【2024年夏旅】イタリア旅行 ローマ滞在編(1日目)

旅行

2024年度の夏休みはイタリア旅行を敢行した

ローマ滞在について振り返ってみたい

ローマの人の運転の荒さに驚く😱

ローマ・ファウミチーノ国際空港の外に出るとタクシー乗り場があり多くのタクシーが待機していた

ローマ中心部まで(テルミニ駅)まで高速鉄道やメトロ(地下鉄)でも移動できるけど時差ボケや20時間以上の移動で疲れ切っていた私はタクシー移動しか頭にありませんでした

50代のおっさんが無理をして長距離移動しているので多少カネがかかっても自分の身体を労るべきだと思ったから

ただ、タクシーはアテネでぼったくりタクシーに遭って懲りていたので使いたくない

Uberタクシーの乗り場を探していると鉄道の駅の近くにUberの乗り場があることが分かった

ただ、空港の出口から微妙に距離があるので重たいスーツケースを引きずりながら移動するのは正直疲れた体には堪えた💦

ローマではUberが使えるとはいえ民間のタクシーとは明から差別されていることがはっきりと分かった

Uberを使いにくくして民間のタクシーを優遇しているのだろう

日本もライドシェア解禁の議論が始まっているようだが仮にライドシェアが解禁されても、恐らくタクシー既得権益に負けてイタリアのような差別的な導入になるに違いない

 

重たいスーツケースを引きずって空港出口から離れたUber乗り場に到着したがどうも様子がおかしい

スマホのUberアプリを立ち上げても待機中のUberタクシーの認識が出来ないのだ

このままでは埒が開かないので空港ターミナルビルのタクシー乗り場に戻って、Uberアプリを立ち上げると待機中のタクシーが表示された

民間のタクシー乗り場じゃないとどうやらUberを呼べないようだ

これではUber乗り場を別にした意味が全くないではないか・・・😠

ローマのUberは全くダメだ。形だけの導入をしているだけで民間タクシーから差別されまくっていてわかりにくいことこの上ない

これじゃ一般の旅行者は嫌になって民間のタクシーを使うに決まっているよ

怒りを抑えながら早速、待機中のUberタクシーを配車依頼して数分待ったのだがここでまたトラブルが・・・

どうやら既に配車されているようだがどこに配車されているのかが分からないのだ

アプリ上では私のいる場所のすぐ近くに配車されているようなので必死に探すがなかなか見つからない

10分くらいイライラしながら探しているとようやく見つかった

民間のタクシーに紛れていた上にアプリ上の場所からはかなり離れていてこれじゃ見つけられないよ😠

再度、ローマのUberはクソすぎる!と思ったものだ

ハワイのホノルル空港のUberの使いやすさと比べたら月とスッポンだ

ローマのUberにはハワイのUberの爪の垢でも煎じて飲んで欲しいよ全く💢

運転手は私と同年代くらいに見える一癖ありそうなイタリア人のおっさんだった

おっさんの運転する車(ミニバン)に乗って空港を後にした

このおっさんの運転はめちゃくちゃ荒かったし、マナーも最低だった

ローマ中心部のホテルに着くまで延々とデカい声(もちろんイタリア語だ)でスマホで誰かと話していたので全く寛ぐことが出来なかった

こんなマナーの悪い運転手は今までで一度も見たことがない

客を乗せて走っている時くらいは携帯電話で話すのを控えるのがタクシー運転手としての最低のマナーだろう

しかもこのおっさん、空港のインターから高速道路(アウトストラーダ)に入るととにかく怖いくらいに飛ばしまくる

追突しそうなくらいに前の車を煽りまくった上にウインカーも出さずに車線変更するのだ

日本も煽り運転が問題になっているが日本の煽り運転などこのおっさんに比べたら可愛いものだ

アウトストラーダを走っている他の車を見ていても煽りまくる運転をしている輩が多いと感じた

アウトストラーダで感じたのは、ローマの人(というかイタリア人)は運転がとにかく荒い💦

日本人やハワイ人(アメリカ人)の方がはるかに運転マナーは良い

GWに旅行したギリシャも運転は荒いと感じたが、イタリアはギリシャよりも運転が荒いと感じる

やはり南ヨーロッパ人は血の気が多いラテンの気質があることが車の運転の荒さで嫌というほど感じることができた

アウトストラーダでのイタリア人の運転マナーの悪さを見てイタリアに対する印象が一気に悪くなった

私は車の運転は人間の本性が現れると思っているからだ

 

