ブロガーあんちゃさんのイベント(第27回岡山ブログカレッジ)

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ブログで稼ぐ美人インフルエンサーあんちゃさん

こんにちは、中高年派遣社員のマコです。

美人インフルエンサーのあんちゃさんのイベント(ブログ3.0:応援される発信、孤独な発信)に行ってきたので、イベント内容を簡単ですがレポートしたいと思います。

何故、このイベントに参加したかと言うと、ブログ運営に悩んでいるからです。

はてなブログ(無料)から初めて一年以上、ワードプレスに移行してから半年以上経ちますが、1日のPVは一桁だし、グーグルアドセンスの審査は3回も落ちるし、収益化できる手応えが全く感じられないんですよね(泣)。

もう、ブログは向いていないから、そろそろ辞めどきかなと感じていました。

イベントに参加したらインフルエンサーから何かヒントが貰えるかもしれないかと思って参加することにしました。

 

このイベントは、あんちゃさんが主催したのではなく、岡山ブログカレッジのゲストとして呼ばれたイベントです。

私はこのイベントをあんちゃさんのツイッターで知りましたが、岡山ブログカレッジ(岡ブロ)のことは恥ずかしながら知りませんでした。

あんちゃさんのこのイベントについて開催日のだいぶ前に知っていたのですが、開催場所が岡山県倉敷市で、私が住んでいるのが兵庫県西宮市ということもあり、参加するとなると交通費もバカにならないし、時間的にも実質、丸一日潰すことになるので、正直、参加するかどうか悩んでいました。

あんちゃさんはこのイベント以後は暫くはイベントに出ないと聞いたので、この機会を逃したらいつあんちゃさんのイベントに参加できるかわからないと感じたので、思い切って参加することにしました。

結論を言うと、参加して良かったです。

このイベントではブログ運営のテクニック(フォロアー数の増やし方など)の話はほとんどありませんでした。

あんちゃさんはブログ運営は誰のためにやるのか?、何故やるのか?を考えないと長続きしないと強く仰っていました。

インフルエンサーの考え方を知りたければブログやnoteやメールマガジンでもほとんど知ることはできるでしょう。

ただ、インフルエンサーが一番大事に思っていることや伝えたいことを感じるにはイベントに参加するのが一番だと思います。

もちろん、イベント参加は交通費や参加費もかかるし時間も拘束されるので、全てのイベントに参加するのは到底無理ですけど、時間や費用が許す限り、時々参加するのは良いと思いますね。

応援される発信 孤独な発信(ブログ3.0)の公演内容

参加者の自己紹介タイム

30名以上の参加者が集まり、公演がスタート。

15分くらいですが、司会者とあんちゃさんに対して参加者が簡単に自己紹介する時間が設けられていました。

20、30代で若者がほとんどだったと思います。大学生も数名いたように思います。

私のような中高年の人は少なかったですね。

初参加の方も多くいましたが、リピーターも多かったですね。

ほとんどの人はブログもしくはSNSで発信している人でした。

あんちゃさんのようにフリーランスの方もいました。

ブロガーあんちゃとは?(自己紹介)

