【2025年GW旅】スペイン・アンダルシア旅行(フリヒリアナ・ネルハ観光)

旅行

停電明けのマラガ二日目の朝

寝坊して朝10時前に目が覚めたが電気が普通に使えることに感動🥺

昨日の大停電を経験すると電気が当たり前に使えるありがたみを痛感する

現代のような文明が進んだ社会では一夜の停電でもパニックになることを身をもって学んだ昨日だった

ホテルを出て早朝のマラガ旧市街を散策すると人が少なくて気持ち良い

昨日の日中は真夏のように暑かったけど早朝は結構冷え込んで長袖シャツだけでは寒い。セーターを持ってきておいて正解だった。

4月下旬の地中海は朝夕昼の寒暖の差が激しいので洋服には注意が必要だ

昼を過ぎると観光客で溢れかえるだろうから早朝のマラガ中心部の街を静かに散策するのはマラガ旧市街に宿泊している観光客の特権と言えるだろう

裏道を散策していたら雰囲気の良さそうなカフェがあったので入店してみた

クロワッサンとカプチーノを注文。簡単だがこれが朝食だ。

宿泊しているホテルにはモーニングセットがあるのだが結構高いし、私は朝はそんな食べないので(普段はコーヒーとヨーグルト程度)ホテルのモーニングセットなど食べきれないのは目に見えているからあえて頼まなかった

席に座ってスマホでニュースを見てみると昨日のスペイン大停電の記事が目に入った。ポルトガルやスペインを襲ったまさに大停電だったようだ。

Xでもマラガやグラナダなどで大停電に巻き込まれた日本人観光客のツイートが結構目についたな

昨日のマラガの鉄道C1線が停電で止まってしまったことをツイートしてる人もいた

私も昨日の昼前に空港からマラガ旧市街まではC1線を利用して移動したのでもうちょっと遅い時間だったら鉄道は使えなかっただろう。まさに間一髪だったのだ。

マラガ旧市街はすでに停電から復旧しているがスペイン国内でもエリアによって復旧の具合は違うかもしれない

このカフェのカプチーノとクロワッサンは結構美味しかった。ただクロワッサンは思っていた以上に甘くて私としてはもっと甘さを抑えて塩味を効かせてくれた方が良かったな

チェロスとホットチョコレートの組み合わせがスペインの朝食の定番だからスペイン人は甘いものが好きなのかもしれない

カフェからホテルに戻る

ホテルの部屋にはコーヒーメーカーがあるのだが色々と試してみても使い方がわからない💦

フロントにコーヒーメーカーの使い方を教えてくれないか?と問い合わせると、スタッフが部屋まで行って教えます、と返事をしてくれたのだが30分以上経っても全くスタッフが来る雰囲気はない

まあ、クレームを入れればおそらく対応してくれるとは思うのだが、クレームを入れるのも正直面倒くさい

仕方ないのでネットでコーヒーメーカーの使い方を調べたら何とか使い方を理解して使えるようになった

海外旅行するとホテルのスタッフの仕事がいい加減でがっかりしたり、イライラさせられることが多い

日本のホテルだと安めのビジネスホテルでもフロントスタッフの対応は本当にしっかりしていて感心する

私は今まで、フィジー、ハワイ、イタリア、ギリシャ、タイを旅したがどの国でもホテルスタッフの仕事のいい加減さにイラっとした

特にハワイとイタリアのホテルスタッフの仕事のいい加減さには本当にイライラさせられたものだ

だから今回のスペイン旅でもホテルスタッフのいい加減な対応を目の当たりにしても驚きはしなかったがやはりがっかりするしイラっとさせられる

海外のホテルスタッフ(ホテルスタッフに限らないが)は手を抜くことを前提に仕事をしているように思えてならない

彼らの姿からは、この程度の仕事に懸命になっても仕方ないでしょ!、という働く姿が透けて見えるのだ

日本のホテルの対応がしっかりしているのはホテルの教育がしっかりしていることもあるのだろうが、日本人の真面目な国民性の表れだろうと思う

日本の経営者は日本人労働者の真面目さを悪用して低賃金で彼らをこき使っているので日本人の真面目な労働感は手放しでは喜べないのは私もわかっている

しかし、海外旅行すると日本人の仕事の真面目さにはやはり感心せざるを得ないし日本人として誇りに感じるのだ

このことは国内旅行していると絶対に気が付かないことの一つだ。日本のホテルの神対応は海外では決して当たり前ではないのである。

日本の製造業が戦後に急成長した要因の一つとして、日本人の勤勉さや真面目さがあるのは間違いない

細かい作業にも手を抜かない日本人の国民性が日本の工業製品の品質を押し上げたのは間違いないだろう、というのは海外旅行すると身に染みて感じることの一つだ

 

