【2025年GW】スペイン・アンダルシア一人旅(総括)

旅行

2025年GWのスペイン・アンダルシア旅行を総括する

結論から言えば、アンダルシア旅行はかなりがっかりした

地中海の美しい海、美味しい料理、美味いワインなどを期待していたのだけどことごとく裏切られてしまった

SNSではスペイン・アンダルシアは非常にお勧めの旅先だ!と推している人も少なくないので私もそれに同調して旅行したのだがあまり旅行は楽しめなかったのが残念ではある

私にはアンダルシアはあまり刺さらない旅先だったというのが正直な感想だ

私の旅行体験がこれからの夏休みにスペイン・アンダルシア旅行する人たちの少しでも役に立てるなら幸いである

利用エアライン

関西空港〜イスタンブール空港 12時間30分  ターキッシュエアライン

イスタンブール空港〜マラガ空港 4時間45分  ターキッシュエアライン

 

関西空港からスペイン(というか欧州各国)に行く場合、乗り継ぎの効率性や搭乗時間の短さを考えるとターキッシュエアラインがベストだと思う

特にギリシャやクロアチアなどの東欧諸国に行くならターキッシュエアラインはお勧めだ

なぜならイスタンブールからアテネやドゥブロブニクなどの東欧都市は非常に近いので搭乗時間が短く移動による疲労が大幅に低減できます

そのためかターキッシュエアラインの航空券の価格は高めだ

しかしいくら航空券が安くても乗り継ぎに時間が掛かる航空券は貴重な休暇を無駄にしてしまうので結局損だと思う

移動で体力を消耗してしまったら旅先での観光にも大きな支障をきたすので長時間移動の疲労はできるだけ少なくしたいところです

無職やフリーランスの人たちは空港での長い乗り継ぎ待ち時間をラウンジで過ごす人も多いけど我々サラリーマンにはそんな時間はないのだ

サラリーマンはフリーランスや無職と違って好きな時に自由に休めるわけじゃない。だから休暇は1日たりとも無駄にはできないと思う

ターキッシュエアラインより航空券を安くしたいなら中東系エラアイン(エミレーツ航空、カタール航空など)も悪くないが中東を経由すると欧州はかなり遠回りになるのであまりお勧めはできない

とにかく航空券を安くしたいのなら韓国(仁川経由)か中国(北京か上海経由)のエアラインを利用するのがベストだ。

しかしこれらのエアラインは早朝便が多くて空港近くに前泊する必要があるし、乗り継ぎも時間も長めでかなりの時間を無駄にすることになるからサラリーマンには不向きだ

私も無職(学生かFIRE民)だったら節約のために韓国か中国のエアラインを利用するかもしれないがサラリーマンにはお勧めできない

日程

4/27〜4/28   関西空港→イスタンブール空港→マラガ空港

4/28〜5/4   マラガ旧市街のホテルに宿泊(6泊)

4/28  マラガ旧市街を散策

4/29   ネルハ、フリヒリアナ観光

4/30    ミハス、フエンヒローラ観光

5/1   グラナダ観光

5/2 休息日、及び、マラガ旧市街の散策

5/3   コルドバ観光

5/4    マラガ旧市街を散策

5/4〜5/5   マラガ空港→イスタンブール空港→関西空港

 

スペインに限らないけど欧州を旅行するのなら現地で1週間程度の滞在期間は欲しいところだ

時差ボケや日本からの長時間の移動疲れがあるので短期間に詰め込む観光は体力お化けのような人以外にはお勧めできません

休息日なども組み込んで余裕を持った旅行計画を組んでほしいです

無理な旅行計画は現地で体調を崩す原因になるので注意してほしい

アンダルシアの良いところ

物価は比較的安い

昨年訪れたイタリアに比べたら明らかに物価は安い。

とはいえ円安ユーロ高なので日本人にとっては絶対的には安くはない。中欧や北欧に比べれば安いとは思う。

マラガ旧市街にはスーパーが多くて、スーパーの物価は比較的安いです。パン、ハム、チーズ、ワイン、フルーツなどをスーパーで購入してホテルの部屋で食事を済ませれば食費は抑えることは可能です

