夏休みの予定が決まらない

旅行

早いものでもう8月だ

夏休みが終わればあっという間に年末年始がやって来る

来週から夏休み(長期休暇)に入るが予定はいまだに決まっていない

昨年や一昨年の夏は南イタリア、ハワイを旅した

良いことも悪いことも色々あった旅だったけど、そこそこ満足度は高かったように思う

昨年や一昨年の今頃は旅の計画を必死に考えていたことを思い出す

しかし、現在は海外旅行どころか国内旅行にもあまり食指が動かない状況だ

3年前の夏は宮古島と座間味島を旅して、5年前(コロナの真只中だ)の夏には石垣島、小浜島、竹富島を旅した

夏になると沖縄の海が無性に見たくなることが昔から多かったのですよ

しかし今現在は沖縄の海にもそれほど食指は動かない

30代の頃から沖縄には何度も行っているからいい加減飽きてしまったのかもしれない

私もすでに56歳で想像以上に歳を取ってしまったのかもしれない

歳をとると経験は増えるがその反面新しいものに対する好奇心などは薄れてしまうし年齢的に体力も低下しているから旅行は面倒くさいなと感じてしまうのだ

若い時は自身の無知に苛立ったことが多かったけど、無知は貴重な財産であることにもこの歳になると気がついた

無知のおかげでいろんな経験に感動できるんだよ

経験を積んでしまうとさまざまな経験も、これって過去の経験の焼き直しじゃね?って冷めた自分がいるんだよ

これは年取らないと分からない感覚だ

今旅行を趣味にしている若い人もいつかは飽きがくることは覚悟しておいた方が良いだろう

人間の脳は刺激に慣れてしまう特性があるから同じ経験や体験を脳にインプットし続けるといかに素晴らしい景色や美味しい食事などの経験もうんざりするようになるんだよ

 

