家賃は安ければいいわけではない。通勤や便利さ、快適さ、安全性などを総合的に勘案して決めないと後悔しますよ。

不動産

安全性、快適さ、通勤を考慮して住む場所を決めることは超大事です

こんにちは

昨日は台風19号が日本を縦断して大変な1日でしたね。今日は朝からNHKを始めとして民放でも各地の水害状況を報道しています。気象庁も数日前から、史上最強の台風が日本を襲うと警告していましたくらいですから、かなりの被害が出るだろうとは誰でも想定していたはずです。

私は関西在住で住んでいるエリアが台風の進路に入っていたので昨日は1日家に引きこもることにしました。

雨はそれほど降りませんでしたが、風は相当強かったですね。昨日だけでなく、一昨日の夜からかなりの風が吹いていました。関東ほどではありませんが、関西の鉄道も一部は終日ストップしましたからね。新幹線は京都から岡山までは終日運休でした。

今日は不動産というか住む場所の話をちょっとしたいと思います。

東日本大震災や今回の台風19号の被害を見れば分かる通り、住む場所というのは災害時には人間の生死を決めるほどに重要です。私は東日本大震災を経験したので、住む場所を決めるのには、災害を防げるかどうかで決めています。

大河川や海の近くの住宅や、高層マンションには住まない方がいい

私は関西のある大都市に住んでいます。都会で便利なところなので当然、家賃は高めです。派遣社員という薄給の立場ですから家賃負担はかなり重くて貯金なんてとてもできません。まあ、そういうことがわかった上で住んでいるんですけどね・・・。家賃は安いに越したことはないけど、自分が快適、安全に住むためにはそれ相応のコストがかかるのは仕方ないと思っています。

今の賃貸住宅(駅から徒歩10分・築20年・1DK)に決めたのは以下のことが決め手でした。

通勤が楽。

最寄りの駅まで近く、職場までは電車一本で行けて、Door to Doorで通勤時間は50分ほど。職場にストレスなく通勤することができるのは毎日のことですから心身ともに健康でいるために非常に重要です。私は一時間半以上通勤に費やすような物件はどんなに安くても住む気はしませんね。多少高額でも勤務地に近い物件を選びます。

鉄筋コンクリート作りのアパートで最上階(3F)の角部屋

木造ではないので遮音性が違います。また、最上階角部屋なので近隣住民との騒音トラブルを最小限に抑えられます。私は以前、木造アパートに住んだことありますが、遮音性は全くありませんでした。隣の住民の話し声が結構やかましく聞こえてくるので閉口しましたね。木造だったので家賃はもちろん安かったけど、安かろう悪かろうは否めませんでした。私は木造アパートを借りるのは否定的です。

あと、最上階というのは騒音上、非常に重要です。私は以前、上階の住民の騒音に悩まされたトラウマがあって、最上階以外は絶対に住まないと思うようになりました。管理会社にクレームを入れても全く改善されませんでしたし、騒音を出している当人にクレームを入れても当たり前ですが全く効果はないです。なお、最上階は水害などの浸水にも一階の住居よりは強いですし、防犯上も有利なのは言うまでもありません。

また、鉄筋コンクリートは耐震性が当たり前ですが良いです。古い木造建築は大地震では倒壊する恐れがあります。

海や大河川から離れている

東日本大震災で報道された津波被害で津波の恐ろしさが焼き付いているので、私は海沿いや大河川沿いの住宅には絶対に住みたくありません。大雨の水害や津波の被害に会えばひとたまりもないからです。

3階建ての低層アパート

低層住宅というのが大きなポイントでした。私は東日本大震災の前後では宮城県仙台市に住んでいました。仙台市は場所によっては数ヶ月間も停電が続き、高層マンションの高層階の人は非常に苦労をした話を聞きました。なぜならエレベータやポンプが動かないので重たい生活水を階段を往復して運ばなければならなかったのです。仙台は東北一の大都市なので超高層マンションも仙台市内にたくさんあります。

沢山の高層階の住民は停電の間は相当苦労したはずですよ。あと、高層マンションは建物自体も大地震に弱いです。仙台では多数の高層マンションが地震の影響で倒壊したり倒壊の危機で住めなくなって、住民が転居せざるを得なくなりました。古いマンションだけでなくて新しいマンションでも住めなくなったマンションは沢山あります。高層マンションが地震に強いというのは全くの嘘であることを東日本大震災で学びました。

まとめ

私の経験談を通じて、住宅は安ければいいものではなく、安全、快適さ、通勤などを総合的に勘案して物件を決めることが大事だという考えを書きました。

いくら安くても、住んでみて嫌なところばかりの物件だと、引越しせざるを得なくなり、また引越しの費用とか、敷金礼金などの費用が発生し、無駄な費用や新たな部屋探しの労力を費やすことになります。

賃貸住宅を探したことある人なら分かると思いますけど、自分の気に入った住宅を探すのは非常に重労働です。お金も時間も労力も相当奪われます。変な妥協をして中途半端な住宅に住んで引越しを繰り返すのはやめた方が良いですよ。

 

私のような派遣社員だと通勤を考えて物件を決めるのは本当に大事だと思います。いくら安くても、勤務地から遠ければ通勤定期が高くなるので安い物件に住む意味が半減してしまいます。お金だけの問題ではなく、通勤に長時間奪われるのも大きな問題です。職場の近くに住めば、通勤時間を睡眠や自分のやりたいことなど生産的な活動に回せるわけですから。

一方、不動産の価値って一般のサラリーマンを対象にして価値を決めているので、駅近の賃貸はフリーランスの人などにとっては高いだけでそれほど価値はないですよね。

私も在宅系フリーランスだったら、駅近の物件には住まないでしょう。通勤する必要がなければ駅近にこだわる必要もないですし、大都市圏に住む必要もないですよね。そうやって家賃コストを下げているフリーランスって結構いると思います。

私が知っている限りでも、ブロガーのイケダハヤトさんとか、ミニマリストのしぶさんとか、東京から離れた地方で暮らしていますからね。

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