アテネ中心部のホテルに到着したのは4/28の朝10時半頃
チェックインの時間まで(14時)はかなり時間があったが快くアーリーチェックインさせてもらえた
長時間フライトの疲労が溜まっていたのでベッドで少し仮眠した
目を覚ますと12時過ぎだったので1時間半ほど仮眠したことになる
長時間フライトの疲れはだいぶ取れていたが時差ボケの感覚はまだ残っていた
アテネでの滞在ホテルはアスターホテル
地下鉄のシンタグマ駅近くのホテルで朝食会場からのアクロポリスの眺めが売りのホテルです
ただ、改めて部屋を見渡してみると想像以上に狭くて東京や大阪の安いビジネスホテルのようだ
それに部屋のレイアウトが非常に悪くて恐ろしくクローゼットが使いにくい
地下鉄のシンタグマ駅から近い繁華街のホテルなので窓を閉めていても外の繁華街の喧騒が聞こえてきてお世辞にもゆっくり滞在するような部屋ではない
この部屋のクオリティで1泊3万円だからコスパはお世辞にも良いとは言えません
アテネはホテル宿泊費が非常に高額なのは旅行者にとっては正直痛いですね💦
部屋でゆっくり滞在したい人は1泊5万円以上のお金を払ってもっと広くて静かなホテルを検討した方がいいでしょう
この喧しい狭いホテルの部屋に滞在しても落ち着かないのでアテネ観光に出かけることにした
その前にシャワーを浴びることにする
しかし、水やお湯の出し方は分かるのだけど肝心のシャワーの使い方が分からない(海外旅行あるある😭)
色々と試行錯誤してみたけどどうしてもシャワーからお湯を出すことができない
フロントに電話してシャワーの使い方が分からないと伝えるとすぐにホテルマンが直ぐに部屋まで来てシャワーの使い方を教えてくれた
ついでにクローゼット内の金庫の使い方も教えて貰った
このホテルまで来るのにぼったくりタクシーの被害に遭ったばかりだし、アテネの治安を考えるとパスポートや現金などの貴重品は金庫に入れないと危険だと思ったからです
ホテルマンが部屋から出て行った後、シャワーを浴びるが水圧が低くて一気にテンションが下がりました💦
ギリシャは地中海性気候で年間通じて雨が少なく水は貴重なんでしょうね
だから意図的に水圧を低くしているのかもしれません
水資源が豊富な日本ではシャワー水圧が低いホテルは珍しいと思いますがここは雨の少ないギリシャですから仕方ないと諦める
シャワーを浴びた後、ホテルを出てアクロポリス(パルテノン神殿)を目指す
勿論、アテネの土地勘は全くないのでGoogleMapが唯一の頼りです
GoogleMapによればアクロポリスまではホテルから徒歩30分程度と結構近い
アテネは東京都内や大阪市のようなメガシティではなく福岡市のようなコンパクトシティのようだ
そのためか観光スポットはアテネの中心部に集中していて効率的に観光できる
とにかくアテネに来たらアクロポリス観光は外せません
アクロポリスに到着するまでギリシャの中心部を歩いたが屋外にテーブルがあるカフェやレストランが非常に多い
ランチタイムのせいかどこの店も観光客や地元民らしき人達で大賑わいだった
アクロポリス近くのアテネの街並み↓
アクロポリスが近づくと急な坂道や階段が多くなり道が急に険しくなります
アクロポリスはアテネ市街で一番高い場所にあるのでこれは避けられません
空港に到着した時は少し肌寒いくらいの天気だったけど、昼過ぎの現在のアテネは快晴で日差しが非常に強く日本の真夏のような暑さだった
春のアテネはどうやら朝夕と日中の寒暖の差が激しいようだ
旅行者にとっては服装選びが結構難しいですね
この日は多くの周りの観光客は半袖が多かったです
アテネは昼間の日差しが強烈なので麦わら帽子や日焼け止めを準備した方がいいですね
アクロポリスの入り口に到着すると、チケット売り場前は長蛇の列が出来ていた
ホテルで仮眠したとはいえ、長時間フライトの疲れが残っている私にはとてもじゃないけどこの炎天下の中で長蛇の列に並ぶ気力は残っていなかった
今日のアクロポリス観光は諦めて明日に変更することにした
アクロポリス入口のチケット売り場の長蛇の列↓
アクロポリスの入口から少し坂道を下った場所にアレオパゴスの丘があります
無料で利用できる観光名所なので寄ってみることに
只の岩場なのですがアテネ市街とアクロポリスを一望できる絶景スポットです
ここもアテネ観光には外せない場所です
誰でも無料で利用できますし、アテネ市街からアクロポリスに行く途中にあるので気軽に寄ることができます
アレオパゴスを後にして、アテネ市街地に引き返す
アテネの街は野良猫が多い。人慣れしていて全然逃げないのです😍。
またカフェやレストランの周りにも野良猫が居着いていて店員から餌をもらっている猫たちを多く見かけました
ギリシャの人は猫が好きなようです。