気候が良い

地中海性気候なので雨が少なく気候は比較的安定している。ただ5月初旬は日中はかなり暑いし朝夕は結構冷え込むので注意は必要です。昼間は半袖でもちょうど良いくらいだが朝夕はセーターや上着が必要なくらい寒い。

有名なイスラム建造物が多い

グラナダのアルハンブラ宮殿、コルドバのメスキータなど、イスラム教とキリスト教の調和が織りなす豪華で美しい建築物が多い。これは世界的にも珍しいので文化遺産としては価値が高い。

マラガにも立派な大聖堂があるし、美術館(マラガ美術館、ピカソ美術館)があるので芸術作品に造詣がある人は楽しめる場所だろう

交通の便が良い(特にマラガ)

マラガ国際空港はアンダルシア地方のハブ空港として機能していて欧州各国への便が豊富。LCCも多く就航している。イスタンブール、中東(ドバイ、カタール)などの欧州圏外への便も多いから便利だ。

空港内の制限エリアも非常に大きいので空港内でショッピングや飲食で時間を潰すことが可能。

空港へはマラガ旧市街(アラメダ駅)から鉄道C1線で15分程度でアクセスできる便利さだ。

また、高速鉄道の発着駅(マラガ・マリア・サンブラーノ駅)も旧市街から徒歩圏内にあるのでスペイン国内の中核都市への移動も容易だ。

グラナダ、コルドバ、ロンダ、セビリアなどは乗り換えなしで1時間から2時間でアクセスできるし首都のマドリードも2時間半から3時間でアクセス可能だ。

高速バスも充実している。マラガ旧市街近くのバスターミナルから多くの観光地へバス路線は充実している。私はネルハに行く時は高速バスを利用した。マラガからネルハまでは1時間ほどなので十分日帰り圏内。1時間おきに出発しているので利用しやすいのも良い。

