【2023/2024年 年末年始】タイ プーケット旅行(パトンビーチ編)

プーケット旅行(2023年末)

1/31大晦日にカタビーチのホテルを昼頃にチェックアウト

3泊4日滞在したカタビーチ界隈は結構快適でした

旅行する前は田舎のリゾートと思っていたが、実際きてみると全然そんなことはない

欧米人の観光客で溢れかえり、レストラン、お土産物屋、マッサージ店、カフェ、スムージー屋、コンビニ(セブンイレブンが多い)、バー、薬局、両替所など、滞在中に使うであろうお店は全て揃っているので滞在中に困ることはない

また、現地の人は老若男女共に一生懸命に働き、遊んでいて雰囲気に非常に活気があった

車やバイクも沢山走っていて街中は絶えず渋滞するような混雑ぶりだ

車はトヨタ、日産、トラックがいずす、日野、バイクはヤマハ、ホンダが多く殆どが日本製だ

ノーヘルで堂々とバイクを運転する地元の若者やカップル、おばさん、欧米人観光客はたくさんいたし、小さなバイクに3人、4人家族が相乗りしている光景も多く見かけた

ノーヘルでバイク運転が禁止されている日本とは大違いだ

 

私の頭の中にあった、カタビーチの静かで癒しの大人のリゾート、というイメージは完全に覆されたと言っていい

翻って、日本の街を振り返ると、街中は高齢者や中高年が多く、とにかく活気がないと思う

そりゃ、渋谷、新宿、池袋、梅田、心斎橋のような大都市中心部は若者も多くて賑わっているけど、そんな場所は日本では僅かだろう

私の住んでいる関西阪神間の街は高齢者が目立ちとにかく活気がない街だ

街中でも閉店する店が増えていて、お店で溢れかえっているカタビーチの街とは雲泥の差だ

海外旅行すると、日本の没落、活気の無さを嫌でも痛感するが、日本にいるだけではこのことを肌感覚で理解するのは難しいと思う

日本の状況を海外から客観視するためにも、年に一度くらいはどこでもいいので海外旅行することをお勧めしたいですね

パトンビーチエリアは沖縄那覇の国際通り以上に栄えている都会

前置きが長くなりましたが、カタビーチのホテルを昼にチェックアウトして近くのレストランでスムージーを飲む

カタビーチに来てからすっかりスムージーに魅せられてしまった

とにかく、冷たくてしゃっきりして、しゃりしゃりしていて果物の酸っぱさ、旨みが濃くて美味しいのだ😋

値段はお店により差があるが、60〜120バーツ(250円〜500円)だから日本人の感覚では決してバカ高いわけではない

味は良くてボリュームもたっぷりだから、少食の人の朝食にはスムージーはお勧めです

スムージーを飲みながら、Grabアプリで本日の宿泊地のパトンビーチのホテルまでの配車予約を試みるがなかなか捕まらない💦

Grab(東南アジア版Uberだ)は本家米国のUberよりも確実に使いにくいアプリだ

決して悪くはないのだが、機能がごちゃごちゃしていて初心者はイライラしてしまう

Uberは初心者にも非常にわかりやすいアプリでとにかく洗練されています

Grabは使いやすさの意味でUberの足元にも及びません

Uberアプリを開発した米国西海岸の起業家はやはり天才というしかないですね

彼らの多くは超名門のスタンフォード大学出身だから天才なのも当たり前かもしれないが、アメリカ人は、システム設計など、ITビジネスの基盤づくりの能力にとにかく長けていると思います

この辺りの能力は中国も含めてアジア人は逆立ちしても全く敵いません

アメリカの社会分断や格差拡大で今後はアメリカが凋落するという意見が多いですが、まだまだ暫くは米国の世界覇権は続くとは思いますけどね

 

Grabでタクシーが捕まらないので、諦めて、スーツケースを引きずりながらカタビーチ中心部を目指してみる

カタビーチ中心部ならばGrabタクシーが捕まえやすいという算段だ

その目論見は見事に的中し、カタビーチ付近ではすぐに配車予約ができた

予約してから10分後くらいに車が到着

約北に10km先のパトンビーチエリアのホテルに向かいます

Grabタクシーはとにかく高額なのでびっくりします

車は普通の乗用車で快適なのですが、料金は非常に高いです

この時の料金は580バーツ(2400円)💦

10km程度の移動で2400円って日本のタクシーよりもはるかに高いですよね

まあ、プーケットが世界的な人気観光地ということもありタクシー需要が高く価格が高いのだと思いますがそれにしても高すぎます。いくらタイバーツ高とはいえぼったくりに近い金額ですね💢

