【無職生活】一般の人が想像するより結構忙しい無職生活

仕事

無職に憧れる底辺派遣社員です

朝から晩まで懸命に働くサラリーマンは無職の生活をどう想像するでしょうか?

一日何もすることがなくて退屈で死にそう!

誰とも会わずに何日も過ごすなんて精神病みそう!

など、ネガティブな想像をする方が多いのではないでしょうか?

求職活動する無職生活は意外にも結構忙しい

私の経験から述べると無職の生活はそんなに暇ではないです

少なくとも、”何もすることがなくて退屈で死にそう”と感じる人は稀だと思います

私は今まで3回ほど無職期間を経験しています

2ヶ月程度から半年以上まで期間は様々です

最初に経験した無職状態は、正社員をリストラされた10年前です

8ヶ月間ほど職が決まらず無職を経験しました

形式上は希望退職で会社を退職したので直ぐに失業保険をもらうことができました

ただ、失業保険をもらうには求職活動をする必要があり、毎月、近所のハローワークに行って手続きをする必要がありました

この手続きを経ないと失業給付をもらうことはできないのです

求職活動は近所のパソナキャリアの拠点で一日中、パソコンモニタと睨めっこしながら履歴書書いたり、転職サイトで求人を確認したり、キャリアアドバイザーと面談をしたりと結構忙しかったです

気になる求人には片っ端から応募したので応募書類を書くことも結構時間がかかります

運よく面接まで進んだら応募企業に足を運ばないといけないのでそれも結構時間を取られるのです

私は当時、東京に住んでいたのですが、関東圏に絞らずに全国の会社に応募していたので、関西圏や中国地方の会社に面接に行ったことも結構ありました

その場合は日帰りは無理な場合もあり宿泊することも結構ありました

その場合、面接だけでまるまる二日間潰れてしまうんですよね

また、パソナキャリアの拠点で求職活動ばかりしても息が詰まるし飽きるので、図書館で本を読んだり勉強することも多かったですね

だから暇で時間を持て余すことは全くありませんでした

多くの人にとって無職が暇というのは大いなる幻想なのです

二度目と三度目の無職は派遣社員の時です

共に派遣先から契約を切られた時でした

二度目の時は4ヶ月弱転職先が決まりませんした

三度目の時は幸い1ヶ月程度で次の転職先(派遣先)を見つけることができました

会社都合の退職扱いだったので失業給付は直ぐに貰えましたが、悲しいかな、薄給の派遣社員だったので支給額は雀の涙ほどでした

その雀の涙ほどの失業給付を受けるために近所のハローワークに毎月通わなくてはなりません

ハローワークが徒歩圏内にあれば良いですがこの時は電車を乗り継いで行かなくてはならない場所にハローワークがあって交通費がバカになりませんでした

家からハローワークまでの往復で1000円以上かかったと思う

無職にとって交通費の負担は結構痛いのです

この時はハローワークに行くことですごく惨めな気持ちになったことを覚えています

パソナキャリアの拠点で求職活動をしたり、それに飽きたら図書館で勉強したり読書したりしていたので暇を持て余すことはこの時も無かったですね

ただ、次の転職先がなかなか決まらない焦燥感によるストレスは結構感じていました

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3社目を希望退職した後の半年間の失業期間。やはりしんどかったですね。

求職活動の必要がない無職ならば退屈を感じるかもしれない

退屈を感じる無職生活があるとしたら、求職活動をしないリタイア生活でしょう

求職活動せずにリタイアできるほど資産がある身分の人は私からすると大変に羨ましい立場です

働くことは基本的に面倒臭いことなので働かずに済むなら働かないに越したことはない

私がもしリタイアできるほど十分な資産を持っていたら趣味(ピアノ演奏)や読書に没頭するでしょう

私は独身で家事は全部自分で行わなければいけないから掃除、洗濯、炊事だけでも結構な時間が潰れます

その残り時間で読書やピアノ演奏をすれば一日などあっという間に過ぎていきます

実際、現在の土日はそうやって過ごしてあっという間に1日が終わってしまいます

私の場合、リタイアして退屈することは恐らくないと思います

ただ、趣味が何もなくて労働以外にすることが何もない人は時間を潰すのに困るかもしれませんね

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そういう人は旅行やショッピングなどの消費に走るしかありません

旅行などの消費行動で時間を潰すといくらカネがあっても足りませんし、そもそも飽きてしまいます

旅行はたまに行くから非日常を味わえて面白いのです

旅行に行きたい時に直ぐに行けるようになれば早晩飽きてしまうでしょう

人間の脳は刺激に直ぐに慣れてしまうからです

旅行が日常になってしまったら旅行も退屈で苦痛になってしまうはずです

勿論、例外な人もいますよ

旅行系ブロガーや旅行系YouTuberなどがそういう例外の人達でしょう

彼らは旅行を”日常”にして活動して日常化した旅行生活を発信してお金を稼いでいる人です

日常化した旅行に飽きずに継続できるのは正直すごいなと思います

無職の期間に南の島フィジーに行って、離島に1週間弱滞在したことがあるのですが、最初の3日程度で飽きてしまいました

フィジーといえば綺麗なビーチが有名ですが日中は暑過ぎてビーチに長時間いることなどできませんし、綺麗なビーチを眺めていても短時間で飽きてしまいます

だから、日中の多くの時間を私はホテルの部屋で漫画を読んで過ごしていました

フィジーに行く前までは、私は綺麗なビーチでゆっくり過ごす優雅な時間を満喫する旅を想定していたのですが、正直この旅をそれほど楽しむことは出来なかったんですよね

私はいくら時間とお金があっても旅行系Youtuberやブロガーにはなれないでしょうね(笑)

やはりなどんなことにも適性があるのですよ

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最後に 〜やはり早くにセミリタイアしたい〜

仕事(カネを稼ぐこと)は基本的に面倒くさいものです

多くの人が完全リタイアやセミリタイアに憧れるのは当然と言えるでしょう

ただ、生活保護制度が利用しにくい日本ではリタイア生活は結構ハードルは高いです

リタイアするにはある程度の資産が必要だし、お金をかけずに生活を楽しめる節約生活のスキルも必要です

多少の資産があっても節約生活が継続できなければ資産をあっという間に食い潰してしまいます

また、日本には、”勤労は美徳”、”無職は人間のクズ”という謎の思想が跋扈しているので、早期リタイアに対する心理的なハードルも結構高いと思います

”勤労は美徳である”という国家による洗脳から完全に脱却する必要があるのです

だから多くの人はリタイアまでに時間もかかるし、心の準備というか、無職生活に飛び込む勇気も必要です

私自身、早期リタイアを目指していますが、色んな意味でなかなか踏ん切りが付きません

節約生活を長期間継続する自信もないですし、他人の視線を気にせずに無職生活を継続できる”胆力”がまだ備わってないいと感じています

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