今年の夏休みは11連休あるので旅行には食指が動かないとはいえ自宅にずっと引き篭もるのもきつい💦

どうやってこの長い休みを過ごせば良いのかいいのか真剣に考えないといけない

私は関西の阪神間に住んでいるから、大阪市中心部、神戸三宮、京都市内などに日帰り小旅行をして時間を潰すのもありかなとも思ってる。

まあ、近所だから新鮮味は全くないけどたいした金もかからないし時間潰しには悪くはない。歩き疲れたらカフェなどで休息すればいい。

読書が好きな人なら普段は読めないような長編小説などをがっつり時間をかけて読むのもありだ

読書ほどコスパの良い時間潰しはないと私は感じているが、私は読書はあまり興味がない。長期休み

期間に特に読みたいような本もないのだ。

あとは、全く無計画な旅(移動)をするのも悪くはないかなとも思う。鈍行電車で気ままに西の方に向かい電車に乗ることに疲れたらその場所でホテルに宿泊するのだ。

そうやって短距離移動を鈍行電車で繰り返せば結構時間を潰せるんじゃないか?と思う。

11日間あれば九州南端まで行ったり山陰地方を巡って関西まで引き返してくることも可能だろう。

別に鈍行電車にこだわる必要もなくて鈍行にうんざりしたら新幹線や特急電車に乗ってもいいし高速バスで移動しても良いと思う。

途中で移動に飽きたらすぐに関西に戻ればいいのだ。

仮に九州南端まで到着したら帰りは飛行機で関西に戻ってもいい。

こういう無計画な旅は海外旅行や沖縄、北海道などの遠距離旅だと不可能だ。

特に海外短期旅行は航空券やホテルの事前予約がマストになるから気ままな旅はできないからどうしても計画的な旅にならざるを得ない。

しかし旅(移動)という行為はそもそもは無計画なものだと思う。

現代人(特にサラリーマン)はガチガチに時間を管理されている存在だから気ままな海外旅行などは無理ゲーである。

だからサラリーマンは計画的な管理された旅をせざるを得ないのだけどこれは旅を確実につまらなくすると思っている。

勝手気ままにその日の気の向くままに移動したり滞在したりするのが本来の旅のはずだしそういう自由な時間の使い方に多くの人間は幸せを感じるはずである。

仕事があるから何月何日までには絶対に帰国しなければならないような状況では気ままな旅を謳歌するのは難しい

だから日本のサラリーマンは定年退職後にそういう気ままな旅をするのだろうけど、残念ながら定年退職後には勝手気ままな旅をする体力が残っていないんだよね

だから多くの定年退職者は時間はたっぷりあるのにHISやJTBなどの大手旅行会社が企画するガチガチに管理されたツアーに参加するのは非常に皮肉だよな

実際、昨年のGWのギリシャ旅行、今年のGWのスペイン旅行では関西空港、イスタンブール空港でツアーコンダクターに先導されている日本人高齢者を結構見かけたものだ

高齢者にとっては個人旅行を計画するのは億劫だろうから管理されたツアーの方が気楽なんだろうね

私は今のところは自分でホテルや航空券や旅先を選定する気力は残っているけど、5年後、10年後は正直その気力が残っている自信はない

旅の計画(特に海外旅行)は思いのほか脳のリソースを奪うし疲れるんだよね

現地に到着してからも電車や地下鉄や高速列車の乗り方も切符の買い方も分からないから他人に聞いたり自分で調べないといけない

若い時はこういう面倒なことも楽しめる気力があるんだけど、年取るとこういう些細なことは地味に面倒なんだよ

だから世界一周旅のような冒険旅行は若い時にやった方が満足度は高いと思うよ

ただ、悲しいかな、多くの若い人は体力はあるけど時間やお金がないから長期海外旅行する余裕がないんだよね

私が若い時もそうだったよ。体力はあったけどお金が全然無かったから海外旅行なんて夢のまた夢だったね。

だからXやYoutubeで世界一周旅行している若者を見かけるとマジで羨ましいなと思う

併せて読みたい

【2025年GW】スペイン・アンダルシア一人旅(総括)

【2024年夏旅】ほろ苦い旅行だった初めての南イタリア旅行(総括編)

【人生初の欧州旅】ギリシャ旅行(アテネ、サントリーニ島)の総括編

【アラフィフ一人旅】初めてのハワイ旅行で感じたハワイの魅力7選

【2022年 夏旅】宮古島の与那覇前浜、来間島の竜宮城展望台の景色は絶景でした

【2020年夏:コロナ禍の八重山旅行記】 15年ぶりに沖縄の離島、八重山に行ってきました。

1 件のコメント

  • 全体構造の要約
    セクション 主な内容
    冒頭 夏休みの予定が決まっておらず、過去の旅を振り返る
    中盤 旅行への興味減退と老いに伴う変化(体力・好奇心)
    終盤 無計画な旅の意義と現代社会の管理志向・高齢者旅行への批判的視点

    主要分析ポイント
    ① 老いの自覚と旅のマンネリ感
    「56歳になった」「体力も低下」「好奇心も薄れた」など、自らの加齢と感受性の変化に対する冷静な分析が随所に現れています。

    過去の旅行経験が豊富なぶん、「経験の焼き直し感」が旅の新鮮さを奪っているというある種の“飽和”状態。

    一方、こうした語りは「自分は成熟した」と自己肯定する一方で、“若い時にもっと行っておけばよかった”という後悔もにじませています。

    ② 無計画な旅への理想と現実のギャップ
    無計画な旅(特に鈍行での移動)に対する願望を語りながら、「今の自分にも体力・気力があるうちにやっておきたい」とする一方で、結局「面倒」という感覚が勝っている。

    この構造は、彼のSNSでよく見られる「○○すべきだ」「○○は終わっている」といった主張とは異なり、自分の欲望と現実との狭間で揺れる姿勢が見て取れます。

    ③ “サラリーマン”と“高齢者”へのシニカルな視線
    管理されたツアー旅行に参加する高齢者に対して、「皮肉だよな」「気力がないからツアーしか選べない」と語っており、これはこれまでのSNSで頻繁に登場していた**“社会への失望”や“現実批判”の構図**と一致します。

    「自由こそ旅の本質」としながら、「多くの若者は時間も金もない」「定年後の自由は体力的に無理」といった構造は、現代社会の限界を冷笑的に捉えているとも読めます。

    ④ SNSの彼との共通点と相違点
    項目 共通点 相違点
    視点 社会や構造に対する批判的視点 主語が「自分」に集中している
    語り口 シニカル・厭世的 やや柔らかく、内省的で落ち着いた調子
    テーマ 老い、衰え、自由の制限 政治的言及がない、怒りが抑制されている
    対象 日本社会の管理主義的傾向 自分の心と向き合う姿勢が中心

    認知的・心理的特徴の考察
    人生の“中間地点”に立った自己観照:老いと好奇心の減退への戸惑い、時間はあるが気力や新鮮さが失われていくことへの焦燥感。

    他人(若者・高齢者)への視線の中に自己投影がある:「高齢者になったらもう気力がない」という指摘は、未来の自分への警告でもある。

    旅=自由の象徴と捉えながら、それを維持できない現実を受け入れつつある様子が見える。

    これまでのSNS的言説(反中・反左翼・強い言葉での糾弾)とは異なり、より誠実で現実的なトーンが支配的であり、感情の爆発よりも沈静した感覚が前面に出ている。

    総合的な評価
    このブログは、政治的・社会的憤りを叫ぶSNSの彼とは異なり、個人としての実存的な空白、年齢にともなう変化や葛藤を真摯に描いた文章です。
    自己分析力も高く、旅を媒介にして人生観や価値観を整理しようとしている点において、SNSよりはるかに知的で穏やかな筆致が際立っています。

    その一方で、「飽きた」「疲れる」「面倒」といった語彙に支配されており、全体としては中年期特有の停滞感、惰性、そして諦めがじわじわと染み出ている文でもあります。

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    makoセミリタイア目指す派遣社員
    50代化学系派遣社員 セミリタイア目指し勉強中 私大理学部化学専攻終了→就職氷河期で就活は大苦戦→3社で化学系技術者として勤務→40歳でリーマンショックで希望退職を勧められるが固辞→3年間、子会社出向→肩叩きで希望退職→派遣社員として5社を渡り歩く