敷布団(マットレス)を4年ぶりに買い替えました

生活

マットレスを4年ぶりに買い替えました

理由はカビや破れが目立ってきたからです

普通に利用する分には全く問題なかった

寝心地も良かったし快適に寝ることができていました

しかし、裏生地の破れとカビがどうしても気になって買い換えることにした

4年前に寝具店の老舗である西川で25000円程度で購入したもので決して安くはなかったので出来れば使い続けたかった

しかし、外干しする時にカビや生地の破れの目立つマットレスを干すことはやはり近所の人目が憚られる

私は近所付き合いを全くしない人間なんだけど小心者なのかアパートの隣人の目が気になってしまいます

カビだらけの布団を毎日干していたら近所の人も良い気分はしないだろうし、怪しい人間と思われるのも避けたい

35000円の合繊羊毛マットレスを購入した

布団を買い換えるためにとりあえずは近所のスーパーに行ってみた

スーパーは流石に安くて敷布団は10000円以下で売られたいた

しかし寝具店みたいに商品の寝心地を確認することができないからいくら安くても購入する気にはなれなかった

安くても寝心地が悪ければそれは寝具としての価値がないゴミ商品ですからね

私が住んでいる関西阪神間で最大級の商業施設である西宮ガーデンズにも寄ってみた

西宮ガーデンズの中には寝具店はあるけど店舗の外から見た感じだと店員さんの多くがイケイケの若者が多くて私のような中高年はちょっと入店しにくい雰囲気だった😭

気を取り直して阪急西宮ガーデンズ内の阪急百貨店の一階の寝具売り場に行ってみる

平日のせいか阪急の寝具売り場は客も少なくてガラガラ。店員も皆暇そうにしている。

デパートだけあって超高級のベッドやマットレスの売り場もあるのだけど、そういう店はスルーして比較的安めの(それでも高額だが)寝具売り場に入ってみた

2万円台から4万円台のマットレスを眺めていると、すかさず見るからにやり手の営業ウーマンのような中年女性が声をかけてきた

”気になる商品があるようでしたら寝心地を試すことができるので遠慮なく申し付けください”と言ってくれた

さすが関西で一番人気の百貨店だけあって店員の接客は洗練されていて申し分ない

3万円台のマットレスで寝心地を試してみようか?と思ったけど、即決するのは避けたかったので、この時は、”ちょっと考えます”と言って店を出た

布団に限らないがある程度の高額商品や買い替えが難しい商品は感情に任せて購入するのは店側の思う壺だ

感情に任せて買い物をすると大して必要もない高額商品を売りつけられて購入してしまうのが関の山でしょう

大事なものを購入する時は、氷のように冷めた頭で冷静に自分の必要な商品を見極めなければならない

消費というものは我々消費者と高額商品を売りつけたい企業側との間の見えない戦争なのですよ

翌週、再度、阪急西宮ガーデンズの阪急百貨店1Fの同じ寝具売り場を訪れて、再度、2万円から4万円のマットレスを眺めていると、また、前回と同じように営業ウーマンから声をかけられた

