昨年は稀に見る酷い年した
あけましておめでとうございます
久しぶりの投稿になります
まあ、全然めでたい年ではないけどね(笑い)
大晦日には東京は1300人の感染者って・・・ 検査数が少ない時期にこの感染者って完全に感染爆発ですよね。
昨年は、例年稀に見る日本の劣化具合がコロナ禍であらわになった一年でした。
そう思った方も少なくないんじゃないでしょうか?
内閣や大都市自治体が機能不全を起こしている
昨年はコロナ禍一色でしたよね。
とにかく、政府の対応でいいことは何一つなかったと思います。
1 ダイヤモンドプリンセス号の感染者を市中に拡散→海外ではあり得ない対応です
2 中国からの渡航制限を早期にしなかった
3 4月に緊急事態宣言発動したが遅すぎた。学校も休校にしたから職場や現場は大混乱に。
4 夏場に感染が収まっていないのにGoToキャンペーンを始めて収まった感染を再び広げた。
5 10万円定額給付の遅れ、カビ入り虫入りのアベノマスクに数百億円を使ってカネをドブに捨てた。
6 秋から冬にかけて感染が急増しているのにGoToキャンペーンを止めなかった
7 年末年始直前にGoToキャンペーンを止めて旅行業界は大混乱になった上、感染拡大抑制にも効果がなかった
8 PCR検査拡充して市中感染者を補足する努力は全くせずに、飲食店などのクラスター抑制に最後までこだわった。
効果のない政策をタイミングを外して行うので感染抑制に効果はなく、客商売している人は繰り返しの営業自粛要請で疲弊してしまい倒産が急増しました。それにより失業者や経済困窮による自殺も増え、社会問題になっています。
感染抑制もできず、経済もダメにしたのです。政府や自治体の対応は酷評されて当然でしょう
とにかく、昨年はコロナ禍のために普段は見えない日本の多くの問題が浮き彫りになりました。
大阪、東京、北海道、名古屋市などの医療崩壊がメディアでも報道されましたが多くの人は驚いたのではないでしょうか?
日本って世界でもトップクラスの医療制度じゃなかったの?
欧米の10分の1以下の感染者数で医療崩壊するほど日本の医療は脆弱なの?
そう思った人が多いに違いありません。
病床数自体は欧米より少ないわけではないのですが、他の国のようにコロナ専門病床を多く作ってこなかったのが問題と思います。
中国の武漢は突貫工事でコロナ専門病床を大量に作りましたが日本はそういうことをほとんどやっていませんよね。
また、大阪府のように極端に医療資源(病院、看護師)を切り捨ててきた自治体はコロナ禍のような有事には全く医療が機能しないことが明らかになりましたね。平時には問題が目には見えないが、有事には自治体の医療レベルがもろに現れます。
また、PCR検査抑制も非常に醜かった。PCR検査増やすのが必要 or 不要という低レベルすぎる議論をTVで行っている国は世界広しといえども日本くらいでしょう。
PCR検査を増やして無症状感染者を隔離し、感染拡大を抑制するのは世界各国でのコロナの基本政策であって議論の余地はありません。それなのに日本は、一部の感染症専門家までもが、PCR検査は増やす必要はないとか、手を洗っておけば大丈夫とか非科学的なことを堂々とTVやSNSで拡散しているので心底呆れますね。
こういったデマに騙される日本人も多いことを考えると、残念ながら日本人の科学リテラシーは低いし賢くもないのでしょう。
私もお世辞にも賢い人間ではありませんが、その私から見ても、日本人は馬鹿が多いなと思うことが多々ありました。
おまけにコロナ感染拡大している中でもGoToキャンペーンもやめないし、ロックダウンできるような法整備もしないし、いまだに五輪開催とか呑気なことを主張している政府は無政府状態と言って良いですね。
私もコロナ禍で散々不愉快な思いをしました
派遣社員の私自身はどうだったかというと、運よく、この一年は派遣切りに合わずに済みましたが、来年以降は全然分かりません。
ただ、派遣先では色々と嫌な思いをしました。
緊急事態宣言の期間(4月〜6月)は完全在宅ワークになったのですが、これも直前までゴタゴタがありました。
正社員は緊急事態宣言で完全在宅ワークが決定したのですが、派遣社員は派遣社員の業務管理が難しくなると、在宅ワークに派遣先が難色を示したのです。
なんとか派遣会社の交渉で派遣社員の在宅ワークは認められましたが、釈然としない気持ちは今でも残っています。
要は、派遣先にとって、派遣社員の安全は二の次ということです。人間扱いされていないと言ってもいい。非常に不愉快でした。
また、緊急除隊宣言解除後も、正社員は週二日出社でOKなのに、派遣社員は原則毎日出勤しないといけないと言われました。
これもおかしな話ですよね。明かな理不尽な派遣社員に対する差別です。
私は幸い在宅勤務で完結する仕事が多いので、派遣会社に”派遣社員だけ毎日出社は不当だ。私も社員のように毎日自宅勤務を希望するので派遣先と交渉してください”と主張しました。
毎日在宅は認められませんでしたが、週二日間の在宅は認められました。
今、派遣社員の人で在宅勤務が認められていない人は、一度ダメもとで派遣会社に派遣先と在宅勤務の交渉をしてもらいましょう。
海外移住をする準備をしたい
医療崩壊、介護崩壊がコロナ禍で浮き彫りになりましたが、私はこれは序の口というか、この国が壊れていく序章と見ています。
この国は、醜い少子高齢化、日銀による大量の国内企業のETF(上場投資信託)購入、地方の衰退放置など、”静かなる有事”が着々と進んでいます。政府はこれらのことを見て見ぬふりをして事実上、放置しています。
人口動態の専門家によると2042年ごろには、少子高齢化による労働力減少、税収減少による財政悪化により、様々な社会システムが機能不全を起こすだろうと警鐘を鳴らしています。
あと20年もしたら、特にパンデミックなどが起こらなくても、人手不足や財政難で医療制度や介護制度や年金制度が成り立たなくなるのは容易に想像できます。
近い将来、今のような無政府状態が放置されると医療崩壊や介護崩壊は当たり前の世の中になると思います。
いわば、多くの庶民にとって、日本に住み続けることは、座して死を待つ行為と言えるでしょう。
私も本当にこの国の将来には危機感を持っているので、海外移住を最近真剣に考えるようになりました。
病気になっても適切な治療を受けられない医療崩壊した国には怖くて住めませんよ。
海外法人に転職してバリバリ働くような能力や気力は私にはありませんから(笑)、適度に働きながらゆったり過ごせる国を探したいと思います。今は、台湾がいいかな?と思っていますが、色々と情報を収集していきます。
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