ドラム式洗濯機を検討している人は本当に必要かよく考えた方がいいと思う

生活

13年使ってきた東芝の縦型洗濯機の調子が悪くなってこの1ヶ月ほど、洗濯機の買い替えを検討していた

結局、洗濯機は買い替えずに東芝の縦型洗濯機を使い続けている

色々と洗濯機のことを調べて暫くは買い替えないことを決断した

その経緯や理由を簡単に述べてみたい

洗濯機の購入検討している人の参考になれば幸いである

エラーが煩雑に出るようになった東芝製の縦型洗濯機💦

カビ汚れが洗濯物に付着するようになった

まあ、10年以上も使い続けている洗濯機なのでこれまでも色々と不具合は出ていた

脱水が終わった洗濯物に汚れが付着することが多くなっていた

色々と調べてみるとどうやら洗濯槽にこびりついたカビ汚れが洗濯物に付着しているらしい

確かに購入してから洗濯槽の洗浄は一度も行ったことがなかった💦

試しに洗濯槽洗浄を行ったら、大量の汚れ(カビ)が浮いて出てきた😱

洗濯機の取扱説明書を読むと汚れ(カビ)が出てこなくなるまでまで何度も洗濯槽洗浄を行う必要があるみたい

頑固なカビ汚れの場合、一度の洗濯槽洗浄では汚れを取り切ることができないからです

私の場合、3回洗濯槽洗浄を行ったところでようやく汚れが出てこなくなりました

洗濯槽洗浄は簡単です

洗濯槽洗浄用の専用洗剤を投入して洗濯槽洗浄ボタンを押してスタートすればいいだけ

13年前の縦型洗濯機でも洗濯槽洗浄機能が付いていたので最近の洗濯機ならばほとんどの機種に洗濯槽洗浄機能は付いているでしょう

洗濯槽洗浄は月に一度程度の頻度で行った方がいいみたいです

更に言えば、洗濯槽のカビ発生を防ぐには洗濯が終わった後は必ず洗濯槽乾燥をすることです

電源を入れた途端にエラーが出るようになった

最近は、洗濯機の電源を入れて直ぐにエラーメッセージが出るようになって洗濯物を入れることすらできなくなってしまった

もうどうしようもないので東芝のカスタマーサポートの連絡して状況を説明すると、洗濯槽の下部に付いているセンサー類が故障している可能性があるので点検修理が必要になるようだ

ただ、古い機種のため、部品がなくて修理できない可能性もあると言われたので、もう買い替えを検討した方がいいかなと思ったわけですよ💦

おまけに点検修理も直ぐにできるわけではなく、今申し込んでも1ヶ月後くらいになるらしい

1ヶ月も待たされた上に点検して部品が生産終了していて修理ができないと言われたらたまったものではないので洗濯機の買い替えを真剣に考える必要が出てきた

新しい洗濯機が我が家に来るまではコインランドリーで洗濯するしかないかなと覚悟を決めました

コインランドリーは家から徒歩10分程度の場所にあるのだが正直面倒臭いからできるだけ早くに新たな洗濯機を購入する必要がある

ところがである

排水機能で洗濯槽の排水を行ったらエラーは出なくなって再度普通に洗濯できるようになった

ちょっと調べてみると、洗濯水投入口から水漏れしているみたいで、洗濯機を使わない間に洗濯槽に水が溜まっていたみたいだ

これ以降、洗濯が終了したら、洗濯機に繋いでいる水道の蛇口を閉めるようにしたら洗濯槽への水漏れは起こらなくなって洗濯機のエラーも起こらなくなり普通に使えている

しかし、またいつ不具合が出るかも分からないし、取り敢えずは家電量販店やYoutubeなどで最新洗濯機の情報収集を始めました

 

洗濯機は高額で巨大な家電製品なので買い替えは慎重に!

