【2022年夏旅】旅行先として宮古、八重山、与論島で迷ったけど宮古諸島に決定 

2022年夏 沖縄旅

旅先を宮古諸島、八重山諸島、与論島のどこにするかで迷う

那覇市から沖縄北部の離島、古宇利島までドライブした翌日の朝

これからの旅行計画を考えなければならない

那覇市にいるから沖縄本島を巡るのも良いのだが、この時は宮古諸島か八重山諸島か沖縄本島の北部にある与論島に行きたい気分だった

ただ、この選択は結構悩ましい

どこも魅力的だからなかなか決められない

私の欠点の一つに決断力の無さがある。特に旅先を決めるのは非常に苦手だ。

今回の沖縄旅も直前まで北海道と沖縄、どちらにするか相当悩んだのだ。

宮古諸島と八重山諸島は過去に訪れたことがあるから、今年は与論島を訪れてみようかな?と思った。

ただ、色々と調べるとやはり、観光資源が一番豊富なのは八重山諸島でその次に宮古諸島だ

与論島は魅力的ではあるが観光資源の多さという意味では八重山や宮古に比べると大きく見劣りしてしまう

ビジネスホテルなどの宿泊施設も八重山や宮古が圧倒的に充実している

あと、与論島は交通の便が非常に悪い

那覇から与論島行きの飛行機は非常に本数が少ないので旅行計画を立てにくい

八重山や宮古へは那覇からの飛行機の便が多くて旅行計画が立てやすい

また宮古も八重山(石垣)も大阪空港への直行便があるのも良い

八重山諸島と宮古諸島、どちらにするかかなり悩んだけど八重山諸島は2年前のコロナ禍の中、お訪れた

今回は10年以上訪れていない宮古諸島に行くことにした

JALで那覇空港から宮古空港へ向かう

那覇から宮古まではジェット機で45分ほど。沖縄本島から400キロ弱も離れているので結構遠いのだ

宮古諸島は沖縄の離島の中でも海の透明度の高さで有名だ。宮古ブルーの海を見てみたい観光客で毎夏にぎわう離島だ。

宮古空港着陸直前に宮古の海が見えたのですかさず写真を撮った。やはり宮古の海は綺麗だ。

八重山の海とも慶良間の海とも違う宮古ブルーの海。

宮古空港に到着して手荷物受け取り所に行ったら、同時刻に東京からの宮古直行便も到着していて、観光客でごった返していた

トイレも大行列を作っている

宮古空港の手荷物受け取り所は規模が小さくて多くの乗客が訪れた時に対応できないようだ

まあ、離島の空港だからこれは仕方ないだろう

とにかく、レンタカーを借りていない身としてはタクシーかバスで宮古島市の中心部に行かなければならない

チェックアウト直前(11時)まで那覇市のホテルで宮古島のレンタカー会社を必死に検索したのだが空いている車は全くなかった

宮古島でレンタカーが借りれなかったのは正直痛い

石垣島のように島一周しているバスの本数は非常に少ないので一般のバスで観光するのは難しい

宮古島の観光名所を巡る観光バスは運行しているが事前に予約が必要なので結構面倒くさい

お盆前後のハイシーズンでは観光バスの予約も恐らく困難だろう

高額だがタクシーを借りて観光名所を巡ることになるだろう

 

宮古空港の手荷物受け取り所を出ると沢山の観光業者(レンタカー会社、リゾートホテル)が待機していた

宮古島東急ホテルやシギラリゾートなどの高級リゾートホテルは空港とホテル間の送迎を行っているのでレンタカーを借りたりタクシーを利用する必要はない

空港を出るとすぐにタクシー乗り場とバス乗り場がある

バスは本数が少ないだろうからタクシーで宮古島市街地に出る予定だった

しかし、予想に反してタクシー乗り場にはタクシーが全然待機していなくてタクシー待ちの観光客が行列を作っていた

那覇泊港のタクシー乗り場と全く同じ光景だ

タクシー会社の人手不足もあるのだろうが、スマホアプリでタクシーを呼ぶのが当たり前の現在、駅や空港や港でタクシーで待機するタクシーは非常に少なくなってしまった

宮古空港のバスは要注意。乗車前に必ず目的地に停車するかを確認すること!

