4月度のソーシャルレンディング運用報告。コロナ禍が不動産投資市場にも大きな影響を与えそうです。

ソーシャルレンディング

はじめに

こんにちは、3月度と4月度のソーシャルレンディング運用報告です。

コロナショックで世界は大変なことになっていますね。

いうまでもなく、今からソーシャルレンディングを始めるのはやめたほうがいいですね。

ソーシャルレンディングに限らず株式投資なども今始めるのはやめたほうがいいと思います。

今回のコロナ不況は長引くと予想している識者が非常に多く、コロナの感染状況次第では更に世界株価やリート(不動産投資信託)が下げる可能性も十分にあるのです。

先日、投資の神様であるウォーレンバフェットが航空会社の株を全て売却したことが大きな話題になりました。

世界有数の投資家が大企業の株式を売却するくらいですから、今は株式などの資産を大量に保有することは大きなリスクだということです。

ソーシャルレンディングはご存知かと思いますが不動産投資関係が非常に多いです。

今回のコロナショックによる不況が長引くことは不動産価格を下げる方に導くでしょう。現実にリート(不動産投資信託)は世界中で暴落してます。世界株式よりも暴落しているくらいです。

ソーシャルレンディングの多くの案件では不動産を担保にして投資家から資金を募る為、案件が貸し倒れになると大きな影響が出るのはいうまでもありません。

コロナ不況で担保不動産の価値が暴落している物件も多くあるでしょう。

投資家は大損するリスクが当然高くなります。

また、コロナ不況により生活必需品関連の企業を除き、ほとんどの事業者は業績が悪化しているので、このことも投資案件が貸し倒れになるリスクを上げています。

ソーシャルレンディングへの投資を考えていた人は少なくとも一年以上は様子見したほうがいいのではないでしょうか?

欧州、米国、韓国、台湾、ニュージランドなどはロックダウンを解除して少しづつ経済活動を再開していますが、感染症の専門家は今年の秋から冬にかけて感染流行の第二波が来るだろうと予想しています。

そうなると再度世界の経済は大幅に落ち込むことが予想されます。

また、米国や欧州各国は中国に対してコロナ蔓延による経済損失の損害賠償請求訴訟を起こし始めました。

このことも世界経済に与える影響は非常に大きいと思います。しばらくは世界経済からめが離せません。

 


各ソーシャルレンディング業者の3月〜4月度運用状況

maneo (分配金0円/元本償還25299円)

ソーシャルレンディング業界の最大手でしたが一昨年に大量の延滞を引き起こしそれからは新規の投資案件は出していません。

延滞が発生して一年半くらい経ちますが40万円以上の投資金額が戻ってきていません(凍結中)。実質貸し倒れ状態です。

maneoとしても色々と回収に手を尽くしているようですが、進捗している案件はほとんどありません。

新型コロナウイルス蔓延の為、回収活動が遅れている案件もあるようです。

ただ、延滞している2件のファンドから一部の元本が戻ってきました。

■案件名 千葉県エリア 不動産担保付きローンへの投資

■融資金額 7100万円
■回収金額 200万円程度
私はこの案件に7万円投資していたので2000円ほど戻ってきました。
雀の涙ほどですがゼロよりはマシです。
連帯保証人の財産や対象不動産の賃料の回収で160万円に達したので我々投資家に分配したようです。
担保不動産の任意売却や競売も並行して進めているようですが進展はなかったようです。
今後も担保不動産の売却は進めるようですがなにぶん時間がかかり過ぎです。
既に貸し倒れになってから一年ほど経っていますからね。

■案件名 東京都中野区、神奈川県藤沢市 不動産担保ローンへの投資

■融資金額 8500万円

■回収金額 4000万円弱

私はこの案件に5万円投資していたのですが、23337円戻ってきました。

残りの4500万円の貸付分も返済請求を継続するようですが、回収は難しいでしょう。

今回回収した4000万円も回収までに相当の時間を要しています(一年以上)。

この案件の融資担当者(tanaka氏)はmaneoのHP上で担保物件の評価額が一億円を超えていて十分に保全の効いた案件であると主張していました。

蓋を開けてみたら4000万円回収するのも一年以上かかる有様。

いい加減なものです。

クラウドバンク(分配金450円/元本償還0円)

エネルギー関係(太陽光発電など)の投資案件が多い業者。今まで貸し倒れはなく業者としては安心できると思います。

一時期は150万円ほどクラウドバンクに投資していましたがここ一年ほどは新規投資はしていません。

現在は米国カリフォルニア州の不動産ローンファンドに10万円ほど投資をしていてそのわずかな分配金を受け取っているだけです。

現在、米国は世界一コロナ感染が醜いエリアの一つです。

NY州の悲惨さはニュースの通りですがカリフォルニア州も今後はどうなるか分かりません。油断していると感染第二波に襲われるかもしれませんからね。

現在およびこれから続くだろうコロナ不況の影響は様々な投資案件に及ぶので、今多額の投資をするのは非常に危険です。できれば新規投資自体をやめたほうがいいでしょう。

コロナ不況が落ち着くまで投資行動をしないほうが無難です。


オーナーズブック (分配金4156円/元本償還0円)