洗濯機に限らないけど、高額で巨大な家電製品や家具などは購入には慎重になった方がいいです

何故ならばパソコンやスマホやカメラみたいに簡単に高額転売ができないからです

iPhone15が販売されて日本でも話題になっているようだけど日本でiPhoneがあれだけ人気なのはリセールバリューが良いからです

要は綺麗に使っていれば高額で転売することが容易なんですよ

実際、メルカリでは中古iPhoneが高額で取引されているし街中では高額でiPhoneを高額で買い取ってくれる買取業者も少なくない

iPhoneに限らず高性能ノートPCや一眼レフカメラなど小型の高級商品は中古品が大人気でメルカリで高額取引されています

しかし、大型家電製品や家具などはそう簡単にはいかない

いかにブランドものの大型家電や家具でも高額で転売するのは難しいです

大型家電や家具は自宅のスペースの余裕がないと設置することができないから購入できる人が限られます

要は市場がない(もしくは非常に小さい)から売却が難しいのです

また、運搬に人手がかかるので運送費用が高額です。仮に運よく高額で売却できたとしても運送費用が足枷になって実質は赤字になってしまうことも少なくないでしょう

だから、各自の将来の生活スタイルをきちんと見極めておかないと安易に高額な洗濯機を購入しても、生活スタイルが変わった時に(転勤、転職、結婚など)不要になって処分に困ることになります

 

洗濯機を購入する場合、多くの人が悩むのが縦型(+衣類乾燥機)にするのかドラム式にするかだろう

私もかなり悩んだというか今でも悩んでいます

それぞれ一長一短あるので各自の生活様式を鑑みて慎重に洗濯する必要があると思う

以下に私の考えをまとめてみました

ドラム式洗濯機の長所・短所

ドラム式洗濯機は非常に人気というか注目されていますね

私も今回の件でいろいろな家電量販店を見て回ったけど、非常に高額にもかかわらず(安いモデルでも15万円以上は当たり前!)、お客さんたちの関心は高い

長所

乾燥能力が高い

→ドラム式洗濯機の最大の長所が乾燥能力の高さです。逆に言えば乾燥能力がいまいちなドラム式洗濯機は商品力がだいぶ劣ると考えていいでしょう。衣類の縮みや痛みを抑えるために低温乾燥するタイプのドラム式洗濯機もありますが、このタイプは乾燥に時間がかかったり生乾き臭に悩まされる場合もあって購入には慎重になる必要があります

個人的には乾燥方式はヒートポンプ式一択だと思ってます

高温洗浄機能が充実

→ドラム式洗濯機は構造上、もみ洗いができないので縦型洗濯機よりも洗浄力には劣るのですがその代わりに高温洗浄機能(60℃の温水で洗える洗濯機もある!)が充実しています。水温が低くなって洗浄力が落ちる冬場には重宝しますよね

短所

物理的な洗浄能力は弱い

→ドラム式洗濯機はドラム回転による叩き落としによる洗浄なので、もみ洗いができる縦型洗濯機に物理的な洗浄力では劣ることは知っておいた方がいいです。だから頑固な泥汚れなどの洗浄は今ひとつのようです。

機構が複雑で壊れやすい

→このクレームは多いみたいですね。ハズレ商品を購入してしまった消費者は一年以内に手放す人もいるようです。洗濯機は高額商品で買い替えも難しいですからこれは結構致命的な欠点だと思います。少なくとも長期保証(5年以上)をつけるのはマストだと思う。そうなるとただでさえ高いドラム式洗濯機が更に高額になるのが悩ましいところです。

大きいので設置できる住宅が限られる

→戸建てや広めのマンションに住んでいる人は問題ないですけど、ワンルームの賃貸住宅などに住む人は要注意です。ワンルーム賃貸は洗濯機置き場が狭い物件も多いのでドラム式洗濯機を置けない場合も少なくないのです。購入する場合は必ず正確にサイズを確認しましょう。良心的な家電量販店の場合は購入前に自宅まで来てサイズを調査してくれる量販店もあります。

高額である

→言わずもがなですが高額です。安い旧モデルでも15万円以上、最新機種だと40万円程度する機種もあります。縦型なら安い機種だと5万円程度、最新モデルでも20万円前後ですから縦型とドラム型の価格差は大きいですね。これだけの高額商品ですから、生活スタイルが変わって不要になった場合は泣くに泣けませんね💦。

お金持ちでもない限り、最新機種を購入するのはやめた方が無難ですよ。旧型でも性能が十分なモデルは沢山あります。また、旧型の方が製造公差(品質のばらつき)が小さいのでハズレ商品をつかむリスクを確実に減らせます。これは洗濯機に限らず工業製品は皆同じです。

