【2024年夏旅】南イタリア旅行  有名リゾートのポジターノを訪れる

旅行

アマルフィ2日目の朝を迎えた

天気は快晴で非常に海の眺めがよく気持ちの良い朝だ

昨日は20時にアマルフィのホテルにチェックインしたのでアマルフィの観光は全く出来なかった

シャワーを浴びて身なりを整えてから朝食会場に行く

非常に小さいホテル(B &B)なので私の部屋のドアを開けたら受付やテーブルやキッチンがあるロービになっている

女性ホストは朝食を作っているところだった

朝イチのコーヒーはカフェラテをお願いした

GoogleMapの評価ではこのB&Bの朝食は美味しいと書いてあったのでちょっと期待していたのだが、その期待は完全に裏切られた

決して不味くはないけど、正直なところ私でも作れそうな素人感丸出しの料理だった

パン(クロワッサン)とチーズとハムとスクランブルエッグとサラダという非常に質素な食事でした

ヨーグルトやスナック菓子は置いてあったが近所のスーパーから購入してきたのを置いているだけだった

日本の一泊一万円のビジネスホテルの朝食の方がはるかに良いというのが正直な感想

一泊4万円弱のB&Bの朝食にしてはお粗末だなと多くの日本人は感じるだろう

昨日まで宿泊した一泊3万円弱のローマのホテルのほうが朝食のレベルは遥かに上だったし接客レベルに関しても雲泥の差がある

まあ、これがリゾートエリアのアマルフィのホテルの実態なんだろう

そこそこ贅沢で非日常な朝食を食べたければ一泊10万円前後のホテルに宿泊した方がいいでしょうね

私が朝食を食べていると上の階から30代くらいの欧米人カップルが降りてきて私の近くの席のテーブル席に座った

昨日宿泊したのは私とこの欧米人カップルだけのようだ

女性ホストはこの欧米人カップルには気さくに話しかけて色々と話し込んでいたのだが、私には無愛想で最低限の会話しかしようとしない

黄色人種として差別しているのか私がくたびれた中高年のおっさんだから差別しているのかは分からなかったがいずれにしても明白な差別をしているのは間違いない

客が気づくような差別をするのはホテルマンとして失格と言わざるを得ない

早朝から大して旨くもない朝食を食べさせられた上に他の宿泊客との明かな差別を見せつけられて私は相当不機嫌になった😠

朝食を済ませると女性ホストに部屋の鍵の開け方と部屋のWiFiをチェックするようお願いした

鍵の開け方は独特の癖があり多くの日本人は私と同じように面食らうだろう

鍵の回転のさせ方が複雑で何度か練習しないとコツが掴めなかった。これがイタリア式の鍵の開け方なのかな?

WiFiに関しては私の部屋だけ別のネットワークじゃないと繋がらないと言われて、PWを再度教えてもらうことになった

なぜ、昨日のチェックインの時にそのことを教えてくれなかったのだろう?

どうもこの女性ホストは先ほどの差別といいこのWiFiの不手際といい、仕事がいい加減でホテルマンとしての全くプロ意識がないようだ

日本でも沖縄の離島の安宿ではこのようなプロ意識のない従業員に出会ったことが何度かあるが、ここは一泊4万円弱のそこそこ高級な宿泊施設なのだから安宿のような対応をされては観光客としてはたまったものではない

これが観光大国イタリアのホテル接客クオリティなのか?と心底がっかりしたと同時に日本のビジネスホテルの接客レベルの高さを改めて認識することとなった

 

ホテルを出発してアマルフィ港まで歩くことにした

今日はアマルフィ港からフェリーでポジターノに向かう予定だ

バスでもポジターノまで行けるのだがアマルフィからポジターノまでの道は狭くて曲がりくねった道なので渋滞しやすくフェリーよりも時間がかかるらしい

ホテルからアマルフィ港まで歩いていく途中は絶景の連続だった。海も綺麗だし崖に張り付くように建っているホテル群の眺めも素晴らしい

 