安く済ませたいならバイクタクシーもあるけど(4輪タクシーの相場の半分くらい)私のようにスーツケース持っている旅行者には当然無理です

バックパッカーならバイクタクシー利用一択だと思います。4輪タクシーはあまりにも高すぎます

カタビーチからパトンビーチのホテルまでは10km程度なのに結構渋滞が激しく、30分程度かかりました

 

パトンビーチで泊まるホテルはニッキーズハンドルバー

パトンビーチ中心部にあるシティホテルです

年末年始のパトンビーチエリアは人気のせいか予約できるホテルが限られていたしどこも価格は高めです

このホテルではデラックスダブルルームに3泊しましたが、宿泊費は38000円と結構な価格です

ただ、部屋は広かったし、シャワーの水圧や温度は適切で文句ありませんでした

チェックイン時にはウェルカムドリンクがあります

私はビールを注文 タイの地ビールは冷えていて美味かったです

フロントを仕切っているタイの青年は英語が堪能で物腰が柔らかく、日本のホテルマン並に洗練されている

私の下手な英語にも笑顔で対応してくれました

またこのホテルにはプールが付いていて宿泊者は無料で24時間プールを利用できます

私はプール利用は全く興味ないので利用しなかったけど

だって、ホテルから徒歩10分弱でプーケット最大のパトンビーチがあるのですからプールなんて使っている場合じゃないでしょう

早速、ホテルで水着に着替えてパトンビーチに向かう

パトンビーチ界隈の街はやはり大きい

カタビーチでも十分栄えていると感じたが、その栄え方の桁が一桁違う感じだ

欧米観光客だけでなく地元の人も多いし、車やバイクで四六時中混雑している

沖縄の国際通りよりも規模が大きく栄えている感じといえばパトンビーチエリアの規模の大きさが分かるかもしれない

街並みもお世辞にも洗練されているとは言い難く汚い場所が多い

沖縄の国際通りや宮古島の西里通りなどの繁華街も洗練されているとは言い難いけど日本のビーチ界隈の繁華街より明らかに街中が汚いのが結構気になりました

経済成長しているとはいえ、タイはまだまだ新興国なんだなと思わされます

カタビーチと同じく運転マナーは悪いですね

私はパトンビーチに行く途中で車に危うく轢かれそうになりました

横断歩道での出来事なのでドライバー側に100%非があるのは間違いないですが、それは日本の常識に過ぎません

プーケットのドライバーは横断歩道で人が歩いても構わずに突っ込んできます

横断歩道に信号もありません

だから日本の常識にとらわれていると永遠に横断歩道を渡れません

走っているバイクや車の間を避けるようにして横断歩道を渡る必要があるし、多くの欧米人観光客はそうやって横断歩道を渡っています

パトンビーチに到着するとカタビーチとは比較にならないほど大きなビーチが目の前に開けた

海の水質(透明度)ではカタビーチに劣るけどとにかく横に長く広いビーチなので開放感は抜群ですね

至る所にビーチパラソルが並んでいて多くの欧米人観光客が思い思いに寛いでいる

ビーチリゾートの雰囲気は十分にあります

ハワイのワイキキビーチや沖縄本島の万座ビーチには水質やビーチリゾート感(楽園感)は及ばないけどホテル価格や物価などを考慮したら十分満足できます

私もパラソルとベッドを借りて寛いだ

パラソルとベッドは一日借りても300バーツ(1200円)だから十分にリーズナブル

沖縄のビーチより安いし、ハワイのワイキキビーチと比べたら激安です

海を見ながら、パラソルの下でくつろぐのはまさに極楽です

周りは欧米人カップルや友人同士ばかりで私のように東洋人の中高年ぼっちなどどこにも見当たらない💦

正直、かなり浮いているがリゾート気分でハイになっているせいか全く気になりませんでした

近くに売店(日本で言えば海の家)があったのでマンゴースムージーを購入(80バーツ)

