初めての海外旅行にフィジーの離島 マナ島に一人旅してきました
せっかくの初めての海外一人旅だったのですが、正直、一人旅の旅行先としては万人にお勧めはできないというのが正直な感想です
綺麗な海を楽しみたければ、沖縄の離島(慶良間、宮古諸島、八重山諸島)で十二分にリゾート感覚を味わえますし、派手に遊びたいならハワイという世界一の観光地があります。
正直、時間とお金と労力をかけてフィジーのマナ島を訪れるのはかなり微妙な行動だと思います。
理由は
1 小さな離島なのでレジャーが少ない
ゴルフ場がないのでゴルフは楽しめませんし、大型ショッピングモールもないのでやショッピングを楽しむことはできません。マリンスポーツのツアーやマナ島を起点とした離島巡りのツアーも多少はありますがかなり割高です
2 日中は蒸し暑すぎるし日差しが強すぎて外にいると疲れる
日中は海水浴やビーチの散歩は疲れます。海水浴や散歩をするとしたら早朝か夕方ですね。残りの時間は自分の部屋で過ごすくらいしかすることがありません
3 ホテルの食事が今ひとつ
この島にはリゾートホテルが一つ(マナアイランドリゾート)しかないので多くの観光客はこのホテルに宿泊するしかありません。私はこのホテルに五泊しました。
このホテルの食事が今ひとつだし、毎日同じような内容の食事なのですぐに飽きてしまいました。
以下、上記の理由を詳しく、私の旅行体験から掘り下げたいと思います。
フィジー旅行の準備
旅行の手配
この旅行は初めての海外旅行で44歳での海外旅行デビューは今時以上に遅いですよね。
その時は会社をリストラされた後で失業中の身でした。色々な企業を応募しても自分の思うような企業から内定をもらうことができずに悶々としていましたし、闘病中の母が胃癌で亡くなった直後だったことも大きかったですね。
失業や母の死など不幸が続いて精神が参っていたので、母の葬儀が済んでから、本格的に人生初の海外旅行を真剣に考えるようになりました。
本当に行きたかったのはハワイやニューカレドニアです。私が好きな沖縄の離島も十分に海は綺麗なのですが、海外の海も体験してみたくなりました。
ハワイは誰に聞いても、いいところだよと皆言うし、ニューカレドニアは私の世代は原田知世の主演映画である天国に一番近い島のロケ地として憧れの地です。
旅行会社のHPをいろいろと探すと、年末年始のツアーはハワイもニューカレドニアも全て売り切れていました。10月中旬の申し込みでしたが年末はダメでしたね。それくらい日本から直行便で8時間くらいで行くことができる海外リゾートは人気なんですね。
仕方ないので日本から直行便がないリゾートというと、フィジーを見つけることができました。直行便がなく遠いので日本から行くのには手間がかかるからそれほど人気ではないようでした。昔は日本からの直行便があったらしいんですけどね。今は直行便が韓国や中国、シンガポールに移ってしまったようです。
フィジーといっても非常に広いです。フィジーは数百の離島の集合体を指すので、どこに行けばいいのかさっぱり分かりません。どこにしようか悩みましたが、日本語が通じる離島があるということで目に留まったのがマナ島です。日本法人が運営しているホテルが島内にあるとのことで、英語に自信がない私は早速、マナ島の5泊7日のツアーを日本旅行から申し込みました。費用は36万円ほど。旅本で調べてみると個人旅行の場合はツアーの方が自分で航空券、ホテルを手配するより安くなると書いてあったので迷わずツアーを申し込みました。
飛行機は大韓航空で成田空港→仁川空港→ナンディ国際空港のルートです。仁川空港からは直行でナンディまで飛びます。ただ、仁川からナンディまでのフライト時間が13時間と長い。やっぱりフィジーって遠いんだ。
現地でツアーコンダクターが付くのも初めての海外旅行では安心材料でしたね・
スーツケースの購入
今までは国内旅行をしたことがなくて、沖縄旅行の時も小ぶりのボストンバッグだけを持って10日間ほどの旅行に行っていました。海外となると色々と荷物が増えるので思い切ってスーツケースを購入することにしました。
フィジーは南半球なので現地用に夏用の服を持っていかなくてはならないし、日本は冬なのでコート類などかさ張るものをスーツケースに入れなくてはなりませんから、結構大きめのスーツケースが必要と思いました。
新宿の京王百貨店の旅行用品売り場で一週間ほどの海外旅行に行くと店員に伝えるといくつかのスーツケースを選んでくれました。色々と悩みましたがprotecaの5万5千円のスーツケースを購入しました。決め手になったのは軽さですね。大きい割に軽いです。
そもそもフィジーってどこ?
