4/27日の夕方に関西阪神間の自宅を出発して関西空港に向かった
関西空港に着いたのは19時頃だったがちょっと早すぎたかなとも思った。
まだチェックイン(荷物預け)ができない状態だったからだ。
今回の旅行ではターキッシュエアラインを利用してイスタンブールを経由してスペイン・マラガに向かう。
自宅でWEBでオンラインチェックインを試みたのだがエラーが出てどうしてもチェックインできなかった
ターキッシュエアラインはこれまで何度か利用しているがWEBサイトの使い方がちょっと分かりにくいし反応が鈍く感じる。
この点は日系エアラインのWEBサイトの方が洗練されていて使いやすいからもっと頑張って欲しいかな。
19時半ごろにチェックインカウンターでチェックインが始まった
オンラインチェックインの列に並んでいるとオンラインチェックした証明書(2次元バーコード)の提示を係員から求められたが、エラーが出てオンラインチェックインはできなかった旨を伝えると特に文句は言われなかった。
ターキッシュエアラインの係員(中国系の女性係員だった)は流暢な日本語を話すのでびっくりする。
チェックインの時はANAマイレージ加算もカードで行ってくれて非常に親切だった。
ターキッシュエアラインはスターアライアンスメンバーなのでANAマイレージ加算対象エアラインなのだ
出国審査、手荷物検査を経て制限エリア内に入ると夜遅い時間帯にもかかわらず、免税店エリアは観光客で大賑わいだった。さすがにGWだなぁと感じる。
忘れないうちに日本円をユーロに変える手続きを両替所で行った。
最近は円高傾向だから昨年の欧州旅行よりは円高を享受できるのかと期待していたのだが、その期待はレートを見て見事に打ち砕かれた。
ドルに対しては明らかに円高傾向(1ドル=150円)だがユーロに対しては去年と変わらない円安(1€=170円)でがっくりした。
どれくらいの円を両替するか迷ったが10万円分を€に替えた。
ちょっと多いかなと思ったけど、今回の旅行ではこれが大正解だったのだ。
後に触れるが入国早々にスペイン・ポルトガルで発生した大停電に巻き込まれて多くの店ではカード決済できずに現金決済しかできなかったのだ!。やはり有事には現金が最強であることを思い知らされることになった。
両替を終えた後は搭乗口近くにあるカフェで休息する。国産ワインを注文した。
千四百円とぼったくり価格なんだけど旅の時は気が大きくなるので気にならない。
普段は1本五百円のワインしか購入しないんだけどね!

私は搭乗前のカフェでの休息時間が大好きだ。これから始まる海外旅行の期待を味わえる時間でもあるからだ。
まあ、今回の旅は現地で心底がっかりすることになることにはこの時は想像もしなかったな😭。
ワインを飲みながらスマホを閲覧しようとしたが、制限エリア内での楽天モバイルの電波が弱くて全然ネットに繋がらずにイライラさせられる。
楽天モバイルは未だに場所によってはネットに繋がりにくいので注意が必要だね。
搭乗口近くに有料ラウンジがあって、ここはエポス・ゴールドカードメンバーが使えると分かったので搭乗券とエポスゴールドカードを見せてラウンジを利用することにした。
ラウンジ内は結構混雑していたしそれほど高級感もなかったけど、無料WiFiが使えたし、水やコーラなどのソフトドリンクは飲み放題なのはありがたかったな。
これからマラガまでの長時間のフライトになるので乗り物酔い止めを飲んでおくことにした。
私は飛行機の揺れは苦手だ。
気流が悪くて長時間の揺れが続くと気持ち悪くなるタイプだし、着陸前に高度を落としていく時にも機体は相当揺れるので場合によっては気持ち悪くなることが多いから長時間フライト前は必ず乗り物酔い止めを服用することにしている。
22時前になって搭乗する時刻になったのでイスタンブール行きの搭乗口に移動する。
搭乗口近くは乗客で一杯で日本人のツアーコンダクターらしき人を何人も見かけた。
この乗客の多さだと恐らく満席状態だろうな
搭乗の前はいつも緊張する。
その緊張の原因は隣の乗客や前後の乗客の質が搭乗前には分からないからだ。
私は長時間フライトの場合は必ず通路側の座席を予約する。トイレにいきやすいし片側の乗客ガチャ外れから解放されるのが大きいからね。
近隣乗客に恵まれるか否かは究極の運ゲーだ。
座席が広いビジネスクラスやファーストクラスでも油断はできない
周辺乗客ガチャに外れると、夜中まで大騒ぎする子供などに悩まされる場合も少なく無く、快適なフライトが台無しになることもよくある話だ
搭乗時刻になって自分の座席に行くと隣には上品そうな中年の欧米女性が座っていたのでホッとした。
しかし前後の乗客のマナーは搭乗して暫くしないと分からない。
結果から言えば、前後客は大外れだった。騒ぐ子供ではなかったが、前の客はマナーの悪い客で、離陸後に水平飛行に入った途端に大角度でリクライニングをしてきてイラッとした。
