ロボアドバイザーのウェルスナビが人気ですが手数料が高すぎるのが最大の欠点。一般の人は手数用の安いネット証券で賢く資産運用した方が良いです。

株式投資

おはようございます。最近、投資初心者にロボアドバイザーが人気です。最大手のウェルスナビは煩雑にTVでもコマーシャル流しているので知っている方も多いでしょう。ウェルスナビの他にはお金のデザインが運営しているTHEO、楽天証券の楽ラップなどが有名どころですかね。

ただ、実質はウェルスナビとTHEOの2強と言ってもいいでしょう。というかウェルスナビ一強と言ってもいいかもしれません(先日、預かり資産が1200億円を突破。これは投資信託で人気商品であるニッセイ外国株式インデックスファンドを上回る資産額です。)

結論から言わせてもらうとウェルスナビもTHEOも普通の人にはオススメできません。なぜなら手数料が高すぎるから(資産の1%の手数料+ETF購入手数料=1.1%)です。

ウェルスナビをオススメできる人は以下の3パターンくらいですかねぇ。

1 高い手数料が気にならない富裕層

2 仕事や私生活が忙しくて資産運用をウェルスナビに丸投げしたい人

3 資産運用ブログを運営していて多数のフォロワーが既にいて十分なアフィリエイト報酬を狙える人

一時期はウェルスナビのアフィリエイト報酬額は非常に高かったようですが最近は報酬額が500円くらいのASPもあるので報酬の旨味はそれほどでも無いです。でもフォロアーが多い人はそこそこ稼げると思います。

ネット証券の投資信託は手数料の安いものがたくさんあるのでそれを普通に積み立てた方が絶対に得だということを投資初心者に知ってもらいたいんですよ。

まずは大人気のウェルスナビについて簡単に説明します。

THEOWEALTHNAVI(ウェルスナビ)

ウェルスナビのサービス

ウェルスナビは入金すると自動的に資産ポートフォリオを作り自動で資産運用をしていきます。積立にも対応していますから貯金感覚でほったらかしで投資できるのが売りです。以下が私のウェルスナビのポートフォリオです。

ウェルスナビは世界株式と米国債券とコモディティ(金、不動産)の3点に分けて分散投資しています。この3つの資産アセットの割合はウェルスナビに登録するときに決めることができます(1〜5の段階があり数値が高いほど株式の比率が上がりリスクが高くなります)。私はこの1年間、一番リスクの高い5で運用しました。

資産のリバランスや税金節税機能が付いているので本当にほったらかしでできます。

ただし、手数料はマイナス運用の時でも毎月しっかり引かれていきますのでこれが結構堪えます(笑い)。

以下がこの一年の私の運用成績の推移です。

最初の頃は毎月のように5万から10万円ほど入金して積み立てていたのですが途中で積立をやめました。なぜなら、毎月引かれる手数料の高さが気になり始めたからです。資産評価額に対して1.1%のて手数料がかかるので積立額が増えると手数料が増大するのは当たり前なんですが毎月の手数料を実際に見るとびっくりしますよ。

プラス運用ならな手数料も気にならない人もいるかもしれませんが、この5ヶ月ほどはほとんどがマイナス運用で、毎月の容赦ない手数料の取り立ては結構堪えましたよ(笑)。

以下に示すように時々入金されるETFの分配金が消し飛んでしまうくらいの手数料を毎月引かれます。

色々とウェルスナビの欠点を述べてきましたが、勿論長所もあります。

ウェルスナビの長所

ウェブサイト、スマホアプリが優秀で非常に使いやすい。
手数料のかからないクイック入金に多くのメガバンクや住金SBIネット銀行、イオン銀行、ソニー銀行が対応。スマホからの入出金もOK
定期的に会員に送られてくる資産運用系の読み物が投資初心者には非常に勉強になる

などですかね。一言で言うと手数料の高さを除けばほとんど欠点は無いと言って良いと思いますね。ただ、ライバルのTHEOは手数料を引き下げるサービスを始めることを発表していますので(資産額に応じて0.65%まで手数料を下げます)ウェルスナビも今後、手数料を下げていく可能性は十分あります。個人的には0.5%以下の手数料になれば使いたいですね(笑)。

次はネット証券で格安で運用することについて説明します

ネット証券での格安な投資信託運用

株式

ニッセイ外国株式インデックスファンド 信託報酬 0.11772%

このファンドだけでも日本を覗く先進国株式に投資できるので十分ですね。投資初心者はこのファンドだけ積み立てるだけでも十分な気がします。手数料も非常に安いのでいいですよね。

資産の内訳ですがほとんど(約7割)が米国企業になります。

企業別でもほとんど米国企業です。まあ当たり前ですね。アップルだけで2%以上というのは凄い。ほとんど企業というより国家レベルの資産額です。

三菱UFJ国際 eMAXIS Slim  新興国株式インデックス 信託報酬 0.20412%

新興国株式に投資したいならこのファンドがいいです。信託報酬は外国株式インデックスより高めですがこれでも十分に安いでしょう。ただ、外国株式より値動きが大きくリスクは高いので要注意です。