タクシーが来る様子は全くなかったので仕方なくバス乗り場に向かう

バス乗り場は幸い、タクシー乗り場ほど混雑はしていなかったが、バス乗り場で待っていると少しづつ空港から出てくる観光客が増えてきた

バス乗り場の観光客は日本人だけでなく意外にも海外の観光客も結構多かった

幸いバスはすぐに何台も到着して、それほど待たずに乗ることができた

恐らく、飛行機の発着時刻に合わせてバスが運行されているのだろう

ただ、空港に来るバスの行き先が観光客には分かりにくいのが欠点だ

宮古島中心部(平良港や西里通り付近)に向かわずに伊良部島方面(下地島空港)や宮古島東急リゾートに行くバスも来るので、バスが来たら必ず運転手さんに自分が行く行先に停車するのか聞く必要がある

私もバスの運転手さんに西里通り方面に聞くバスか否か聞いてからバスに乗り込んだ

宮古空港は宮古島市街地から比較的近い場所に位置する

バスでも15分程度で西里通り付近まで到着するからタクシーを使う必要はない

バスに乗り10年以上ぶりに見る宮古島の風景は結構変わっていた

空港から比較的近い場所にイオンモールがあることに驚いた

沖縄の離島にまで大手のイオングループが進出しているのか・・・

宮古島市立北小学校前のバス停(西里通りから近い市街中心部)でバスを降りた

宮古島には2泊3日で滞在する予定だ

まずは宿泊するホテルを確保する必要がある

バス停の日陰を利用して、楽天トラベルアプリで宮古島中心部の宿を検索する

幸い沢山の宿がヒットして、その中で一番クチコミ評価の高い宿を予約した

予約したホテルは、Mr.KINJO MIYAKO ISLAND(宮古島)

洗濯機や冷蔵庫や電子レンジを備えた長期滞在型のコンドミニマム型のホテルだ

気になる料金は2泊3日で27000円程度

安くはないが、お盆前後のハイシーズンであることを考えると比較的リーズナブルだとは思う

コンビニがすぐ近くにあるので食料品の買い出しなどには非常に便利

飲食店が多い西里通りまではやや距離があるけど十分徒歩圏内だと思う

広い庭(テラス)もあるので水着などを干して乾かすこともできる

部屋も十分に広くて大きめのスーツケースを開いて置けるスペースもある

残念だった点はデスクが非常に小さいことだ。椅子も背もたれがないタイプでこれも残念な点だ

ノートパソコンを一台置いたら他に何も置くことができないほど小さいデスクは不便

こういう点はやはり普通のビジネスホテルの方が圧倒的に優れている

後は、調理器具は置いていないので本格的な自炊するためには自分で調理器具を持ち込む必要がある

多くの人はコンビニやスーパーで弁当や惣菜を購入する程度になるだろう

ホテルに到着したのは夕方の16時前だったがまだ日差しが強くてとても歩き回る気にはなれない

夕方になるまではホテルでスマホやノートパソコンを見ながら明日以降の宮古島観光計画を練った

宮古島市街地に宿泊したらパイナガマビーチには行くべし!