予想通り、キンキンに冷えてマンゴーの果肉たっぷりでめちゃくちゃ美味い😋

プーケットに来てからすっかりフルーツスムージーのファンになりましたよ

日本に比べると激安で激うまスムージーを堪能できます

売店にはフルーツスムージーだけでなく、ハンバーガーなどの軽食もあるので半日以上ダラダラするにはパトンビーチは良いところです

海は遠浅で沖の方に行っても十分足が付くので安全なビーチですね

海の透明度は正直イマイチだけど汚いわけではないし、普通に海水浴を楽しめます

ただ、少し波は高いのでそこだけは注意が必要です

この日は夕方までパトンビーチでダラダラして過ごして夕日を堪能しました😍

夕方になるとビーチ近くは美味そうなタイ料理の屋台でいっぱいになります

夜のビーチも食べ歩きすれば楽しいと思いますよ

夕方にホテルに戻り、ホテル近くの食堂でカオマンガイ(アジア風鳥飯)をビール飲みながら食べる

カオマンガイはタイ料理ではないけど(シンガポール料理?)、鳥の出汁が十分に効いていて美味しかった

ビールとよく合いました

カタビーチでタイの辛い料理ばかり食べていたので辛くない料理が食べたくなったんですよ

ホテル近くは飲食店だらけでとにかくどこで食べるか迷います

コンビニ(セブンイレブン)も至る所にあります

めちゃくちゃ強引に客引きしてくるお店も多くてちょっとうんざりしましたねぇ・・・

ホテルの近くは飲食店はめちゃくちゃたくさんあるのだけど、日本料理店(ラーメン、カレー、居酒屋)は全くと言っていいほどありませんでした

当たり前だけどタイ料理店が圧倒的に多くて、その他はトルコ料理、イタリア料理、中華料理の店が結構ありました

やはりプーケットは首都のバンコクに比べて日本人観光客は少ないんでしょうね

 

カオマンガイを食べた店を出てパトンビーチエリアの中心部に向かって歩いた

この日は大晦日ということもあってか凄い人混みでした

観光客だけでなく地元の人も多い印象を受けました

パトンビーチの最大の歓楽街であるバングラ通りはまるで新宿の歌舞伎町や渋谷のセンター街並みに賑やかでした

観光客も沢山歩いているし、ストリートパフォーマンスをやっているパフォーマーもいるし、大音量の音楽を流すミュージックバーなど、とにかく夜に遊ぶお店が沢山あります

しかし、治安の悪さは全く感じなかったので安全に遊べる場所だと思いますよ

私は賑やかすぎる場所は苦手なのでスルーしましたけどね・・・

プーケットで新型コロナに感染しました😭

バングラ通りからホテルに戻ると何か体調が優れない

熱っぽいというか、だるいというかなんか気分が良くないのです

プーケットでの滞在も五日目になっていたので旅の疲れが出たのかな?とその時は軽く考えていました

しかし、時間と共に体調は急速に悪くなっていき、熱っぽさ、だるさ、寒気がどんどん酷くなっていきます😭

新年を迎えた深夜12時ごろには、完全にインフルエンザのような症状になっていました

ベッドの中で寒気に震えながら、プーケットでの新年を迎える花火を寂しく聞いていました・・・

熱っぽさやだるさや寒気が辛過ぎたのでとても眠ることなどできない感じでした

体温計は持ってきてなかったので計測しませんでしたが体感的には38℃以上あったと思います

たまらず日本から持ってきていたカロナール(解熱鎮痛剤)を飲みました

朝になると昨日の夜ほどの辛さは無かったけど、寒気、熱っぽさ、だるさは継続していて食欲も全くないし、もちろん観光するような気力もありません

このまま放置すれば治るかもしれないけど、既に1/3〜1/6はピピドン島のホテルも予約済です

こんな体調が継続すればピピドン島の観光どころではありません

それどころか最悪、1/7の飛行機にも搭乗できない可能性もあります😨

色々と悩みましたが、もしインフルエンザや新型コロナに感染していたら、プーケットで病院に診てもらった方が良いと考え、エポスカードの海外旅行保険でプーケットでの病院診察することを決断しました

早速、エポスカードの海外旅行保険窓口に楽天リンク経由(私は楽天モバイルユーザーです)で電話したのですが、パトンビーチ界隈は電波が4G、5Gではなく3Gなんですよ💦