オーナーズブックは東京23区内の不動産を中心に投資するソーシャルレンディング業者です。

今まで貸し倒れがなく安心できる業者と思います。実際に大人気で投資案件の募集が始まると投資家が殺到しあっという間に募集が完了してしまいます。

ただ、東京はコロナ蔓延が日本でも一番酷い状況だと思うので私は非常に不安です。

飲食店等は自粛要請による事業縮小により家賃が払えずに家賃減額を要請したり廃業をする事業者が急増しています。

オフィスビルや飲食業テナントに不動産投資をしている人にとってはまさに逆風ですね。

コロナ不況はかなり長引く可能性が高いので元本割れする投資案件も増えるのではないでしょうか?

私はオーナーズブックでオフィスと新築マンションに50万円投資しているので非常に不安ですね。

ある程度元本割れすることは覚悟しています(泣)。

クラウドクレジット(分配金8046円/元本償還70000円)

海外新興国、発展途上国への投資に特化したソーシャルレンディング業者です。

その為、通過価値変動や為替変動リスクに常に晒されます。クラウドバンクやオーナーズブックよりはリスクが高いと思った方がいいでしょう。とは言え、日本は今後は少子高齢化で経済が低迷し投資案件も少なくなると思うので投資するなら海外は外せません。

投資の時期、案件を分散して少額で投資すれば大損するリスクは避けることはできるでしょう。

延滞などは発生することはありますがmaneoのように大量案件で延滞を起こしたことはありません。

業者としては信用できると思います。伊藤忠商事などの大企業も出資している会社です。

 

3月、4月は二つの東欧金融事業者支援ファンドから無事に元本と分配金が戻ってきました。

為替ヘッジ付きのファンドにして本当に良かったと思います。

今のように世界的に疫病が蔓延すると経済や通貨の価値も不安定になるので為替ヘッジがないファンドは怖いですね。

為替ヘッジファンドは為替リスクをゼロにできるわけではないですが、ある程度の安心感を得ることはできますね。

ペルーのファンドはあと一年以上運用するファンドなのでコロナ蔓延の影響で大きく元本割れしないか正直不安ですね。

コロナ不況を予想している人はいなかったと思うので、不安に思っている投資家は沢山いるでしょう。



コロナ不況の影響でクラウドクレジットのファンドは不成立のファンドが増えているようです。

ヨーロッパやロシアの感染状況を見ると予断を許さない状況ですから、投資に二の足を踏むのは当然ですね。

 

まとめ

3月度、4月度のソーシャルレンディング運用状況をまとめました。

私はソーシャルレンディングを積極的には人に勧めることはできません。

まだ、投資家保護制度などが十分に整っていないので世界株式などのインデックス投資の方が安全だと思います。

私自身、maneoで多額の損失を出していますからね。

その上、現在はコロナ不況が始まっているので始めるタイミングとしてはあまりよろしくありません。

これから更に感染状況が悪化して世界経済が更に悪化する可能性も十分にあるのです。

投資家の中には、不動産価格が現在下がっているのでこれからが買い時だと主張する方もいますが、結構危険な考え方だと思います。底地で不動産を購入できればいいですけど投資のプロでもない限りは底地で不動産や株式を購入するのは無理です。

一般人は不動産価格や株式が底地からある程度上昇し始めて安定したところで投資を始めるくらいが丁度いいです。

 

ソーシャルレンディングをどうしてもやりたい方はクラウドバンク、クラウドクレジット、オーナーズブックをお勧めしておきます。

クラウドバンク 、オーナーズブック は現在まで貸し倒れはありません。

クラウドクレジットは延滞などは時々発生していますが頻度は僅かです。 伊藤忠商事が出資しているくらいですから信頼できる業者であると思います。

投資する場合はできるだけ少額で様々な案件に分散することが鉄則ですね。一つの業者や案件に資金を集中するのは大変危険です。




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これからの時代、株式投資は不可欠なのか投資の素人が考えてみた。投資に手を出すなら事前にお金の勉強は不可欠です。

ソーシャルレンディングで海外投資したい方はクラウドクレジットが候補の最右翼となります。

ソーシャルレンディングは投資家保護制度がなく株式投資よりもリスク高いと思います。投資するなら業者と案件を分散しないと危険です。

クラウドクレジットから一年越しで償還がありました。元本割れもなく利回りもほぼ予定通りで大満足ですね。