調べていると宮古島中心部の観光ではパイナガマビーチが人気のようだ

GoogleMapで調べたらビーチ近くにはホテルも沢山ある

夕日の名所らしいので夕方18時過ぎになったらパイナガマビーチを訪れることにした

ホテルから1km弱なので日差しが弱い朝や夕方以降ならば市街地からの散歩にちょうど良いだろう

パイナガマビーチまではホテルから徒歩20分程度だった

本当に散歩にはちょうど良い距離だ

パイナガマビーチの近くにはホテルが多く、コンビニやアイス(ブルーシールアイス)屋さんやレストラン(宮古牛鉄板焼きユキシオステーキなど)が点在している

雰囲気は結構良いところだ

歩いて喉が乾いたのでブルーシールアイスを食べながらパイナガマビーチを散策した

パイナガマビーチには小さいながら駐車場があり、海水浴を楽しむ人たちのためのシャワー室も数室ある

私が到着した18時半ごろだったが、パイナガマビーチは観光客や地元の人らしい人たちで賑わっていた

一眼レフカメラを準備している人やつまみや酒を持ち込んで飲んでいる人もいた

確かにこの海を見ながら酒を飲むのは最高だろうなぁ・・・

夕方だったけど、遊泳エリアで泳いでいる人、沖の方でシュノーケルをしている人が数名いた

平良港から近いにもかかわらず透明度は結構高い海でこれなら十分海水浴を楽しめるだろう

日没間近のパイナガマビーチの景色は素晴らしかった

私もスマホですかさず撮影した

完全に日没するとさらに幻想的な景色になった

この時間帯を狙っているのかパイナガマビーチには更に観光客が増えてきたようだ

私と同じように皆、スマホでパシャパシャと写真を撮っている

ビーチに住み着いているらしき野良猫ちゃんも登場して観光客を和ませていた

パイナガマビーチの夕日の美しさに後ろ髪をひかれながらも市街地に戻ることにした

お腹が空いてきたのだ

西里通り近くにあるBar Thinkはフルーツカクテルが美味いのでお勧め

GoogleMapで居酒屋を検索すると私が宿泊しているホテルの隣に結構評判の良い居酒屋があることが分かった

その居酒屋を訪ねてみると一人客向けのカウンターが満席だからと断られた

やはりお盆前後の人気の居酒屋は事前予約した方が無難なようだ

これは那覇市も宮古島も変わらない

もう一軒、ホテルの近くの居酒屋を訪れたらここも混んでいたのだが何とか入店できた

ただ、結果からいうとこの居酒屋はハズレだった

GoogleMapの口コミ評価は悪くは無かったけど接客も料理もお酒もイマイチだったのだ。

店名はあえて晒しません(笑)。名誉毀損とかで訴えられたら面倒くさいですからね。

入店時の接客も雑でお通しの味もイマイチでオリオン生ビールの冷えもイマイチだった

料理はお店のオススメの地魚の揚げ物を頼んだが量が多いだけで特別美味しいとも思わなかった

私の経験上、よい居酒屋さんはお通しが旨いし、生ビールもキンキンに冷えたモノを提供してくれる

追加で料理や酒を頼んでもがっかりするだけだと感じたので早々にお会計を頼んで店を出た。

ただ、お店は結構、グループ客で混んでいたから全くダメなお店ではないんだろう。

料理の味はイマイチだったけど価格はリーズナブルだったと思う。

コスパ重視のグループ客にとっては結構よい居酒屋さんだったのかもしれませんね。

まだ、全然飲み足りなかったので、宮古島市1番の歓楽街、西里通りに向かった

西里通り界隈はお土産屋さん、居酒屋、バー、ラーメン屋などが沢山ある繁華街だ

先ほどの居酒屋で大盛りの魚のフライを食べてお腹は膨れていたのでまた居酒屋に入ろうとは思わなかった

お酒を気持ちよく飲んで酔いたい気分だったのでスマホでgooglemapでバーを検索した

西里通り近くに評価の高いバー(Bar Think)があったのでそこに行ってみることにした

雑居ビルの2階にある黒い扉を開けて入店した

午後9時ごろだったが、想像以上に店内は賑わっていた

カウンター席もテーブル席もほぼ満席に近い感じ

高齢の渋いマスター(70歳くらいか?)と中年の女性の2名で切り盛りしているようだ

一人だが空いているか?とマスターに尋ねるとカウンター席を案内される

バーなので一人客が多いかな?と思っていたが、店内を見渡すと2名から3名の客がほとんどで一人客は私だけのようだ

メニューをみるとカクテルの種類が物凄く多くて何を飲もうか迷ってしまうほど

さすが、バーですね

こちらが色々と希望をリクエストすると好みのオリジナルカクテルも作ってくれるようだ

前菜としてナッツ類の盛り合わせが出てきた

私がどのカクテルを注文するか迷っているとマスターが”お決まりですか?”と声をかけてくれた。

マスターにお勧めを聞いてみると、季節のフルーツカクテルが人気ということで、宮古島マンゴーのカクテルを注文した。

出てきたマンゴーカクテルの味はまさに絶品だった

宮古島マンゴーの甘み、旨味が凝集されている上品なカクテル。ジンベースの強い酒との相性もばっちり。かなりアルコール度数は高いと思うけどいくらでも飲めてしまいそうな味。