ハワイとかグアムなら日本人になじみのある大人気の観光地なので誰でも知っていますよね。でもフィジーってあまり馴染みがある人少ないのではと思います。
フィジーは南太平洋にある多数の離島から成り立っている場所です。離島の数は200以上あると言われています。拠点である国際空港のあるナンディから色々な離島へ船で渡るか飛行機で渡るかして観光する人が多いと思います。
場所をgoogle mapで示します。
ニュージランド、オーストラリア、ニューカレドニアから比較的近いことがわかります。
以下がフィジーの拡大地図です。
国際空港のあるナディ(ナンディ)は島の西側にあり、首都はスバで島の南東部にあります。ナディからはかなり離れていますね。今回私が行くマナ島はナンディから西へ数十キロのところにある小さな島です。
フィジーへの出発
新宿駅から成田エクスプレスに乗り込み成田へ出発。分かってはいたが、成田ははっきり言って遠い。個人で手配すれば羽田発を選べることはわかっていたが、ツアー旅行なのでこれは我慢するしかない。国内線と違い、出国手続きがあるため、時間に余裕を持たせすぎて、フライト時間のだいぶ前に成田に着いてしまった。
丁度昼時だったので、しばらくは日本食が食べれないだろうと思い、寿司屋に入って寿司数巻と日本酒を1合注文して時間を潰す。
昼食の後は、出国手続きを済ませたら、フライト時間までは何もすることがないので、空港内の本屋とかお土産やさんを回って時間を潰す。
成田のお土産やさんは当たり前だけど、海外旅行客向けの商品が多い。非常に高額な日本酒がjapanese sakeとして沢山、試飲販売されていたりして面白かった。
フライト時間になり大韓航空機でトランジット先の仁川国際空港へ向かう。フライト時間は成田から2時間ほど。フライト自体は揺れもなく快適だったしエコノミーなのに席もゆったりしていて結構くつろげる国内線のANAやJALよりは遥かに快適。国内の飛行機旅は本当にぼったくりなんだなというのが国際線に乗るとよくわかる。東京ー沖縄などの長距離便でもサービスは2回のお茶とかコーヒーを配るくらいしかない。
私が日本人と分かるのか、飲食サービスの時はスチュワーデスが日本語で話しかけてくるので悪い気はしませんね。機内放送も英語、韓国語、日本語の3ヶ国語を流してくれる。大韓航空のサービスはいいと思いますよ。
ランチの提供もあったが昼食は成田空港で済ませていたので丁重にお断りした。
仁川国際空港でのトランジット
2時間の快適なフライトで仁川国際空港に到着。今回の旅は仁川で3時間もフィジー行きのフライト時刻まで待たなければならないことが難点。安いツアーだから贅沢は言えませんけどね。
仁川国際空港は予想を遥かに超えて立派だったし綺麗だし、とにかくスケールがでかい。成田空港も大きいけど成田よりも規模が大きいのではと感じた。流石にアジアのハブ空港というのも納得。
空港内も時間を潰すところは結構あってお金さえあれば2〜3時間潰すのは問題ないでしょう。エステサロンなども沢山あるしね。私は貧乏旅行なので空港内を見て回るだけ(笑)。所々でピアノ生演奏を開催していたり、空港内がアミューズメントパークみたい。アジアのハブ空港だけあって人もすごく多かった。
お土産やさんも、もちろんのこと沢山あって、いくつかのお店に入ってみたけれど、店員がアニョハセヨと話しかけてくる。日本語で話しかけてくる人も少なくない。
やはり館内を回るだけでは疲れるし3時間はあまりに長い。喫茶室のようなところでコーヒを飲んで粘ったりしたけど3時間は長すぎる。トランジットは1時間半くらいが適当でしょう。あまり短すぎても乗り継ぎが慌ただしいので。
仁川〜ナンディ国際空港までのフライト
夕刻になって待ちに待ったフライト時間が来たので、フィジー(ナンディ国際空港)行きの飛行機に搭乗。成田から乗ってきた大韓航空機よりもだいぶ小さいサイズの飛行機でした。機内は比較的空いていて3人がけのシートの窓側の席だったのだけれど一人で使用することができました。
夜のフライトなので外は真っ暗で景色を楽しむことはできない。夕刻だったので水平飛行になったらすぐに夕食が提供されました。味は可もなく不可もなくという感じで取り立ててコメントするようなことはありません(笑)まあ、エコノミークラスの食事なんてそういうものかもしれません。
ナンディ国際空港までのフライト時間が13時間もあるので、暇でしょうがないんですよ。エコノミーとは言え国際線なので席にビルトインされたモニターがあるので映画などを鑑賞することは可能ですが、特に映画が好きでもない私は食事が終わったら寝るくらいしかすることがありません。
就寝時間になると機内照明は暗くなりますが、周りの席で話している人もちらほらいるし、飛行機のエンジン音も結構やかましいし、とても落ち着いて就寝できる環境ではありませんでした。幸い、隣の2席が空席だったので3席分使って横になって仰向けになりましたがやはり眠れない。
私のように神経質な人は海外旅行には機内アイマスクと耳栓が必須ですね。
結局、一睡もできずに朝を迎えて朝食の時間になりました。朝食もごく普通で特に書くことはありません(笑)。ふと、窓の外を見ると海の景色が。とうとう南半球上空まで来たんだと思ったらテンション上がりましたね。高度を落としていたのでもうすぐナンディに到着するのがわかりました。
ナンディ国際空港からマナ島への移動
しばらくするとナンディ国際空港に到着。飛行機の外では観光客を迎える歌いながらウクレレ演奏をしている人がいました。さすが、南国の観光地ですね。
入国審査の後、待合室に出ると、日本旅行の現地エージェントが私の名前を確認して話しかけてきました。現地の人のようですが日本語は流石に流暢でした。一部の日本円を現地通貨に換えた方がいいと言われて空港内の交換所で数万円分を現地通貨に交換して、マナ島に向かうバス乗り場まで案内されました。
バス乗り場には私以外の日本人観光客が数組待機していて日本旅行の日本人の現地エージェントが待っていました。これからマイクロバスでマナ島に向かうフェリーターミナルまで向かうとのこと。この日本人エージェントは気を使って色々と話しかけてくるのですが、一睡もしていないのと長時間フライトの疲れでめちゃくちゃ眠かったですね。何を話しかけられたのか全く覚えていません(笑)。
空港からフェリーターミナルまではバスで30分ほど。ただし、道が凸凹道でかなりバスが揺れます。途上国のせいか日本のように綺麗に整備されていないんですね。観光でそこそこ儲けているとは思うのですが。日本人の感覚からするともう少し道路整備にお金かけてもいいのかなとも思いました。
港に着くと、予想よりも大規模なフェリーターミナルで、お土産物屋さんやレストラン、ショースペースがありました。この港からフィジー諸島の各離島に出発するわけです。日本人エージェントから船の出発時間までしばらくあるのでこのフェリーターミナルで休息と昼食をとってくださいとのこと。
色々な店を回って、私はサンドイッチを購入しました。正直あまり美味しくはなかったですね(笑)。日本人には少し脂っこくて量が多すぎる気がしました。
ショースペースでは民族衣装で踊っている団体がいました。ただ、日本と違ってここは夏。外は非常に蒸し暑く、フライトの疲れもあって屋外でショーを楽しむ余裕はなく、おみやげ屋さんなどで回って時間を潰しました。
しばらくするとマナ島行きのフェリー出発の案内があってスーツケースを預けて乗船しました。マナ島までは2時間以上の船旅になります。マナ島直行フェリーではなく、途中でも色々な離島に寄港するみたいです。
フェリーの船旅は快適でした。波も穏やかでほとんど揺れないし想像以上に豪華な客船です。日本人観光客も何組かいたようでした。船内には軽い食事やコーヒーなどを販売する売店があり、私も2回ほどカフェオレを購入しました。
マナ島到着直後でトラブルの洗礼が!!
