こんにちは
最近、新型コロナに罹り寝込んでいたのでブログ更新が滞ってしまいました
7/6に新型コロナを発症して10日ほど経ちましたが、いまだに喉の調子がおかしいし、なんか疲れやすいし、微妙な倦怠感もまだ残っています
新型コロナの症状はインフルエンザと全く同じですが、インフルエンザのように治療薬(タミフル、リレンザ)がないので自宅で寝て症状が回復するのを待つしかありません
だから、人によっては私のように回復まで長期間を要して苦しむ人も少なくないと思います
インフルエンザは高熱を発症してもタミフル等を服用すれば早ければ8時間以内には熱が急速に下がり始めますから回復はい思いのほか早いのです
新型コロナはなかなか熱が下がらないのでインフルエンザよりもしんどいと思いました
新型コロナに罹った際の顛末はまた、別の記事で紹介したいと思います
セミリタイア者は住居については真剣に考えないといけない
セミリタイア者にとって仕事(会社)を辞めた後にどこに住むのかは極めて重要な問題です
何故ならば、家賃というのは最悪の固定費だからです
会社員時代から副業ブログや副業Youtubeで既に大きな収益を上げている副業サラリーマンを別にすれば多くの人は会社を辞めると収入がなくなってしまいます
家賃や日々の生活費でどんどん貯蓄が削られていく生活はかなりしんどいので、固定費を少しでも安くする工夫が必要です
私は4万円以下で次の住居を探している段階です
今住んでいるアパートは1DKで89,000円ですからセミリタイアしたらとてもこんな高い家賃は払っていられません
あっという間に貯蓄が尽きて破産してしまいます
実家暮らしは原則、辞めた方が良いと思う
家賃を究極に抑える方法は実家暮らしでしょう
親が許可すればタダで済むことができます
いわゆる、子供部屋おじさん、子供部屋おばさんになることです
ただ、これができるのは一部の恵まれた人だけでしょう
親が子供のセミリタイアに理解がある必要があるし、実家に空室があること、兄弟夫婦などが住んでいないことなどが条件になります
私は様々なセミリタイア者のブログを閲覧しますが実家暮らししている人は意外と少なくないし、今は一人暮らしでもカネが稼げなくなったら実家を頼ろう、と親の実家をあてにしているセミリタイア者って少なくないんですよ
他人のことですからとやかく言いたくはないけど、親の実家を当てにしてセミリタイアってどうなんでしょうね?😳
少なくとも実家を当てにしたセミリタイアは自立したセミリタイア生活ではありません
要は自由がないセミリタイア生活になります
人間は弱い生き物です
親だろうが友達だろうが誰かと一つ屋根の下で生活すると必ず互いに甘えの感情や束縛したいという感情が生まれます
相手に甘えられると言うことは自由がなくなるということ
余計な仕事を頼まれたりする局面は沢山出てくるでしょう
セミリタイアの最大の魅力はあらゆることから自由になることです
せっかく賃金仕事を辞めて労働から自由になったのに親と同居して親の束縛を自ら受けるように仕向けるのはあまり賢明な選択とは思えません
また、実家暮らしで注意すべき点はまだあります
中高年の人は親が高齢な場合がほとんどでしょう
それは近い将来、要介護者になる可能性が高いことを意味します
高齢の親がいる実家に住むと言うことは、貴方が親の介護になし崩し的に巻き込まれる可能性が極めて高いのです
私は2年前に父親が倒れて一時的に介護に巻き込まれました
父親は神奈川県の横浜市に住んでいて私は関西阪神間に住んでいたから、典型的な遠距離介護でした
その際、様々な介護事業者と話しましたが、彼らの意見で一貫していたのは、”介護は子供がするものではなく介護事業者に任せるべきもの”だという事でした
私もこの意見には100%賛同します
介護というのは重労働です
フルに介護にコミットしたら貴方は生活に自由がなくなります。要は貴方の生活が破滅するのです。
セミリタイアして賃金労働から解放された後、親の介護という無償労働をしなければならなくなるのはブラックジョーク以外の何者でもありません