滞在ホテル(アスターホテル)の直ぐ近くには観光名所であるシンタグマ広場があるので行ってみることにした
シンタグマ広場↓ 只の市民の憩いの場で観光名所というほどではない。正直期待はずれでした😭
シンタグマ広場前の幹線道路。黄色い車はタクシー。近くに国会議事堂があります。
次はシンタグマ広場と同じく観光地として有名なモナスティラキ広場に向かう
シンタグマ地区からモナスティラキ地区は徒歩で10分ほど
ここもシンタグマ地区と同じで地下鉄駅があり、ホテルも多い市街中心部です
シンタグマ地区よりもより商業施設が多いエリアになります
モナスティラキ広場は想像よりもはるかに良かった😍
広場からは遠くにアクロポリスが見えて良い雰囲気
広場では様々なお土産店や屋台や露店があり、美味しそうな果物がすごく安い価格で販売されている
カゴに山盛りの真っ赤なイチゴが2ユーロ(340円)で売られていたのはびっくりしました
日本のスーパーのいちごよりもはるかに安い
ホテルに持って帰って食べようかな?と思いましたが一人だと食べきれずに捨てることになると思ったので購入は諦めました
モナスティラキ広場から望むアクロポリス😍↓
モナスティラキ広場周辺はシンタグマ広場周辺よりも商業施設が多い↓
モナスティラキ地区からは至る所でアクロポリスが見えます↓
モナスティラキ地区はシンタグマ地区以上に観光客が多いし地元民らしき人達も多いです
モナスティラキ広場から近い有名観光スポットである古代アゴラを目指す
このエリアはアクロポリスを眺められるレストランが集中していて大混雑している場所です
モナスティラキ広場から古代アゴラまでは徒歩で10分程度
古代アゴラはアクロポリスと並ぶ重要な観光ポイントです
個人的には普通の観光客はアテネの古代遺跡観光はアクロポリスと古代アゴラだけで十分だと思います
私もアテネでの2泊3日の滞在中でみた遺跡はアクロポリスと古代アゴラだけですが十分満足できましたよ😀
その他にもアテネには美術館や遺跡は沢山あるのですが全部見て回るのはかなりの時間と労力がかかるので、古代ギリシャ文明に特に興味がある人以外は見て回る必要はないと思います
古代アゴラは入場料として10ユーロ(1700円)と結構なお値段だけどその価値は十分にあります
アクロポリスと違って、チケット売り場も空いていて並ぶ必要がないのでオススメのスポットです
古代アゴラ入口の正面にアクロポリスが見えます↓
古代アゴラ内は結構広くて緑も多いので良い散歩コースになります
どこからでもアクロポリスを眺められるので気分が良いです
アテネ市内を朝からずっと歩き回っているのだけど日本人というか東洋人を殆ど見かけませんでした
やはり円安の影響が大きいのかな?と思う
と思っていたら古代アゴラ内で日本の女子大生らしきグループを見かけました
恐らくアテネに来て初めて出会った日本人が彼女たちかな
やはり欧州は日本から遠くて移動が大変なので、できるだけ体力のある若いうちに行っておきたいですね
定年退職後に海外旅行の楽しみをとっておくサラリーマンも多いだろうけど、年取ってから欧州旅行するのは体力的に結構きついと思いますよ
古代アゴラ内を棲家にしていると思われる野良猫ちゃん😍↓
古代アゴラ内の高台にある神殿↓ 写真では分かりにくいけど至る所に彫刻が彫ってある
大理石を積み上げて作った神殿らしいけど重機もない紀元前の時代にこんな大きい神殿を作った古代ギリシャ文明は本当に凄いね。相当の建築技術ですよ。
超有名な建造物のアッタロスの柱廊↓ 古代アゴラの入口のすぐ左側にあります
古代ギリシャ時代には集会場や市場として使われていた模様。現在は2階が博物館になっている
現在の建物は再建されたもの
古代アゴラで結局2時間弱時間を潰しましたね
歩き回って疲れてしまったのでホテルに戻ることにした
アテネの市街はストリートミュージシャンなどが多くて非常に活気がありますね
街を歩いている人たちも若者が多く、日本の街中のように高齢者比率は高くないから活気があるのも当たり前ともいえます
しかし、その一方で物乞いの人(高齢者や身体障害者が多い)が路地に座ってお金を無心している様子も何度も見た
日本も格差が開いて貧しくなったと言われているけど、東京や大阪の街中で物乞いを見かけることはあまりない
ヨーロッパの格差社会の現実をアテネの街中でも肌で感じることができました
ホテルに戻り、ネット経由で明日のアクロポリス入場の予約をすることにした
しかし、ネットで検索してもアクロポリスのネットチケット公式販売サイトになかなか行きつかない💦
検索で多くヒットするのはツアーガイド付きのアクロポリス入場券ばかりだ
ツアーガイド付きだから当然高額(30ユーロ以上が多い)だ
私はアクロポリスの入場券(20ユーロ(3400円))だけをネットで予約したいのだ