投資先は香港(中国)、韓国、台湾、インド、ブラジルなど。中国だけで2割占めてますので中国がコケたらやばいですね。

ニッセイTOPIXインデックスファンド 信託報酬 0.17172%

日本国内の企業への投資ならこのファンドで十分と思います。ただ、日本は少子高齢化が先進国で一番進んでいる国です。新しい産業もあまり育っていませんし、この先経済成長する可能性は低いでしょう。

資産上位は旧態依然とした古い体質の日本企業が多く、将来性があまり感じられません。トヨタやホンダが上位に入っていますが、自動車産業は斜陽産業と言われていますから。メガバンクもネット銀行に近い将来主役を奪われると感じているので将来性があるとは思えません。

上記の3つのファンドを組み合わせれば全世界の企業に投資できます。ポートフォリオをどうするかですが、私ならば以下の比率で運用しますかね。日本は経済成長はしないと思っているので私は日本には投資しません。この比率は好みでいいと思いますが外国株式を主軸にした方が無難な気がします。まあ、将来のことは誰にもわからないので正解のポートフォリオは無いと思いますが(笑)。

ニッセイ外国株式インデックスファンド 85%

三菱UFJ国際 eMAXIS Slim  新興国株式インデックス 15%

債券

三井住友・DC外国債券インデックスファンド 信託報酬0.2268%

日本以外の全世界の公社債に投資しています。ほとんどが米国と欧州ですけどね。

三井住友・日本債券インデックスファンド 信託報酬 0.1728%

日本国内の公社債に投資しているファンドです。最近の日本の株安のせいか日本債券の価格は上がっています。

債券は株式と違い値動きが少なく安定していますし、株式が下がると上がる傾向にあります。株価暴落リスクを避けるためには入れた方がいいですね。ただ、株式が値上がりしているときは逆に足を引っ張りますから悩ましいところですが。リスクを取れる人は債券を資産に入れる必要は無いですしね。

私は債券は外国債券だけに投資します。日本って多額の借金抱えているし日本債券に投資するのは正直怖いです。もちろんどうなるかは誰にもわかりませんのでこれも日本債券に投資するかどうかは好みの問題です。

コモディティ

 SBI-EXE-i グローバルREITファンド 信託報酬 0.3464%

日本を含む全世界の不動産に投資しているファンドです。株式や債券よりも信託報酬が高めなのが残念ですね。値動きは株式に似ていると思いますが不動産なので株式ほどは暴落しない傾向です。債券と同じく株式の暴落対策に入れておきたいファンドです。

資産内訳は6割が米国で4割が米国以外の全世界の不動産になります。

ブラックロック-iシェアーズ ゴールドインデックスファンド 信託報酬0.5038%

金現物市場を代表する指標に連動する運用生活を目指して運用しています。金は株価が暴落すると逆に上がる傾向にあります。債券と同じですね。昔から”有事の金”と言われるくらい戦争中でも価値を失わなかったくらいですから。ただし、信託報酬は0.5%超えるのでインデックスファンドとしてはかなり高めです。

株式、債券、コモディティのポートフォリオ

以上、ネット証券での信託報酬安めのファンドを紹介しましたがウェルスナビのようなポートフォリオを組むと手数料(信託報酬)がどの程度になるのか気になるところです。

私が作るポートフォリオは以下になります。株式の比率を50%にしています。

ニッセイ外国株式インデックスファンド                            42.5%

三菱UFJ国際 eMAXIS Slim 新興国株式インデックス             7.5%

三井住友・DC外国債券インデックスファンド                     14%

SBI-EXE-i グローバルREITファンド                                    14%

ブラックロック-iシェアーズ ゴールドインデックスファンド    22%

合計すると信託報酬(手数料)は0.2549%です。ウェルスナビの手数料の四分の1で済みます。

手数料は積立額が大きくなると長期運用の場合、ボディブローのように効いてくるので運用コストは徹底的に抑えた方がいいと思いますよ。

ウェルスナビを何も考えずに運用している人は、携帯キャリアに多額の通信費を払っている人に似ていると思います。ちょっとの労力でネット証券でウェルスナビに似たポートフォリオを格安で組めるというのに何もしないのは勿体無いと思いますよ。携帯キャリアに多額の通信費を払いたく無い人は少しの労力で格安SIMに乗り換えて大幅にコストを下げているではないですか。

私もウェルスナビを始めた頃は投資信託のことなんか全く分からない人間だったので、資産運用ブロガーが勧めているからと手数料の高さに気がつかずに契約してしまいました。でも今は違います。ウェルスナビがプラス運用になって安定したら解約してネット証券で運用する予定です。

まだ証券会社に口座持っていない人は楽天証券かSBI証券に講座を作った方がいいですよ。今から新規で開設するなら楽天証券がオススメです。カード決済で積み立てると1%の楽天ポイントが付くのでお得ですよ。株式投資していない人は1%程度とバカにするかもしれませんが株式市場が軟調だと1%のリターンを出すのが如何に大変か分かります。

ウェルスナビはこの一年運用しましたがリターンはたったの0.15%です。この一年が荒れ相場だったからですが、最新のロボアドでさえこの程度のリターンしか出せないんですよ。

はっきり書きますがウェルスナビやTHEOは投資のことが全く分からない人向けの情弱向け商品です。ある程度投資信託をわかっている人は早くロボアドを卒業してネット証券で賢く低コストで資産運用することをお勧めします