2時間以上、船に揺られてマナ島に到着。
さすがフィジーの離島。港でも海の透明度は相当なもの。テンション上がりまくりです。
港からホテルまではトラックで移動するとのこと。トラックの荷台に荷物と一緒に乗り込み数分でホテルに到着。ホテルは島で唯一のリゾートホテル、mana island resort and spa。非常にこじんまりとした島なので大きなホテルはここだけのようでした。
でここで早速トラブルが。私の荷物がない。!!!ホテルの人が日本旅行のエージェントに連絡して至急、消えた私のスーツケースを探すことになりました。
フロントで部屋の鍵をもらって、ホテルの部屋に案内されましたが、スーツケースに全ての荷物が入っているので着替えもできないし何にもできません。幸い部屋にタオルなどは常備されていたので、シャワーを浴びて仮眠をとることにしました。とにかく眠くて、すぐに海を見に行くような余裕はありませんでした。
1時間ほどすると部屋に電話があり、ナンディ国際空港で会った現地日本人エージェントでした。私のスーツケースはマナ島に着く前の別の島に間違って下されたらしくて、今、マナ島に届けている最中とのこと。まあ、部屋に届くまで待つしかないですね。
さらに待つこと1時間くらい、陽が傾きかけた頃に部屋まで私のスーツケースが届けられました。届けてくれたボーイは何の謝罪の言葉もなく、人ごとのように不機嫌な表情で無造作にわたしに向かってスーツケースを渡しただけでした。
まあ、これだけ客に迷惑をかけて全く謝罪がないというのは日本では考えられない対応で正直、そうとムカつきましたが、ここは日本ではないことを言い聞かせて怒りを抑えました。
このスーツケースのトラブルや長時間フライトの疲れが溜まっていたのか、急に睡魔が襲ってきて泥のように寝ました。
目が覚めると、あたりは真っ暗になっていて、時計を見たら夜の9時を回っていました。慌ててホテルのレストランに向かうと幸いまだ、営業していました。
食事はバイキング形式。すでに日本旅行に支払った旅行代金に含まれているのでここで支払いの必要はありませんでした。
正直、食事はそれほど美味しくありませんでした。バイキングのメニューもありきたりのものばかりでかなりテンション下がりましたね(笑)。
食事の後は、観光客向けのショーを見学。現地衣装での踊りとかパフォーマンスですね。結構退屈なショーでしたけど、部屋に帰っても何もすることがないのでショー見学で時間を潰すことに。
日本人観光客は少なかったので、日本人の個人旅行者が目立ったのでしょう。他の親子連れの日本人観光客(中年の女性とその娘さん(大学生))に声をかけられて、退屈なショーを一緒に見学しました(笑)。
ショーが終わったのは夜の11時ごろでしたので、そのまま部屋に帰り就寝。
マナ島滞在 2日目
目が覚めると朝になっていました。日本との時差は大きくないので(2時間くらい)時差ボケもなく、昨日のフライト疲れもだいぶ取れていました。
レストランでは朝食の洋食バイキング。日本のホテルではないのでもちろんバイキングは洋食しかありません(笑)。日本のビジネスホテルの朝食バイキングと大して変わらないクオリティでした。ここのホテルは食事にはあまり期待しないほうが良いようです。
開放型のレストランのせいか虫がブンブンと周りを飛んでいます。周りの観光客はおおらかなものでそれほど気にしていませんでしたが、私のようにちょっと神経質な人はかなり気になるレベルかと。
沖縄に旅行した時も宿によっては虫に悩まされたし南国旅行では虫は避けて通れないですね。
レストランの近くにあるビーチに出てみると天気は快晴で絶景そのもの。シーサイドにプールもありラグジュアリー感を演出していますね。ただ、とにかく蒸し暑いし、日差しが強烈なので長い間は海水浴は無理です。日差しがまだ弱い午前中か夕方に短時間泳ぐくらいが関の山でしょう。昼間は日差しがさらに強くなるので火傷や熱中症の危険があり危険です。ビーチ側のプールにはパラソルがたくさん置いてあるのでそこで涼みながら海を眺めるというのが一番現実的な過ごし方で、皆そうしていました。泳いでいる人はほとんどいませんでしたよ。
海も景色も大変綺麗なのですが、私がなんども訪れた沖縄の離島と比べると若干殺風景な感じがしました。沖縄の方が海の青さと山の緑のコントラストが綺麗でしたね。改めて沖縄の離島の実力を思い知らされました。南国のリゾートのフィジーに一歩も引けを取らないですね。
プールのパラソルの下で休んでいると、昨日の夜に声をかけてきた母娘親子がまた声をかけてきました(笑)。話してみると、北海道から来たとのこと。娘さんの方はフィジーで語学留学が終わったばかりで、母親をフィジー旅行に招待したようなんですね。フィジー滞在が終わったら親子一緒に北海道に帰ると言っていました。
私は知らなかったのですが、フィジーは若者にとって、英語の語学留学先として人気があるそうです。なぜなら、米国やカナダ、オーストラリアに比べて費用が安く上がるからとのこと。
今夜の夕食を一緒にどうかと誘われたので、夜6時にホテルのレストランで待ち合わせることになりました。