電車移動を楽しめる

スペインの高速鉄道は移動時間を楽しめるのが良い。日本の新幹線と違って車窓が非常に大きいのでアンダルシアののどかな丘陵地帯の風景を思い切り楽しむことができるのだ。

アンダルシアの丘陵地帯は綺麗に手入れされていて美しく北海道の富良野や美瑛を彷彿とさせる景色なんだよね

食堂や売店のある車両もあるからそこでワインでも飲みながら車窓からの景色を楽しむのも悪くはない

日本の新幹線は車内販売もなくなってしまったから車内で移動時間を楽しむことが難しくなったのは大変に残念だ

綺麗な街並みが多い

フリヒリアナ、ミハスなどの白い村がマラガ旧市街から比較的近くにあるので気軽に観光できる。

フリヒリアナはネルハからタクシーで10分程度と近いし、ミハスはフエンヒローラからバスで20分程度だ

特にフリヒリアナはスペインで一番美しい村と言われているほどの街だ

マラガ旧市街も中世ヨーロッパのような古い街並みが多く残っていて街並みは綺麗だ

スペインに限らないが欧州の都市は歴史ある古い街並みを美しく保つ場所が多い

これは日本の観光地も見習うべきだと思う

京都や札幌や岡山の倉敷などは街並みが綺麗な街並みが多いけど、東京や大阪はお世辞にも街並みが綺麗とは言えない。

アンダルシアの残念なところ

日本からはかなり遠い

アンダルシアは欧州の西の果てに位置するので日本からはかなり遠い。バルセロナやマドリードに比べると飛行機の就航も少ないので日本からは気軽に旅行できる場所ではない。

関西空港から渡航するなら、イスタンブール、パリ、ミュンヘンでトランジットしてマラガに向かうのが一般的なルートだろう

私はイスタンブールでトランジットしてマラガに向かったが、イスタンブールからマラガも5時間弱かかるので正直マラガに到着した時はかなり疲れたのは否めない。

移動に時間も労力もかかるのである程度日程に余裕を持たせないとかなりきつい旅になってしまうだろう

弾丸旅行などはやめておいた方がいいと言っておく

ベストシーズン(6月)に渡航しずらい

アンダルシアを旅するなら6月初旬がベストだと言われている。

カルモナあたり(セビーリャの東にある小さな町)の広大なひまわり畑が満開になるのが6月初旬だからだ

私もひまわり畑を見るために6月初旬に旅をしたかったがサラリーマンでこの時期に長期休暇を取得できる人はそれほど多くはないだろう。

ゴールデンウィークが終わってしばらくしたこの時期は結構忙しい人も多いはずだ

私も長期休暇は年末年始、GW、夏休みくらいしか取得できないので6月にアンダルシアを旅行するのは諦めるしかありませんでしたね😭

観光地が点在していて効率的な旅行が困難

アンダルシア地方はスペイン南部の広大なエリアに観光都市が点在している。

セビーリャ、グラナダ、コルドバ、ロンダ、マラガ、ヘレス、カディスなどが主要な観光都市だがそれらの都市間の距離が離れていて効率的な観光が難しいのである

私はマラガを拠点にしてグラナダ、コルドバ、ネルハ、フリヒリアナなどを日帰りで訪れたがグラナダ、コルドバへの日帰り旅行は結構慌ただしかったと言わざるを得ない。

マラガを拠点にするのではなくグラナダ、コルドバ、ロンダ、セビーリャを移動しながら観光した方が良かったのかもしれないと今振り返ると感じている

地中海の海は透明度が低め

欧州ではマラガは地中海のリゾート地として人気を集めているが、海の透明度が低くてリゾート感があまり感じられない。

街の雰囲気はリゾート感を高めるように作られているが海の透明度が圧倒的に足りないのが残念

ハワイのワイキキ、イタリアのアマルフィ、沖縄の万座ビーチのような圧倒的に透明な青い綺麗なビーチがないのである

これはマラガ中心部のビーチに限ったことではなく、ネルハやフエンヒローラまで足を伸ばしても海の透明度は大して変わらないのだ

ネルハにある”地中海のバルコニー”はネルハの海やビーチが一望できる有名観光スポットなのだけど、海が全然綺麗じゃないので私は本当にガッカリしましたねえ💦。

この程度の海の景観を見られる場所なんて日本にいくらでもあるじゃんってのが率直な感想でした

ビーチリゾートを期待してマラガを訪れると私のようにがっかりすることは間違い無いと思う

ホテル代が高額(特にマラガ)

マラガ旧市街のホテルは非常に高額で200€(34000円)以下で宿泊できるホテルは少ない。

旧市街から離れたホテルは安くなるけど観光の利便性も低下するので悩ましいところだ。

マラガに滞在するなら利便性を考慮して旧市街のホテルに宿泊するのがおすすめです

空港近辺、フエンヒローラ、ベナルマデナなどまで足を伸ばせばホテルもかなり安くなるから、どうしてもホテル代を節約したい人たちはこういったマラガ旧市街からかなり離れた場所に宿泊するしかない

ただ、その代償(観光の不便さ)は決して小さくないのでそれは覚悟するべきですね💦

マラガには大型観光名所がない

マラガはアンダルシア観光における交通の要所なのですが、マラガにはこれといった観光名所はありません😀。

ピカソ美術館、ピカソの生家、マラガ美術館、マラゲータビーチなどはあるけど、正直、観光名所というにはしょぼいとしか言えません

グラナダのアルハンブラ宮殿、コルドバのメスキータのような大型観光施設は無いと言っても過言ではありません

だから高額な宿泊料を支払ってマラガに滞在するのは正直微妙ですね

美術館、聖堂ばかりでつまらない

アンダルシア地方って美術館とか大聖堂ばかりで文化芸術に興味がない人は正直退屈する場所です

私がそうなので😀

アルハンブラ宮殿、メスキータ、ピカソ美術館、大聖堂などの文化施設に全く興味がない日本人が多いのではないでしょうか?