まじまじパーティーという人気ブログを運営して、noteやライターとして収益を上げているインフルエンサーです。

拠点は札幌ですが東京でも色々な活動をしていて札幌市と東京の2拠点生活をしています。

若い女性では珍しく、下ネタが好きなインフルエンサーとしても有名です(笑)。

この日も、熱海秘宝館の記事を公開して話題になったことを話されていました。

2017年には”アソビくるう人生をきみに”を出版されています。

Millennial Story Labo(ミレラボ)というオンラインサロンも運営されています。

自分の生き方に誇りを持てる人を増やす目的で設立。

ミレラボは敢えて繋がりを作らないことをコンセプトにしているとのこと。面白いですね。

華やかなイメージのあるインフルエンサーですけど、普段は人に会わないで一人で仕事をしてコンテンツを作り込むことが多いとのことです。

人と会って仕事をする頻度は低いそうですよ。

幼少期

内向的な性格で一人で過ごすことが好きだった幼少期。

小学生で自分のサイトを作り、ネット上で友達ができて、ネット生活を謳歌する。

何気なく話されていましたが、小学生でサイト作るって凄くないですか? (驚

サイト作りに必要な知識(htmlなど)も独学で勉強していたようです。凄すぎますね!!。

ただ、ネットに夢中になりすぎて現実世界とバーチャルなネットの世界の分断が深刻になり、親からPCを没収されたようですけどね(笑)。

OL時代

IT企業に2年間在籍したが、会社員生活に息苦しさを感じて馴染めずに、いろんな人に会いまくっていたOL時代。

その時に、ブロガーとして生活していた人がいて、その人との出会いが転機に!!

