【2025年GW】スペイン・アンダルシア旅行(コルドバ日帰り旅)

旅行

スペイン・マラガ6日目の朝 気候は快晴😀

今日はコルドバへの日帰り旅行

ホテルからマラガ中央駅(マラガ・マリア・サンブラーノ駅)に向かう

マラガ旧市街からマラガ中央駅までは鉄道(地下鉄かC1線)でも行けるが手ぶらなら徒歩をお勧めする

徒歩30分弱で良い運動にもなるし坂道があるわけでもないからそれほど疲れない

ただ、スーツケースや重い旅行鞄を持っているなら無理せずに鉄道を利用する方がよい

マラガ中央駅のカフェで簡単な朝食を摂りながら高速列車の出発時間まで時間を潰す

この日のカフェはかなり混雑していて、一昨日、グラナダに行った時よりもはるかに混雑していて注文するまでかなり待たされた

コルドバ行きの高速鉄道のチケットは昨日の夕方にトレインラインで購入。一人旅なら当日券も駅構内で購入できると思うがやはり事前に予約購入するのがおすすめだ。

コルドバはマラガから北方面に200kmほど離れた場所にある都市である。

結構な距離があるけど高速鉄道を使えば片道1時間程度なので十分マラガから日帰り可能な場所である

日帰り観光ではなく移動するだけなら高速バスでも良い。高速バスならマラガからコルドバまで2時間半ほどだ。高速鉄道よりもだいぶ料金も安くなる。

GoogleMapでコルドバ市内の地図を見ながら観光計画を立てる

コルドバの観光の目玉はなんといってもメスキータ(コルドバ大聖堂)だ

入場は事前に予約が必要で専用サイトから予約できる

イスラム教とキリスト教の文化が入り混じった大聖堂は歴史的にも文化的にも価値があるらしい

私は西洋史や宗教史のど素人なのでメスキータについて何も専門的な説明はできないが、メスキータに興味がある人は事前に勉強しておくとより観光を楽しめると思う

メスキータ以外には私が知る限り大きな見どころはなくて、強いてあげれば、シナゴーガ、ローマ橋、カラオーラの塔、花の小径、キリスト教徒の王たちのアルカサル、あたりだろうか?

これらのスポットはすべてメスキータ近くに点在しているので気軽に行くことができる

時間が余ればコルドバ駅とメスキータの間に位置する旧市街を散策すれば良いのではないかな

 

列車の出発時間が迫ってっきたので駅構内に向かう

スペインの高速鉄道は駅構内にはいるときにセキュリティゲートで手荷物検査とボディチェックがある。

マラガ・マリア・サンブラーノ駅の手荷物検査(X線検査)とボディチェック(金属探知機)はかなり厳重に行われる。まるで飛行機の搭乗時のような厳しいセキュリティぶりだ

無事にセキュリティゲートを抜けて、今度は列車の入場前に係員によるチケット確認がある

私はスマホの電子チケットのバーコードを係員に見せるだけで終了した

列車内はそこそこ混んではいたけど空席もそこそこあり、一昨日のグラナダ行きの列車に比べるとだいぶ空いていた感じだ

コルドバ駅に到着まで車内販売などはないのだが、食道車両がありそこでは軽食やワインなどのアルコール類も販売されている

コルドバまでは本当に早い。乗車時間の1時間は車窓からのアンダルシアののどかな田園風景を楽しんでいるとあっという間だ

スペインの高速鉄道は車窓が非常に大きいのでアンダルシアの風景を存分に楽しめるのが良いね😀

予定通り10:20にコルドバ駅に到着

 

