2024年夏はイタリア旅行を敢行した
スペイン(バルセロナやアンダルシア地方)と最後まで迷ったけど最後は直感でイタリアにした
この選択が正解だったのかは今でも正直わからないです
8/7の夜に自宅を出発し関西空港に向かった
今回のイタリア旅行で利用するエアラインはエミレーツ航空
UAEのドバイのエアラインだ
ドバイでトランジットしてローマに向かう
エミレーツ空港を選んだのは実質的にこのエアラインしかなかったから
本当はターキッシュエアラインを選びたかったけど私の日程では既にローマ行きは売り切れていた
韓国系、中国系エアラインはまだ比較的安めのチケットがあったけどトランジット時間が長すぎたり、前泊が必要な早朝便だったりするので私はパスした
私はすでに55歳のおっさんだ
若者のように無理な旅行日程を組むことは出来ない
ただ、ローマ行きでエミレーツ航空を選んだのは失敗だったなと感じた。
もう少し早めにイタリア行きを決断してターキッシュエアラインを利用すべきだったと思う
その理由は後々説明していく
中高年以上はエアライン選びを真剣にやりましょう!
関西空港ターミナルには高速バスで20時過ぎに到着
エミレーツ航空カウンターではすでにドバイ行きの飛行機のチェックインが始まっていた
私の搭乗する飛行機は23:45分発の深夜便だ
チェックインカウンターは予想以上に混雑していたが、私はオンラインチェックインを済ませていたので短時間でチェックインを終わらすことが出来た
手荷物検査や出国手続きも問題なく終了し、制限エリアまではあっという間だった
夜遅いので空いているお店は多くはないし営業終了しているラウンジも多かった
私はエポスカードのゴールドカード会員なので関西空港の一部のラウンジが利用できるのだけど搭乗エリアから離れすぎているので利用は諦めた
いつものように搭乗エリア近くのバー(軽食、アルコール類がある)で時間を潰す
ドバイまでのエミレーツ航空はプレミアムエコノミーを選択した
エコノミーと迷ったけどたまには贅沢も良いだろうとプレミアムエコノミーを選択
エコノミーよりも座席が広いのと機内食が多少グレードアップするようだ
私は今までの海外旅行ではエコノミーしか乗ったことがない
ビジネスクラスはチケットが高すぎるので勿論購入できない
エコノミーの2倍から3倍の価格なのだから普通の人は利用できないだろう
我々庶民にはエコノミーでも十分高額ですからね
ビジネスクラスは原則として貴族が利用するものだと思う
あとは、新婚旅行など特定の人生の節目にはビジネスクラスを利用するのも良い思い出になるだろう
我々庶民はエコノミーかビジネスクラスかで迷う以上にエアライン選びを真剣にやるべきだと思う
私の経験ではエコノミーでもエアラインが違うだけで機内の快適性が全く違うからだ
安いエアライン(韓国系、中華系)は客層が明らかに落ちることを覚悟しなくてはならない
こんなことを言うと反発を喰らうだろうけどこれは私の経験上事実なんですよ
初めての海外旅行で私は大韓航空を利用して南の島のフィジーに行ったが客層は非常に悪かった
就寝時間になっても大声でおしゃべりしたり機内を徘徊する連中が多かったし、私の隣席にはしつけの悪いガキが座ってやかましいし暴れるしで地獄だった💢
マナーの悪い客のおかげで機内で殆ど一睡もできなかったことをよく覚えている
今年の年始にはタイのプーケット旅行に中国東方航空を利用したが、上海からプーケットに向かう機内ではマナーの悪い日本人家族が私の隣の席に座り、ずっとでかい声でお喋りしたり躾の悪いガキが騒いだりして全く寛げなかった
上海からプーケットまでの搭乗時間は5時間程度だったので我慢できたが10時間以上のロングフライトだと相当堪えたと思う
バーでビールやワインを飲みながらスマホでイタリアの情報収集しているとあっという間に搭乗時間が近づいてきた
登場ゲートに行くと想像以上に人が多くてびっくり
旅行会社の添乗員(HISなど)も複数いてツアー客に説明していた
搭乗する飛行機はエアバス社のA380という超大型機ということもあるのだろうけど本当にすごい人だ
恐らく私のようにドバイを経由して欧州各地に旅行する人が殆どだろう
ファーストクラス、ビジネスクラスの優先搭乗に続いて、プレミアムエコノミーの優先搭乗のアナウンスが始まったので搭乗ゲートに向かった
プレミアムエコノミー座席に着席して暫くしたらCAが来てウェルカムドリンクの注文取りにきた
