【グルテンフリー生活】小麦粉抜きの食生活に慣れたがアトピー性皮膚炎は治らない

健康

グルテンフリー(小麦粉フリー)の生活を始めて3ヶ月が経った

身体に特に大きな変化はないが太りにくくなったことは実感している

私は特に筋トレや有酸素運動をする習慣はないのだが明らかにお腹が凹んできた感触はある

運動は自宅で腕立て伏せやスクワットや腹筋を週に1〜2回する程度だからこの程度の運動で痩せるとは思えない

やはり小麦粉抜きの生活が痩せることに大きく寄与することは間違いないと思う

普通の人にはグルテンフリー生活は推奨できない

グルテンフリーを始めた最大の理由は私がアレルギー体質(アトピー性皮膚炎)だからだ

小麦粉に含まれるグルテンというタンパク質は様々なアレルギーを引き起こすと言われている

だから、欧米ではグルテンフリーの小麦粉がスーパーなどで普通に販売されている

欧米ではグルテンフリーの小麦粉を使うのが常識なのだ

日本はその点で非常に遅れている

私が毎日使っているスーパーにもグルテンフリーの小麦粉もパン、パスタなどの加工食品も置いていない

全粒粉を使ったパンはようやく置くようになったけどグルテンフリーのパンやパスタは置いていない

デパートの食品売り場などをはじめとした高級食材を扱う店でたまにグルテンフリーの小麦粉や食品を見かける程度だ

 

肝心の私のアトピー性皮膚炎の症状は残念ながらあまり改善していない

小麦粉フリーの生活をすることで痩せることはできたけど、一番の目的であるアトピー性皮膚炎は改善しないのだ

いまだに手、足、お腹、背中など全身にアトピー性の湿疹があり毎日痒みに悩まされている

アトピー性皮膚炎というのは非常に厄介な病気だ

私は幼少期からこの疾患に悩まされているがいまだに根本治療がない

基本的には患部へのステロイドの塗布や痒み止め(抗ヒスタミン剤)の服用で様子を見るしかない病気だ

最近になってようやく、デュピクセント注射による免疫療法や紫外線照射療法などの治療も普及してきたようだが、治療費はかなり高額なのでそれほど普及していない

普及していないから治療法に対する安全性にも懸念がある

仮にお金がある人でもデュピクセント注射など躊躇する人も多いだろう

関連記事 アトピー性皮膚炎の注射療法(デュピクセント)について

グルテンフリー生活は食生活の質がかなり下がる

グルテンフリー生活を普通の人にお勧めできない理由は、食生活の質が大きく下がるからです

パン、うどん、パスタ、菓子類をはじめとして、小麦粉が入った食品は日本人の食生活に深く入り込んでいて小麦粉フリーの生活をするのはかなり無理があります

私も小麦粉フリーの生活を心がけてきましたが、完全に小麦粉フリーの生活をしているわけではありません

基本的にはパン、パスタ、うどん、菓子類は控えていますが、食べたくなった時は無理に我慢せすに食べるようにしてます

無理な生活は決して長続きしないからです

一部のお金持ちは高級スーパーでグルテンフリーのパスタやパンを日常的に購入できるでしょうが庶民には無理です

また、家族がいる人はグルテンフリーはまず無理でしょう

私は一人暮らしだから小麦粉フリーの生活にトライできましたが、配偶者がいる人は配偶者の理解を得ることが難しいと思います

パン、パスタ、うどん、菓子類を我慢する食生活に配偶者の同意を得ることはまず無理でしょうね

強引にそんな生活をしたら夫婦の仲が悪くなり離婚なんてことにもなりかねない

健康を考えたグルテンフリー生活が家庭崩壊を引き起こすのは明らかに本末転倒です

食事というのは人間の大きな楽しみの一つです

パン、パスタ、うどん、菓子類が大好きな人が小麦粉フリーの生活を長期的に継続するのは無理だし馬鹿げていると思うのです

仮にグルテンフリー生活でアレルギーが治って健康になったとしても、あまりにも生活に対する犠牲が大きすぎます

最後に

アトピー性皮膚炎を抑えるべく、小麦粉(グルテン)摂取を控えた生活を3ヶ月継続しましたが、残念ながら大きな効果はありませんでした

ただ、小麦粉を控えた生活はダイエットには大きな効果がありますね

私は炭水化物を抜いているわけではありません

小麦粉は控えていますが、玄米を結構食べるので炭水化物はそれなりに摂取しています

やはり精製した小麦粉は太りやすいのだなぁと身をもって感じます

モデルなど体型を気にする人は”白い炭水化物”は食べない人が多いみたいですからね

小麦粉は全粒粉にして米は玄米にすればそれなりに痩せるかもしれません

ダイエットを考慮して私は小麦粉を控えた生活は当面は継続しようと思います

ただ、完全に小麦粉を抜く生活は日本では不可能です

ゆるい感じで小麦粉フリー生活を心がけていきます