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シェアハウスは向き不向きがある
シェアハウスも一定数のセミリタイア者に人気です
普通に賃貸物件を借りるよりは色んな意味で安上がりですからね
ただ、毎月の家賃は決して安くないことには注意する必要があります
私が住む関西阪神間にもシェアハウスはありますが5万円から8万円程度の家賃が必要なシェアハウスが少なくない
これでは一般の賃貸物件と大して変わらない家賃です
ただ、賃貸物件契約のように初期費用(敷金、礼金、仲介手数料、クリーニング費)はかかりませんし、冷蔵庫や洗濯機などの大型家電も共用ですから持ち込む必要はないから引越し費用も格安です
光熱費も一人暮らしよりは大幅に安く済むでしょう
また、シェアハウスの人気の理由の一つとして、常に家の中に誰かがいて寂しい気持ちが紛れるからです
私は孤独が好きな人間ですが、私みたいな人間は少数派で、多くの人は孤独が嫌いで人と群れるのが好きなんですよね
多くの人が会社勤めをしたり結婚して家庭を作るのも”一人でいたくない、一人暮らしは侘しい、寂しい”と思っているからでしょう
誰もいない真っ暗な家に帰りたくないって人はこの世に沢山いるのです
しかし、不特定多数の他人と共同生活するシェアハウスには勿論、注意点もあります
この世のトラブルの原因のほとんどが人間関係です
赤の他人が沢山いるシェアハウスに住むことは自らトラブルに巻き込まれる場所を選んでいるようなものであることを自覚する必要があります😔
周りに常に人が沢山いて孤独や寂しさは紛れるかもしれないが、その反面、人間関係のトラブルに巻き込まれる可能性も一人暮らしより飛躍的に上がります
不特定多数の人が住むシェアハウスは必ず自分とは合わない人間は存在します
また、部屋を散らかしたままにする、トイレや風呂を汚してもそのままにする、夜中に騒ぐなど、公衆マナーを守れないクズ人間も一定数いるでしょう
共同で利用するリビングがゴミだらけのシェアハウスなんて全く珍しくない😔
こんなことが常習化したシェアハウスは不潔だし、住人同士の揉め事も頻発するでしょうね
心理学の研究では片付いていない部屋やオフィスというのは人間にストレスを与えて人間同士の揉め事が増えることが分かっています
私はそういうシェアハウス特有の問題、課題が分かっているのでわざわざ、揉め事のデパートのようなシェアハウスに住みたいとは思わない
勿論、全てがこんなシェアハウスばかりではないでしょう
管理人がしっかりしているシェアハウスならば最低限の清潔感を備えているとは思うけど、そんなシェアハウスは当然人気だろうから家賃も高めだろうし、人気ゆえにいつも満室でなかなか空き部屋が出ないはずです
小屋暮らしは長続きせず、精神を病むらしい
家賃を究極に下げる手段として小屋暮らしという生活様式があります
人里離れた田舎の土地を二束三文で購入してそこにログハウスのような小屋を自作、または、キャンプ用のテントを建てて生活することです
これだと毎年の固定資産税(数千円から数万円ほど)だけで住むので一般的な賃貸物件に住むよりはだいぶ安上がりです
しかし、ガス、水道、電気は自分でなんとかしなければならないので高いサバイバルスキルが必要です
要は、文明を捨てた生活スタイルと言えるでしょう
日本の自然は厳しいです
台風や豪雨や冬の寒さを凌げるログハウスを自作することはかなりハードルが高いと思っていいでしょう
きちんと設計されていない小屋を建てたら年中雨漏りや隙間風や虫の侵入に悩まされることになります
また、住む場所にもよりますが、人里離れた場所に住む場合は高い孤独耐性も必要です
私も数名の小屋暮らしブロガーを見てきましたが、彼らの多くは小屋暮らしを止めています
からあげ隊長は山奥での小屋暮らしで有名でしたが既に小屋暮らしを止めています
小屋暮らし&Bライフの先駆者、高村友也氏は小屋暮らしと街暮らしを織り交ぜて生活しているようです
高村氏は小屋暮らしがキツくなったら街にアパート借りて生活していますよね
短期間ならともかく、長期では小屋暮らしの孤独や閉塞感に耐えられなくなるようです
私自身、孤独が好きな方ですが、二週間以上誰とも関わらなくなると、誰かと話したい欲求が出てきます
