勤め先企業が希望退職を募り始めたら、その会社に残るのはやばいです。よほどの事情がない限りは希望退職に手を挙げて次の職を探すことを真剣に考えた方が良いです。

転職

おはようございます。転職を何度も繰り返している社会不適合者のmakoです。私が大学を卒業した時はバブル崩壊後の就職氷河期で、優秀な学生以外は有名企業に就職できない状況でした。

私は全然優秀な学生ではなかったので就職試験は落ちまくって、唯一採用してくれた熊本県の中小企業に化学系の技術者として就職しました。

入社からの3年間

入社式は東京の本社で開催。同期は10人ほど。その同期たちと2か月くらいの研修を全国各地の事業所や工場で受けました。各地の事業所でそこの事業説明を受けて、工場で現場の人達の手伝いをしながら会社の製品の製造工程や商品の知識を深めていきました。研修が終わったら毎日のように人事部の人と同期と飲み会でしたね。こういう付き合いが苦手な人も多いと思いますが、私はそれほど嫌ではありませんでした。同期にも人事にもたまたま変な人がいなかったからなんですけどね。

全国研修が終わったら配属先の熊本県の事業所に赴任。ここには5年間勤務しましたが最初の3年間は楽しかったです。1年目は製造現場で製造ラインに入って実地研修して製品の知識を深めることができたし製造現場の人たちとも知り合いになりました。中には変な癖のある人もいて嫌な思いをしたこともありましたが、大半は気さくでいい人でした。

2年目、3年目は商品開発の部署に配属されて研究開発を経験。自分の開発テーマを進めるというよりは先輩社員の補佐と実験作業が主でしたが先輩社員もいい人ばかりでなんでも分からないことは親切に教えてくれて凄く居心地が良かったですね。大学の研究室よりも全然居心地は良かったですね。仕事が終わった後も仲の良い先輩社員と遊んだり飲みにいったりしていました。

入社から4年目 希望退職を募り始める

ところがこういう楽しい会社生活も4年目から微妙になってきました。会社の業績不振でリストラが始まり社内には白けた雰囲気が漂い始めたのです。会社側は希望退職と主張していましたが、本音は50才以上のだぶついている社員を整理したかったようです。名目上は全員対象のリストラでしたので私も面談を管理職としました。正直、会社の事業には将来性がないと感じていたのでだいぶ悩みましたが結局残ることを選びました。この選択が最大の失敗だったことに後から気がつくことになったのですが。

このリストラで仲の良かった2名の先輩社員が辞めてしまったんですよ。リストラの後は仲の良い人が殆ど居なくなり一気に居心地が悪くなりました。業績が悪化していたのでたいした仕事があるわけではなく、仕事もつまらなくなったし、上司がパワハラばかりするクソ上司に変わったことも響きましたね。コミュニケーションが苦手で仕鈍臭く仕事ができるタイプでもなかった私は細かいミスをことごとく指摘されて嫌がらせされることが増えました。

こうなると同僚からも軽く見られるようになるんですね。同僚や後輩からもバカにされることが多くなり、この職場には居場所がないなと思って転職活動を本気で始めました。

入社から5年目 転職活動開始

熊本県に居たので首都圏や関西圏と違って当時は転職の情報が地方に住んでいると情報にハンディキャップがあったように思います。インターネットもこの頃はまだ普及し始めの頃でネット環境は今のように成熟していませんでした。今のようにネット上で転職先を探すのは一般的ではなく転職情報誌で探すのが一般的だったと思います。

転職情報誌で転職エージェントを探し電話やメールで連絡し私のキャリア(高分子化学)に合致した転職先を紹介してもらったり、時には直接自分で転職先を探して応募したこともあります。何軒か応募して面接まで進んだら面接に行きました。転職エージェントとの面談や企業の面接は、面接場所は東京とか大阪が多いので、日程調整や交通費の負担が大変でした。熊本から東京まで行くと往復の飛行機代が5〜6万円かかりますからね。数社応募して最終面接までこぎつけたのが静岡県に本社がある中小企業でした。待遇が大幅にアップする案件でしたので断る理由はありませんでした。

そのころの私は、まだ30歳で若かったので、そこそこ待遇の良い企業から内定をもらうことができたんでしょうね。

希望退職を募り始めた企業に勤めている方へ

いま、業績悪化で希望退職を募りはじめた企業名に勤めている人がいたら基本的には退職することを勧めます。そういう会社に無理に残っても、リストラした後なので一人当たりの業務負担は当然重くなるので、社員の締め付けがより厳しくなります。人事考課も厳しくなるので成果を残せなかったら退職に追い込まれることもあり得ます。業績が悪化した企業で成果を出していくことが如何に大変は私は嫌というほど味わいました。

私も希望退職制度を利用していれば、割増退職金も貰えたし、金銭的な心配は大幅に緩和されたと思います。転職活動は何かと時間もお金もかかるので余裕があるうちにやるのがオススメです。お金がカツカツになると面接に行く交通費を払えなくなり転職のチャンスを失ってしまいますからね。

希望退職を募集始めた会社に残ることは想像以上にリスクが高いです。安易に残るのは絶対辞めたほうがいいです。成果を出していける武器があるのか真剣に考えることをお勧めします。