私の仕事遍歴紹介します。その11

転職

前回は3社目の会社を希望退職制度を利用して辞めるところまで書きました。希望退職とは建前で実際上は生産性の低い社員の首切りです。私も生産性の低い営業部員だったので首を切られました。その頃の日本はリーマンショックの後遺症でリストラする会社が少なく無かったように思います。書店にはリストラ対策の本が沢山並んでいた記憶があります。なにがなんでも絶対に辞めるなというタイトルの本もあったように思います。私の意見は退職勧奨されたら絶対に辞めたほうがいいと思います。前のブログでも書きましたけど無理矢理残っても相当冷遇されることは間違いないわけで貴方はほんとに冷遇に耐えられるのか自問自答したほうがいいように思いますよ。辞めたほうがいい理由はまだあります。無理矢理残った場合は閑職に追い込まれることは間違いないので貴方のキャリアが切れてしまいます。これは後々相当のハンディになります。
私も会社をリストラされた後、転職活動を色々な転職エージェントに登録して行いましたが書類選考にすら通らない案件が殆どでした。理由をエージェントに聞いてみると私が技術系から営業職にキャリアチェンジしたことが原因だということです。3年間営業職を経験したのでエンジニアとしてのブランクは3年間あることになります。これは採用する側から見ると即戦力として期待できないことになり書類選考にすら通らなくなるのです。要するに門前払いですね。この事が解ったとき、私は3年前に退職勧奨されたときになぜ辞めなかったのだろうと心底後悔しました。辞めた理由はリーマンショック時に転職は難しいと考えたからですが、この時に派遣でも何でも技術職として転職しておけばキャリアが途切れることはなかったんですよ。意に添わない会社でも景気回復を見極めながら転職活動することもできたはずです。しかし、営業のような異分野に転職してしまうと景気が回復してもキャリアが切れていることを理由に即戦力と見なされず面接にすら漕ぎ着けることが難しくなります。だからよっぽどの覚悟がない限りキャリアを継続する選択をするべきです。異分野の転職ってかっこ良さそうに見えますが、その異分野にはその業界のプロが沢山あるわけです。異分野への転職は丸腰で敵地に呑気に行くようなものです。余程の才能と運がなければ異分野でキャリアを重ねていくことは難しいでしょう。
その意味でも希望退職を促されたら素直に応じてキャリアを生かす転職活動を直ぐにすることをお勧めします。