縦型洗濯機の長所・短所

長所

洗浄能力が高い

→もみ洗いができるから物理的な洗浄力は高いです。ただ、温水洗浄機能が付いていない機種が多いので水が冷たい冬場は洗浄力は大きく下がることは覚悟した方がいいですね。縦型を新たに購入するならば私は温水洗浄機能がついたモデルを迷わず選ぶでしょう。多少高額になるけどその価値はあると思います。

コンパクトで狭い住宅でも設置可能

→転勤が多いサラリーマンには大きなメリットです。小型の縦型の洗濯機ならば引越し時の物件選びの幅が大きく広がります。ドラム式洗濯機の場合は、洗濯機置き場が広いことが条件になるのでこれだけで物件選びは相当制約されますよ。洗濯機置き場が狭くても良い物件は沢山あるからです。

比較的安価である

→安いモデルならば5万円以下から購入できます。ただ、安いモデルは性能もそれなりだと思うので極端に安いモデルを購入するのは慎重になったほうがいいですね。安物買いの銭失いにならないように注意です。

機構が単純で壊れにくい

→これも大きなメリットですね。毎日使う家電なので耐久性は大事です。故障してもメーカーは直ぐには修理してくれません。人手不足のこの時代、順番待ちで1ヶ月程度待たされるのは当たり前です。

短所

乾燥能力は非常に弱い

→縦型洗濯機の最大の欠点ですね。縦型洗濯機の乾燥機はおまけ機能だと思った方がいいです。私の縦型洗濯機も乾燥機能は付いていますけど乾燥には凄く時間がかかるし乾燥中の音も喧しいです。だから乾燥機能を積極的に使いたいとは思わないですね。また、綿100%のジーンズやワイシャツはシワだらけになるので乾燥機能が使えません。乾かせるのはタオルや下着類や化繊の衣類くらいです。私は梅雨の時くらいしか乾燥機は使わないです。

高温洗浄機能が弱い

→縦型洗濯機の殆どは温水洗浄機能が付いていないのでこれも縦型の大きな欠点です。冬場などは水温が氷のように冷たくなるので洗浄力が大幅に低下します。ただ、最新の縦型洗濯機は温水洗浄機能が付いているモデルも少なくありません。私も縦型を購入するならば迷わず温水洗浄機能付きモデルを選ぶと思います。

ドラム式洗濯機が向いている人

仕事やレジャーで忙しく家事に時間が取れない人

→洗濯物と洗剤を投入したら乾燥までノンストップでやってくれるドラム式洗濯機は便利でしょう

小家族の人たち:共働き夫婦、独身者

→毎日の洗濯物の量が少ないので洗濯から乾燥までノンストップでできるドラム式は便利です。逆にいえば洗濯物が大量に出る人はドラム式はダメです。洗濯は可能でも乾燥が追いつかないので乾燥は分けて行う必要があるからです。これではドラム式の魅力が半減してしまいます。

生活スタイルが10年程度変わらないことが見込める人

→ドラム式は大型で重たいので引越しが大変です💦。転職を考えている人、転勤が煩雑にある人、結婚や離婚の予定がある人は購入をやめた方が無難です💦

一戸建てや広めのマンションに住んでいる人

→設置スペース、搬入動線に余裕があるので大型のドラム式洗濯機を余裕で設置可能でしょう

狭い住宅に住んでいる人

→部屋干しやバルコニーに干すことが難しいのでできればドラム式を購入したいところですね

縦型洗濯機が向いている人

多くの子供がいる大家族

→頑固な泥汚れなどの洗濯物が毎日大量に出る子供が多い家族は洗浄能力に優れる縦型一択でしょうね。

洗濯が苦にならない人

→洗濯物を干したり畳んだりすることが苦ではない人は高額なドラム式洗濯機は完全にオーバースペックです。別のところに大事なカネを使った方がいいでしょう

家に居る時間が多い人

→洗濯物を外干しできる局面が多いので、乾燥機を使う頻度が少なくなりますから縦型で十分

洗濯機置き場が小さい賃貸住宅に住んでいる人

→洗濯機の設置スペースが限られる狭い住宅の人は縦型一択です

生活スタイルが変わる可能性が高い人

→転勤、転職などで引越しを控えている人は縦型一択です。ドラム式の場合、転居先に設置できなくて引っ越しの時に処分しなければならない可能性があります。高額商品をタダ同然(もしくは赤字)で処分しなければならない状況はメンタル削られますよ😭。