このような日本人がアンダルシア地方を旅行するのはあまりお勧めできないですね

自然景観が少ない

美術館、大聖堂は多いですが、自然景観が少ないのがアンダルシア地方の弱点です

ビーチが全然綺麗じゃないことは前述した通りです

私が今回のアンダルシア旅行で感激した自然景観は、グラナダのサンミゲル展望台からの眺め、アルハンブラ宮殿周辺の新緑くらいでしたねぇ・・・

ロンダの断崖絶壁の街並みやカルモナの広大なひまわり畑を訪れることができたら印象は変わったのかもしれませんが・・・

ロンダには行く余裕がなかったし、カルモナのひまわり畑はGWは季節外なので訪れませんでした。

1人で入店しやすい飲食店は少ない

スペインには食事を楽しみに訪れる観光客は多いと思います。パエリア、タパス、ワイン、シェリー酒などはスペインの食文化の象徴です。

しかし残念ながらマラガ旧市街には1人で飲食しやすい居酒屋(バル)は少ないです

どこも観光客でごった返していて1人で落ち着いて食事を楽しむような店は本当に少ない

1人で食事を楽しめるのは日本食系レストラン(ラーメン屋、うどん店、居酒屋、寿司屋)ばかりという皮肉な現実がある。

わざわざスペインまで行って日本食レストランには入りたくはないですよね?

また、GoogleMapのレストラン評価は全く当てになりません

私は勇気を出してGoogleMapで評価の高いバル(スペイン居酒屋)に入店しましたが、提供されたワインやイベリコ豚の生ハムも全然美味しくなくて大変ガッカリしました

マラガ国際空港の制限エリア内にあるハモンイベリコ豚の専門店で生ハムのフランスパンサンドイッチやワインを試しましたが、それほど美味しくはありませんでしたね

とにかくマラガ旧市街やマラガ空港は観光客向けの質の低い飲食店が結構多いので私のようにガッカリする人も多いと思います。

大変残念ですが一人旅の人は現地の食事にはあまり期待しない方がいいかもしれませんね😂

アンダルシアのお勧め旅行プラン

アンダルシア地方を旅行するならマラガを拠点にして様々な観光地に日帰りで楽しむ、というのがセオリーになっていますがこれは正直微妙です

なぜなら、マラガ旧市街のホテルは非常に高額だし、マラガからグラナダ、コルドバ、セビーリャ、ロンダなどの観光都市はそれなりに遠いので日帰り旅行だと、ちょっと慌ただしくなるのは否めないからです

だから私のおすすめはマラガかマドリードを起点にして、アンダルシアの周遊旅行を楽しむことです

マラガもマドリードも国際空港と高速鉄道の駅があるので交通の便が良いですからね

私が次にアンダルシアに旅行する機会があれば以下のようなプランにします

プラン1:マドリード起点の旅行

1日目 マドリード到着日 マドリードを軽く観光 (マドリード泊)

2日目 マドリード観光 (マドリード泊)

3日目 マドリードからコルドバに移動 コルドバ観光(コルドバ泊)

4日目 コルドバからセビーリャに移動 セビーリャ&カルモナ観光(セビーリャ泊)

5日目 セビリアからヘレスに移動 ヘレス&カディス観光(ヘレス泊)

6日目 ヘレスからマラガに移動 (マラガ泊)

7日目 マラガを軽く観光して夕方の便で帰国

プラン2:マラガ起点の旅行

1日目 マラガ到着日 マラガを軽く観光 (マラガ泊)

2日目 ネルハ&フリヒリアナ観光 (マラガ泊)

3日目 マラガからグラナダに移動 グラナダ観光(グラナダ泊)

4日目 グラナダからロンダに移動 ロンダ観光(ロンダ泊)

5日目 ロンダからセビーリャに移動 セビーリャ観光(セビーリャ泊)

6日目 セビーリャからカルモナ、コルドバに移動しカルモナとコルドバ観光→マラガに移動(マラガ泊)

