデックスファンド(日本以外の先進国株式)の手数料が0.11%なのでロボアドバイザーがいかに手数料が高いか分かるはずです。

ウェルスナビ(先月4.70%→今月6.13%)

ウェルスナビからは今月は60万円引き出しました。今年中に完全に撤退する予定にしています。本当は一度に全額を解約したいのですが、解約手続き中に株価が暴落すると大損してしまうので、少しずつ、小出しに引き出している状況です。

ウェルスナビに限らず、投資信託は個別株と異なり売却にも時間がかかるので注意が必要です。

株価暴落というのは突然発生しますから、決して油断してはいけません。

利益が出ているうちに資金を引き出すのは勿体無いと思った方は危ないですよ。

一番勿体無いのは、損失が出ているときに資金を引き出すことです。

新興国株、日欧株の低迷はずーっと続いています。中国があれだけ経済成長しているのに新興国株が上昇しないのは何故なんでしょうね?

 

THEO(先月3.17%→今月5.20%)

お金のデザインという企業が運営するロボアドバイザーです。ウェルスナビと同じく世界株式、世界債権、コモディティに分散投資します。

THEOからも今年中に撤退予定です。今月は30万円引き出しました。残り額は30万円を切ったので一気に解約しようと思います。

投資信託(SBI証券)

株式投資をするなら必ず楽天証券やSBI証券などのネット証券で行うのが鉄則です。

店舗証券(野村證券など)や店舗銀行(三井住友銀行など)は手数料が高いので新規で口座を開く意味はゼロです。

ネット証券で口座を開いたらインデックスファンド(世界株式、日本株式、債券、リート、金など)を少額購入するのが良いと思います。

特定口座で自分なりに運用するもよし、積み立てNISAやiDeCoなどの金融商品(税制がお得になります)を利用するのも良いです。

いずれにしよ、まずは書店で初心者向けの投資本を数冊購入して勉強を始めた方がいいですね。

勉強して投資を始めるもよし、ちょっとリスクが高そうだから投資には手を出さないというのも十分ありですよ。

投資は損する可能性も十分あるものだと認識することです。

絶対に儲かるという金融商品は100%詐欺なので絶対に手を出さないようにしましょう。 

 特定預り(先月4.21%→今月8.68%)

1ヶ月で含み益が倍以上になるとは凄いですね。世界株価がそれだけ上昇したということでしょう。資産運用が上手な人は今、売却していると思います。その売却益を暴落時に株式を購入する資金にするのです。それを繰り返すとうなぎ上りで資産が増えていくでしょうね。

昨年は12月末に世界株式が暴落しました。今年はどうなるでしょうか?株価が上がっている時こそ、暴落に備えて現金を潤沢に用意すべきかと思います。

レオスーひふみプラスの含み損がようやく少なくなりつつあります。一時期はずーっと−10%付近を長期間彷徨っていましたからね。ひふみは近いうちに売却したいですね。アクティブファンドなので手数料が高いですし(1%)、日本株が今後上がっていくことは考えにくいので。

少しづつ世界株式を売却して、ゴールド(金)を増やしていきたいですね。理由は世界経済が今後長期的に発展していくことに疑問を感じているからです。

 

 

積立NISA(先月 5.55%→今月10.20%)

ニッセイ外国株式インデックスファンド(日本を除く先進国の株式)が10%を超えました。主に米国株が上がっているからだと思います。ただ、トランプ政権が無理やり株価を上げているだけ(米国金利を無理やり下げているため)という噂もあり、あまり楽観的になるのは危険と思います。無理やり上げているだけの株価はいずれ暴落しますし、ただでさえ米国は米中貿易戦争の張本人なのですから。米中の関税の掛け合い合戦が始まれば、米国株が暴落する局面もまた出てくるでしょう。

積み立てNISAはリスク高の株式の金融商品が多くて債券やコモディティなどのリスク低めの商品が少ないのが不満です。

 

iDeCo(先月4.5%→今月8.9%)

現在のポートフォリオが先進国株式に偏りすぎているので、先進国株式が暴落したら目も当てられない状況です。海外債権をもっと増やしてコモディティ(金)を組み込みたいと考えています。

 

毎月の積立は株式:債権を1:1にしています。株式以外の資産を年齢分割り当てろ、というのが資産運用のセオリーです。私は現在50歳なので株式以外の資産を50%にしています。海外債券だけではなくコモディティ(金)を入れたいところですが、金は手数料が高いのが考えどころですね。

 

まとめ

11月度の投資(主に世界株式)成績をまとめてみました。10月、11月は順調に先進国株式の株価が上がりましたが、当たり前ですがいつまでも続くわけではないです。暴落もしくは伸び悩む時が必ず訪れます。

今は不要な株銘柄は処分する時期でしょう。新規に購入するタイミングでは決してありません。

世界株式投資に興味がある人には、今は新規で投資するのはやめたほうが無難です。

暴落が訪れたら一気に含み損が増えて投資をやるモチベーションが下がってしまいます(経験済み)。

投資は安く買って高く売却するのが鉄則です。これを忘れて高い時に購入し安い時に売却することを繰り返したら大損することになります。

 

個人的には世界経済というか資本主義が壊れかけていると感じているので株式投資からは徐々に手を引いていきます。

その資金で金を少しづつ購入していこうと思っています。

私と同じことを考えている人は世界に沢山いるようで、現在、金の価格が高騰しています。金を保有している人は絶好の売却タイミングですよ。

 

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