コルドバ駅からメスキータまではゆっくり歩いても30分弱ほどと結構近い

坂道もなくずっと平坦な道が続くので誰でも徒歩で問題ないと思う

道もわかりやすいので迷うことはない

メスキータは11時入場のチケットを取っていたのでメスキータに到着した時にはすぐに入場することができた

メスキータの入り口付近は予想通り、観光客で溢れかえっている。メスキータ入り口周囲にはお土産屋や飲食店やカフェが多い。

メスキータの中に入ると中は電気が点いておらず真っ暗だった。目が慣れてくるとある程度周囲の状況を把握できるようになったけどそれでもかなり暗く感じる

大聖堂だけあって中は非常に広いのだが観光客で溢れていてかなり圧迫感を感じる。

構内は観光ガイド付きのツアー客が非常に多かった。

それも当然で私のように西洋史や宗教史の知識がゼロの人間が単独で入場してもあまり楽しめないだろうね。

ガイド付きのツアーなら英語で詳しく説明してくれるので英語がわかる人なら退屈しないだろう

西洋史、宗教史に興味がある人は絶対にガイド付きツアーを申し込んだ方が良いです。

入場料は高くなってしまうがその価値はあると思います。館内は宗教画や芸術作品の展示が非常に多いのでガイドの説明がないと芸術作品を楽しむのは厳しいです。

私は2時間弱、メスキータの構内に滞在したけど、やはりガイド付き入場券を購入すべきだったかなとちょっと後悔しました。

色々な芸術作品(多いのは宗教画)があるから退屈はしないけどやはり芸術作品の背景の説明(ガイド)はあった方がより楽しめるのは間違いない。

ガイド付きといっても当然日本語はなくて、英語、スペイン語、フランス語のいずれかだけど英語なら細かいところは分からなくてもメスキータの歴史的、宗教的な概要は掴めたと思う。

メスキータを見終わった後はローマ橋を渡ってカラオーラの塔に向かった。ローマ橋はグアダルキビル川に懸かる橋で幅はそれほどないのだが非常に長い橋なので渡るのにかなり時間が掛かる

橋の上では観光客相手に芸を披露する大道芸人や路上販売する売り子が結構目に付いた。

カラオーラの塔は塔の頂上からコルドバ市街を見渡せるかもと思って登ったけど、高さが低いので見晴らしはイマイチでしたね。

有料なのでここは正直パスして良いと思います。カネ出してまで入場する施設じゃありません。

ローマ橋の眺め↓

カラオーラの塔の頂部からのローマ橋の眺め、奥に見えるのはメスキータの一部 ↓

カラオーラの塔の頂部からのコルドバ市街地の眺め。コルドバの街は小さくて旧市街を離れると何もない丘陵地帯が続く↓

再び、ローマ橋を渡って、メスキータ方面に戻り、メスキータの外側界隈をぶらぶらする

”キリスト教徒の王たちのアルカサル”は綺麗な庭園がある有名スポットだが有料だし予約制ですぐには入場できないのでパスした。

メスキータの北側のすぐ近くにある”花の小道”は有名スポットなんだけど、想像以上に規模が小さくてショボいのでガックリしてしまったね😀

狭い路地の両側に様々な花がぶら下がっている花の小道

花の小道からさらに北側に進むと旧市街が広がり観光客と地元の人で賑わっているエリアに入った

ちょっと小腹が空いたのでスーパーでフランスパンとコーヒーを購入して通りのベンチに腰掛けて簡単な昼食にした

周囲にはカフェやレストランが沢山あるのだけど1人で入れそうな飲食店はあまり無さそうだったのでベンチでフランスパンを齧りながらコーヒを飲むのが正解だったね

一人旅って本当に食事には困るよなぁ・・・。これは海外に限らず日本国内でも同じだ。

観光地の飲食店で1人客歓迎の店って殆ど無いんだよね。だから私は国内旅行でもコンビニの弁当とか惣菜で食事を済ませることが結構ある。侘しいと感じるけどそれは一人旅の宿命と思って諦めている

フランスパンを食べ終えて、コルドバ駅に向かう。もうコルドバに観光する場所も無さそうなので駅に向かうしかない。ただ、まだマラガ行きの列車の出発時間まではかなり時間があるのでGoogleMapで時間を潰せそうな場所を探してみる。

するとコルドバの駅の近くにショッピングモールがあることに気がついた。日本のイオンモールみたいに大規模ではなさそうだけど、暇つぶしにはいいだろう。

スペインの買い物事情が分かるかもしれないしね

ショッピングモールの周りはホームレスがいる場所もあるが治安が悪そうな感じでもない。マラガ・マリア・サンブラーノ駅界隈よりは健全な雰囲気だ。

ただ、このショッピングモールの入り口には見るからに屈強な警備員が2名待機していて厳しい視線で周囲を見回している。かなり物々しい雰囲気だ。

警備員というよりも警察官や軍人のような緊張感ある雰囲気で警棒などの武器も保有している。

日本の公共施設の警備員のような平和な雰囲気は全くない。

日本の公共施設の入り口にも警備員はいるけど弱そうな爺さんばかりで形だけの警備員だよね😀。

これだけ厳重な警備をしているってことは強盗などが多いのかもしれないな。

店内の雰囲気は日本のデパートそのもので、化粧品のフロア、洋服のフロア、日用品のフロア、本屋やレコード店が入店しているフロアなどがある。

日本のデパートと違うのは食料品のフロアが最上階にあることだ。

食料品のフロアも日本のデパートと似たような品揃えだ。スペインらしいと思ったのはワインコーナーの充実ぶりだ。さすがワイン王国のスペインだね。

菓子売り場に美味しそうなブラックチョコレートが置いてあったので購入してみた。帰りの高速鉄道の車内で食べることにしよう。

食料品売り場のフロアにレストランがあったので時間潰しを兼ねて入店した。先ほどフランスパンを食べたのでお腹は空いていなかったけどワインやコーヒーなどで時間を潰せばいいだろう。