最近は居酒屋でもスクリュードライバーなどの簡易カクテルを提供するお店が多いけど、やはり本格バーが提供するカクテルは味の次元が全く違う。

やはり、”餅は餅屋”なのだ。

マスターがすかさず、”お口に合いますか?甘すぎませんでしたか?”と穏やかに聞いてきたので

”めちゃくちゃ旨いカクテルで感動しました。こんなに旨いカクテルは飲んだことがありません”と正直に答えた。

マスターの接客は洗練されているし、お通しのナッツも旨いし、季節のマンゴーカクテルは絶品。

これは本当に良いバーだ。ほぼ満席なのも納得だ。

マンゴーのカクテルがあまりにも美味しかったので、他の季節のフルーツカクテルが無いかマスターに聞いてみると、沖縄の柑橘類であるシークワーサーのカクテルがあるとのことなので、シークワーサーのカクテルを注文。

シークワーサーの強い酸味と渋みと強い酒の相性がこれまたすごく良い。いくらでも飲めそうなほど上品なカクテルだ。

フルーツカクテルを二杯飲んだら小腹が空いてきたので、チョコレートを注文。カクテルにはチョコレートがよく合うと思って注文した。

このチョコレートも美味い。甘さが適度に抑えてあり苦味が強めのチョコレートだった。これなら酒に合うだろう。

メニューを再度見てみると、沖縄らしく泡盛ベースのカクテルがあったので、マスターに頼んでシークワサーで泡盛カクテルを作ってもらう。

泡盛カクテルは少し味に癖があって、私にはアルコール度数がちょっと強すぎる感じがした。

やはり先に飲んだ伝統的なジンベースのシークワーサーカクテルの方が遥かに美味しい。

カクテルを三杯飲んで少し酔いが回ってきたのでチョコレートをひたすら食べていると、中年の女性店員が色々と気を遣って話しかけてきた。

話した内容は酔いもあってあまり覚えていないが、宮古島の観光について結構話した気がする。

この中年女性店員も非常に良い感じだ。接客も付かず離れずで洗練されている。

マスターの助手のような感じで色々と雑務をこなしているようだった。

カクテルを作るのはマスターだけだからマスターは結構忙しそうにしているが、手を動かしながらも常連客と見られるお客さんと談笑していて、やはり接客のプロだなと思わされた。

中年の女性の店員が、”まだ何か飲まれますか?”と聞いてきたので、すかさず、”宮古島マンゴーカクテルがあまりにも旨かったので、もう一杯お願いします”と答えた。

マスターからは”マンゴーカクテルをおかわりするお客さんはあまりいないんですけどね。気に入ってもらってありがとうございます”と笑っていた。

再度作ってもらった宮古島マンゴーカクテルはやはり絶品だった。

私はこんな美味い酒を飲んだことは今までの50年以上の人生で一度もないほどだ。

あと一杯、カクテルを頼んだような気がするが酔ってきたのであまり覚えていない(笑)。

お会計は6500円。決して安くはないけど、絶品カクテルを味わって洗練された接客で気持ちよくなったことを考えると決して高いとは思えなかった。

またお越しくださいと、女性店員に見送られて店を後にして宿泊ホテルに向かった。

宮古島の市街地に宿泊する機会があれば、この西里通りにあるBar Thinkはぜひ立ち寄って欲しいですね。

お酒が好きな人なら間違いなく美味しいお酒と洗練された接客で良い思い出を作ることができるでしょう。

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