ずっとビーチのそばにいてもパラソルの下でさえ、蒸し暑いので疲れてしまいます。部屋に戻って休みました。部屋に戻ってもテレビもないし、パソコンも持って行かなかったので何にもすることがありませんからとにかく暇です。
ホテルのレセプションで聞いてみると、マナ島からさらにボートで秘境巡りをするツアーやマナ島内のエステマッサージなどがありました。
どのオプションも観光地価格で結構高額なのでひるみましたが、毎日ビーチで過ごすだけでは飽きてしまいます。
人生初のエステサロン体験
夜まで暇だったので、人生初めてのエステを体験してみることにしました。ホテルの近くにあるSPAを予約して訪ねてみると受付には日本人スタッフがいました。それだけ日本人観光客が多いってことですよね。1時間半の全身マッサージを申し込んで(料金は10000円くらいしたと思う)案内されたエステ室へ。
かなり広い部屋でまずは小型のジェットバスに両足を入れて足湯を10分ほど。その後、施術台に乗り仰向けになり、全身マッサージの開始です。全身マッサージをする人は現地の大柄な女性。年齢は見た目30代くらいかな。 フィジーに来てまず思ったのが男女問わずに皆体格が良くてデカイです。男性は背が高くて筋骨隆々だし女性も背が高い大柄な人が多い。私は176cmなんですけど現地の男性の中では完全に小さい方です。優に180cm超えているガッチリした男性が普通にたくさん歩いています。フィジーってラグビーが非常に強い国柄だしもともと体格に恵まれているんですよね。
全身マッサージって経験したことないので施術が上手なのか下手なのかは正直よくわかりませんでした。施術箇所によってはくすぐったいこともあるし、10000円の価値があるのか、もう一度施術を受けたいかと言われるとNOですね。日本のマッサージよりは割安なのかもしれませんが普通の庶民の感覚ではやはり高すぎると思います。
施術が1時間以上に及ぶので自然と互いに喋るようになります。私は片言の英語でなんとかコミュニケーションを取りました。施術をする女性はいろいろなことを聞いてきます。家族のこと、フィジーは初めてか?、どこから来たのか?など色々です。私も施術をする女性に日本に行ったことはあるかとか、生まれはどこか?など。生まれはマナ島ではなくフィジーの首都であるスバと言っていました。スバはフィジーの首都で非常に大きい都市であるともことです。フィジーの玄関口であるナンディ国際空港はスバからは相当離れています。
日本人家族連れとの夕食
夕方になり、待ち合わせをしているホテルのレストランで例の母娘親子と夕食を共にしました。このレストランの夕食はバイキング方式なんですけど、毎日ほとんど同じようなメニューなので長期滞在の人は飽きてしまうと思います。私は2日目ですでに食傷気味でした(笑)。味も不味くはないけど格別美味しいわけでもなく単調な味付けです。食事は旅の大きな楽しみでもあるのでこのレストランはマイナスポイントです。
例の母娘とは別にそんなに喋ることもないのですけど、私が北海道(札幌)に行った時、スープカレーに感動した話をすると結構食いついてきてくれて、どこの店なのかとか聞かれたのですが、昔の話なので私も思い出せませんでした。
食事の終わりには南の島での旅の思い出としてお互いのカメラで記念撮影しました。
マナ島滞在3日目
離島ツアーへ
先日申し込んだボートでの離島ツアー出発の日です。午前中から夕方までのほぼ1日のツアーです。朝11時に待ち合わせの港に行くと小さいボートが。ナンディからマナ島を結ぶクルーザーのように大きな船ではなく、20人くらい乗船したら一杯になりそうな小さな船。ちょっと不安になるくらいです。マナ島周辺の離島を巡るツアーなんですが、一応外海にも出るようだしこんなに小さい船で大丈夫かなと正直怖くなったほどです。私は乗り物酔いしやすいので酔い止めは事前に飲んできました。昼食は船の中で取るみたいでした。
天気は良すぎるくらいの快晴の天気。フィジーに来てからずっと天気が良くて、雨男の私には珍しいくらいです。
参加者は新婚カップル風の人が場所柄多かったですね。フィジーは欧米人にとってはハネムーン先として人気みたいです。日本人らしき人は私以外にいませんでした。あとは中国系のカップルもいましたね。私のように一人で参加している人はほとんどいませんでした。
船が出発すると船長(キャプテン)が自己紹介とこれからの離島ツアーのスケジュールを話し始めました。私のような英語苦手人間でも簡単に聞き取れる英語でわかりやすのが良かった。観光客向けにわかりやすく話しているのでしょう。この辺の気遣いは嬉しいですね。船長の他には二人の乗組員がいましたがツアーを盛り上げるためにウクレレを演奏していました。
暫くしたら、船内で昼食タイム。船内の一部の場所に様々なおかずが置かれたバイキング形式。味は可もなく不可もなくといったところ。フィジーでは食事に期待しては駄目なようです(笑)。
食事をして30分ほどしたら、間も無く船長から最初に訪れる離島(無人島)に到着するとのアナウンスがありました。人気の島みたいで、我々の船以外にも他の船も数隻海に停泊していましたね。無人島だけあって海の綺麗さは抜群です。