私が調べた限り、アクロポリスの入場券公式予約サイトはこちら
私はこちらのサイトでアクロポリス電子チケットを購入した
希望する日時を入力するとカード決済画面に移行するようになっている
アクロポリスは非常に観光客で混雑するので混雑緩和のために時間帯により入場制限をかけているようです
決済するとチケット購入時に入力したE-mailアドレスに領収書が届いた
しかし、入場時に必要な入場券(2次元コード)が送られてこないので不審に思った
この不審は翌日のアクロポリス入場時に現実となります😭
本来は登録したEmailアドレスに2次元コードを記載した入場券が送られてくるはずなのですが、何かの手違いで私のアドレスには送られてこなかったんですよね💦
世界では多くの観光地で混雑緩和のために事前予約がマストになりつつあります
昨年の夏に訪れたハワイのダイヤモンドヘッドがそうでした
前日に希望日時を入力してカード決済したら登録メールアドレスに二次元コードの付いた入場券が送られてきました
ダイヤモンドヘッドの公式予約サイトは検索すればすぐにヒットするのですが、アクロポリスの公式サイトは初めての人には分かりにくいと思います
これはアテネ当局になんとかしてもらいたいところですね💦
アクロポリスの予約で奮闘しているうちにすっかり日が暮れて夜になったのでお腹が空いてきた
ターキッシュエアラインの機内食(朝食)から何も食べていないので(コーヒーは飲んだけど)お腹が空いて当然ですね
せっかくアテネに来たのだから本場のギリシャ料理のレストランにでも行くかな、と思ってGoogleMapで調べてホテル近くの高評価の店をいくつか回ってみたけど、どこも混雑しているし、雰囲気的に一人で入店できるようなお店ではなかった💦
夜のシンタグマ界隈はどこも人が多くて治安の悪さは微塵も感じない
東京や大阪の街と同じ感覚で歩き回ることができます
余程、人気のない裏路地にでも迷い込まない限りそれほど治安に神経質になる必要はないでしょう
シンタグマの街を歩いていると日本食のお店が結構多いことに気が付く
居酒屋、寿司バー、ラーメン屋などが結構多いのには驚きました
ギリシャでも日本食は結構人気なのかもしれませんね
寿司やラーメンを食べたい気分では無かったのでGoogleMapで評判が良かった”和食レストランしらき”に入ることにした
和食レストランと書いてありますが、実際にお店に行くと店内の雰囲気はまさしく日本の居酒屋そのものです
メニューも居酒屋そのもの
だから一人で入店するのも全く抵抗のない店構えだし店内の雰囲気なのが嬉しいです
店内だけでなく店外にも席があるのはアテネらしいですね
テイクアウトにも対応しているのでホテルに持ち帰って食べることも可能です
私は店で食べたかったので店内に座って早速ビール(ギリシャビール)を注文した
ギリシャの地ビール↓ 日本のビールよりあっさりしていて飲みやすい😋 私の好みの味でした
観光で歩き疲れた体にビールが染み渡って心底旨いと感じた😭
この後、ギリシャのワインも注文した(写真は撮り忘れた😅)
味の方は普通。私がいつも飲んでいる五百円のチリワイン、スペインワインと大差のない味でした
料理は揚げ出し豆腐とマグロの煮込みを注文
味は日本の居酒屋と大差ないクオリティで十分美味しかったです
絶品の味とは言えませんでしたが、日本から遠く離れたギリシャでこれだけの日本の味が楽しめるのなら十分満足です
ボリュームもそこそこあって結構お腹いっぱいになりました
締めは梅しそかっぱまき これが一番美味しかったかも😋
シャリの味も全く違和感なく日本の寿司の味が楽しめて感動しました😭
十分お腹いっぱいになって適度に酔っ払って良い気分になりました
気になる料金は30ユーロ(5100円)
日本の居酒屋だったら3000円くらいが妥当かな・・・
正直、日本人の感覚では高いなと思いますが、ギリシャの物価が高いというよりも円安の影響の方が大きいと思いました
店員の対応も店の雰囲気も良いし、アテネで和食が食べたくなったらオススメできるお店です
ホテルに戻ってきたら部屋の外がとにかくやかましいのには本当に参りましたね💦
どうやらホテルの近くにミュージックバーやクラブがあるみたいでそこからの騒音がもろに私の部屋に流れてくるんですよ
このホテル(アスターホテル)は本当に失敗だったかもなぁと思いつつも所詮後の祭りです😭
今更、ホテルを変更するなど面倒くさすぎるし変更したホテルだって快適な保証は全くありませんからね
やかましくてネット閲覧する気にもならなかったので、耳栓をしてなんとか眠りました
今回のブログ記事はここまで
次回はアクロポリス観光編をアップロードする予定です
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