【2022年】SBI証券及び楽天証券の特定口座の運用成績

株式投資

資産運用(インデックス投資)を始めて早いもので5年が経過しました

楽天証券の研究員である山崎元さんの本を読んだのがインデックス投資を始めたきっかけです

それまでは預貯金しかしていなかった完全な情報弱者でした

5年前の私は48歳

アラフィフで株式投資を始めるなんて自殺行為だ!と思う人も多いかもしれません

しかし、色んな投資本を読み込んでいくうちに日本円だけを保有するのも大きなリスクであることに気が付いたのです

ここまでの運用成績を記事にしてみたいと思います

SBI証券

投資信託は特定口座の評価額だけではなく、NISA口座(非課税口座)の評価額も含まれています

NISA口座の運用成績は別の記事で詳細を述べていますのでそちらをご参照ください

関連記事 【2022年】非課税口座(積立NISA & iDeCo)の運用成績

元々は投資信託だけを購入していたのですが、途中で少額ですが米国個別株や米国ETFを購入しました

まあ、火遊びみたいなものですね(笑)

きっかけは投資ブロガーとして有名なバフェット太郎さんの本を読んだことです

バフェット太郎さんは米国高配当株の積立投資を推奨している方です

私も彼に習って米国高配当株を少しだけ購入しましたが、銘柄選定などが意外と大変ですぐにやめてしまいました

額も少額なのでいずれは解約しようかなと思っています

その資金を投資信託(オルカンや楽天VTなど)の購入資金に使いたいですね

預り金(米ドル)は、米国株式の配当金が積み重なったものです

SBI証券では米国株式、海外ETFの配当金は米ドルで預り金に振り込まれる仕組みです

投資信託

2018年から2020年は世界株式が好調だったので幸い30%弱の含み益が出ています

しかし今年以降は円高と世界株安が予想されているのでマイナスになる可能性も十分にあります

 

改めて見ると、様々な銘柄を購入しすぎているなぁと感じます

最初の頃は世界株式、先進国株式、米国株式を主に購入していましたが、途中からは、ゴールド、リート(不動産投資信託)、外国債券も購入しました

株式以外の資産に分散した方が良いと感じたからです

しかし、銘柄を分散すると管理が正直面倒くさいです

多くの日本人は株式と日本円だけを保有すればいいのではないでしょうか?

楽天証券の山崎元先生はオルカン(三菱UFJ国際 eMAXIS Slim   オールカントリー)だけを積み立ててればOKと主張しているくらいです

私もその意見に賛成です

ちょっと言い訳をさせていただくと、私が投資を始めた5年前にはオルカンはありませんでした

全世界に投資できる投資信託は楽天・全世界株式(楽天VT)ぐらいだったんですよね

楽天VTは今でも魅力的な投資信託だとは思いますが、オルカンに比べると信託報酬が割高なので多くの投資家はオルカンを勧めていますね

TOPIXや8資産均等型を購入したのは去年です

日本の超円安が話題になり始めた頃です

全世界株式が割高に感じたので為替リスクを下げるためにも日本株や株式以外のアセットも保有した方がいいかなと思って購入しました

ただ、私のように保有銘柄を増やしてしまうと管理が大変になるだけなのであまりお勧めはできませんね

外国株式メインならオルカン、日本株ならTOPIX(もしくは日経225)、株式だけでは不安ならば、8資産均等型を愚直に積み立てれば良いと思います

外国株式・海外ETF

バフェット太郎さんのおすすめの個別銘柄を数銘柄購入しました

ETF(上場投資信託)である全世界株式(VT)や全米株式(VTI)も試しに購入しました

米国株を購入した感想は資産管理がとにかく面倒くさいということです

米国株を購入するためには米ドルが必要です

住信SBIネット銀行で米ドルを購入して、米ドルをSBI証券の口座に送金する手間が発生します

また、米国株を購入すると数ヶ月おきに配当金が米ドルで振り込まれますがその確認も面倒だし、その配当金が貯まったら再投資する必要があります

再投資しないと複利の効果を最大限に活かすことができないからです

また、米国株の配当金には米国で課税されるので米国課税分を取り戻すために確定申告する必要があります

このように購入の手間、再投資の手間、税金還付の手間が発生するので一般の人には米国株購入はお勧めはできませんね

現在はネット証券で手数料の安い多くの投資信託(オルカン、楽天VT、S&P500など)を購入できるので、わざわざ手間のかかる米国株式、海外ETFを購入する必要はないと思います