どういうライフスタイルが自分に合っているのか模索を始める。

ブログを書き始めた動機は単純に”暇だったから”。

それでも、ブログを継続するのは大変だったようです。

家に帰ると寝てしまうので、会社帰りにカフェなどで作業して毎日ブログを更新することを課した。

そうすると、少しづつ読者が増えて、手応えを感じてきたとのこと。

下ネタの記事(熱海秘宝館の訪問)を書いたら予想外に反響が大きくて、誰かを笑わせて役にたつ喜びを知るようになる。

あんちゃさんが力説していたのは、ブログを習慣化するために先ずは1ヶ月毎日更新してみようとのことでした。

この考えは本当に大事だと思います。

よほど意思が強い人以外は、自宅に帰ってしまえばだらけて何もしなくなってしまうもの。

文章を書くのは基本的に面倒くさいことだから、強制的に作業場所を確保して文章を書くことを習慣化しないと厳しいと思いました。

退職しブロガーとして独立

会社員として活躍できない劣等感、会社員を辞めることに対する批判への復讐心が独立する後押しになったと仰っていました。

要は自分が無力であることを素直に認めたくなかった。

それが、間違った目標設定だったことが後から分かったそうです。

復讐を原動力にすると幸せになることはできない。

負の連鎖がは始まるし、復讐を達成すると虚しさを感じるようになることに。

収益4万円、貯金30万円の状態で独立(笑)。

一見、無謀な挑戦にも見えますが、あんちゃさんはそれなりの手応えを感じていたから独立に踏み切ったのでしょう。

収益4万円も結構すごいなと思いますけどね。

私は一年以上ブログ運営していますが、収益ゼロ円ですからね(泣)。

独立して稼ぐのは如何に大変かはわかっているつもりです。

あんちゃさんの手応えは的中し、独立して一年後に月に100万以上稼ぐようになり、いきなりブロガーとして大成功。

いろんなメディアにも取り上げられ、仕事の依頼も増えてバラ色の人生が始まるように思えた。が・・・・

成功した後の闇:様々な苦悩が始まり自分を見失う

大量の批判中傷

心無い批判中傷が増えた。中には建設的な批判もあったが、全てをブロックしてしまった。

その結果、自分のやり方に固執するようになってしまった。

大成功すると嫉妬心からバッシングされるのはどの世界でもありますよね。

成功者は避けて通れない道かなと思いました。

金儲けノウハウコレクターだけが寄ってくる

あんちゃさんの人間性には関心がない金儲けノウハウコレクターばかりが寄ってくるようになった。

金儲けノウハウが分かると直ぐに去っていく人もいた。

それらのことにうんざりしたようです。

ビジネスは基本的に金儲けだけの繋がりなので、これも成功者は避けて通れない道なのかなと思いました。

会社員も退職してしまうと関係は全部切れてしまうことが多いですからね。

数字が落ちる恐怖との戦い

売り上げが落ちてしまったら、一緒に仕事している人が離れていってしまうのではないか?という恐怖心から、サイトのPVなどを四六時中、気にするようになってしまった。

目標(月100万稼ぐ)を達成した後の無気力感

ブログを辞めることも考えるようになった。

一日中、家の中で何も生産的なことはせずに、だらだらと過ごすようになったしまった。

苦しみを相談できる人、打ち解けられる人がいなかった。

これは、今まで損得だけで人付き合いをしてきた代償なのかと考えるようになった。

いわゆる、燃え尽き症候群ですね。

モーレツ会社員が定年退職したらすることが無くなってしまうことと似ているのかなと思いましたね。

苦悩からの立ち直り

イチハヤさんからの助言

燃え尽き症候群のような状態に陥っていた頃、あんちゃの魅力が出ていない、今のやり方で良いと本気で思っているのか?などとイチハヤさんから厳しい助言を受けたあんちゃさん。

あんちゃさんは、これらの助言を素直に受け入れることができなかったし、何故こんなに親身になってくれるんだろうとイチハヤさんのことを警戒していたようですね(笑)。

イチハヤさんも同じような経験(成功の後の苦悩の時に周りの人が助けてくれた)があったので憔悴しているあんちゃさんを見ていられなくなり助けてくれたようです。

自分が見失っていたことに気がつく

イチハヤさんの助言から、

損得を超えた愛のある繋がりに基づいた腹を割った人間関係が大事なんだということに気がついた。

人は独り(孤独)では生きてはいけないことに気がついた。

しんどい時に助けを求めることが真の自立であると感じるようになる。

女子高生からのDMが情報配信の使命を考え直すきっかけに

手汗で悩んでいたことをブログで公開したら、同じように多汗症で悩む女子高生から長文のDMが届いていてびっくりしたようです。

自分の発信で助かっている人がいることに改めて気がついた。

その女子高生はあんちゃさんに感謝の気持ちを込めて長いDMを送ったようですが、それがあんちゃさんの心を揺さぶったようです。

誤字脱字も多く、洗練された文章でもないのに心動かされたことであんちゃさんは気がつきます。

”人の心を動かすのは小手先の技術(テクニック)ではなく情熱である”ということに・・・

損得を抜いても、自分にやれることは何か?を考えるきっかけになった。

自分の使命は、”自分の言葉で、誰かの苦しみが希望に変わるきっかけを作ること”なんだと気がついたんですね。

発信スタイルを変化させた

女子高生のDMから、誰かのために生きることに価値があり自分の為だけに生きるのは虚しいことなのでは?と感じるように。

今までの発信方法がマズくて、知らないうちに他人を傷つけて、その代償として、批判や中傷も多かったのではないかと考えるようになり、発信スタイルを変化させることに。

・断定しないこと

・客観性を持って発信すること

・弱みも葛藤もネタにすること

・使命に基づいた言葉を発信すること

結果として批判や中傷が目に見えて少なくなっていきたと感じたとのことです。

尖った発信を控えるようになって売り上げは落ちたが、ブログ運営のやりがいは大きくなった。

人の心を動かす発信とは?

発信内容の背景を伝える

自分が行ったことだけを発信しても応援されない(共感を得られにくい)。

何を行ったか?だけでなく、何故、ストーリー発信するのか?を伝えないと、共感を得られない。

私利私欲が見え隠れすると共感は得られにくい。

何故発信するのか、誰に発信をするのかを明確にする

→組織コンサルタントのサイモンシネックの理論が参考になる。

→”優れたリーダーはどうやって行動を促すのか?”→ゴールデンサークル理論( WHY ・HOW  ・WHAT)

私のサイモンシネック氏の動画は見ましたが面白かったです。

人間の脳がゴールデンサークル(WHY・HOW・WHAT)に対応した構造であることや、ライト兄弟の成功事例が特に面白かった。

iPhone商品化成功の例

何故、アップル信者が多いのか?

商品の説明からではなく、商品開発の背景(携帯で世界を変える)に顧客は心を奪われるから。

WHY:携帯電話を再定義して世界の常識を変える

HOW:誰もが直感的に使用できること デザインもスマートに

WHAT:iPhoneの販売

 

自分の仕事でも何故この仕事なのか?、誰にためにこの仕事をしているのかを問いかけ続けるのが重要。

コンテンツの作り方:PREP法

プレゼンでよく使われるPREPでもWHYを強く意識した方がうまくいく。

P:結論=WHAT(結果)

R:理由=WHY(過程)

E:具体例=HOW(過程)

P:結論=WHAT(結果)

魅力的なストーリーとは?