今日は天気も良いのでネルハ、フリヒリアナに行くことにした

マラガ旧市街からネルハまでは高速バスで1時間くらいだ。バスの本数も多いので気軽に訪れることができる。

ネルハはヨーロッパのバルコニーと言われる景観で有名な小さな港町でアンダルシア地方では一番のリゾート地として知られており夏場は海水浴客で賑わう

フリヒリアナはネルハから北にタクシーで10分ほどの場所にある観光地で、スペインで一番美しい村として有名だ

ネルハからフリヒリアナはバス路線があるのだが本数が少ないので、タクシーで行くのが無難だ

ネルハとフリヒリアナは互いに近いのでセットで観光するのがオススメだ

マラガのバスターミナルはマラガ旧市街から南下して徒歩10分程度の場所にある

多くのバスが止まっているのですぐに場所は分かった

バスターミナルの場所は分かったのだけど、ネルハ方面に行くバスがどこから出発するのかが全く分からないしバスチケットの買い方も分からない

バス停でウロウロしているとちょうどバスが到着してバスの運転手が降りてきたので、ネルハ行きのバスチケットの買い方が分からない、と伝えると親切にもチケットの買い方を教えてくれた

私が立っていた場所の目の前がチケット売り場でバスチケットはそこで購入するようだ

チケット売り場でネルハ行きのチケットを購入したついでにネルハ行きのバスはどこから出発するのかを聞いてみると、チケット売り場の目の前から出発することを教えてくれた

バスターミナルは結構広いし何も目印がないので多くの旅行者はチケットの購入方法やバスの出発場所がわからずに困惑するだろう

バスの運転手に聞くのが一番確実だと思う

ネルハ行きのバスチケット 価格は5.35ユーロ ↓

バスターミナルの様子↓

バスを待っているとバスが到着したのだが、ネルハに行くのかどうかは分からないのでバスの運転手に私のチケットを見せると、Noと言われたのでネルハには停車しないバスなのだろう

再度、バスを10分ほど待っているとバスが到着したのだが、このバスもネルハに行くかどうかは分からないのでバスの運転手にチケットを見せると、手振りで、乗れ!って感じの動作をしたので乗ることができた

バスに乗り込むと結構混んでいた。満席ではないけど8割くらいは埋まっている感じ。

後方の比較的空いている場所に座った

バスはしばらくはマラガ市街地を走っていたが高速道路に入ると猛スピードで走り始めた

ちょっと怖いくらいのスピードで走って一般車をどんどん追い越していく。

イタリアでも運転が荒いと感じたが運転の荒さはスペインも負けていない感じだ

1時間弱でネルハのバスターミナルに到着。殆どの客は私と同じでネルハで降りた

ネルハのバスターミナルは市街地の外れにあり観光スポットの”ヨーロッパのバルコニー”はGoogle Mapで確認すると少し距離があるが歩けない距離ではない

Google Mapを頼りにバスターミナルから20分ほど歩くとヨーロッパのバルコニーに到着した。

ネルハで一番人気の観光地と聞いていたので非常に期待していたのだが、率直に言ってその景観は期待したほどではなかった

確かに高台から海を見渡せる場所で開放感はあるが、肝心の海の色は濁っているし透明度も今ひとつ。マラガ旧市街近くのビーチと大差ない透明度で結構がっかりしたかな💦

海水浴している人たちも結構いたのだけど波が高くてとても海水浴するような雰囲気ではなかった。

ヨーロッパのバルコニーは有名観光地だから周辺には飲食店、カフェ、アイスクリーム屋などが多いので人通りは結構多い

ヨーロッパのバルコニー近くにはリゾート地らしく、海沿いにホテルや別荘らしき建物が沢山ある↓

ヨーロッパのバルコニーから階段を降りて西の方に歩いていくと広大なビーチが続いている↓

景観は良いのだがビーチの海水の透明度は低く波も高くテンションはだいぶ下がりました😭↓

ビーチ沿いに30分ほど歩いたが、ビーチ沿いには海の家(パラソルやベッド)、レストラン、カフェがズラーっと並んでいてリゾート地に来たのだなと思わされた。

ただ、まだオフシーズン(シーズンは6月から8月)のためか客の入りはまばらだった

シーズン中のネルハは海水浴客で相当混雑するそうだ。

まあ、ハイシーズン中はもう少し透明度も上がって波も穏やかになるのかもしれないけど劇的に綺麗になるとも思えないし日本人がリゾート地としてネルハを訪れるのは正直微妙だと思う。

