こんばんわ
今の派遣先に勤務し始めて、長いものでもう6年近くになりました
正直、派遣された当初はこんなに長く勤務できるとは思っていなかった
長くて3年、短ければ半年足らずで派遣契約を切られるだろうな、と漠然と感じていた
というのも、今の派遣先に勤務するまでは、2回、派遣先から短期で派遣切りに遭ったからだ
・大阪の某大企業:半年で派遣契約を切られる
・滋賀県の某大企業:半年間で派遣契約を切られる
どちらの派遣先も、当初は長期契約が前提とはっきりと言っていた
それにも関わらず、たった半年で契約を切られたのは私の働きぶりが派遣先の意に沿わなかったからだろう
要は派遣先は私のことを無能と判断して契約を打ち切ったのだ
切られた当時は悔しい思いだったし、やり場のない怒りで一杯だった
だけど、今思うと、派遣先が私を無能と判断してクビを切ったのは極めて正しい判断だったと思う
私はとにかく人一倍、コミュニケーション能力がない
だからどこの職場でもなかなか馴染めずに溶け込めないのだ
さらに物覚えが悪く飲み込みも遅いので、仕事を覚えるのが遅いし仕事をこなすスピードも遅く、さらに仕事のミスも多い
ダメ社員の典型ですよね(笑)
このように会社員としての能力が乏しい私が今の派遣先(多くの人が知っている大企業だ!)に6年間も勤務できているのは奇跡に近いと思う
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なぜ、派遣契約を悩んだ末に更新したのか?
派遣会社の担当者によると派遣契約更新を喜ぶ派遣社員が少なく無いという
言うまでもなく給与の心配(生活の心配)をしなくていいからだろう
正社員のような高給では無いとはいえ、定期的に収入があるのは確かに安心感があるのは事実だ
私が契約更新を悩む理由を理解できない人も多いのかもしれない
私が契約更新することに抵抗がある最大の理由は、今の職場にダラダラと在籍しても先が無いからだ
日々、変わらない単純作業を繰り返して年老いていくだけの派遣社員人生
私も既に53歳 老人とまでは言わないまでも十分、初老と言える年齢だろう
このまま単純作業だけで年老いていくのは無性に恐ろしさを感じるのだ
どこかでこのルーティーンを断ち切らないといけないと思いながらも長い歳月(約6年)経ってしまった
正社員なら例外を除けば長く勤めていればそれなりのキャリアを積むことができるし長期就業するメリットも多い
正社員はそれほど出世しなくてもそこそこ昇給していくものだ。長く勤めれば退職金もどんどん増えていく。
しかし派遣社員の私にあるのは人並み以下の低賃金でこき使われる暗い将来だけなのだ
正直6年間、低賃金でこき使われていることにいい加減うんざりしている
派遣で働いていると嫌でも正社員との格差を感じることが多く本当に惨めになる。
賃金や待遇は勿論だが、仕事のスキルを伸ばす機会(最新の知識を得る機会)が全く無いのだ
とはいえ、今の派遣就労を辞めて正社員を目指しても、大したスキルのない無能な53歳の初老の人間を雇うまともな企業があるとも思えない
大したスキルや経歴のない初老の人間を雇うのは人手不足に悩む企業だけだ
運送業、介護業界、飲食業などのブラック業界なら正社員で就労できるかもしれない
ただ、そんなブラックな業界での仕事はキツくて低賃金なので長く就労できるはずがないのだ
いくら正社員になれたとしても短期間しか就労できないのならば正社員異なる意味は全くない
一方、派遣を辞めて、ブログやYoutubeを頑張っても生活できるほど稼げるようになるとは到底思えない
実際、このブログは開設して4年も経つのだけど全く稼げていない
ドメイン代やサーバー代を払うことすらできないほどだ
まあ、会社員の片手間に運営しているブログなので稼げるはずないじゃないかと思う人もいるかもしれない
開設して4年弱だけどほとんど更新していない期間も1年以上あるからね
ただ、4年間も運営していたら才能がある人であれば何かしらの読者からの手応えを感じることができるはずだと思う
私はブログに全く手応えが感じられないのだ
ブログに限らないが仕事というのはなんでも才能がモノを言う
才能が無い人間がいくら頑張ったところで出せる成果はたかがしれている
イチローや大谷翔平や藤井聡太が大成功してスターになれたのは人並みハズレた才能があったからだ
人並外れた才能を持つ個人が真摯な努力を継続して初めて人間の才能は花開くのだ
凡才がいくら真摯な努力を継続したところで成功することは決してないと思う
世間の人は大きな声では言わないけどそれが残酷な真実だと思っている
磨けば光るのはダイヤ(天才)だけで石ころ(凡才)はいくら磨いても石ころだ