無人島に上陸すると海はやはりめちゃくちゃキレイです。沖縄の座間味島の古座間味ビーチの蒼さのような深い青色です。すでに水着でツアー参加していたので海に入ったらすぐに深くなって結構怖い。波もあるし沖まで泳げるような感じではありません。陸から近いところで暫く泳いだり水遊びするくらいです。
とにかく、日差しが強烈なので海にも長くは入ってられません。すぐに陸に上がり、日差しを避けることができる木陰で休みました。
まあ、泳がなくても、海を眺めているだけでも十分のんびり過ごせる場所ですよ。この場所で1時間ほど過ごしたあと、再び乗船して次の島を目指します。次の島は無人島ではなく有人島で古いしきたりのある島であると船長が説明してくれました。水着姿で島を訪れるのはNGで水着の上からはシャツなどを羽織らないと島に上陸できません。
30分ほどボートに揺られた後。有人島に到着しました。
ここも海岸線は非常にキレイです。
海がキレイだったので私も他の人に頼んで海をバックに記念写真を撮りました。
ブサイクな顔なのでモザイクかけていますが、私のブサイクさと異なり背景の海はかなりキレイでした(笑)。
島の中に入っていくと小さな有人島なのですが集落が海のすぐ側にあります。
沢山の人が集まる公民館のようなところにもお邪魔させていただきました。写真はNGでしたけどね。住民は観光客に慣れている感じで変な排他的な雰囲気は全くありません。
観光ルートに入っているのでかなり観光収入で潤っていると思われます。貧乏くさい雰囲気とも無縁でした。
観光客が多いせいか、島のいたるところにお土産やさん(露店販売)があります。現地の人が作ったペンダントやネックレスなどが沢山置いてありました。私は購入しませんでしたがカップルで行くと盛り上がるのではないでしょうか?ハネムーンで来ている欧米人はこぞって購入していましたよ。
暫く海沿を散策してすぐに島を出発しました。
あとは、マナ島に向かって帰るだけなのですが、途中で海がキレイなところではボートを止めて自由にボート周辺で泳ぐことができるようです。
船長が海がキレイなところで何度かボートを止めて、泳ぎたい人は今から泳いでくださいと言っていました。ほとんどの人はボートから周りの海に飛び込んでいます。ボートに残ったのは私とあと数名くらいでした。
船長になぜ泳がないのかと聞かれたので、あまり泳ぎが得意ではないからと答えました。本当は泳げるのですが、私は海で泳ぐのが怖いんですよ。深いところは足がつかないし、波もあるのでプールのように落ち着いて泳げません。何かの拍子に足がつったりしたらもう最後、溺れてしまってあの世行きです。
海で泳ぐのはリスクがあるのでできれば一人ではなく、泳ぎが上手な人と泳いだ方が安全ですね。一人なら浮き輪を持ってないと沖に出る場合は危険です。
マナ島に着く頃にはすっかり疲れてしまってました。いくら海がキレイとはいえ、ずっと海ばかり眺めていても退屈なだけですからね。海って景色が単調なのですぐに飽きてしまいます。ツアー終盤は早くマナ島に早く着かないかなとばかり思っていました(笑)。ボートなのでエアコンも聞いていないし、快晴だと蒸し暑くてしょうがないです。フィジーの真夏は非常に蒸し暑いので熱中症には注意が必要です。
このツアーは10000円以上するので決して安くないです。完全に観光地価格ですね。リピートするかと聞かれたら完全にNOです(笑)。
マナ島に着いたのは15時くらいでしたが疲れていて少し眠くなったのでホテルの部屋でベッドの上で横なりました。起きてみるともう18時を過ぎています。夏なので十分明るいですが、もう日がだいぶ傾いているのがわかります。夕食どきなのですがホテルのレストランはもううんざりしていたので少し高いけど、マナ島にあるイタリアンレストランで食事をすることにしました。
レストランの名前はSouthbeach restrant。ナンディ行きのクルーザーが発着する港の近くになります。海沿いのテラス席もあるので雰囲気は最高です。ただ、ほとんどが若いカップルや夫婦のお客さんなのでひとり客はちょっと入店しにくいかな。私はそれほど気にしないで入店しましたが一人で入店しているのは私だけでした。スタッフは日本語はしゃべれませんが片言の英語で十分通じます。メニューはもちろん全て英語です。
肝心の味は十分美味しいです。ホテルのレストランとは味のレベルが全然違います。日本人の口にも合う味付けです。私はパスタとサラダとワインを注文。気になる値段は2500円程度。値段は安くはないけどべらぼうに高いわけではありません。ビーチリゾートという場所を考えると十分許容範囲と思います。料金はその場で支払う必要はなく、ホテルのルームナンバーを言えばチェックアウト時に精算できます。
マナ島4日目
マナ島丸一日過ごすのは最終日です。もう海を見るのはすっかり飽きてしまいました(笑)。あとはホテルの朝夕の食事も毎日同じメニューなのですっかり飽きてしまいましたね。最終日の朝、ホテルの周りを散策していると例の母娘連れにまた出会って、今夜の夕食一緒にどうですか?と誘われて、特にやることもないので快諾しました。彼女らもホテルの食事にはうんざりしていたみたいで(笑)、私が昨日の夜に訪れたマナ島にあるもう一つのレストランに一緒に行こうということになりました。待ち合わせは現地レストランで午後6時ごろ。