北欧や中欧の人たちならアンダルシアは比較的近いので気楽に来られるリゾートとしてネルハが人気があるのは分かる

しかし日本からアンダルシアは遠すぎるので、その労力を考慮するとリゾート地としてのネルハにはそれほど価値があるとは思えないというのが私の個人的な率直な感想だ

日本人ならリゾートとして沖縄の離島やハワイを旅行した方がはるかに満足度が高いとだけは言っておこう

ネルハはヨーロッパのバルコニー以外にも、ネルハの洞窟という有名観光スポットもありそちらにも行ってみたかったのだがネルハの市街地からはかなり離れているし、ビーチを往復1時間以上歩いてかなり疲れてしまったからネルハの洞窟に行くのはやめることにした

日中のネルハはかなり蒸し暑くて1時間ほどビーチを歩いただけでもかなり体力を消耗してしまった

ハイシーズンだとさらに蒸し暑くて体力を消耗することだろう。アンダルシアの夏の暑さが厳しいのは有名だからね。

お腹が空いてきたのでネルハの街中で食事をしようと思い、バル(スペイン風居酒屋)を探すが1人で入れそうなお店が意外と少ない。

ネルハの街はこじんまりとしていてマラガ旧市街のように観光客で溢れてはいないのでその分落ち着くのだけど、飲食店もマラガ旧市街ほど多くはないので店も限られるのだ

ネルハの街を歩いて気がついたのは、路上喫煙者が多いこと、体の不自由な高齢者が多いことだ。

また、バルで世捨て人のような高齢者が1人で酒を飲んでいる姿も見かけたな。全然楽しそうには見えなくて、ただひたすら時間潰しのためにつまらなそうに退屈そうに飲んでいるようにも見えた🥺

そういうバルには旅行者としては流石に入りにくい。

車椅子の高齢者や杖をついている高齢者も沢山見かけた。マラガ旧市街も高齢者が多かったけど田舎町のネルハはそれ以上に多い印象だ。

ネルハの街をぶらぶらしていると、雰囲気の良さそうなイタリアンレストランを見つけたので思い切って入店したが、ここは当たりだった😀

店員の愛想も良いし、パスタ(ボロネーゼ)もロゼワインも美味しかった😋

観光客向けではなく地元の人たちが通うレストランと思われる。

美味しい昼食に大満足したあとは、再びネルハのバスターミナルに向かう。

ネットで調べた限りではバスターミナルにタクシーが常駐しているらしいのだ

バスターミナルに到着すると確かに三台程度のタクシーが停まっている。タクシーの運転手の声を掛けて、フリヒリアナに行きたいのだが幾らか?、と尋ねると15€だ、と答えた

ネルハから10分程度の距離で15€は高いと感じたが歩いていける距離でもないしタクシーで行くしかないのだからOKと答える

ネルハからフリヒリアナまでの道は非常に急勾配の坂をずっと登っていく道路だ。舗装状態はよくてさすが有名観光地に繋がる道だな、と思わされた

10分弱でフリヒリアナの中心部にあるバス停付近に到着。15ユーロを現金で運転手に支払ってタクシーを降りた

有名観光地だから当たり前ではあるが観光客が想像以上に多いし、バス停近くはお土産やさん、飲食店、ジェラート屋などもかなり多い

観光客は多いが雰囲気は落ち着いていて良い街だと思った。

ホテルも結構沢山あるのでここに宿泊するのも悪くないと思う。

スーパーマーケットもあるし飲食店も少なくないので食事に困ることはないだろう。

小さな街なので一泊すれば十分だと思う。

バス停から北のほう向かって歩いてみると急勾配の坂道が続いていてかなりハードだ。昨年の夏に訪れた南イタリアの街のポジターノを彷彿とさせる。

街中を歩いていると、ところどころに展望スポットがあり多くの観光客がスマホで記念撮影をしている

確かにフリヒリアナの街は撮影スポットが多い。インスタ映えするスポットが数多くある。場所によっては遠くに地中海まで見えるので絶景だ。

フリヒリアナがスペインで一番美しい村と言われているのは綺麗な白い町並みだ。

昨年のGWに訪れたギリシャのサントリーニ島のような白い街がインスタ映えするということで人気があるようだが、率直に言って街並みの綺麗さや景色の素晴らしさではサントリーニ島のイアの街に軍配があがるかな。

