【2025年GW】スペイン・アンダルシア旅行(マラガ市内観光)

旅行

マラガ5日目の朝は快晴

昨日はグラナダに日帰り旅行して少し疲れたので、今日はマラガ市内を観光することにする

2日連続で遠出するのは55歳の私にはキツすぎる

ホテルから徒歩5分程度のカフェでクロワッサンとカフェオレの簡単な朝食

このカフェのクロワッサンは甘さ控えめで結構美味しかったな。お店によってクロワッサンの味は全然違うので食べ歩きするのも楽しいかもしれない。

マラガ旧市街には至る所に朝早くから営業しているカフェがあるので朝食には軽食なら苦労しない。

無理にバカ高いホテルの朝食を食べる必要もないだろう。

スタバもあるけどスタバはかなり割高なので普通の地元のカフェの方が絶対に良いです

スペインでの朝食といえばチェロス(砂糖をまぶしたパン)をホットチョコレートに浸して食べるのが定番だと思っていたけど、マラガの旧市街にはチェロスの専門店はそんなに多くなくて普通のカフェの方が多い感じだ

バルセロナとかマドリードのような大都市ではチェロス専門店も多いかもしれない

私はチェロスのような甘いものはあまり得意ではないので塩味のクロワッサンとコーヒーで十分だ

朝食を食べ終わった後はホテルの戻って部屋のコーヒーメーカーでコーヒーを飲む。

ネスレのインスタントコーヒーは結構美味いから気に入った

ヒブラルファロ城

まずはマラガ旧市街から近いヒブラルファロ城に向かう。

マラガ旧市街から徒歩圏内にあるマラガの人気観光スポットだ。

マラガ市街地と地中海を眺めることができる絶景スポットである。

バスやタクシーでも行けるけど徒歩で行くことをお勧めしたい。ちょっと坂道がきついがマラガ旧市街からも十分徒歩で行ける距離である。

旧市街からヒブラルファロ城までの道のりはかなり急勾配である。ところどころに休息できる展望台がある。

有名観光スポットなのでとにかく観光客が多い。

旧市街から30分弱でヒブラルファロ城の入り口付近に到着した。思ったよりハードな道のりで汗だくになってしまった。

ヒブラルファロ城入り口付近からのマラガ市街の眺めや地中海の眺めは期待していたほどではなかったのが正直な感想だ。

それに城内に入場するためには有料チケットを購入する必要があり、チケット購入の長蛇の列ができていた。

長時間並んでまで城内を見学する気にはなれなかったので城入り口近くの売店でミネラルウォーターを購入し水をがぶ飲みした。

城の入り口付近でしばらく休んでいるとバスやタクシーが結構な頻度でやってくる。

確かに歩いて来るにはちょっとしんどい場所だから体力に自信が無い人はバスやタクシーを使った方がいいだろう。

登ってきた山道を下りマラガの旧市街方面に戻って、今度はマラガのビーチ方面に向かった。

マラガのビーチ

マラガ到着当日にマラゲータビーチ(マラガ市街からすぐ近くのビーチ)を散策したのだが、今度はより東の方まで散策しようと思った。

なんせ時間はたっぷりあるのだから体力が許す限りマラガの海岸線を歩いてみようと思ったのだ。

マラゲータビーチから東側方面もずっとビーチが続いている。ビーチ沿いにはレストランやカフェやホテルやリゾートマンションが多く並んでいてビーチ沿いには椰子の木が多く植っていていかにも地中海リゾートという雰囲気だ。

ビーチ沿いは綺麗な遊歩道が整備されていてランニングやサイクリングをしている人をたくさん見かけた。

ビーチ沿いの雰囲気は確かに悪くは無いのだが、海の透明度が決定的に足りないので正直テンションが下がってしまう。

マラガのビーチはハワイのワイキキビーチや沖縄本島の恩納村の万座ビーチのような南国リゾート特有の透明度の高い海じゃ無いんですよ。

中欧や北欧の人はこの透明度の低い海でも満足するのかもしれないが綺麗なビーチが多い日本からやってくると全く物足りないのです。

マラガに到着した日よりは波が穏やかだが透明度の低い海は相変わらずですっかりテンションが下がってしまった😭。

私は地中海リゾート滞在を目的にわざわざ日本から遠路はるばるマラガまでやって来たのだからすっかり落ち込んでしまいましたよ😅

大して綺麗でもないマラガの海を見ても全然テンションが上がらないのでホテルに戻ることにした

お腹が空いたのでちょっと中途半端な時間(15時すぎ)だけどホテルに帰る途中でスーパーでワインとハムとサラミを購入してホテルの部屋で遅い時間の昼食を楽しんだ。

スーパーで購入した赤ワインやハムやサラミが結構美味しくてびっくり😳。

味は全く期待していなかったのでこれは嬉しい誤算だ😋。

価格もそんなに高くはなかったしコストパフォーマンスは非常に良いと思ったね。

マラガ旧市街にはスーパーマーケットが数多くあるので、一人旅の人はバルやレストランは利用せずにスーパーでワインやパンやハムや果物などを購入してホテルの部屋で食べるのは悪くはないと思う。