千葉県の九十九里海岸近くの街中で小屋暮らしするYoutuber吉田克也氏のyoutubeは私もよく視聴しますけど、大変な生活だなぁ!と尊敬してしまいます
やはり水道、電気、ガスを契約せずに自前で生活インフラをなんとかする生活は非常に面倒くさいことが吉田克也氏のYoutube見るとよく分かりますよ
彼のyoutubeを見ていると、多くの人は普通に働いて賃貸住宅に住んだ方が絶対に楽だと思わずにはいられません
私は面倒な小屋暮らしはできないし、したいとも思いません
確かに家賃をめちゃくちゃ下げられる手法には間違いないけど、様々なサバイバルスキルが必要だし、多くの普通の人にはあまりにもハードルが高すぎると言わざるを得ません
99%の一般人は小屋暮らしは忘れて良いと思います
私は札幌市、奈良市、福岡市、大分県杵築市の賃貸を物色中
私は毎日のように全国の賃貸物件(家賃4万円以下)を検索してセミリタイア候補地を物色しています
色々と探すうちに、賃貸相場が安いエリアが朧げながら分かってきました
私が今、セミリタイア候補地として注目しているエリアは札幌市、奈良市、福岡市、大分県杵築市です
私の住んでいる関西は首都圏よりは安いけど全国的にはやはり家賃が高めの地域です
特に滋賀、京都、大阪、兵庫(いわゆる京阪神エリア)はどこも家賃は高く正直5万円以下で住みたい物件は殆どありません
奈良県、和歌山県は京阪神エリアよりは家賃がだいぶ安くなりますが、その分、交通の便はかなり悪くなり生活の質は下がります
基本的に図書館などの文化施設はある程度大きな駅の近くにあるので、街中の中心部から外れた物件は生活はしずらいと思っていいです
特に私のような一人暮らしの人間はスーパー、コンビニ、クリニック、薬局などは絶対に徒歩圏内にある物件にした方がいいですね
そのことを私は今回、新型コロナを患って改めて思い知りました
前置きが長くなりましたが、私が注目しているエリアをそれぞれ見ていきましょう
札幌市
日本の大都市圏では一番家賃が安いエリアだと思います
札幌市中心部でも3万円から4万円のワンルームマンションが結構多くあります
他の大都市圏だとこの家賃では物件の質がかなり下がりますが、札幌は激安物件でも交通の便がよく比較的築年数の浅いマンション、アパートが多いです
ただ、札幌市を手放しでおすすめする事はできません
札幌の冬は長く大変厳しいです。その厳しさは関東や関西や九州育ちの人にはなかなか理解できないだろうと思います。
また、北海道は梅雨がないとよく言われますが、観光シーズンの夏場は雨が結構多いです
要は北海道は天候がいまいちな土地だと思っておいて良いでしょう
冬場の光熱費は相当高くなる覚悟が必要でしょうね
不動産に掘り出し物なし!とよく言われますがこれは本当です
相場より安いのにはそれなりの理由があるのです
相場より安い理由に十分納得しない限り、家賃が安いからといって安易に転居すべきではありません
軽はずみな転居は必ず後悔すると思います
奈良市近郊
関西の中では奈良県、和歌山県は家賃が安いエリアです
和歌山市は関西の中心部である大阪市までかなり遠く交通の便はお世辞にも良いとは言えないので家賃が安くても住みたいとは思わない
その点、奈良市は大阪市内(難波駅)までのアクセスは比較的良好です
京都方面にもJRと近鉄で行くことができるので関西では穴場エリアでしょう
奈良市も中心部は決して家賃は安くはなく(近鉄奈良駅や西大寺駅周辺)、セミリタイア者が借りるとしたら生駒市寄りか大和郡山市寄りでしょうね
そのあたりならば4万円前後の物件がそこそこあります
セミリタイア後に住む物件なので交通の便利さはある程度は犠牲にしても良いと思います
近鉄特急が止まる駅などは家賃がぐんと上がるので避けたほうが良いでしょう
福岡市
札幌市に並ぶ地方の巨大都市です
最近は福岡市の再開発が進み人口が増えて家賃相場も上昇傾向にありますが、私が調べた限りまだまだ関西圏よりは家賃相場は低いです
ただ、札幌よりは明らかに家賃相場は高いですね