ただ、サントリーニ島ほど観光客で溢れかえってはないないので、落ち着いて街を散策できるのはフリヒリアナの魅力だと思う。

写真ではわかりにくいがかなりの急勾配の道なりに並ぶ街並み💦↓

地中海まで見渡せるフリヒリアナの街中にある展望台からの眺め↓

フリヒリアナの街中の急坂を北のほうにずーっと上がっていくと街の果てのような場所に到着

バス停から街の北の果てまでは歩いて20分程度だったけど、ずっと急な坂を登ってきたのですっかりくたびれてしまった。

急坂の多いフリヒリアナの街全体を徒歩で短時間で歩き回るのは無理ゲーだと思った

短時間で効率よくフリヒリアナを回りたい人は観光ツアーを申し込むのがいいだろう。細い道が多いのでタクシーで回るのも効率が悪いからだ。

ネルハとフリヒリアナを併せて回る観光ツアーはネットで調べると結構あるし、マラガ旧市街の観光案内所でおすすめツアーを聞いてみるのも良いし、宿泊ホテルに相談するのも良いだろう

ツアーじゃなければフリヒリアナに一泊するのも良い。時間を掛ければ徒歩でも街全体を無理なく回れるはずだ

到着した日とその翌日との二日間を使えば無理なく徒歩でも歩き回れると思う

静かで街の雰囲気もよく街も綺麗だからカップルや女子旅におすすめの街だと感じた

私が観光した日は意外にもカップルは少なくて家族連れが結構多かったような気がする

私のような一人旅のおっさんは全く見かけなかった(当たり前か😀)

今度は急坂を下ってバス停のほうに戻る。下り坂もかなり急で足に負担がかかるのでフリヒリアナを観光するならスニーカーを履くのがおすすめ。

女性の場合、ハイヒールとかおしゃれな靴で歩き回りたいかもしれないけど全くお勧めしない。翌日は靴擦れに悩まされることになるだろう。

バス停まで戻るとすっかり歩き疲れてしまった。ネルハでも海岸線を1時間以上歩いたのだから当たり前かもしれない。

フリヒリアナの南側の街も散策してみたかったがそんな体力はもう残されていなかった。

喉が渇いたのでバス停近くのアイスクリーム屋でフルーツのアイスを食べたが味は正直なところ甘いだけであまりおいしくはなかった。

アンダルシアの果実は美味しいと聞いていたので正直がっかり。いかにも観光客向けのお店だったので仕方ないか・・・

アイスクリームに関してはイタリアの圧勝だな。

昨年の夏に訪れた南イタリアでは多くのジェラートを食べたけどハズレは一つもなかった。

昨年のGWに訪れたサントリーニ島のジェラートもイタリアには敵わないが結構美味しかったのを覚えている。

バス停の近くのベンチに座ってアイスクリームを食べていると、バス停に行列ができていることに気がついた。恐らくネルハのバスターミナルに行くバスを待っている行列と思われる。

アイスクリームを食べ終わった後、私もその列に並びバスを待っていると10分ほどでバスが到着。

予想通り、ネルハのバスターミナル前行きのバスが来た。フリヒリアナからネルハに行くバスの本数は少ないので運が良かったな!

バス料金は2ユーロだったのでやはり往路で乗ったタクシーは高かったな(15ユーロ)💦。

それほど大きくはないバスなのであっという間にほぼ満席状態になってしまった

ネルハのバスターミナルに到着するとすぐにマラガ旧市街方面のバスの時刻表を確認する

時刻表によると1時間後にここからマラガ市街地方面のバスが出発するようだ

ただ、チケット売り場らしき場所がバスターミナルに見当たらない。バスの運転手に乗車時に直接支払うのかもしれないな。

バスターミナルに居ても何もすることがないので再び、ネルハの市街地方面(ヨーロッパのバルコニー方面)を目指して歩き始める。

ネルハの街は再度散策してみると結構寂れているなと感じる。マラガ旧市街のような活気はあまり感じない。シーズン中の6月から8月だけに賑わう寂れたリゾート地なのかもしれない

ヨーロッパのバルコニーに再び到着すると、ガタイの良い警察官2人でバルコニー界隈を巡回していた

ネルハの街は散策していても治安の悪さは全く感じなかったのだが、ヨーロッパのバルコニーはネルハで一番の観光スポットなので観光客を狙ったスリや詐欺などの軽犯罪は多いのかもしれない