座席の狭いエコノミークラスでフルにリクライニングするのは明かな公共マナー違反だ。
私もフルにリクライニングしたら後ろの乗客からイライラした様子で思い切りリクライニングを押し戻されてしまった。まあ、これが当然の反応であろう。
私も全席のリクライニングを押し戻したが、それを無視してまたフルにリクライニングしてきたのでもう諦めた😭。
隣席ガチャはずれは長時間フライトは辛いね😅。
まあ、今回は深夜便で仮眠する時間が多いからまあ我慢できるけど、これが日中便だったら発狂しそうだね。
このフライトでは2回の機内食が提供されたが内容は可もなく不可もなくという感じ。
ターキッシュエアラインの機内食はいまいちであることは過去に経験済なので今回も全く期待していなかったので落胆もなかった。
機内食を楽しみたければJALやビジネスクラス以上にするしかないだろうが、私はそこまでカネをかけてまで機内食を楽しみたいとは思わない
そんなカネがあるなら、普通に地上のレストランで高級レストランに入った方がマシだと思ってる。
あまり美味しくない2度目の機内食を食べて暫くすると早朝のイスタンブール空港に到着した。
早朝(5時)ではあったが機内でそこそこ仮眠はできたのでそれほど眠たいという感じではなく体調面では問題なかった。
ビジネスクラスやファーストクラスでは広い座席でもっとゆったりと眠れるだろうけど、バカ高い料金を考えるととても払う気がしない😆
マラガ行きのフライトは2時間後発なのでそれまで搭乗口近くのカフェ(スタバ)でのんびりした

イスタンブール国際空港は広大な空港でトランジットでめちゃくちゃ歩かされることが多いので注意が必要だ
機内に持ち込めるスーツケースなどを預けない人も多いけどイスタンブール国際空港を利用してトランジットする場合は原則として預けた方が良いと感じる。
今回もマラガ行きの飛行機の搭乗口までは相当距離があったのでかなり歩く必要があったから小さいスーツケースでも移動は結構大変だろうと感じた。
午前6時半にマラガ行きの飛行機(ターキッシュエアライン)に搭乗。
隣席にどんな連中がいるのか緊張してくる。
機内に入って自分の座席を見つけると中東系の中年の女性が堂々と私の座席に座っていて早くもイラッとした。
“This is my seat.”と2回強めの口調で繰り返したら状況が分かったようで席を空けた。今回は本当に隣席ガチャ外しまくりの旅だな、とうんざりし始めていた
私の隣の座席にはイスラム教信者っぽい爺さんが着席していて嫌な予感がしたのだが、この嫌な予感は不幸にも的中してしまった
私の座席の方に平気で侵入してくる(腕や足を私の座席エリア内に容易に突っ込んでくる😠)のでその度に私の肘や足で押し返さなければならないのでウザいことこの上ない😡
私の周囲はイスラム教信者っぽい人たちが多数着席していたのだが、機内マナー違反する乗客ばかりでターキッシュエアラインの客室乗務員も心底呆れ果てている様子だった。
私の隣の席の爺さんは離陸する間際になるとイスラム教の呪文のようなものをブツブツと唱え始めてウザくて仕方なかった。
ここはモスクじゃねえんだよ、公共の場でお祈りなんてするな!と怒鳴ってやろうかと思うくらいにイラっとしたよ💢。
イスラム教信者はこんなに公共マナーが分かっていない連中ばかりなのか?
アンダルシアの中心都市であるマラガはイスラム教とキリスト教の文化が混じり合ったエリアとして有名だが、マラガに向かう飛行機内で公共マナーが分かっていないイスラム信者に囲まれることになるとは夢にも思わなかった。
イスタンブールからマラガまでの搭乗時間は約5時間と結構長い。
離陸して水平飛行に入り暫くしたら機内食が提供された。
この機内食の時も客室乗務員に私の周囲のイスラム教信者らしき乗客の多くは色々と注文をつけて機内食を交換させていた。
イスラム教は食材に制限があり厳しいから一般的な機内食はダメみたいだね。航空会社も大変だな。
食事が終わった後は、私の席の周りのイスラム教信者軍団も静かにしてくれたのでホッとした。
機内食を食べ終わったらマラガに着くまで特に何もすることがない。
時間的に早朝だから寝るわけにもいかないし、モニターでエンタメをチェックするが日本のエンタメは殆どなくてがっかりする。
これはターキッシュエアラインに限らずどの海外エアラインでも似たようなものだろう。
私は洋楽や海外映画には殆ど興味がないので海外エアラインのエンタメでは時間を潰せないんだよね。
唯一興味があるのはCNNなどの海外ニュース番組だが、私の英語力では聞き取って理解するのは難しいから試聴してもつまらない。
日系エアラインだと日本の音楽や映画のコンテンツが豊富だから十分時間潰しできるのだが海外エアラインはこういう時に本当に困る😭。
仕方ないのでマラガ到着まで仮眠をとることにした。全然眠くはないのだが他にすることがないので寝るくらいしかすることがない。