アウトストラーダを降りてローマ市内中心部に入ってもおっさんの運転は相変わらず荒い

市街地でも煽り運転やウインカーなしの車線変更は何度もやっていた

空港から1時間弱でローマ中心部のホテルに到着

このおっさんの運転の荒さと携帯電話の声のやかましさで余計に疲れ果ててしまったよ😠

料金はチップ込みで9,700円ほどだった

正直言って高すぎる。これでも民間タクシーよりは安いのかもしれないけど。

正直、こんな運転マナーの悪いUberだったら地下鉄や高速鉄道でローマ中心部に来るべきだったと後悔したものだ😭

スペイン広場(階段)には全く感銘を受けなかったおっさん

ホテルのチェックインを終えて部屋に入ると、関西空港からの長時間移動の疲れがモロに出てきたので、まだ昼間とはいえベッドで仮眠をとることにした

2時間ほど仮眠を取って体がだいぶ楽になったのでホテル周辺を散策することにした

私が宿泊するホテルはスペイン広場の近く

誰もが知っている名画である”ローマの休日”のロケ地となったスペイン階段のすぐ近くなのだ

スペイン広場近辺はローマ中央駅(テルミニ駅)からは結構な距離があり移動には不便な場所だ

しかし、私の事前調査ではスペイン広場近くは治安が良いのでおすすめの宿泊場所である、という某ブロガーの記事を信じてスペイン広場の近くのこの宿を予約したのだ

この判断が間違っていたことを後々嫌というほど思い知ることになるのだが・・・

 

