はじめに
こんにちは。maneoマーケットによる延滞で沢山被弾し、ソーシャルレンディングで大損しているマコです(泣)。
7/25付けでLCレンディングから新規ファンド募集停止の連絡がありました。
LCレンディングは、延滞を続発させているmaneoファミリーの一員ですが、延滞、貸し倒れもなく優良業者の一つだったと思います。
私も少額ですが(20万円)投資しました。来月には全額償還される予定です。
maneoが延滞を続発させなければ、投資額を増やす予定だったんですけどね。
LCレンディングとは?
LCグループ(JASDAQ上場)の一員として不動産に特化したソーシャルレンディングプラットフォームです。
LCグループにはLCレンディングの他にLCメディコム(医療機関・福祉施設・薬局及びそれに関連する機関の経営コンサルティング業務)、LCパートナーズ(メディカル投資、商業型不動産投資、地方インフラ関係リート)があります。
募集ファンドは地方の商業施設、医療関連事業者への投資が多かったです。親会社のLCホールディングスの連帯保証の付いている案件も多くて、LCホールディングスが倒産しない限りは元本が保証されるため、安心して投資できました。連帯保証の付いているファンドは利回りが5%〜6%くらいでしたが、これくらいの利回りがあれば十分でしょう。
担保や連帯保証がないリスクの高いファンドは医療関連事業に多かったです。これらの利回りは8%くらいのが多かったです。リスクをとって利回りをあげたい人はこういうハイリスクのファンドをポートフォリオの一部に入れるのはアリだと思います。
LCレンディングの新規ファンド募集一時停止について
本件については、LCレンディングの山中社長からLCレンディングの投資家HPに7/25付けで掲載されました。
中身を読むと、この件はLCレンディングの決定ではなく、maneoの決定事項のようです。
maneoが7月度に業務改善命令を受けて、各種管理体制を整備してきたようですが、改めて、募集勧誘体制を整備するのが、今回のLCレンディングの新規ファンド一時停止の背景ですね。
LCレンディングとしては、外部監査法人による定期監査、監督官庁からの監査を受けて問題を指摘されていないし、運用中ファンドの融資先の業績も堅調なことから、今回のmaneoによる新規ファンド募集停止決定は納得がいかないようです。
LCレンディングとしては、出来るだけ早くに新規ファンド募集の再開をしたいことが、我々投資家宛の文書から伝わってきました。
一言で言うと、健全な経営をしているLCレンディングが延滞ばかり引き起こしているmaneoマーケットのとばっちりを受けたことになりますね。
我々投資家としては、優良なソーシャルレンディング業者をしばらく失うことになるわけです。
がっかりしている人も多いのではないでしょうか?
私が投資したファンド一覧
4つのファンドに5万円つづ投資しました。リスクを抑えるため、すべてLCホールディングの連帯保証付きのファンドにしました。
投資先は地方(北海道や東海地方)の商業施設です。6ヶ月くらいの運用期間のファンドが多くて安心感がありました。


元本償還、分配金の振込も予定通り毎月行われました。


20万円を一年弱預けて、利息は5000円弱(税抜き後)。結果的に利回りはかなり低かったです(税引き後2.5%)。これは、繰上げ返済による早期償還も多かったからです。それでも銀行に預けているよりははるかにマシでしょう。ネット銀行を除いた銀行は100万円、一年預けても10円しか利息がつきませんからね(金利0.001%)。
大金を銀行に眠らせている人は少額を(例えば1000万円貯金がある人なら50万円くらい)リスクの低めの金融商品に少額ずつ分散投資した方が良いと思いますよ。
投資先は信頼できるソーシャルレンディングでも世界インデックスファンドなどでも良いと思います。
運が悪ければ、投資した全額の多くが無くなる可能性もありますが、それはそれで、お金の勉強になったと割り切ればいいのではないでしょうか?
勿論、絶対に損したくない人は銀行預金が一番いいです。それを否定するつもりは全くありません。
子供の教育資金などは元本割れリスクのある資産運用に回すべきではありません。
資産運用しないで自分の勉強や旅行などの経験に投資するのも良いと思います。
ただ、一つだけ言えるのは、銀行預金しているだけでは生きたお金の勉強は永遠にできません。
損する可能性はありますけど、例えば、ソーシャルレンディングで不動産投資して運悪く貸し倒れに巻き込まれても、不動産業界の勉強ができたと思えばいいではないですか。
不動産を購入する機会が将来ある時、ソーシャルレンディングでの不動産投資は良い経験になるはずです。
不動産の価値(評価額)は良くも悪くもいい加減であることを学ぶことができますよ。将来、価値のない不動産を購入して大損するリスクを抑えることができます。不動産購入にも相当慎重になるでしょうしね。
まとめ
ソーシャルレンディングに投資している人にとっては、優良業者であるLCレンディングにしばらく投資できなくなるのは痛手ですね。
幸い、クラウドバンク 、オーナーズブック、SBIソーシャルレンディング、クラウドクレジットなどの他の優良業者もまだまだありますから、資金に余裕ある人は別の優良業者に投資を振り分ければいいと思います。
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クラウドクレジットから一年越しで償還がありました。元本割れもなく利回りもほぼ予定通りで大満足ですね。
6月度資産運用報告。maneoの延滞があまりにも酷いので、最近は資産運用にすっかり興味がなくなりつつあります。