マラガ国際空港到着30分前に機長からアナウンスがあり飛行機はどんどん高度を下げていくのだがそれとともに飛行機は怖いほどによく前後左右に揺れる揺れる🫨。
乗り物酔い止めを服用していなかったら、確実に胃の内容物を吐き出していたレベルの気持ち悪い揺れだった🤮。
今日のマラガは風が相当強いのかな。マラガ国際空港は地中海に近くに位置するので海風の影響をもろに受けるのかもしれない。
めちゃくちゃ揺れながらもマラガ国際空港(コスタ・デル・ソル空港)に無事着陸した時はホッとした。
スペインの田舎のローカル空港と思っていたのだが想像とは全然違う大きく立派な空港だった。
飛行機を降りて暫く歩いて行くと入国審査場では乗客たちが長蛇の列を作っていてこれは相当時間がかかるだろうなと覚悟した。
待ち時間の間に楽天モバイルのデータローミングが利用できることを確認してホッとした。
入国審査場を抜けて自分の手荷物を受け取ると、それだけでは空港の外に出ることができず、手荷物をX線で検査するところに連れて行かれた。
マラガ国際空港はかなり厳重だな。こんなことは海外旅行で初めてのことだ。スペインの治安の悪さを予感してちょっと緊張した。
手荷物のX線検査を無事に終えて、空港の外に出て、マラガ市街地に行く列車(C1線)の駅を探すが全然場所がわからない😅。
Google Mapを立ち上げて空港の駅を探すが電波が弱くてGoogle mapが上手く作動せずに駅を見つけるのにかなり苦労した。
空港出口の比較的近くに列車の駅はあるのだが初めての人は私のように右往左往しながら面食らうはずだ。
無事に空港駅を見つけたのは良いのだが、今度は自動券売機の使い方がさっぱり分からない。
イタリアのファウミチーノ空港でも全く同じような経験をした。
自動券売機の前で固まっていると駅員が近づいてきてチケットの購入方法を教えてくれだが、それでもあまり理解できなかったが、なんとか購入することはできた。
空港駅(AEROPUERUTO駅)からマラガ旧市街の駅(Alameda駅)までは2.3€だから比較的良心的な価格と言えるだろう。
エレベーターで駅のホームに降りてAlameda方面行きの列車を待っていたらすぐに列車は来た

列車のチケット↓。チケットを自動改札にかざすと扉が開くシステムで日本の自動改札に似ている。

列車内は観光客と地元住民と思われる人たちで混雑していて、さながら日本の通勤列車の混み具合と大差なかった。
10分ほどでAlameda駅に到着。空港からマラガ旧市街の駅まで近いのは観光客にとっては有り難いね😆。
Google Mapで私が宿泊するホテルまでの経路を表示させると、Alameda駅から徒歩10分ほどだった。Alameda駅からホテルまでは道も平坦でスーツケースを転がすのもそれほどストレスではなかったかな。
ただ、石畳の道で滑りやすい感じがしたので靴は靴底がすり減っていると危険かもしれない。
これは昨年のイタリアやギリシャの旅行時にも感じたことだ。
欧州の石畳の道は結構滑りやすいので古い靴ならば旅行前に新調した方が良いと感じる。
迷わずにホテル前まで到着した。
ホテルの名前はヴィンチ・ラリオス・ディエス。
今日から6泊お世話になるホテルだ。
ホテルのある場所は本当にマラガ旧市街のど真ん中という感じの場所。ホテルの前は観光客がたくさん歩いている目抜通りでブランド品のお店もたくさんある場所だ。
想像以上に大都会で栄えている場所だ。
ホテル内に入っていくとフロントロビーは真っ暗で蝋燭のようなものを灯して営業していた。
なんか不審なものを感じつつ、パスポートを渡してチェックイン作業に入る。
すでに宿泊料はTrip.comを経由でカード決済していたのでチェックイン自体はスムーズだった。
ただ、チェックインは15時からなので今はまだ部屋には入れないと言われる。
現在は12時半だからあと2時間半ほどはマラガ旧市街で時間を潰さねばならない。
事前にチェックイン時間は知らされていたので驚きはしなかったが、融通を利かせて部屋を使わせてくれるホテルも結構多いからちょっとがっかりした感は否めなかった。
それに加えて、フロントマンから、”部屋の電気が点かない状態なのだがチェックインは大丈夫か?”と意味不明なことを聞かれた。
大丈夫も何もこのホテルを予約して料金も払い込んでいるのだから、変なことを尋ねるフロントマンだなとこの時は感じたが、後で分かるように、この時には既にスペインの大停電は始まっていたのだ😱。
停電でスペインの列車も止まってしまったのだから、私は間一髪で空港から電車を使ってマラガ旧市街に到着することができたことを後になって知ることになる😨。
今回はここまで!
次回はスペイン・ポルトガルで発生した大停電に巻き込まれたことも詳しく書いて行く予定です😭。
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