(必見)TOEIC910点の英語の勉強ノウハウ公開

英語学習

TOIECは私も受験したことあります

こんにちは、英語が苦手なまこです(泣)。

英語学習について、興味深い記事を見つけたので、紹介と私なりの意見を述べたいと思います。

記事はこちらから

(必見)TOEIC910点の英語の勉強ノウハウ本格公開

私自身のことを言うと、英語は得意ではなく、苦手です。TOIECなどの資格には正直、興味ないのですが、10年以上前に会社でTOIECを強制的に受験させられました。

受験対策などは全くやっていなかったので、全然時間が足りなくて、最後のリーディングは回答できない問題が沢山ありましたね。結果は550点。その頃は、NOVAに通っていたので、今よりは英語のリスニング能力はあったと思うので、今、受験するとさらに低スコアになると思いますよ(笑)。

(必見)TOEIC910点の英語の勉強ノウハウ本格公開(キムさんの記事)について

記事を書いているのは韓国人のキムさんという方で、韓国の大学を卒業して、大学院まで進学されている方です。

大学での授業は全部英語で、聞く、話す、書くことも全て韓国語ではなく、英語を強要されたらしく大変に辛かったそうです。その期間はなんと5年間。現在では英語でディスカッションができるレベルまで上達しているとのこと。

その5年間の中で、効率的に外国語を学ぶ手法を編み出したようなんですよね。

キムさんのTOIECスコアは910点なので相当の英語力です。TOIECで900点を超えるスコアは日本の英検一級レベルに相当します。相当な英語力がある方と思って間違い無いでしょう。

ただ、キムさんによると日本と違って、韓国ではTOIEC900点を超える人はそれほど珍しく無いそうです。

というのは韓国はTOIECなどの英語資格ビジネスが非常に発達していて、ハイスコアを効率的に狙える環境が整っているそうです。だから、日本人より英語力が高いからではないようです。そういう事情なので、900点以上のハイスコアの人でも英語があまり上手くない人もいるようですね。

キムさんの英語を短期間で習得するためのコツは以下のようなものです。

●日常生活の中で英語でメモする(書く)癖をつける

●文章読解の勉強では細かい文法までこだわりしっかり勉強する

●自分の興味あるトピックで勉強するように心がける

→キムさん自身は英語を好きな映画を何度も見て勉強しているそうです。楽しく学習することが重要とのこと

●英語で表現する習慣をつける

●英語を英語のまま理解するようにする。母国語に変換する癖をつけると上達しない

キムさんの英語の勉強ノウハウについての考察

●韓国の加熱しているTOEICビジネスについて

→韓国は日本以上の学歴社会というのが影響していると思います。学歴と同じで、TPEICスコアが高い人は英文法やイディオムなど基本的な英語力はあると判断できますから、採用する企業側としては英語力の足切りに使うことができるので便利です。

ただ、TOEICスコアが高いからといって英語ができると判断するのは危険です。TOIECの対策本やTOIECスクールでテスト形式に慣れれば、誰でもある程度のスコアアップは目指せるでしょう。

私の知り合いでも3ヶ月程度で200点以上スコアがアップした人がいます。常識的に考えれば、そんな短期間で英語力が上達するはずがありませんから、試験形式に慣れることは非常に大事ということです。

●文章読解の勉強では細かい文法までこだわりしっかり勉強する

→これは非常に大事だと思います。大体は意味をつかむことはできるけど、細かな文章の構造がわからない英文は沢山あると思います。

そういう英文をそのまま放置しておくと、いつまで経っても英語の表現力が上達しないと思います。簡単な短文の英会話ならそういう学習でも問題ありませんが、少し長めの文章を構築する能力は身につかないですよね。

●自分の興味あるトピックで勉強するように心がける

→これも映画好きやスポーツが好きな人なら生きた英語を学べるからいいですよ。野球が好きな人ならメジャーリーグ中継を見る癖をつければ、少しでも中継内容を理解したいだろうから、色々と考えたり調べたりして上達しそうですよね。

国際経済、国際政治に興味がある人ならNewsWeekなどの英語新聞を購読するのも非常に効果があるでしょう。興味がある内容なら勉強を継続しやすいですからね。

英語に限らず楽しく学習を継続する環境というのは大変大事かと思います。興味の持てない退屈な勉強方法だと多くの人は挫折してしまいます。

●英語で表現する習慣をつける

→この習慣をつければ上達するのは間違い無いですが、初心者にはハードルが高い。初心者は無理せずに簡単な日常作業などを英単語に置き換える習慣をつけて、それが苦にならなくなれば、日常会話などを英語にする訓練をするといいと思います

●英語を英語のまま理解するようにする。母国語に変換する癖をつけると上達しない

→これは英語学習で一番大事じゃないかな。いちいち、母語語に翻訳する癖をつけたら英文を読むスピードも落ちるし、リスニングは絶対についていけないです。英語のまま感覚的に理解する訓練は非常に重要と思います。

とはいえ、これも初心者には無理な話。中級者、上級者向けの学習方法でしょうね。私もそうだけど、初心者はある程度、母国語に翻訳しないと全く理解できないですから。

英語学習についての私の意見

そもそも論として、私はただ、TOIECの点数を上げるための勉強というのは意味がないと思っています。

誤解して欲しくないのですが、TOIECを完全に否定しているわけではありません。業界によっては、TOEICのスコアで足切りしている業界もあるでしょう。そういう業界で働く人にとってはTOEIC試験対策がマストと言えます。

ただ、英語の上達という意味では、TOIECスコアを上げることに精を出すのはほとんど意味がないと思っています。各個人が自分のフィールドで実践で英語を使えるように勉強するしかないでしょう。

 

この記事でキムさんが指摘しているように、TOIECハイスコアでも英語が上手くない人がいるという事実は真剣に考える必要があるでしょう。”TOIECハイスコア=英語力がある”ではないということです。

 

ちなみに私が働く、化学系エンジニアの業界は、外資系企業に新卒で入社する人でもない限り、TOIECのスコアは全く価値がありません。その外資系企業も中途採用になると、TOIECスコアには興味がなく、仕事でどれくらい英語を使った経験があるのかが生命線になります。

具体的にいうと、週報や月報などの個人のレポートを英語で書く経験、顧客と英文メールをやりとりしている経験、化学技術文献が英語で読めるか?、論文を英語で書けるか?、学会発表を英語でできるか?などが厳しく問われます。

 

英語を使った実務経験もないのにTOIECスコアを伸ばす勉強をするのは全く意味がありません。時間と労力とお金の無駄使いです。

 

これは私が言っていることではなく、化学業界の転職エージェントが指摘している真実です。

まとめ

TOIECのハイスコアを保有する韓国人のキムさんの、英語学習の記事について取り上げてみました。

キムさん自身、韓国の大学時代の5年間で苦労して英語を学習し、なんとか英語を使えるようになった人です。

その経験から少しでも効率よく外国語を学習する手法を習得して、この記事を書いています。

キムさんが主張している外国語の学び方は同意できることが多いです。→キムさんの記事はこちらから

 

私自身は、特許調査の仕事をしている関係上、海外の特許を読む機会は時々はありますね。ただ、英語で発表したりリスニングする仕事はしていないので、NHKラジオ講座の実践ビジネス英語を聞くようにしています。

ただ、私の本職は材料系エンジニアですから、当たり前ですけど、英語よりも材料エンジニアとしての知識や経験の方がはるかに重要です。そういう意味で英語の学習は片手間にならざるを得ないんですよ。

材料エンジニアとしての勉強に支障が出ない範囲で少しづつ英語を勉強するしかないです。

 

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