ものづくりエンジニアとはどんな仕事?|高いコミュニケーション能力が必要。コミュ力に自信なければ避けたほうが無難な仕事。

仕事

ものづくりエンジニアは高度なコミュニケーション能力が問われる職種ですよ!!

こんばんわ、材料系の派遣エンジニアのまこmakoです。

今日は、私の本職でもあるものづくりエンジニアについて、少し語りたいと思います。

ものづくりエンジニアとは、製造業のエンジニアのことです。モノづくりエンジニアといっても色々な職業がありますけど、自動車とか飛行機を作る人もモノつくり系エンジニアですし、パソコン、スマホなどの電子デバイスを作る人もモノつくり系エンジニアです。もう少し地味なところでは、メガネのレンズとか自動車タイヤとかサランラップとか食品容器などを作る人も立派なもの作り系エンジニアです。

SNS上ではエンジニアというとWebデザイナーとかスマホアプリ開発するプログラマーとかを思い浮かべるかもしれませんが、彼らはモノを作っているわけではないのでモノつくり系エンジニアではありません。ITエンジニアはハードではなくソフトウェアに関わる人が多いからでしょう。

いきなり結論から言ってしまいますけど、モノづくりエンジニアを目指すのだったら、人付き合いや職場の同僚などを巻き込んで仕事を進めるコミュニケーション能力は必要不可欠です。

逆にいうと口下手な人や他人とコミュニケーションするのが苦手な人、人付き合いが嫌いな人は相当苦労するでしょう。ちょっときつく言うと、モノづくりエンジニアは目指さないほうがいいと思います。

コミュニケーション能力が不要なエンジニア職もあります

コミュニケーション不要な仕事は低賃金な仕事が多い

勿論、物事には例外もあるので、コミュニケーションがそれほど必要のないエンジニア職もあります。

コンピュータープログラマーなどが代表的なんでしょうね、ひたすらパソコンに向かってプログラムをコーディングしていく職人的な仕事なので多少人付き合いが苦手だったり変人でもコーディングの技術があればやっている世界らしいですね。

私はプログラマではありませんから、本当のことはわかりませんが、SNS上の情報やプログラマーの書いた本などを読む限りはコミュニケーション能力はそれほど必要とされる仕事ではないようです。

 

私の属する製造業でも、コミュニケーション能力がそれほど必要とされない職種もあります。例えば、

●技術調査部門で特許や技術文献を抽出して特許、文献をひたすら読んで要約する仕事

●研究者や技術者の指示に従い、実験、分析などをひたすら行う研究補助者

これらの仕事は一例ですが、高度なコミュニケーション力は不要です。言われたことをコツコツやることが苦痛でなければできる仕事ですね。それでも、仕事を依頼する上司との最低限のコミュニケーションは必要ですし、実験や分析などでは、機器は大抵共用ですから、他の研究補助者とのコミュニケーションはある程度必要です。

只、これらの仕事は大手企業では正社員がやるような仕事ではなく、派遣社員などの非正規雇用の人が行う業務になります。当然、低賃金です。

プログラマ、Webデザイナーは派遣でも高給な仕事が多いですけど、コミュニケーション能力が要求されないものづくりエンジニアの仕事は低賃金な仕事が多いことを頭に入れておく必要があります。

なぜ人付き合いの悪い人はものづくりエンジニアに向かないのか?

モノづくりエンジニアというと、他人とコミュニケーションをほとんど取らないでひたすら研究室や実験室で白衣を着て実験することや、難しい文献や論文を長時間読んだりすることを多くの人はイメージするかもしれません。

もちろん、そういう作業もエンジニアの仕事なのですが、それらの仕事はエンジニアの仕事の一部に過ぎません。

ある程度、大きな企業で働いているエンジニアや研究者ならお分かりと思いますが、最終的に市場に商品を上市するためには、様々な人の力が必要です。

研究開発部門、知的財産部門、営業部門、製造部門、市場調査部門などが総力をあげてやっと市場に商品を送り出すことができるのですよ。

開発部門のマネージャークラスになるとそれはもう大変ですよ。

多数の部下のマネジメントに加えて、他部門との打ち合わせも煩雑にありますし、他部門との調整業務も多いです。他部門とは大抵は利害が相反する関係性なので、調整は非常にハードな仕事です。相当のレベルの高いコミュニケーション能力が必要になります。

頭脳明晰でも、他部門とのハードな調整業務に精神を病んでしまう研究者やエンジニアも少なくないのです。

当たり前ですが、人付き合いの悪い人や、頭の回転の悪い人、コミュニケーション能力がない人には開発部門のマネージャーは絶対に無理です。

役職のないヒラのエンジニアでも、商品化では必ず、他部門と一緒に仕事を推進することが必要になります。マネージャークラスの人ほどタフな折衝ではないと思いますが、コミュニケーション能力が求められるのは間違いありません。

ものづくりというのは、様々な人と力を合わせて作り上げていくものなので、日頃から人間関係を作っておく必要があります。職場で開催されるような飲み会とか、休日に開催される職場の行事などにも積極的に顔を出して日頃から同僚、後輩、先輩社員達と親交を深めるのが大事です。そういう場面で作った人間関係が仕事で困った時に助けになることが多いですね。

要は、コミュニケーション能力に乏しい人はものづくりエンジニアとして先がないんですよ。

平社員の頃はまだ、コミュ力がなくても大目に見られるかもしれませんが、いつまでも平社員というわけにもいかないでしょう。コミュ力がない人は昇進できないので、だんだん組織で居場所がなくなっていきます。年数を重ねるうちに後輩もどんどん増えていきますし、簡単な仕事は後輩に移譲していかなくてはなりません。