昨日見たアマルフィ港近くの海は透明度がいまいちでテンション下がったのだけど、アマルフィの港から離れると海の透明度は相当高いことに今日気が付いた☺️

海が綺麗な海岸線には多くのボートが停泊していてラグジュアリーな雰囲気を醸し出している

宿泊ホテルからアマルフィ港までは下り坂を歩いて徒歩30分ほどだった

アマルフィの美しい海岸線を眺めながら歩くことができる絶好のハイキングコースだと思う

ただ逆にアマルフィ港からホテルまで急な上り坂を歩くのは良い運動にはなると思うけど結構しんどそうだ

スーツケースなどを引きずりながら歩くのは無理だろう

 

 

アマルフィ港でポジターノ港行きのフェリーのチケットを購入した。料金は片道10ユーロ(1650円)。アマルフィ港からポジターノ港行きのフェリーは本数が多いので便利だ。

日本人に人気のカプリ島行きのフェリーもアマルフィ港から出港しているがポジターノ行きよりも本数は少ないので注意が必要です。

ポジターノ行きのフェリー乗り場に向かうと既に多くの人が並んでいて行列が出来ている。やはりポジターノは人気の観光地なんだな。

アマルフィ港からポジターノ港までの航海時間は30分

海上からの眺めは非常に素晴らしい。断崖に建つ色鮮やかなホテルや住宅地の景観を心ゆくまで楽しめる。

ただフェリーは結構揺れるので乗り物に弱い人は酔い止め薬を事前に服用するのが必須です。

 

フェリーを降りて気が付いたのは、ポジターノ港付近の海は透明度が非常に高い😍。そのためか港のすぐ近くのビーチも大変混雑していました。

港のすぐ近くに飲食店、レストラン、お土産屋が数多くあり、観光やビーチ遊びにも大変便利です。

ビーチの水質にこだわるならアマルフィよりポジターノに宿泊した方が良いと感じました。

ただポジターノはアマルフィよりも宿泊費の相場は高いです。

ポジターノはそれほど大きな街ではありませんが、坂道や階段が急なので移動がとにかく大変です。

平地はポジターノ港付近だけで、街のほとんどは断崖絶壁に立つホテルやレストランや住宅街(別荘地)ばかりです。

私は2時間くらいかけてポジターノの街を散策しましたが、強烈な日差しと暑さの中で坂道ばかりの移動で心底へとへとになってしまいました。

ポジターノの街の散策はプチ登山のように体力を使うのであまり舐めてかからない方がいいですね

また、道が狭い上に細かく入り組んでいるのでGooglkeMapを頼っても道に迷いやすいです

私も散策中にどこを歩いているか分からなくなることが度々ありました

ポジターノの街には無料で休息できる場所は少なく、散策中に休息したくなったらレストランやカフェを利用せざるを得ないでしょう

ポジターノの場合、海の眺めが良い場所には大抵レストランがありますね

海の眺めの良い高台のレストランで美味しそうなピザやパスタを屋外のテーブル席で食べている人たちを多く見かけましたよ

私はカフェやレストランには入らず、スムージー屋さんやジェラート屋さんでスムージーやアイスクリームを購入して店の軒先で休息しました

ポジターノの街には至る所にスムージーのお店やジェラートのお店がありますから歩き疲れて喉乾いたり甘いものが欲しくなった時は助かりますね

私は2時間のポジターノ滞在(散策)で4回もスムージーとジェラートを購入しましたよ

それくらい夏のポジターノ散策は過酷です

ポジターノで歩き疲れた状態を放置するのはかなり危険だと思いますよ

ハンガーノックアウト状態になってマジで歩けなくなると思います

適宜、水分や糖分を補給しないと歩き続けることができないのがポジターノの街のちょっと怖いところですね💦

おまけにポジターノは物価がすごく高くてフルーツスムージーもジェラートも10ユーロ前後(1650円)掛かります

私はスムージとジェラートで7000円以上も使ったことになりますね😭

でも高いだけあってフルーツスムージーもジェラートもすごくおいしかったです😋

ポジターノの街はとにかく眺めが最高です。どこを切り取っても絵になるのがポジターノの街。散策の疲れが一気に吹っ飛ぶような絶景をたくさん見つけられますよ。

 