この事は長いサラリーマン生活で嫌と言うほど感じてきた
私が会社員を辞めてブログ専業で3年間頑張ったとしても成果が出る保証は何もない
いや恐らく、100%成功する事はないだろう
ブログ専業で数年頑張っても今と同じく全く稼げない可能性は極めて高い
なんせ開設して4年も経つのに全く手応えが感じられないのだから
身も蓋もない厳しい現実が主張されている本↓
派遣就業は低賃金で仕事が単調で本当にうんざりしているが、派遣就業を辞めたらその僅かな賃金すら入ってこなくなり完全に貯蓄を切り崩す生活になる
FIREに踏み切る多くの人は不動産収入、株式配当収入などの不労所得があるので働かなくても自分の資産を切り崩さなくても生活していける
当然、私は不労所得を捻出できる資産をまだ保有していないから働いて収入を得るしかない
私も色々とアーリーリタイアについて調べたのだが、どれほど貯蓄残高があっても貯蓄を切り崩す生活というのは相当ストレスのようだ
関連記事 【財産管理人】になるのがセミリタイアです
逆に貯蓄残高は少なくても生活していくのに十分な定期収入がある人はストレスがないらしい
やはり生活していけるだけの定期収入があるというのは人生では結構大事な事なのだ、と思う
私が悩みに悩んで派遣契約を更新したのはこういう背景があるわけです
コミュニケーション能力ゼロでもできる仕事が今の仕事
私のようなコミュニケーション能力がゼロの人間がなぜ、同じ派遣先で6年以上勤務できるか不思議に思う読者もいるかもしれない
それは今の派遣先の仕事内容がコミュニケーション能力がゼロでも問題ないからだ
仕事内容は簡単に言えば、最新科学技術文献の収集やその内容の要約だ
理系の大学を卒業した学力があれば誰でもできる仕事です
企業や大学の研究者のように高度な専門知識、論理的思考力、コミュニケーション能力、プレゼンテーション能力も必要ないから楽といえば楽な縁の下の力持ちの仕事です
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残業や厳しいノルマがあるわけでもない
仕事内容は決してしんどいわけではないけどオフィスでフルタイムで働くことは決して楽ではない
裏方仕事だから当然、正社員には事あるごとにバカにされるし軽くも見られる
建前が優先する大人の世界だから、バカとか死ねとか直接暴言を吐かれるわけではないけど、あらゆる場面で馬鹿にされているな、見くびられているなと感じる
特に若い女性正社員からの憐れみの視線、コケにしたような冷たい視線には本当に辛い
これがオフィスで働く際に結構大きなストレスだ
今は派遣先が週三日在宅勤務を導入しているので
このストレスは正社員をしていたら決してわからないだろう
派遣社員という社会の底辺に身を置かないと決してわからない悩みストレスなのだ
20代、30代の時、正社員で働いていた時は様々なストレスに晒されてしんどかったけど、今の派遣就業で働くストレスは正社員時代のストレスとは全くの別物だ
正社員で働いている人は私のこの記事を読んでもピンとこないと思うけど、派遣社員の人ならばきっとわかってくれるはずだと思っている
まとめ 〜派遣就業はやはりしんどい〜
悩みに悩みながらも派遣の契約更新をした経緯を書きました
契約期間は今年(2022年)の10月から来年(2023年)の3月までです
契約更新をした今でも、もやもやしたなんとも言えない気分は残っていて、今でもこの契約更新はしないほうが良かったのではないか?とよく考えます
今更後悔しても遅いんですけどね
4年前に始めたこのブログで稼げるようになっていたら、派遣就業なんてとっくに辞めていたと思います
派遣というのはとにかく屈辱的な労働形態だと思います
派遣先と派遣元にダブルで搾取されているので正社員と比べて比較にならないくらい低賃金だし、社会的地位も低く(結婚相談所の多くは正社員しか会員になれない)、派遣先ではあらゆる不当な差別受ける存在です
仕事そのもののストレスは正社員より明らかに低いのですが、職場での差別や虐めで尊厳を傷つけられることが多いので、派遣は非常にしんどい働き方です
正社員の読者の方々には私のように派遣に落ちぶれないように祈るばかりです
正社員で多少嫌なことがあってもできれば辞めないで、できるだけ正社員にかじりついてしがみついていた方がいいですよ
それが正社員から転落して9年弱、派遣社員をしている私の偽らざる心境です
世間の人は大きな声では言いませんが、派遣は明らかに資本主義社会の底辺労働者です
今、正社員の方々は何が何でも正社員にかじりついておくことをお勧めいたします
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