そのせいか、音質や通信品質が今ひとつでコミュニケーションが中々上手く取れずにイライラしましたね・・・

海外旅行保険窓口で教えてもらったメールアドレスに、エポスカードを使ってプーケットに渡航したことの証明書類(エポスカードの利用明細書とBooking.comでの航空券予約明細)を添付して送ると直ぐに保険会社から本人確認の電話がありました

その後、再度、エポスカードの海外旅行窓口の担当者から連絡があり、海外旅行保険で受診できるホテルを紹介してもらいました

その病院はバンコクホスピタル プーケット

365日24時間体制で予約なしで診察してもらえるから今から行っても大丈夫とのことでした

やっとプーケットで診察してもらえると思いホッとしましたが、海外の病院でうまくコミュニケーションが取れるのか正直不安でした

私の英会話力は非常に低いですからね💦

早速、Grabタクシーのアプリでホテルからバンコクホスピタルプーケットまでの配車手配をしました

ホテルからバンコクホスピタルプーケットまでは30分程度の道のり

エポスカードの海外旅行窓口担当者の話ではホテルと病院間のタクシー代も海外旅行保険で負担してもらえるとのことでしたので安心です

ただし、まずは先払いして、帰国後にタクシー代を保険会社に請求する形になります

バンコクホスピタルプーケットは想像よりも立派な綺麗な病院でした

病院館内は地元の人はほとんどいなくて観光客らしき欧米人が多かったですね

私のように体調を崩したり怪我をしたりした人が多く利用している病院のようです

私が時々利用する関西阪神間の総合病院よりもはるかに綺麗で立派です

病院受付で私の拙い英語で自分の症状を伝えるとなんとか通じたようで診察の受付が始まりました

受付の人はいかにも出来るビジネスウーマンという感じで英語力も高かったです

パスポートの提出と写真の撮影があり、その後、書類に必要事項を記入していきます

既にエポスカードの海外旅行保険窓口から連絡がついていたようで、診察前に医療翻訳サービスを利用するかどうかを受付で聞かれました

迷うことなく利用することを伝えました

その後は内科に案内され、看護師の問診、検査→医師の診察→看護師による検査(コロナ、インフル検査)→医師の診察→胸X線検査→医師による診察結果→医療費支払い、処方箋受け取り→薬局で医薬品受け取りの順で進んで行きました

医療費支払いはエポスカードの海外旅行保険窓口が処理してくれたので私は支払いはせずに領収書を受け取っただけでした

この間は待ち時間も多くトータルで3時間ほど

体調が悪いこともあってすっかり疲れてしまいました

看護師も医師もそれなりの英語力を備えていて私の拙い英語でもなんとか症状はわかって貰えたようですが、細かい症状などは伝えられないので病院の携帯電話を使って医療翻訳を利用しました

医療翻訳者は日本語⇔タイ語の翻訳家のようで電話越しに医師とタイ語で話していました

もちろん私にはタイ語など全く分かりません

医療翻訳サービスは非常に便利なサービスなので海外旅行保険ではぜひ利用することをお勧めします

かなりの英語力がない限り、医療翻訳サービスは利用した方が無難だと思いますよ

 

バンコクホスピタルプーケットの医療提供レベルは日本の総合病院以上に高水準でした

受付、看護師、医師、検査技師、薬剤師の対応など日本の病院よりも丁寧でパーフェクトでしたね

プーケットで不幸にも体調崩したり怪我したりした場合はこの病院をぜひ利用することを強くお勧めします

気になる医療費は8000バーツ(32000円)

3割負担としても一万円を超えるので結構高い医療費だと思います

しかし、予約なしで元旦に飛び込みで診察して貰えたし、受けた医療サービスの内容を考慮するとそれほど高くはないとも感じました

タイは国を挙げてメディカルツーリズム(医療観光)に力を入れているみたいなのでなるほどと納得しました

病院内にはスタバや売店(セブンイレブン以上に品数や置いてある商品が高品質でびっくり)もあって待ち時間も快適に過ごせます

この病院で貰った薬を2日間服用してほぼ体調は回復して無事に予定通りピピドン島に行くことができました

(終わり→次回はピピドン島編)

清潔感あふれるバンコクホスピタルプーケットの構内⇩

内科の診察室前⇩

医療費支払いで待っている時の写真⇩

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