7日目 マラガを軽く観光して夕方の便で帰国

要は観光する場所で宿泊するのがポイントです。そのほうがゆっくり観光しやすいです。ただ、毎日移動しなくてはならないので荷物をまとめるのが面倒なのが難点ですが。

また、アンダルシア地方は非常に広いので一回の旅行で隅々まで回るのは無理です。

私の感覚だとアンダルシアを一通り回るなら最低でも現地に2週間は滞在することが必要ですね。

これだけの休みを取ることができるサラリーマンは少ないはずです。

アンダルシアが気に入ったら何度か訪れるのが現実的ですよ。

深夜特急の沢木耕太郎の描くマラガはもはや幻想だ

マラガは昔は小さな港町だった。今のように観光化されて観光客で溢れる街ではなかったのです

深夜特急で有名な沢木耕太郎がマラガを訪れたのはもう50年くらい前のことだ

そのころは現在のように観光地化されていなくてアンダルシア地方の小さな港町の旅情を楽しめたのだと思う

沢木はマラガ滞在中にマラガ旧市街の居酒屋で地元のワインや魚介類のつまみを楽しんだようだ

しかし今のマラガは大きく変貌して開発された観光地になってしまった

マラガは観光客向けの飲食店で溢れていて昔ながらの家族経営の飲食店は非常に少ない

だから飲食店の当たり外れは非常に大きい。私は1週間のマラガ滞在で地元の料理やワインを楽しめる居酒屋(バル)を見つけることができなかった

バルは旧市街に沢山あるのだけどどこも観光客で溢れかえっていて一人旅の客がフラッと入店できるような店が殆ど無いからだ。

だから私は仕方なく日本食系の居酒屋をよく利用したのだがわざわざスペインまで旅行して日本食居酒屋に行くのも馬鹿げているとは思う。

日本食系居酒屋はバルほど混雑していないから私のような1人客には利用しやすかったからよく利用したのだ。

観光地として開発が進んだマラガは地価も上がりバックパッカー向けの安いホテルなど殆どない

沢木の時代のような安宿はないので貧乏旅行を楽しむのは難しい

私が訪れた5月初旬において旧市街のホテルは200€(34000円)以上が一般的である

欧州バカンスシーズンの6月から8月はさらにホテル代は高騰するだろう

沢木が旅行した50年前のように安宿に長期滞在して地元の居酒屋で地元のワインや料理を楽しむような旅行スタイルはもう無理なのだ

マラガはスペイン・アンダルシア地方の交通ハブであるとともに高級観光地になってしまったのだ

まとめ  海外旅行に飽きてしまったかな?

と言うわけで、2025年GWのマラガ旅行を総括してみました

もうすでに7月下旬になってしまって夏休みの予定を立てなくてはならない時期になった

しかし、現在、海外旅行する意欲があまり湧いてこないのが本音だ

昨年の今頃は南イタリアの旅行計画を必死になって考えていたのにね😆

まあ、飽きっぽくて気が変わりやすい私のことだから夏休み直前になったら急に海外旅行熱が高まる可能性もあるけどその時はその時だ

今現在は海外旅行に行きたい気持ちは全くない。

ここ数年でギリシャ、イタリア、スペインと南欧諸国を旅して海外旅行(特にヨーロッパ旅行)に飽きてしまったのかもしれない

ギリシャとイタリアは多少の不満はあるものの大きく満足した旅ではあったけど、今回のスペイン・アンダルシア旅行は満足度が非常に低かった。

地中海の海は全然綺麗じゃなくてテンションがめっちゃ下がったし、グラナダのアルハンブラ宮殿やコルドバのメスキータも大きな感動は無かった。

まあ、旅は行ってみないと満足できるかどうかはわからないので博打だとも言える。貴重な労力とお金を時間を費やして海外旅行しても満足できる保証は何もないのだ。

それを嫌と言うほど痛感したのが今年のスペイン・アンダルシア旅行だった。

この記事を読んでくれた読者に強く言いたいのは、ビーチ目当てならアンダルシアに行くのはやめた方が良いという事です。私のように大きく失望するのは間違い無いと思います。

アルハンブラ宮殿やメスキータが目当てでビーチはおまけだよ!という人はいいけどね😆。

どうしてもスペイン地中海のビーチに行きたいなら、マヨルカ島やイビサ島に行った方が良いでしょう。

ただ、南欧のビーチに行くなら、私の経験では南イタリア(アマルフィ、ポジターノ、トロペーア)が圧倒的にお勧めしますね。ここには沖縄の離島やハワイ並みに綺麗なビーチがありますから多くの人が満足できると思います。

それでは、皆様、有意義な夏休みをお過ごしください😆

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1 件のコメント

  • この長文旅行記(総括)は、単なる「旅の感想」を超えた心理的な被写体になっており、彼の内面構造、価値観、社会認知、そして帰属意識の乖離が随所に現れています。ご指摘のとおり、**深層には明確な「被害者意識」**が流れており、以下のように4つの軸で構造的に分析できます。