夕方の6時までは暇でしょうがない。天気は良すぎるほどの快晴なので、日中に歩き回ると熱中症になってしまいます。エアコンの効いた部屋で本でも読んで過ごすことにしました。出かけるのは陽が傾き始める16時くらいからで十分です。
マナ島は便利なことに小さな図書館みたいな場所があって、ここに少ないですが本が置いてあります。受付でホテルのルームナンバーを言えば借りることもできます。ありがたいことに日本の漫画が沢山置いてあったので数冊借りて部屋で読みました。こういう図書館があるということは、長期滞在で海に飽きる人も多いのでしょう(笑)。
マナ島は長期滞在する場合は、何か趣味を持っていないと暇を持て余してしまいます。ダイビングなどのマリンスポーツとか、海釣りが好きな人はある程度の長期滞在でも退屈しないでしょう。ゴルフ場はマナ島にはないのでゴルフはできません。
マルンスポーツや釣りをしない人ならマナ島滞在は2泊3日でも十分です。小さな島なので観光スポットも限られているので短期滞在でも十分に楽しめますよ。
昼食はホテルの売店でカップラーメンを買ってきて部屋で食べました。売店はホテルのレストランに併設されています。日本のコンビニほどの非常に小さい売店ですが、最低限のものは揃っています。カップラーメンやお茶漬け、ポテトチップなどのお菓子もありますし、リゾートらしく水着などの海で遊ぶ道具も一通り揃っています。レストランの食事に飽きて食事を安く済ませたいならこの売店で色々購入して部屋で済ませるのもアリですね。
漫画を読むのにも飽きたらもう外は夕方になっていたので、島内の散歩に出ることにしました。港やホテルがある場所は島内のごく一部であって、他の領域は現地の人の住宅などがあります。ホテルから少し離れたところには小さな飛行場もあるんですよ。飛行場といっても舗装されたキレイな路面があるわけではなく雑草を刈り取っただけの土がむき出しの滑走路です。ヘリや小さな飛行機ならこれでも十分なんだとも思います。
ホテルから離れるようにずっと歩いているとホテルと反対側の海岸線にたどり着きます。人影はほとんどなく誰も観光客らしき人もいないので遊泳禁止区間なんでしょうね。ホテルからここまで歩いても民家のようなものは多くはなくポツポツと住宅がある程度です。
結構いい時間になったので、ホテルに戻らないで直接、southbeach restrantに行くことにしました。
今日は昨日に引き続き2日目で改めてこのレストランの中を見てみると入口付近に大きなグランドピアノが置いてありかなり高級な雰囲気ですね。
レストランの入り口でしばらく待っていると、例の母娘コンビが来ました。
3人で入店すると屋外の海沿の席に案内されました。
私は昨日と同じようにパスタを注文。
ミートソースパスタセットです。サラダとスープがつきます。味は昨日と同じく水準以上で美味しかった。日本のちょっと高級なイタリアンレストランと謙遜ない味です。さすがリゾートですね。
例の母娘コンビは私がいないかのように二人で話し込んでいます。特にお互いあまり話すことはないので明日以降のスケジュールを聞いてみると明日以降もしばらく滞在するようです。娘さんの方はフィジーの語学学校を卒業したばかりでまだフィジーに未練がある様子です。私は明日、ナンディで一泊してから東京に帰ることを話しました。
食事が終わったところでまた記念撮影(笑)。店のスタッフに頼むと快く応じてもらえました。
海沿いのテラスでの記念撮影です。夜なので海は見えません。
3枚撮ってもらったのですが、2枚を載せることにしました。
この親子連れとはレストランからホテルまで一緒に歩き、ホテルに着いたら別れました。もう二度と合うこともないでしょう(笑)。
マナ島5日目。本日はナンディで宿泊
マナ島からナンディまでの移動
とうとうマナ島の最終日です。今日も快晴。マナ島に滞在中はずっと晴れていたので幸運でしたね。雨男の私には珍しいことです。あまり美味しくない朝食を食べてから部屋に帰って荷造りです。
食事はイマイチなホテルでしたが、部屋は広くてキレイで快適だったのでまあ良かったと思います。10時発の船なのであまりゆっくりはできません。
昨日借りた漫画を返しに行き、チェックアウトしました。日系ホテルだけあって日本人スタッフが駐在していますから英語が喋れなくても問題はありません。
スーツケース引きずりながら港に行くとすでにクルーザーを待っている沢山の観光客がいました。まだ船はナンディから到着していなかったのでしばらく待つことに。
港にある日差しのある待合室でしばし休息。今日も海はキレイです。
港の桟橋です。港でこの海の透明度だからやばいですね。マナ島をこれから後にするとなると少し寂しさが募ります。
クルーザーが到着しこれからクルーザーに乗り込みナンディに向かいます。今日マナ島に到着した観光客も多いです。やっぱり人気の島なんですね。
クルーザーに乗り込みました。クルーザーからのマナ島の眺めです。やっぱりキレイな海ですね。ホテルの従業員も見送りしてくれます。
クルーザーのエンジン音が高鳴り、とうとう離岸します。さよなら、マナ島!!離島の旅ではこの瞬間はやっぱり寂しくなりますが、好きな瞬間でもあります。
どんどんマナ島が離れていきます。