自分のどん底の経験は非常に価値がある。

美しくお金を稼ぐ方法

モノを売るなストーリーを売れ

あんちゃさんは日本史を最近勉強することにはまっているそうです。

学校の日本史の勉強がつまらないのは、年功暗記のような歴史事実だけを詰め込むから。

歴史も歴史事実の背景(ストーリー)に目を向けると興味が出て面白くなってくる。

モノも同じで、モノそのものに興味を持たせるよりも、モノが出てきた背景や目的(ストーリー)がわかった方が人は興味を持ってくれるはず。

私は一時期、営業の仕事をやっていたのですが全く同じことを言われたことがあります。

一流の営業マンは似たような考えで営業活動している人が多いと感じます。

モノそのものでは差別化が難しい場合、モノの裏にある開発秘話だとか、商品化の目的、経緯などをわかりやすく話すと顧客がつきやすいのは確かですね。

その上、営業マンの人柄を気に入ってもらえて信用されたら最強です。

極論すると何でも売れるようになる気がします(笑)。

アフィリエイト事例

アフィリエイトも何故この商品を紹介したいのか、ストーリーを意識するようにした方がうまくいく。

株式会社UZUZの事例を紹介していました。

この会社は創業当時、就職に困っている人たちをどうしたら助けられるのかを常に考えていて、更に、数字(利益)ばかりを追いかけることを止めて、社員が働きやすくする環境を整えるようになってからは更に事業がうまくいくようになったとこの記事には書かれていました。

素晴らしいですね。

あんちゃさんはこの企業のストーリーに焦点を当ててブログ読者に紹介しています。

あんちゃさんのUZUZさんへの取材記事はとてもいい記事だと思うので沢山の人に読んでほしいです。

近江商人の思想、行動哲学(三方よし:売り手よし、買い手よし、世間よし)も紹介されました。

売り手だけが満足するだけでなく、買い手は商品に心底満足し、地域社会の発展、福利増進に貢献するというこの哲学は有名です。

確かに売り手だけが満足する商売は短期的には成功するかもしれませんが、中長期のスパンで考えると、売り手だけが得をするようなビジネスモデルが長続きするわけありませんから、三方悪(売り手は儲からず、買い手も商品に満足せず、企業の業績悪化で地域経済も悪影響)になる可能性が高いと思います。

ブログに依存しないお金の稼ぎ方

新規顧客だけでなくリピーター(仲間)を作る

→日本の老舗企業のように信用、信頼されるブログ運営をすれば自然にリピーターは増えていく

応援される発信とは?

使命を掲げ、情熱を持って使命を言葉にのせる→ブロガーの生き方そのものに共感してくれる

まとめ:SNS発信はあらゆるバランスを取ることが重要!!

・結果とプロセス

・カネと無償の愛

・大衆迎合と独りよがり

・主観性と客観性

・人生の闇と光

・慎重さと大胆さ

あんちゃさんの願いは世界平和だそうです(驚)。

故郷の札幌市への愛着も人一倍強いみたいで、今後も札幌で新しいことを始めるかもしれませんね。

当分、あんちゃさんからは目が離せません。

まとめ

あんちゃさんからブログを継続するための心構え(何故発信するのか?誰に発信するのか?)を強く教わったように思います。

私はもともと、自分の小銭稼ぎでブログを始めたので(笑)、あんちゃさんのように崇高な使命を持ってブログを運営しているわけではありません。

それでも、自分本位のブログ運営をすると結局はうまくいかないんだなと言うのは学ばせてもらったと思います。

少なくとも、記事を書くときには誰に発信?何故発信?と言うことを自分に問いかける癖をつけようと思います。

 

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