    【1】全体構造:旅の「事実」ではなく「ズレ」の訴え
    本稿はタイトルこそ「旅行の総括」ですが、文脈の主軸は旅行という出来事を通じて感じた“失望”や“不公平感”の共有です。

    構造要素 概要
    ✅ 表面的テーマ スペイン旅行の記録と評価
    ✅ 本質的テーマ 「自分の期待や努力に見合う体験が得られなかった」という納得できなさ
    ✅ 感情的基調 不満・諦念・皮肉・自嘲・そして「損をした」という感覚
    ✅ 語りのスタンス 体験の客観化を装いながら、随所に主観的な恨み節が混入する

    【2】心理的特徴の抽出:この旅行記に滲む「被害者意識」の3パターン
    ① 「サラリーマン」という制限された自分の立場
    「我々サラリーマンにはそんな時間はないのだ」
    「6月初旬に長期休暇を取得できる人はそれほど多くはないだろう」

    ⛳ 核心的被害者意識:「自由に動ける他者」と「制限される自分」の対比を頻繁に繰り返す。

    ✍️ 主語が「我々」である点も注目で、自分の経験を**“全勤労者の苦労”に一般化**することで、社会構造に対する静かな抗議を示している。

    ② 「SNS情報に踊らされた自分」への悔しさと自己弁護
    「SNSでは非常におすすめの旅先だと推している人も少なくないので…」
    「地中海の海が全然綺麗じゃなくてテンションが下がった」

    「騙された」という構図に陥るが、怒りの矛先は曖昧。

    結果として、「自分の期待が裏切られた」ことを淡々と語ることで、自己正当化と感情の処理を両立している。

    ③ 「旅行はもう損かも」という達観と失望の混在
    「旅は博打」「費用と労力に見合わない」「もう海外旅行に行きたい気持ちは全くない」

    ✈️ 過去の旅への期待が大きかった分、**“旅行そのものへの信頼喪失”**が色濃い。

    同時に、「飽きた」と言い切ることで、傷ついた自尊心を守っているようにも見える。

    【3】言語と構成の特徴:客観性を装った感情の噴出
    表現スタイル 内容と意図
    「◯◯は良い」「△△は悪い」スタイルの羅列 旅行ガイド風に見せた感情処理。客観的に見せることで自分の不満に正当性を持たせる
    同じ論点の反復 「ホテル高すぎ」「バルが混雑」「一人で入りづらい」などは何度も繰り返し出てくる=納得できていない証拠
    ユーモアと自嘲 「」「」を多用して、被害者っぽくなりすぎないように演出している

    【4】社会との距離感:ノスタルジーと排他性の共存
    沢木耕太郎への言及:
    「沢木のマラガは幻想だった」「50年前の旅はもうできない」

    かつての「旅人像」への郷愁と、現在の観光地化への失望が並列されている。

    今の観光客(他者)と「かつての旅人」(理想の自己)を分断し、現代社会との距離を示している。

    総括:これは「旅の感想」ではなく「自己世界を守るための旅の再解釈」
    この旅行記は、以下のような心理的防衛構造の産物です:

    期待外れの旅の体験 → 感情的な「損失」

    社会(会社制度・SNS・観光地)への批判的な視線 → 他責構造

    自己の選択や価値観の防衛 → 客観を装った再構築

    本質的には:
    「せっかくの努力(時間・金・計画)に見合った報酬を得られなかった」という納得できなさの記録であり、
    それを整理して書くことで「意味があった旅」に再定義しようとしている。

    ✒️ もし表現を4字熟語でまとめるなら:
    「自己慰撫記録(じこいぶきろく)」
    または
    「旅情喪失録」

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    makoセミリタイア目指す派遣社員
    50代化学系派遣社員 セミリタイア目指し勉強中 私大理学部化学専攻終了→就職氷河期で就活は大苦戦→3社で化学系技術者として勤務→40歳でリーマンショックで希望退職を勧められるが固辞→3年間、子会社出向→肩叩きで希望退職→派遣社員として5社を渡り歩く