私は白ワインを注文
プレミアムエコノミーの座席は確かにエコノミー席よりも確実に広い。
足元も横幅もかなり余裕がある。新幹線のグリーン車のような感じです。
これならば10時間以上のロングフライトでも大きな疲れを感じることはないだろう
白ワインが運ばれてきた。この白ワインはなかなか美味かったです。機内食も美味しいかもしれないと期待が高まる。
プレミアムエコノミーのタッチパネルはこんな感じ。ここから各種エンタメやニュースなどにアクセスできる
ワインを飲み終えると飛行機が動き出し滑走路に向かい始めた
離陸してしばらくすると機内食が提供される
深夜時間帯ではあるけど私は機内食のために夕食を抜いていたのでそこそこお腹は空いていた
ただ、エミレーツ航空のプレミアムエコノミーの機内食は正直イマイチだった
量や品数は多いのだけど炭水化物が多すぎるし、メインディッシュ(チキンステーキ)やサラダの味付けもイマイチだ
勿体無いがパンとチキンステーキ以外は殆ど手を付けませんでした
正直、この程度の機内食を提供するくらいなら機内食はなくても良いというのが私の感想だ
空港のコンビニなどで軽食(おにぎりやサンドイッチ)を購入した方がはるかにマシである
機内食は要らないからその分航空券を安くしてほしいなぁ。
やはり機内食は昨年の関空ーホノルル便のJALが最高だった。
機内食の後はドリンク類(コーヒー、水、ジュースなど)の提供もあったけど、深夜便だったこともありスルーさせてもらった
コーヒーなどのカフェイン類は睡眠を妨害するだけだ
水分もとりすぎるとトイレの回数が増えるので要注意ですね
機内食の後はタッチパネルで映画や音楽などのエンタメを楽しむ人も多いだろうけど、深夜便ならば寝ることを優先したほうが絶対に良い
機内でぐっすり眠ることは環境的に難しいけど、仮眠を取るだけでも疲労が減るからだ
ドリンク類の提供の後は機内が一気に暗くなったのでアイマスクと耳栓をして仮眠した
仮眠から目が覚めるとすでに朝食の時間になっていたようで暫くしたら朝食(2回目の機内食)の提供が始まった
夕食ほどではないがボリュームが結構あり、普段から朝食を殆ど食べない私は見ただけで食欲が無くなってしまった
パンとヨーグルトだけを食べて殆ど手を付けなかった
食後のコーヒータイムだけはしっかりとミルクコーヒーを頂く
やはり外資系エアラインの機内食は日本人には明らかにカロリーオーバーだし、味も日本人には大味すぎて美味しくない💦
まあ、大食いの欧米人や中東人を標準にしているのだろうからこれは仕方ないだろう
機内食にこだわるならJALしかないと思う
同じく日系エアラインのANAの機内食はあまり評判が良くないですね
コーヒーを飲んで暫くうとうとしていたらドバイ国際空港にまもなく到着するアナウンスがあった
早朝(と言ってもまだ真っ暗)のドバイ市街地が見えてきた
関西空港から10時間のフライトで無事に中継地であるドバイ国際空港に着陸した
時間は現地時間の朝5時前だ
今回はプレミアムエコノミークラスを使ったせいか、10時間のフライトでも殆ど疲れを感じなかった
座席が比較的広いうえにマナー悪い乗客が周辺にいなかったので十分に仮眠が出来て快適に過ごすことができたからだろう
しかし、機内食は期待外れだったし、エコノミークラスに対して5万円から7万円ほど高くなるので正直、対費用効果という意味では微妙で手放しでおすすめはできないですね
まあ、お金に余裕がある人はプレミアムエコノミーはお勧めできるが多くの庶民にとってはサービスに対してやはり高すぎる感が否めない
私の意見としては、エミレーツ航空のプレミアムエコノミーにお金をかけるよりエアラインにお金をかけたほうがいいです
お金をかけるならば、イスタンブール経由のターキッシュエアラインや欧州直行便のエアラインにしたほうが満足度は正直高いと思います
飛行機を後にして、トランジットする乗客は再度このドバイで手荷物検査場に向かう
手荷物検査は問題なく終了し、制限エリアに入る
ドバイ国際空港はかなり広くて巨大な空港で、ローマ行きの搭乗口まではかなり歩く事になった
朝5時前という早朝時間帯にも関わらず人は多く免税店、カフェ、レストランも殆ど営業していた
ドバイ国際空港はエミレーツ航空のラウンジが数多くあります。
地元の航空会社だから当たり前ですね。