ホテルからスペイン広場は本当にすぐ近くだった。徒歩3分程度だ。

ただ、スペイン広場にもスペイン階段にも正直言って全く感銘を受けなかった😭

がっかり観光ポイントで有名な札幌の時計台を彷彿とさせるのがスペイン広場だと思う

有名観光スポットだから人は結構多いのだけど、ただ広場と階段があるだけの場所だ💦

ローマの休日のロケが行われていなければこんなに注目される場所とは思えなかった

スペイン階段ではオードリーヘップバーンの真似をしたポーズをして写真を取ってもらっている観光客らしき女性が沢山いました😆

スペイン階段を上り切った場所は夕日の名所のようで多くの観光客らしき人が夕日を見ていました

また、スペイン階段近辺には赤い薔薇の花を渡そうとする怪しそうな中東系の連中が数人いた

恐らく詐欺師であろう

赤い薔薇の花を受け取ったら最後、法外なカネを請求されるのは間違いないであろう

多くの観光客はそのことを承知しているようで誰も赤い薔薇を渡そうとする怪しい連中の相手をせずに無視していた

まあ、彼らも数人の情弱が引っ掛かれば十分元を取れる(稼げる)と思ってやっているんだろうね😱

海外旅行では声をかけてくる連中は全て詐欺師だと思って徹底的に無視するに限ります

本当に良い人も100人に1人くらいはいるかもしれないけど、まあトラブルに巻き込まれたくないのであれば相手にしないのが無難ですよ

特に日本人的なお人好し思考(ひょっとしたら良い人かもしれない)は海外の詐欺師の格好のカモになりやすいので注意してくださいね😀

スペイン広場(階段)を見ていても退屈なだけなので他に面白そうな場所はないかGoogleMapで探すと近くに”トレビの泉”があることが分かった

トレビの泉の周りの路面は生ゴミで埋め尽くされていた😱

”トレビの泉”はローマ観光では外せない場所であろう

恐らく知名度ではコロッセオやバチカンに負けていないと思う

トレビの泉は本当にスペイン広場の近くでした。徒歩10分くらいだったと思う

泉の周囲は観光客で溢れかえっていて全く近づくことが出来なかったです

さすが、ローマで随一の観光スポットだ。混雑のレベルはスペイン広場の比ではない。

泉の前に精巧な彫刻が施された歴史的建造物がありこれが恐らく最大の観光ポイントだろう

確かにこの彫刻は凄い。古代ローマにこんな精巧な彫刻を施せるのだからローマ帝国時代の彫刻技術は本当に凄い👍。

多くの観光客が私と同じようにこの歴史的建造物の写真をスマホで撮りまくっていた

トレビの泉の周りはカフェ、ジェラート屋、レストランなどが数多くひしめいていた

人が大量に集まる場所だから飲食店の経営的には当然そうなりますよね

ただ、そのせいもあってかトレビの泉の周りの路面には生ゴミが大量に散乱している

溶けたジェラートやコーンが路面に大量に飛び散っている無惨さ(異様さ)と歴史的建造物の見事さ美しさのコントラストが悪い意味で凄すぎるのだ😱

その大量の路上のゴミを誰も片付けようとも掃除しようともせずに放置されているのがなんとも異様な光景だった

私はトレビの泉そのものよりもトレビの泉の周りの大量の路上のゴミが気になって仕方がなかった

あの大量の路上ゴミは確実にトレビの泉のプレゼンスを貶めていると思う💦

なんとかならないのだろうか・・・

我らがニッポンが誇る観光地である京都市内もエリアによっては路上にゴミが散乱していて大きな問題になっているがトレビの泉もそれと全く同じだ

あまりにも大量の観光客が押しかけるのでその中にはマナーの悪い観光客が一定数存在するのは避けられないのだ

観光公害(オーバーツーリズム)は大型観光地では全世界的な問題であろう

トレビの泉もこれ以上オーバーツーリズムが酷くなると、ローマ市当局が高額な入場料を徴収するスタイルに変更するかもしれない

実際、同じくオーバーツーリズムに悩まされているイタリア北部の人気観光地のベネツィアでは入場を有料化しているエリアもあるという

何でもかんでも有料化するのは我々観光客にとっては大きな負担になるのでやめて欲しいのだが、トレビの泉の路上ゴミの醜さを見ているとあまり綺麗事も言っていられないだろうな、と強く感じましたね

夕食難民になるおっさん💦

そんな汚いトレビの泉を眺めているとあたりがだいぶ暗くなってきた

スマホの時計を見ると夜8時半を過ぎていた

夏のヨーロッパは日が長いので体内時計が狂ってしまう

8時過ぎても昼間のように明るいのだ

しかし9時をすぎると急速に暗くなるので注意が必要だ

ローマ市内で夕食でも食べるかとスペイン広場界隈のレストランを物色し始めた

スペイン広場界隈はブランドショップや飲食店が沢山あるのだが、場所柄なのかレストランはいかにも高級な雰囲気を漂わせるレストランが沢山あって、おっさん一人で入店できそうな雰囲気は微塵もない

根気よく探すと比較的大衆的な雰囲気のレストランも裏路地に沢山あるのだけど家族連れやカップルで大賑わいでとてもじゃないけどおっさん一人で入店できる雰囲気ではないのだ

足を棒にしてスペイン広場界隈を歩き回ったが一人旅のおっさんが入店できそうな雰囲気のレストランは皆無だった😭

バックパッカーのバイブルである深夜特急には、ローマ滞在中の若き日の沢木耕太郎が大衆的なローマのレストランでポモドーロパスタとイタリアワインを楽しむ描写がある

私も沢木耕太郎のようにローマの大衆的なレストランで本場のパスタやワインを食することを楽しみにしていたのだ

だから日本から遠いイタリアに今年の夏に貴重なお金と時間を掛けて訪れたのだ

しかし深夜特急に出てくるローマは50年以上前のローマだし、当時の沢木耕太郎は20代後半の若者だ

現在のローマとは全く雰囲気も違うだろうし、当時の沢木耕太郎とは年齢が違いすぎる50歳過ぎのくたびれたおっさんだ

せっかく遠路はるばるローマまで来たのに本場のイタリアンレストランでパスタやワインを楽しめなかったのは本当に悔しかった

しかし、ローマが一人旅のおっさんを拒否している以上ここは諦めるしかないだろう

一人でも入店しやすい日本食の飲食店(ラーメン屋、居酒屋)でも探すことにしよう

気を取り直して、GoogleMapでローマ市内の日本食の店を探したがトレビの泉の近くには日本食の店はまったくなかった

ローマ市街の外れに日本料理店やラーメン屋があることは確認できたのだがそんな遠くまでこの夜遅い時間に歩いて行く気には到底なれなかった

仕方ないけど、ホテル近くのスーパーでつまみでも購入するかと思ったのだが、サラミやハムはデカ過ぎて一人ではとても食べきれない💦

ミネラルウォーターとプレーンヨーグルトを購入した

それくらいしか購入したいものが無かったのだ

サンドイッチは陳列してあったけど見るからに美味しくなさそうだったのでパスした😂

ホテルの部屋に戻ってプレーンヨーグルトを食べているとなんとも惨めな気持ちになった😭

ヨーグルトも全然美味しく無かった。普段スーパーで購入している明治のプレーンヨーグルトの方が美味しかった

わざわざ遠路はるばるイタリアまで来て、不味いヨーグルトを夕食にする私は一体なんなのか?と惨めさを感じずにはいられなかった

まあ、明日のホテルの朝食に期待するしかない

長旅の疲れもあってヨーグルトを食べた後はすぐに眠くなって就寝した

 

今回はここまで

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