その時に、難しい仕事ができる職人的なエンジニアとして生き残る事も道としてはありますが、まだ、そういう人は稀です。私自身、20年以上、ものづくりエンジニアの世界で様々な企業で働きましたが、職人的な専門職のベテランものづくりエンジニアを見たことが殆どないです。

そういう道の可能性もゼロではありませんが、多くの製造業では、まだそういうポストが少ないですから、よほど尖った人材でないと難しいでしょう。

大概の開発部門では、年取って昇進できない人は居場所がなくなると思って間違いありません。

私もコミュ障でものづくりエンジニアとしては大変苦労しました・・・

私は某企業の研究所に在籍していた時の話ですが、非常に厳しい上司の元で仕事をしていた時期があり大変しんどかったのを覚えています。

ちょっとしたミスも絶対に許さず、ミスをしようものなら、大部屋中に響き渡るくらいの大声で怒鳴りつけて長時間説教するようなタイプの人間でした。部下の話も全然聞かないので、コミュニケーションをとることが非常に難しい人でしたね。

私はその上司のことが、正直嫌いだったので、余計に避けるようにしていて、本当に必要なこと以外は喋らないようにしていました。

そういう態度が上司からしたら気に食わなかったのでしょう。

半期毎にある面談では、私の日頃のコミュニケーションの能力の無さを逐一指摘されて、一時間以上は説教されていたと思います。お前は企業のエンジニアとしては全くダメだと何度言われたことか・・・・

この時は、このおっさん、何言っているんだ!と心の中では思っていましたが、今振り返ると、確かに私は周囲の人をうまく巻き込みながら成果をあげる能力は全く無かったなと思います。悔しいですが、企業でのものづくりは全く向いていない性格だったと認めざるを得ませんね・・

私はこの上司からは社内の異動で幸運にも3年間で離れることができたのですが、この後、この上司は別の商品開発部門のリーダーになりました。そこの部下は皆コミュニケーション力の高い仕事のできる優秀な人材だったので、その上司は部下にパワハラをする事もなく普通にマネジメントをしていましたよ。

私はこの光景を見て複雑な気持ちになりました。

優秀な人材(コミュニケーション能力が高く、仕事ができる人)には厳しい上司でもパワハラなどせずに普通に接するという事です。

逆にいうと上司にパワハラされたり厳しく問い詰められることの多い人は、仕事ができないからなんです。できる人には厳しい上司も何も言えません。

コミュニケーション能力に乏しい人は、厳しい上司にあたるとパワハラのターゲットになる可能性が極めて高いと言わざるを得ないです。

そういう意味で、私はコミュ力に自信がない人にはものづくりエンジニアを目指す事は勧められません。

まとめ

製造業のモノづくりエンジニアは、大変高度なコミュニケーション能力が必要とされる仕事です。なぜかというとものづくりは団体戦なので周囲の仲間を巻き込みながら商品化プロジェクトを遂行していく仕事だからです。

基本的なコミュニケーション能力に加えて、日頃の仕事を超えた人付き合いも非常に重要です。こういう日頃の付き合いが仕事で助けを求めて欲しい時に生きてきます。日頃、同僚や後輩などとまともな人付き合いをしていない人は、助けが必要な時にも誰も助けてくれません。

ものづくりエンジニアに憧れている人は、自分の性格を真剣に見直してみることをお勧めします。

気の合わない人たちや気難しい人たちと良好な人間関係を作る能力があなたには本当にありますか?

コミュ力の高い人は気難しい上司とも気の合わない同僚、後輩とうまくやっていく能力があります。私はそういう人を何人も見てきました。

サラリーマンは当たり前ですが、上司や同僚や後輩を選べません。そりの合わない人間やパワハラ上司はどの職場でも絶対にいます。気難しい人とも穏便な関係を作っていく能力は、エンジニアとしての専門能力と同じくらいかそれ以上に重要です。

専門能力さえ身につければ、人間関係なんてどうでもいいっしょなどと甘く考えている人は痛い目にあいますよ。

 

大学や高校や専門学校の卒業時点で転職に会う人は稀だと思います。理工学部卒業したから製造業やIT企業で研究者になるべきだと考えがちなんですが、世の中には仕事がたくさんあるので、固定観念に凝り固まらないで色んな仕事に目を向けるのがいいと思います。

そのほうが自分に向いた道を探しやすいんじゃないでしょうか?

天職の見つけ方なんて、正解は勿論ないです。色んな人の話を聞いたり、本を読んだりして、多様な考え方に触れたり、自ら興味ある分野に飛び込んで経験してみるしかないですよね。そうやって自分に向いている道が見えてくるんだと思います。

仕事や人生に悩んでいる人は、あんちゃさんという女性インフルエンサーのブログ、まじまじパーティーをみることをお勧めしておきます。仕事論も色々な記事がありますので、結構参考になると思いますよ。

 

関連記事

中高年の転職は若者に比べたら圧倒的に不利。転職や異業種へのトライはなるべく若い時に済ませろ!!

業務経験と関係ない資格取得はお金と時間の無駄

勤め先企業が希望退職を募り始めたら、その会社に残るのはやばいです。よほどの事情がない限りは希望退職に手を挙げて次の職を探すことを真剣に考えた方が良いです。