はじめに
こんにちは
お金をたくさんドブに捨ててきた投資初心者makoです。
今日はお金の本の紹介をしたいと思います。
難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください(山崎元、大橋弘祐著)です。
著者の一人である山崎さんは金融の業界では有名人で資産運用関係の本を多く執筆しています。
現在はネット証券の大手の楽天証券で研究員もされていますし、ご自身で会社も経営されています。
母校の東大で経済を専攻し、数々の金融畑を歩いてこられた金融のプロであることは間違いありません。
書店の資産運用コーナーに行くと必ず目立つ場所に置いてあるので、購入はしていなくてもこの本の存在自体をご存知の方は多いかもしれませんね。
私も株式投資の初心者として、勉強のために本屋の資産運用コーナーにはよく行きます。
なんとなく気になる本があったらとりあえず購入することにしています。
今まで、かなりの株式投資、資産運用関係の書籍を購入して読んできましたが、その中で一番役に立ったのがこの本です。
この本をお勧めする理由
昔の私の様にお金に全く興味のない方は絶対読んだ方がいいと思いました。
この本では、お金の知識が全くない人をカモにする金融商品、投資商品をきめ細かく紹介しています。
具体的に上げると、不動産購入、生命保険、医療保険、メガバンクや店舗証券が販売する投資信託などですね。
私自身、不動産購入、生命保険(個人年金保険)、医療保険(全労災)で大損しているので、もっと早くこの本に出会えていれば、大損することなかったのに!と本当に思いましたよ。
それに加えて、資産運用の初心者がやるべき、比較的リスクの少ない株式投資方法も親切に紹介しています。
まあ、この本を読めば、お金のことで大損することはまずないと思います。
1500円くらいする決して安くない本ですけど、本の内容からするとタダみたいなものです。
価値のある知識を仕入れるためには、ある程度の投資は必要と思います。
お金では数々の大損をしてきた私です・・・
先ほど書いた様に、私としては、この本に二十年前に出逢いたかったと本気で思いました。
私は偉そうにブログを書いていますけど、お金については全くの情報弱者でした。今でもおそらく情報弱者の部類だと思ってます。
私はこれまでに数々の大損を繰り返しています。
●全労災の無駄な医療保険に二十年以上加入していたこと(合計100万円以上の損失)
→この本を読めば、健康保険でほとんど賄えることがわかります
●生命保険会社の個人年金保険に加入してしまったこと
→この本を読んで、我々が本来受け取れる運用利息が生命保険会社に搾取されているだけということが分かりました。
早速、個人年金を解約しようと生命保険会社に連絡したら、途中解約は違約金を取られるんですよ。自分のカネなのに全額戻ってこないんです。これっておかしくないですか?まさしく個人年金保険はクズ金融商品であることが身をもって分かりました。皆さんも絶対に加入してはダメですよ!!
●価値のない新築分譲マンションを購入して売却時大幅値下がりして大損したこと(新築時より1000万円以上値下がりして大損)
→この本を読むと不動産購入は銀行の奴隷になることがよく分かります。山崎さん自身は不動産は購入ではなく賃貸が良いと強く主張しています。不動産購入で大損した私もその通りと思いました。
まあ、私は若い頃からお金のことに全く興味もなく、金融商品のことについて勉強する意欲も全く持っていませんでした。
若い頃の私は本当に情報弱者で、カネなんて無くなっても働いて稼げばいいと本気で思っていました。
資本主義の残酷さというのを全く理解していなかったんですよねぇ。
この本を読むと賢い資本家は得をして労働者は永遠に低賃金で労働させられることが分かりますよ。
資本家と労働者の格差は時間と共にどんどん開いていくことがこの本にも書かれています。資本主義というのはそういうシステムで回っているんですよね。
先ほど紹介した様に、購入者(労働者)が損をして、売る側(資本家)が得する商品がこの世にはたくさんあることを我々労働者は勉強して知らなければなりません。
学校では残念ながら、こういう世の中で生きていく上で役に立つことは一切教えてくれませんから
私はこの本を読んで、ネット証券で優良な金融商品で株式投資(投資信託)を始めることができました。
この本を読まないで、メガバンクや店舗証券の窓口なんかで資産運用の相談をして、手数料の高いクソな投資信託を売りつけられていたかと思うとゾッとしますね。
まとめ
私が今まで読んだ、資産運用関連の本で最も役に立ったと思う本を紹介させていただきました。
内容は完全に金融のど素人向けなので、金融の知識がなくても不自由なく読み進めることができます。
著者の山崎さんは私の様な金融の素人が金融業者、不動産業者に騙されない様にこの本を書いたと思います
この本の内容がある意味、金融業界の闇を暴露しているわけですから、金融業界の既得権益層にとっては有難くない内容です。
山崎さんは生命保険業界、店舗証券、メガバンク、不動産業者を完全に敵に回しているなと思いました(笑)。
彼らはかつての私の様に情報弱者に価値のない商品を売りつけてぼろ儲けしているわけですからね。
山崎さんに対する金融業界からの妨害、嫌がらせも恐らくあるはずです。
私の様な金融情報弱者が搾取されないためにも、山崎さん今後の活動を応援していきたいですね。
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