ホテルの従業員が手を振ってくれています。こういう細かな演出も嬉しいですね。
クルーザーがどんどん加速していき、マナ島が小さくなっていきます。それにしてもこのクルーザーは速い。まさに海の上を爆走しています。ちょっと怖いくらいです。
マナ島全体が視界に入るくらい離れてしまいました。海風が気持ちいいので船内に入らずにデッキで過ごすことにしました。蒸し暑いですが海風のおかげで暑さは感じませんが、日差しは強烈なので帽子は被りました。日焼けで火傷してしまいますから、南の島では帽子はマストアイテムです。
しばらくすると途中の島に到着しました。船内放送で何か色々言っていますが英語ヒヤリング力のない私にはほとんど聞き取れませんでした(笑)。
この島は大きな港がないみたいで、輸送船で観光客を島からクルーザーに「運搬するようです。
この島の観光客を乗せてこの島を出発です。しばらくはデッキで海の景色を楽しみましたが、強い日差しが気になり始めたので船室に入りました。やっぱりエアコンが効いていて気持ちいいです。
ナンディに到着
2時間ちょっとの船旅でナンディに到着。日本旅行の現地日本人エージェントがナンディ港で待っていてくれていました。これからマイクロバスで今日の宿に連れて行ってくれます。この辺はツアーだから楽ですね。マイクロバスでホテルに移動している間、ナンディホテル周辺の過ごし方について注意を受けます。ホテルはナンディ市街地の外れにあるので市街地に行くには徒歩では離れているのでタクシーが必須とのこと。タクシーもぼったくりタクシーも多いので乗車する前に必ず”how much”と聞いて値段を確認するように釘を刺されました。ホテルで待機しているタクシーはぼったくりの心配はないようです。
また、ホテル近くのオススメの食事処を教えてくれました。日本料理店もあるようです。ただし、夜間のホテル周辺の徒歩での移動は治安が悪くて危険なので近くの飲食店への移動でも必ずタクシーをつかってくださいとのことでした。
無事ホテルに到着して、ここでこの日本人エージェントとはお別れ。お世話になったお礼を言ってお別れしました。
ホテルは全く高級感はなくビジネスホテルですね。でも部屋は広くてキレイで快適でした。まだ昼下がりなので昼食を近くに食べに行こうかとホテルの周りを散策すると開店していなかったり、私が食べたいようなレストランはなかったので、ホテルに戻り、ナンディ市街中心部に行くことにしました。ホテルに待機しているタクシーに乗って10分くらいで市街地中心部に到着。到着するまで運転手が色々と英語で話しかけてくるので閉口しました(笑)。早口なのでほとんど聞き取れなくて適当に相槌を打つだけでしたね。
ホテルの周りはほとんど人が歩いていないのですが、ナンディ中心部は人でごったかえしています。少子高齢化の進む日本とは違い若者もすごく多くてやっぱり活気があります。海外に行くとやはり日本の少子高齢化は異常だし日本の街に活気がないことに愕然とさせられますね。
ナンディ市街地は観光するところは特にないので観光客らしき人はほとんど歩いていません。タクシーを降りた場所はお土産やさんが集中しているところだったので、その近くにハンバーガーやパスタなどの軽食レストランがあったのでそこに入店しミートソースパスタを注文しました。
すぐにパスタが運ばれてきましたが、正直、味は微妙。はっきり言って人から金をもらって食べてもらうレベルの味ではありませんでした。まあ、これも経験です。
食事の後は市街地を散策。ただ、はっきり言って観光するような場所ではありません。日本の田舎の商店街のような殺風景な場所でした。スーパーや電気店など生活に必要なお店が雑多に並んでいる感じです。私は飛行機の便の関係でナンディに宿泊することになりましたが、ツアーではない個人旅行なら、マナ島から空港に直行で十分でしょう。
30分ほど歩き回ったらすっかり退屈したのでタクシーでホテルに戻りました。
夜まではまだまだ時間があるのでホテルで現地のテレビを見ました。ニュースとかお笑いっぽい番組もやっていましたが英語なので全然聞き取れないし見ても全然面白くない。TVもすぐに消してベッドで横になりました。マナ島での観光疲れもあったのでしょう。すぐに寝てしまいました。
起きてみるとだいぶ日が落ちて夕方になっていました。日本旅行の現地エージェントが教えてくれたホテル近くの日本食レストランに行きました。大黒レストランというお店です。マナ島では洋食のバイキングばかりだったので流石に日本食が恋しくなりましたね。
タクシーで行くとホテルから2分くらい(笑)。日本ではタクシー使うような距離ではないけど夜、治安の悪いナンディでは当たり前なんでしょう。運転手も別に驚いてもいませんでした。
入店してみると予想以上の混雑ぶり。観光客っぽい人もいますが、現地の人が
多かったように思います。4人がけなどの他人数のテーブルは全て満席。私は一人なのでカウンター席に座りました。私が入店した後もどんどんお客さんが入ってきてあっという間にカウンター席も一杯になってしまいました。フィジーでも日本料理は人気があるんですね。フィジーは海に囲まれた島国ですから海産物が豊富に取れるだろうし日本食の食材には困らないでしょう。