遅い昼食の後は明日の旅行計画を立てる。コルドバに行くかロンダに行くかかなり迷ったがコルドバに行くことにした。特に理由はない。

ロンダの方が街の景色は良さそうだが、コルドバはメスキータ(コルドバ大聖堂)があり、ここには世界中から観光客が押し寄せるそうだ。

メスキータはグラナダのアルハンブラ宮殿と違い明日の入場予約を簡単に取ることができた。

マラガ・サンブラーノ駅からコルドバ駅への高速鉄道の予約も忘れずにしておいた。

これで明日の予定はOK。

明日の予定を考えていたらもう夕方(18時)になっていたのだが、マラガの夕方は昼間のように明るい。

ピカソの生家&ピカソ博物館

宿泊ホテルの前の道を北側に向かってマラガ旧市街の北部エリアを散策してみることにする。

有名なマラガピカソ博物館の前まで行ってみたのだが、すでに当日のチケットは売り切れのようで入場することは出来なかった。

私は芸術には疎いのでピカソの作品にそれほど興味があるわけじゃないけど、せっかくマラガまで来たのだから時間があればピカソ博物館に寄ってもいいかなって感じのスタンスだ。

明日の昼頃にでももう一度来ることにしようか。

ピカソ博物館のあたりは飲食店やお土産屋が多い。マラガの一大観光スポットなのは間違いない。

ピカソ博物館前の通りを更に北方面に5分ほど歩くとピカソの生家に到着した。

ここもピカソ博物館と並んでピカソファンには人気の場所だろう。

ピカソの生家の中にも小規模なピカソ博物館がある。受付でまだ入場できるかと尋ねると入場できるとのことだったので思い切って入場してみた。入場料は4ユーロとリーズナブルだから気軽に入場できる。

ピカソ博物館ほど作品の展示数は多くないが、ここでもピカソの作品の一部やピカソの生い立ち、家族との写真が結構飾られていて、ピカソのことは大体把握できる。

ここはピカソ博物館ほど混雑していないし入場料もリーズナブルだし、時間に余裕があれば訪れることをお勧めしたい。

効率的な観光が難しいアンダルシア地方

今回のアンダルシア旅行で感じたのは、スペインのアンダルシア地方は観光地が点在しているので短期間での効率的な観光は難しいということだ。

予定を詰め込むと移動ばかりでウルトラハードな旅になってしまう。

今回の旅行ではマラガを拠点としてグラナダとコルドバしか回ることができなかったが、本当はロンダ、セビリア(アンダルシア地方最大の都市だ)、カディスなどにも行きたかった。

しかし1週間程度の滞在では到底これらのエリアをカバーするのは難しいというか無理ゲーだ。

アンダルシア地方をゆっくり観光するなら2週間は必要と思うけど、一般サラリーマンがこれだけの休みを取ることはほぼ不可能に近いだろう。

それにアンダルシア地方の有名なひまわり畑は6月上旬が見頃でGWではひまわり畑を見ることはできないのも痛い。

せっかくお金と時間と労力をかけてアンダルシア地方を旅行するならベストシーズン(6月初旬)を狙いたいがその時期にサラリーマンが長期休みを取るなど不可能だ

アンダルシア地方をゆっくり旅するなら学生かフリーランスかリタイア者の立場でないと厳しいだろう。

今回のスペインアンダルシア旅行で感じたのはマラガ旧市街にはこれといった観光資源がないことだ。

マラガは大規模な国際空港と高速鉄道の駅があるからアンダルシア観光の拠点とするのが良いと言われているが、本当にそれで良いのか私は疑問に感じるようになった。

マラガからグラナダの日帰り旅行はそれなりにしんどかったし明日のコルドバの日帰り旅行もそれなりに疲労は溜まるだろう。

それにマラガの旧市街はホテルがすごく高いので観光の拠点として長く滞在するのはコスパが悪すぎると思う。

私の感触ではマラガ、グラナダ、コルドバ、ロンダ、セビリア、ヘレス、カディスにそれぞれ1〜2泊しながらアンダルシアを周遊するのが一番良い旅になると思う。

移動も高速鉄道ではなく可能であればレンタカーが良いと思いますね。レンタカーの方が効率的に観光できるはずです。

 

夕食はGoogleMapで評判の良かったマラガ旧市街のラーメン店Nogacuに行ってみた

店は日本のラーメン店のような佇まいでカウンター席も多くて1人でも非常に入りやすい店なので一人旅には大変に助かる

ラーメン店なんだけど居酒屋的なメニューも結構豊富で枝豆、餃子などもある。

私はラーメンではなくこのお店に枝豆を食べにきたのだ。口コミで枝豆が美味しいと書いてあったので気になっていたのです。

ラーメンは日本に帰ればいくらでも美味いラーメンを食べることが出来るので、わざわざマラガで大して美味しくもない高いラーメンを食べようとは思わなかった

枝豆と白ワインを頼んで10分程度で枝豆が運ばれてきた。

枝豆はマジで美味しかったです。日本の居酒屋の枝豆よりも美味しいと感じたほど。

枝豆はプリプリの肉厚だし、茹で加減も絶妙。塩も効いていて文句ない美味しさだった。ボリュームも十分で1人だとかなりお腹に溜まった。

ただ、ラーメン屋だから仕方ないのだけどお酒の品揃えはイマイチ。

頼んだ白ワインも高い割には全然美味しくなかった。まあ、ラーメン屋だからビールでも頼めば良かったなと反省した。

接客も良かったし一人旅で日本食が恋しくなったらこのラーメン店はおすすめです

今回はここまで

次回はコルドバ観光編です。

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