ヨーロッパのバルコニーから再び地中海の海を眺めてみるが、透明度の低い海を見てもあまり感銘を受けない

私は海外旅行経験はあまりないが国内旅行経験は豊富で殆どの有名観光スポットはだいたい訪れてきたと自負している

はっきり言ってヨーロッパのバルコニーのレベルの景観の場所は日本の至る所に沢山あるのであまり感動しないのも当たり前だ

ヨーロッパのバルコニーは綺麗な海の少ない欧州では貴重な観光スポットかもしれないが、日本のように海に囲まれている海洋国家では全く感動するレベルの観光地ではないのだ

一体何のために貴重な休暇とお金を使って日本からはるばるアンダルシアまで来たのだろうと、ちょっと落ち込んでしまった

バスターミナルに戻ると出発の20分前になっていた。マラガ旧市街方面のバスがすでに待機していた。

バスターミナルのすぐ近くに小さなバスチケット売り場らしき場所があって数人の観光客が並んでいる

先ほどフリヒリアナからバスターミナルに到着した時には営業していなかったからチケット売り場の存在に気がつかなかったのだ

ネルハのバスターミナルのバスチケット売り場はバスの出発直前以外は営業しないようだ

マラガ旧市街までのバスチケットを購入してバスに乗車すると出発まで10分以上あるのに結構多くの観光客が乗車していた

バスが出発すると高速道路に向かわずにしばらくは地中海の海沿いの国道を走り続けて所々で停車しながらマラガ方面に走り続ける。往路の時とはバスの走行ルートが違うみたいだ

海沿いの国道沿いにはホテルやビーチが数多くありいかにも地中海リゾートの雰囲気を醸し出している

ネルハは街の中心部からは結構離れた場所でも延々とビーチやホテルの存在するエリアが続いていて想像以上にネルハ界隈が大きいリゾートエリアを形成しているようだった

このままずっとマラガ市街地まで海沿いの国道を走り続けるのかなと思っていた矢先にバスは内陸方面に進路を変えて高速道路のインターチェンジに向かって走り始めた

マラガ旧市街にバスターミナルに到着したのは70分後でもう午後6時を過ぎていた

復路は往路よりも高速道路を走る期間が少なくて往路よりも20分ほど時間がかかったかな

ホテルに戻って2時間ほど休息する

マラガ旧市街からネルハ、フリヒリアナは結構近いと思っていたけど、日帰り観光はそれなりに疲れるというのが私の実感。

往復の移動時間で3時間くらいは取られるので観光する時間は限られてきます。

効率的に観光するなら、前もって観光ツアーを申し込んでおくのがベストだと思う。

ツアー申し込まずにゆっくり観光するのなら朝早くにマラガ旧市街を出発した方が良いですね。もしくはネルハかフリヒリアナに一泊するのが良いと思います。

夜8時過ぎになったのでマラガ旧市街で夕食を食べるために出かける

昨日の停電時と異なり、多くの店が営業しているので昨日とは段違いに街に活気がある

街を散策しながら1人でも入店できそうなバル(スペイン居酒屋)を探すがなかなかこれといった店が見つからない。

どのバルも観光客らしき人で混雑しているので1人で入店するのが躊躇われる雰囲気なのだ

30分ほど歩き回っても1人で入店しやすそうなバルを見つけられなかったので、面倒になって昨日行った和食系居酒屋で済ませることにした

昨日と店員は変わっていたけど店員の愛想もよく料理も酒もそこそこ美味しかった

わざわざスペイン・アンダルシアまで旅行に来て、和食居酒屋で枝豆、餃子、ワカメ和え、鉄火巻きを食べるのも我ながら芸が無いなと感じるけど、1人で入店できそうな地元のバルが見つけられないので仕方ない

一人旅って気楽だけど食事は本当に困るよね。これは海外旅行に限らず国内旅行でも同じ傾向だと思う。沖縄などでも1人で入店できそうな居酒屋って思いのほか少ないんだよね。

食事を終えてホテルに向かって夜のマラガ旧市街をぶらつく。昨日の夜はスペイン大停電の影響で真っ暗だったマラガ旧市街だが今日は街灯が点灯して良い雰囲気だ。

夜11時前なのにマラガの中心部はお祭り騒ぎのように賑わっている

ホテルに戻り、シャワーを浴びて歯磨きをして12時ごろに就寝。ネルハ、フリヒリアナ観光は疲れたなぁ。

天気予報によると明日のマラガは一日曇りのようなのでどこにも出かけずにホテルでゆっくりするとしようか

今回はここまで!

次回は、ミハス、フエンヒローラ観光編です

併せて読みたい

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【2025年GW】期待外れだったスペイン・アンダルシア旅行(マラガ初日)