 

ポジターノの街は猫が多くて癒されます。観光客に慣れていて全然逃げようとしないです😍

ポジターノで海水浴をしたければ港近くの海水浴場が一番便利です。海の透明度は申し分ないです。

ベッドやパラソル完備だし綺麗なトイレも整備されています。

食事を提供する海の家も数多くありました。ちゃんとした食事をしたければレストランも数多くあるのでお金さえ出せば困ることはないでしょう。

ただ、ベッドやパラソルのレンタルはかなり高額です。半日で40ユーロ(6600円)、一日で60〜70ユーロ(9900円〜11,500円)と日本人の感覚では相当高く感じますね。

ハワイのワイキキビーチ並みかそれ以上に高いと思います。さすが欧州でも有数のリゾートです。

ポジターノからフェリーでアマルフィまで戻ってバスでホテルに戻りました。

ポジターノ観光ですっかりバテてしまったので夜まで仮眠して休むことにしました

数時間仮眠した目を覚ましたら夜の7時でしたが夏のイタリアは昼間のように明るいです。

本日がアマルフィ最後の夜なので街(アマルフィ港界隈)に繰り出して夕食を食べることにしました。

アマルフィの街の中心部はアマルフィの港の北側に広がっています。

多くのレストラン、お土産屋さん、ジェラート、スムージーの店、カフェがあり街は結構大きいです。少なくともポジターノの数倍の規模だと思う。

大聖堂や教会もあり、イタリアらしい街並みが広がっています。

夜8時を過ぎてお腹が空いてきたので、レストランを物色するがローマの時と同じで一人で入店できそうなレストランはほとんどないのが辛い💦

しかし、ホテルの部屋でスナック類を食べるのはさすがに惨めすぎるのでなんとしてもレストランを探さねばならない

気合いを入れ直して再度、アマルフィの街を歩き回り一人で入れそうなレストランを必死になって足が棒になるまで探し回った

なんとか一人で入店できそうなアマルフィ大聖堂近くの屋外レストランに入店することにした

念の為に入り口にいた従業員に一人だけど大丈夫か?と聞いたところ、嫌な顔をしなかったのでこの店に決めた

一人で入りやすそうなレストランとは言っても私のように一人の客は私以外は誰もいない

ロゼワイン(9ユーロ)と海鮮パスタ(15ユーロ)を注文した

ロゼワインは美味しかったけど、海鮮パスタは不味くはないもののごく普通の味で日本の大衆的なイタリアンレストランとなんら変わらない味で非常にがっかりした💦

とはいえ、観光客に溢れて活気あるアマルフィの街で気持ちよく過ごすことができた

レストランを出る頃にはすっかり街は暗くなっていた。

昼間のような熱気はなく海風が心地よく夜のアマルフィは快適だった。

バスの出発時間までスマホをいじりながら時間を潰した。

アマルフィの夜はライトアップされていて非常に幻想的な良い雰囲気だ

さすがリゾート地だけあって治安の悪さは全く感じない

バスは夜9時過ぎに出発の便だったのだが多くの観光客でほぼ寿司詰め状態だった。まるで日本の通勤ラッシュのような混雑ぶりだ。夏のアマルフィはやはり相当混雑するようだ。

ホテルに戻ってからはポジターノの疲労で疲れていたのか急速に睡魔が襲ってきたのでシャワーも浴びずにそのままベッドで眠りについた

今回はここまで

次回はアマルフィ→トロペア移動編です!

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