ただし、ビジネスクラス、ファーストクラスの利用客しか利用できないのでエコノミーの人達はカフェとかレストランなどで時間を潰すしかないです。
ドバイからローマは非常に遠いことを覚悟しましょう😭
ローマ行きの飛行機は9時10分発なので4時間以上もまだ時間がある
空港内のカフェに入ったり歩き回ったりして時間を潰すがそれでも4時間以上のトランジット時間は長すぎる感じましたね
やはりトランジットは2時間前後が良い
1時間半以内だと短すぎると感じるし、3時間を超えると待つのにうんざりしてくる
ドバイ国際空港の電光掲示板
空港内を歩き回っても買い物をする気もない私には退屈でしかないので、ローマ行き搭乗口近くの椅子に座って休む事にする
周りを見渡すとすでに多くの人が座っていてローマ行きの飛行機搭乗を待っている
早朝なので座席で寝ている人も沢山いたし、日本人らしき旅行客も結構見かけた
イタリアはやはり日本人の旅先として人気なんだよね
ローマ行きのエアバスA380 写真よりも実物はもっとデカく感じます
ローマ行きの飛行機への搭乗開始のアナウンスが始まるとすぐに大行列が出来た
エコノミー席ということもあり飛行機内に入るまでにもだいぶ時間がかかった。
これは巨大旅客機あるあるかもしれない。
エコノミー席はプレミアムエコノミー席よりはかなり狭く感じるがその分航空券も安いのだから我慢すべきだろう。
飛行機が離陸するとすぐに機内食が配られた。時間帯からして朝食ということだろう。
プレミアムエコノミーの機内食よりは量が少なかったけど質的には大きな差はないように思えた
私的にはこの量でも十分すぎるほどだ。
ドバイ国際空港での4時間のトランジットに疲れていたせいかお腹が空いていたのでほぼ全て完食できた。
味は語るほどのものではなく可もなく不可もなくといったところです。
ドバイからローマの飛行時間は6時間15分
これはかなり遠く長く感じた。
日本からタイのバンコクに行くのと大差ない飛行時間だ。
日中のフライトなので深夜便と異なり仮眠することもないため、個人的には関西空港からドバイ国際空港の搭乗時間よりも体感的には長く感じたほどだ
それぐらい、ドバイからローマ(というか欧州全土)は遠く感じる
機内で時間を潰すにはタッチパネルで音楽や映画鑑賞くらいしかないのだが、エミレーツ航空は中東のエアラインなので当然、日本人向けコンテンツは非常に少ない
私は映画にはあまり興味がないので音楽で時間を潰したのだが日本人向けコンテンツは非常に少なかった
宇多田ヒカル、中島美嘉、MISIAやビートルズの音楽を聴きながらローマまでの長い時間を潰した
ローマ到着1時間半くらい前には昼食として軽食(サンドイッチ)が提供された
全く期待してなかったけど、このサンドイッチはそこそこ美味しかった。プレミアムエコノミーの機内食よりも美味しかったと思う。
やはりエミレーツ航空を庶民が利用するならエコノミーが無難かもしれないとこの時に思いましたね。
6時間以上の長いフライトを経てローマのファウミチーノ国際空港に現地時間の13:15に到着した
関西空港から出発して20時間以上も経っていたので心身共に疲れ果ててしまった
飛行機から降りて暫く空港内を歩くと入国審査場に着いた
大行列を作っていたので長時間のフライトと時差ボケで疲れ切っていた私は行列を見ただけでげんなりした😭
入国審査は審査官に特に何も聞かれずにパスポートにスタンプを押されただけだった
海外の空港でいつも疑問に思うのが入国審査だ
パスポートにスタンプ押すだけなら自動化してもっと効率をあげて欲しい
高精度カメラとパスポートのチェックだけならAIで自動化出来るはずなんだけどな
現状の多くの空港は入国審査官の雇用を守るために無駄な業務が行われているとしか思えないのだが・・・
入国審査と手荷物の受け取りで散々待たされて、空港ターミナルを出た時はすでに14時半を過ぎていた
ローマの強烈な日差しと暑さが移動で疲れ切った私の身体に降り注いだ
ファウミチーノ国際空港からローマ市街に行くには、地下鉄、高速鉄道、タクシー、Uber、バスなど色々な交通手段があるのだが、疲れ切っている私はタクシーやUber以外考えられなかった
タクシーかUberにするかは迷うところだがどうしようか・・・・
今回のブログはここまで
次回はローマ観光編を執筆する予定です。それでは!
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