投資が大好きな一部のマニア以外は米国株式、海外ETFを購入は忘れて良いと思います

楽天証券

私は楽天カードのユーザーなので楽天ポイントで投資信託が購入できる楽天証券は魅力でした

また、楽天カードで投資信託を積立購入すると1%のポイントが還元されるサービスがありました

だから、SBI証券だけでなく楽天証券にも口座を開設したのです

しかし、楽天ポイント制度の改悪、及び、投資信託を楽天カードで積み立てるポイント還元も改悪されたので現在は楽天証券の魅力は薄れてしまいました

現在はマネックス証券の方が楽天証券よりもポイントサービスでは有利だと思います

ただ、マネックス証券のポイントサービスも永遠に継続するとは考えにくいです

その意味でポイントサービスで証券会社を選ぶことはあまりお勧めできませんね

SBI証券、楽天証券のどちらかで多くの人は問題ないと思います

投資信託

当初は毎月付与される楽天ポイントで投資信託を購入していましたが、途中から毎月5万円分を楽天カードで積立始めました

そうすることで楽天ポイントが毎月500ポイント追加されるからです

しかし、楽天カードでの積立によるポイント追加サービスはすでに終了し、現在は楽天キャッシュ経由で積み立てれば5万円までの積立ならば1%のポイントが付与される仕組みに変わりました

しかし、この楽天キャッシュ経由のポイント付与サービスも一時的なものです

私は楽天での積立は中止してその資金をSBI証券で積み立てる予定です

また、現在、100万円弱の資金が楽天証券口座にありますがこれを売却して、SBI証券口座に移す予定です

5年間、SBI証券と楽天証券を使い比べた感想ですが、色んな意味でSBI証券の方が使いやすいと思います

しかし個人差もあるので私の感覚が一般的かどうかは不明です

楽天証券の方が使いやすいと思う人もいるかもしれないので、まずはSBI証券、楽天証券に口座を開いて使い比べるのがいいでしょう

来年(2024年)から新NISA制度が始まりますが、それまでには原則、株式運用はSBI証券に一本化したいですね

最後に

5年間の特定口座での株式運用成績をざっとですがまとめてみました

昨年(2022年)はリーマンショック以降最大の世界株式の下落で厳しい相場でした

しかし、日本円が超円安だったことで日本人投資家は世界株価下落を最小限に抑えることができました

本当に何が幸いするか分かりませんね

しかし、今年はすでに円高傾向ですし、世界株価(世界経済)も低迷することをIMF(国際通貨基金)は予想しています

円高と世界株価低迷のダブルパンチで日本の投資家には厳しい年になることが予想されてます

しかし、ここで株式市場から退場してしまったら完全な負けです

インデックス投資は長期積立、長期保有で最大限の効果が出る投資法なので、とにかく市場に居続けることが一番重要です

 

また、インデックス投資を今から始めるならば、SBI証券及び住信SBIネット銀行に口座を開設して、オルカン(三菱UFJ国際 eMAXIS Slim  オールカントリー)を愚直に積み立てるのがお勧めです

資金に余裕があれば株価が大幅下落した時にオルカンをスポット購入するのがいいでしょう

それを長期に継続したら銀行預金よりは資産が大きく増える可能性が高いです

それが5年間、株式投資してきた私の感想です

投資はとにかく極力シンプルにすることが良いと思います

私の経験上、証券口座や銘柄を分散するのは手間がかかるばかりで何も良いことはないですね

それではみなさん、良い投資を!!

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