福岡市中心部(博多、天神、大濠公園、西新など)は家賃相場が高めなので札幌都心みたいに3万円から4万円の物件を探すのは難しく、セミリタイア者には不向きです
福岡市の西部エリア(姪浜、九大学研都市など)も福岡都心から離れている割には家賃相場は高めで5万円以下ではなかなか良い物件はありません
そこで私が注目しているのは地下鉄七隈線の福大前近郊です
福岡都心からは少し離れてますがこのエリアならば4万円前後の物件もそこそこ見つけられます
乗り換えなしで天神や博多に出られますから交通の便は文句なしに良いです
ただ、大学生が多い街なので多少騒がしいでしょうね。静かに暮らしたい人には向かない街かもしれません。
大分県杵築市及び国東市
言わずとしれたセミリタイア者の聖地です
工場の撤退によりワンルームマンション、アパートの賃貸相場が崩壊しているエリアで1万円から3万円で小綺麗な物件を借りることができる稀有なエリアですからセミリタイア者に人気なのは当然でしょう
しかし、杵築市と国東市の物件には色々と落とし穴がありますから注意が必要です
連帯保証人が原則必要
杵築市と国東市の物件はほとんどが連帯保証人を立てることを前提にしています
大都市圏の賃貸は連帯保証人不要の物件も沢山あるけど杵築市はそれが当てはまりません
Homesで連帯保証人なしで杵築市と国東市の賃貸物件を検索するとほとんどヒットしないのです
これは大変大きなデメリットと言わざるを得ません
私は親と仲があまりよくなくて半絶縁状態です
このご時世、親兄弟と不仲で連帯保証人を頼む人が居ない人は少なくないでしょう
そのような人は残念ながら杵築市や国東市に移住するのは大変厳しいと言わざるを得ません
プロパンガス契約
杵築市や国東市は都市ガスが通っていないのでガスを使う場合はプロパンガスを契約する必要があります
プロパンガスは基本的にぼったくりビジネスです
杵築市や国東市の物件を契約する前には必ずプロパンガス料金を確認すべきですね
短期契約解除にはペナルティ有り
2年以内に賃貸契約を解除すると違約金を取る物件が多いので注意が必要です
賃貸契約前には必ず確認した方が良いでしょう
杵築市や国東市の生活が合わずに引っ越したいと思っても違約金がかかるのであれば簡単には引っ越せない人が多いはずです
車がないと生活が不便
セミリタイア者にとって自家用車の保有は天敵です
駐車場代、任意保険、車検、整備費用、オイル交換、タイヤ交換、自動車税など自家用車は保有するだけで多額のカネがかかる究極の金食い虫です
杵築市は中心部が駅からだいぶ離れているし、国東市には鉄道がありません
原付バイクや自転車で済ませる人も多いようですが、移動の自由は大きく制限されます
物件によっては自家用車がなくても不便を感じない物件もありますが、そういう優良物件を借りれる保証はありません
無理な不便な生活は長続きしないので私が杵築市や国東市に住むならば自家用車保有を前提に生活を考えると思います
ただ、自家用車を保有してプロパンガスを契約すると杵築市、国東市の家賃の安さが相殺されるので悩ましいところです
最後に 〜セミリタイア者は住む場所を真剣に考えるべき〜
原則として無収入になるセミリタイア者は住む場所を真剣に考える必要があります
言うまでもなく、家賃は最大の固定費だからです
無収入のセミリタイア者は家計の支出をしっかり管理しないとすぐに生活が破綻してしまいます
しかし、家賃が安ければそれで良い、というわけではないのが住居の面倒なところです
家賃が相場より安いのには必ず理由があります
その理由に納得して入居しないと、こんなはずじゃなかった!と後悔することになりかねません
いくら家賃が安くても極端に生活が不便な場所では多くの人は長期的に生活できないと思います
また家賃が安くても、自家用車が必要だったり、プロパンガス契約が必要だったり、水道代や電気代が高いエリアも沢山あります
見えないコストに縛られている安い賃貸住宅も沢山あるのですよ
そういったトラップに引っかからないためにもセミリタイア者は移住先を極めて慎重に選定する必要がありますね
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