店内は遅い昼食を取る地元の人らしき人で結構混雑していた。観光客らしき人は全く居なかった。

ウェイターにロゼワインを注文すると付け合わせのポテトチップと一緒にワインを持ってきてくれた。

ワインは席の前でボトルから注いでくれた☺️、

店員はフレンドリーで感じも良かったね。ロゼワインも想像以上に美味しくて満足した😋。

レストランの中は日本のファミレスのような緩くて平和な雰囲気ですごく気に入った

スペインはEUの中では経済的な負け組と言われているけど、米国のように経済に勝ち続けて極端に貧富の格差が広がってホームレスだらけになるよりもよほど健全な気がするよ

日本もこれからは労働人口減少で経済の負け組になるのはもはや避けられないのは明らかだ

高齢化がさらに酷くなり介護や医療などの分野に多くの労働力を奪われるのは避けられないので半導体とか人工知能などの稼げる分野に労働リソースを割くことはもうできない社会構造になってしまったのが日本だ

低賃金かつ長時間労働で労働環境が悪く税金も高い日本に来てくれる移民は今後はどんどん減っていくだろうから移民による労働力確保も難しいだろう

そう考えると経済成長(GDP向上)など所詮無理ゲーなのだからスペインのように徐々に平和的に没落していくモデルを目指す方が現実的だと思うんだが、そういう現実的な政策を主張する政党は皆無だ

左派のれいわ新選組でさえ、国債発行しまくって経済成長を目指そう!という無理ゲーを堂々と主張しているので日本の将来は暗いと言わざるを得ない😂

レストランで1時間ほど滞在した後はコルドバ駅に向かい駅のカフェでカフェオレを飲みながらさらに時間を潰した

 

コルドバ駅からマラガ・マリア・サンブラーノ駅に戻ったのは午後7時頃だった

サンブラーノ駅構内で夕食を食べようかなと思って駅の2階をぶらぶらするが適当なお店が見つからない

イタリアンレストラン、ピザの店、ハンバーガーの店があるがどの店もピンと来なかった

また駅の2Fには大型スーパーが入店していてここは食材や惣菜が豊富で非常にオススメです。

パン、果物、野菜、惣菜類、お酒(ワイン類)が豊富なのでここで食材を調達することができれば1週間程度の滞在なら全く不自由しないだろうと思わせるくらい充実している

マラガ・マリア・サンブラーノ駅近くのホテルやアパートメントに滞在するならこの駅中のスーパーは絶対に利用すべきと感じたな

駅を出てマラガ旧市街方面に向かいながら色んなレストランを物色するが1人で気軽に入店できそうなお店はなかなか見つからない

結局、マラガ旧市街の南側に位置するSOHO(ソオ)地区で通りかかった某イタリアンレストランに入店した。歩き疲れてしまったのでこれ以上店を探す気力もなかったのだ。

GoogleMapで見る限りではそこそこ評判が良いレストランだったので入店したのだが正直なところ微妙なレストランだったな

ボロネーゼパスタと赤ワインはそこそこ美味しかったけど、食前酒として頼んだサングリアは甘すぎてジュースみたいな味でガッカリした😂。

また店員の態度、対応も微妙で釣り銭を間違えたりしていい加減さが目立ったな。マラガのレストランでは原則としてカード払いにした方がトラブルは少ないと思われる。

 

イタリアンレストランで食事した後はすぐに旧市街のホテルに戻ってシャワーを浴びてすぐに寝た😴

マラガからコルドバまでの往復移動やコルドバでの観光疲れで疲れ切っていたせいかすぐに眠りにつくことができた

明日はとうとうマラガ最終日だ。1週間のスペイン・アンダルシア旅行はもう終わり。明日の夕方の便で日本に帰国する予定だ。

今回のブログはここまで!

次回は日本帰国編です

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