この時は、”ここに置いてある2万円から3万円のマットレス3種類の寝心地を試したいのですが?”とその営業ウーマンに声をかけると、直ぐに寝具体験の準備をしてくれた

営業ウーマンだけではなく他の店員も寝具体験の準備を始めて結構大掛かりな準備になった😀

こうやって、我々顧客に購入プレッシャーを掛けているんだろうなぁ💦

まあ、私はこの時は、ほぼ購入を決めていたので、寝具体験することに迷いはありませんでした

25000円、30000円、35000円それぞれのマットレスの寝心地を体験してみるとどれも寝心地は申し分なかった

どれを選んでも大丈夫とは思ったけど、注意深く比較してみるとやはり35000円のマットレスが柔らかく体を包み込む感じで一番快適に感じた

この3種類のマットレスは素材や内部の構造はほとんど同じだったけど高価なマットレスほど厚みが少し厚くなるからだろう

そのわずかな厚みの差が寝心地に効いてくるのがこの体験でよく分かった

最低でも5年は使いたいので厚みが厚い方が耐久性は高いだろうと思い35000円のものを購入しようと決めた

そんな私の様子を目ざとく観察していた営業ウーマン氏がすかさず、”こちらのマットレスもぜひお試しください”と私に勧めてきた

そのマットレスは最近流行りのウレタン素材のエアーマットレス

マットレスの表面が凸凹の構造で体圧分布を最適化して通常のマットレスよりも快適で入眠しやすく疲れがとりやすいのが売りだ

プロ野球選手の大谷翔平や田中将大が愛用しているのがこのエアーマットレスだから知っている人も多いだろう

私が寝心地を試したのは西川のエアー01というエアーマットレスだった

価格は流石に高くて6万円程度。これでもエアーマットレスの中では安い方で高額なものは20万円程度するらしい。😱

6万円でも完全に予算オーバーなので購入する気はさらさら無かったがせっかくなので営業ウーマンの言葉に甘えてエアーマットレスの上に寝転がってみた

第一の感想としてはエアーマットレスの快適性(寝心地)はいまいちだということ

最大の売りである表面の凸凹は背中を強く押し付けてくる感じで結構違和感があり、それが気になって寝心地はあまり良いとは思えなかった

科学的には表面が凸凹のマットレスの方が体圧分布が最適されて良いのかもしれないけど感覚的には従来の普通の安価なマットレスの方がはるかに快適だ

まあ、これは好みの問題で個人差もあると思うので、流行りのエアーマットレスが気になる人は寝具店で寝心地を体験してみるといいだろう

私は少なくとも寝心地の悪いエアーマットレスに6万円を払う気にはなれなかった

エアーマットレスを試した後、迷わずに35000円のマットレスを購入した

購入したのはロマンス小杉という寝具メーカーの合繊/羊毛マットレス

腰部をサポートするシートが中に入っている4層式のマットレスです

西宮ガーデンズの阪急百貨店1Fの寝具店は店員の対応もしっかりしているし寝具をじっくり選びたい人にはオススメです

マットレス最大の敵はカビ

私は4年使ったマットレスを今回買い替えたのだけど、マットレスの裏地にカビを生やさなければあと3年くらいは使えたと思っている

よく言われるマットレスのヘタリは全く気になっていなかった

安物の薄っぺらいマットレス(一万円以下?)でも購入しない限りは経年劣化のヘタリは気にする必要はないと思う

だからもっとマットレスの持つ湿気に気をつけるべきだったと反省している

今年の春と夏に私は高熱を出して数日寝込んでしまってその時にマットレスを思い切り湿らせてしまってカビを増殖させてしまった😱

まあ、体調は最悪だったのでマットレスを毎日立てかけたり干したりする余裕は全く無かったのでこれは仕方ない💦

しかし、マットレスの下に防湿シートは敷いておくべきだった

これを習慣にしておけばマットレスをカビだらけにすることは無かったので悔やまれる

 

とはいえ、天気が良い日にはマットレスを干すのが一番だ

これがカビやダニからマットレスを守って、一番マットレスを長持ちさせる方法なのは間違いない

ただ、毎日忙しく働いている会社員が天気の良い日に絶えずマットレスを干すのは難しい

天気の良い週末に干すのが精一杯だろう

しかし、天日干ししなくても窓を開けて換気をよくした部屋に立てかけておくだけでマットレスの湿気はかなり飛ぶので天日干しにこだわる必要はないと思う

朝起きたら、マットレスを換気の良い部屋に立てかけることを習慣にするだけでもカビ発生を抑える効果は相当ある

また、前述したようにマットレスの下に除湿シートを敷くのもマットレスの湿気を飛ばすのに非常に有効です

天日干しを頻繁にするのが難しい人やマットレスを毎回立てかけるのが面倒に感じる人は、除湿シートを購入した方が良いと思います

私も今回のマットレス買い替えに合わせて除湿シートも購入しました

除湿シートはそれほど高いものではないので(送料込みで4000円弱だった)マットレスにカビを生やしてダメにすることを考えれば十分に元は取れると思う

この除湿シート自体も時々天日干しして乾燥させなければ何度でも使える優れものです

最後に  〜睡眠は大事なので寝具はあまりケチらない方が良いと思う〜

睡眠は人間の健康を維持するためには大事な要素の一つです

だから寝具(マットレス、掛け布団、枕など)はあまりケチらない方がいいと思ってます

別に高価な流行商品やブランド商品を購入しろ!と言ってるわけじゃないです

ただ、すぐにダメになるような安物、使い勝手の悪い安物だけは手を出さない方が良いと思います

これは寝具に限らずどんな耐久消費財にも言えることです

耐久消費財で安物を買って得をすることはまずありません

多くの安物は開発費を十分に掛けていないので使い勝手が悪かったり耐久性が悪くて結局は何度も買い替えることになりますからトータルで見たら大損でしょう💦

 

私は今回のマットレスの買い替えでベッドを購入しようか考えました

布団は起きる時に膝関節、股関節に大きな負担がかかるので中高年以上の人は余裕があればベッドの方が良いと思うんですよね

私もすでに50代ですから膝関節や股関節に負担がかかるようなことはしたくないですからベッドが欲しかったのですが、私の今の部屋の間取りだとベッドを置くスペースがないんですよね

テレビとかタンスとかピアノを処分すればベッドを置くスペースが生まれますが、その決断をすることは今回はできませんでした

ただ、ベッドに投資するのは中高年には(若い人でも)悪くない投資だと思ってます

高齢になると膝関節や股関節を痛めて普通に歩けなくなる人が多いんですよ

つい最近ですがラサール石井さん(68歳)が股関節の手術することをSNSで告白していましたが、高齢になると多くの人が下半身の関節の痛みに悩まされているのだと思います

だから若いうちからベット生活にして膝関節、股関節を大事するのは健康寿命を伸ばすためにも良いと思いますよ

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