天ぷらとか揚げ出し豆腐などを注文。日本の居酒屋にあるメニューがたくさんあります。数は少ないですが日本酒も置いてあります。日本の居酒屋においてある銘酒にはかないませんがそれは場所柄仕方ないでしょう。試しに日本酒を注文してみましたが味は普通でした(笑)。その代わりビールは美味しかったです。料理も絶品ではないですが、普通に美味しく、洋食に飽きた舌は十分に満足しましたよ。最後の締めはお茶漬けを頼みました。これも予想外に美味しくて感激しましたよ。
お店のウェイトレスは現地の若い女性が多かったです。接客のレベルは日本のレストランと変わりません。人気店なのも頷けます。
隣に座っている欧米人カップルに話しかけられてちょっと小話をしました。私のような黄色人種は珍しかったのでしょう。その欧米人カップルはオーストラリアから来ていました。新婚旅行で来たようです。オーストラリアは地図で確認するとフィジーから近いんですよね。正気聞いうと彼らの話はほとんど聞き取れなかったのですが(笑)、適当に相槌打てばなんとかなります。こちらの英語力に御構い無しに早口の英語で喋りかけてくるので、まあ聞き取れませんよ。
お店にタクシーを呼んでもらってホテルに帰りました。フィジー最後の夜に気持ちの良いお店で過ごせて大満足でした。
フィジー最終日〜日本帰国
韓国仁川行きの便が朝の便なので、朝8時ごろにチェックアウトしました。ホテルに日本旅行のエージェントが迎えに来てくれました。エージェントと一緒にマイクロバスでナンディ国際空港に向かいます。空港までは30分ほど。空港でエージェントと別れて、仁川行きの搭乗手続きの場所に行くとものすごい大行列!!。大きなスーツケースを持っている日本人観光客がたくさんいました。マナ島ではほとんど日本人は見なかったけど、フィジーは広いから日本人に会わなかっただけなんですね。
搭乗手続きするだけで30分以上かかりました。出国審査などはスムーズに終わりましたので搭乗までの時間は1時間以上ありました。仁川行きの搭乗口近くの喫茶で簡単な朝食を済ませ、フィジードルを日本円に換えた後はお土産店をぶらつく以外することがありません。
大きな免税店も入っているんで女性ならば化粧品やバッグなどの買い物を楽しんで時間を潰すことができると思います。
搭乗口付近のお土産店で日本人観光客であるお金持ちそうな老夫婦に話しかけられました。日本人旅行客は海外では日本語を話すことに飢えているのかもしれませんね(笑)。何を話したのかも正直覚えていないので雑談だったのでしょう。
搭乗時間が来て韓国仁川国際空港までのフライトに出発。長いフィジーでの滞在も終わりました。帰りも往路と同じく大韓航空機。往路と異なり復路は満席でした。私の隣にもフィジー現地の親子連れでした。この子供が暴れるしうるさいしとにかく大変でした。このやかましい子供のお陰で仁川までの11時間以上のフライトでは一睡もできずつ散々な往路のフライトでした。
やはり若者ならともかく中高年以上ならば10時間以上のフライトはエコノミーではしんどいですね。隣との間隔が少ないので快適性が隣席客のマナーに左右されてしまうことが今回の旅行で嫌という程よくわかりました。
今度海外旅行するときはビジネスクラスで行けるようにお金を貯めるぞ!!と誓った次第です。
仁川国際空港についのが夜遅い上に成田行きの乗り継ぎ時間が30分しかありません。大急ぎで成田行きの飛行機の搭乗口に向かいます。
この辺の乗り継ぎもツアーだと融通が聞きませんね。往路みたいに3時間トランジットに待たされるかと思えば、復路みたいに30分のトランジットなど。
やはり個人旅行で自分でフライトの乗り継ぎ計画立てる方が楽しい旅になると思いますよ。
仁川国際空港〜成田までは大韓航空のジャンボジェット機。往路の時と同じ飛行機でした。エコノミーにも関わらず席がゆったりしていて隣との間隔も広くて大変快適です。日本の飛行機も見習って欲しいですね。成田までの2時間のフライトは十分に疲れを癒すことができました。
成田に着いたのは深夜だったので、以前から予約していた成田空港近くのホテルに一泊しました。
部屋に入ってTVをつけると日本語の番組をやっていることに素直に感動。私も日本語に飢えていたんですね。この後は爆睡して翌日の昼近くまで寝てしまいました。
まとめ
マナ島はこじんまりとした島です。ゴルフやマリンスポーツが盛んなわけでもありませんし、ハワイのや沖縄の離島(石垣島、宮古島)ようにグルメやショッピングを楽しむ場所もありません。
殆どの人は綺麗な海を見たいのであれば沖縄の離島(慶良間、八重山、宮古)で十分以上に楽しめると思います
沖縄の離島には何度も足を運びましたのでこれは自信を持って言えますね。
実際、沖縄の離島の自然や海の透明度、蒼さはフィジーの離島と同等以上でした。日本は自然には恵まれているなとフィジーに旅行して気がつきましたよ。
フィジー マナ島をお勧めできる対象は、日本の日常を忘れてひたすら綺麗な海を見て静かに過ごすのが好きな人ですね。
アクティブ派はおとなしくハワイに行きましょう!!。退屈すると思います。
それでは最後まで読んでいただきありがとうございました!!
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