縦型洗濯機+衣類乾燥機が最強かもしれない

人気のドラム式洗濯機ですが、基本的には妥協の産物であることを認識しておく必要があります

前述したように、もみ洗いができないドラム式は物理的な洗浄能力は縦型に劣るのです

だから頑固な泥汚れなどの洗浄はあまり得意ではないのです

高温洗浄機能が付いているドラム式洗濯機が多いのは物理的な洗浄能力に劣ることを補う必要があるからでしょう

また、乾燥機能が優れているとはいえ、ドラムに沢山詰め込んで洗濯してしまうと生乾きに悩まされることになります。

ドラム式洗濯機は洗濯槽の半分くらいまでの容量しか乾燥できないことは知っておくべきでしょう

実際、ほとんどのドラム式洗濯機の乾燥容量は洗濯容量の半分くらいです

10kgの洗濯容量の洗濯機でも乾燥能力は5kg程度しかないモデルがほとんどです

だから、洗濯のことを知り尽くしているプロは洗浄能力に優れる縦型洗濯機と乾燥能力に特化した衣類乾燥機の組み合わせを勧めています。

この場合、乾燥している時でも、洗濯槽が使えるので毎日沢山の洗濯物が出る大家族には便利ですよね

衣類乾燥機を別途購入したら、洗濯機の上部に十分なスペースが必要にはなりますが、横方向や奥行き方向のスペースは狭くても設置可能なのでスペースの限られた賃貸住宅でも設置可能なのです

まとめ       〜ドラム式洗濯機の購入は慎重に!〜

縦型洗濯機の調子がおかしくなってドラム式洗濯機への買い替えを検討しましたが、ドラム式洗濯機のような大型家電はやはり購入には慎重になるべきだと改めて感じました

高額で大型の家電や家具などは短期間で何度も買い替えるようなものじゃないので購入には本当に慎重になる必要がありますね

特に近いうちに生活スタイルが変わる可能性が高い人は本当に慎重になった方がいいです

せっかく高い金払って購入しても転勤や結婚などで処分せざるを得なくなったら悔しすぎるじゃないですか?😭

大型家電量販店に行くと、多くの店員はドラム式洗濯機を勧めますけど、それは利幅が大きいからでしょう

各自の生活環境や生活習慣を鑑みて本当にドラム式洗濯機が必要なのか?をよくよく考える必要があります

私が考える限り、ドラム式洗濯機を購入した方が良い人達は

・平日は仕事、休日は外出が多くて殆ど家にいない人(共働きで子供がいない夫婦や独身)

・当面、現在の生活が継続する目処がある人(転職、転勤、結婚などで転居予定が当面ない人)

・家事が大嫌いな人(洗濯物を干す、取り込む、畳むなどの作業にうんざりする人)

・洗濯物を干すスペースが全くない賃貸住宅に住んでいる人

くらいかなぁ

今現在、広い戸建てやマンションに住んでいる人でも安易に馬鹿でかいドラム式洗濯機を購入するのはお勧めしません。

そういう人たちは広い庭やバルコニーに洗濯物を沢山干せるでしょうし、部屋も広いから部屋干しスペースもあるでしょうから無理にドラム式洗濯機を購入する必要はないと思う

ドラム式洗濯機に限らず、賢い買い物をするためには、商品について徹底的に調べること、自分の生活を鑑みて本当に必要なものなのかをよく考えることです

 

この動画はおすすめです。ドラム式洗濯機購入検討している方は見て損はないです

関連記事

【洗濯機のドラム式と縦型を比較】私の経験では1人暮らしなら縦型、2人以上の暮らしならドラム式を勧めたい

高額な最新家電は購入前に本当に必要かよく考える必要がある

庶民は安物買いの銭失いで損してる。耐久消費財は高くても良いモノが得。