【2024年夏旅】南イタリア旅行 カラブリア州 トロペーア滞在編 その1

旅行

トロペーア二日目の朝は快晴だった

今回のイタリア旅行は天候に恵まれてローマでもアマルフィでもずっと快晴だった

夏のイタリアは雨が少なく快晴の日々が多いので本当にお勧めだ

難点を挙げれば日中は日差しが強過ぎて暑過ぎるということです

サングラスと大きめの麦わら帽子は日本で購入しておくことをお勧めします

イタリア現地で購入すると日本よりもはるかに高いですからね💦

 

シャワーを浴びて朝食会場に向かう

トロペーアでの宿泊ホテルはBonsaiというオーシャンビューの小型ホテル

トロペアの中心部からは少し外れているけどその分静かな環境にあるホテルだ

決して高級ホテルじゃ無いのだが、ハイシーズン中ということもあってか宿泊料金はやたらと高かったのが痛い😭

3泊4日で123000円はあまりにも高い。

6月から8月は欧州のバカンスシーズンなので航空券もホテル代もバカ高くなるのだ。

オフシーズンならば3割程度の価格で宿泊できるだろう

朝食はバイキング形式で日本の中級ビジネスホテルと大差ない感じで高級感はない

朝食会場では女性のウェイターにコーヒーは何を飲むか?を聞かれたのでカプチーノを淹れてもらった

イタリアのコーヒーはとにかくコクがあって美味しい😋。コーヒーだけではなくミルクも美味いんだと思う。

朝食はパンとチーズ、ハム、ゆで卵、ミニトマトなどを食べたが味は正直いって今ひとつだ

美味しいと思ったのはサラダの中に入っていたミニトマトくらいかな

パンはパサパサで全然美味しくないし、ハムは日本ハムや伊藤ハムのハム、チーズは明治のカマンベールチーズの方ががはっきりいって美味い😭

一泊4万円以上のホテルとしてはあまりにもお粗末な朝食と言わざるを得ないですね😠

イタリアに来てから食事はハズレばかりだ

昨日のレストランのボンゴレパスタも残念だったし、ハムやチーズは今回のホテルに限らず、ローマやアマルフィのホテルの朝食でも全然美味しくなかった💦

人気のある高級なレストランに行かないと美味しいイタリアの料理は食べれないのかと思うと悲しくなる

このホテルの朝食会場はバルコニーにつながっているのだがバルコニーからのトロペアの海の眺めは本当に素晴らしい

これだけでもこのホテルに宿泊する価値はあると思うくらいの絶景だ😍

美味しくない朝食を食べてテンションが下がっていた気持ちを全て吹き飛ばす絶景に癒される

トロペアの海は沖縄の離島やハワイのオアフ島の東海岸のような透明度のある海だ

朝食後はトロペアの街を散策することにした

トロペアの街は高台にあるので海の眺めがどこからでも素晴らしい👍

高台から眺める透明度の高いビーチの眺めが最高なんですよ

昨日の夜にも訪れたサンタ・マリア・デッリーゾラ聖堂を見ることができる展望台を訪れるとすでに多くの観光客で賑わっていた

 

サンタ・マリア・デッリーゾラ聖堂の一帯は綺麗なビーチが広がっていて多くの人で混雑している感じだ

トロペアの海の眺めはとにかく最高です。

アマルフィやポジターノよりもさらに透明度の高い綺麗なビーチが広がっているし落ち着いた雰囲気も良い。

大人のリゾートという感じで今回のイタリア旅行で一番気に入った街がこのトロペアですね。

昨日の夜にトロペアの街を歩いた時は30代くらいの新婚カップル風の人たちが多かったけど、今日の朝は壮年の中高年の夫婦もかなり多い。日本人というか東洋人は全くといっていいほど見かけない。

ローマから遠くて交通の便が良くないので日本人観光客がここまでたどり着くのは大変だろうけど、このトロペアの海は一見の価値があると思う

トロペアの街の中心部には数多くのレストラン、ジェラート屋、カフェ、テイクアウト専門のお店があり、昼時のためかランチを楽しむ観光客でどのお店も大賑わいだった

レストランだけではなく軽食をテイクアウトできるお店も数多くあるがどこも行列を作るほどの混雑ぶりです

私は遅い朝食をホテルで食べていたので昼食は食べたいとは思わなかったけど、街の散策で汗だくになり喉が渇いていたのでジェラート屋でフルーツスムージーを購入

南イタリアのトロペアの夏の蒸し暑さは本当に強烈だ

体感的にはローマ、アマルフィよりも日差しが強く蒸し暑く感じる

だから麦わら帽子とサングラスを装着して散策しているのだけどそれでも十分に暑くて湿度も高く天候はお世辞にも快適とは言い難い💦

5分も歩けば汗がぐっしょりになる程に蒸し暑い🥵

だからすぐに喉が渇くし疲れから甘いものが欲しくなるのでフルーツスムージーを飲みたくなるのです

トロペアのフルーツスムージーもローマやアマルフィと変わらずにとても美味しかった😋

イタリアのフルーツスムージーは甘味と酸味のバランスが絶妙だしキンキンに冷えているのでバカうまなんですよ

今年の正月に訪れたタイのプーケットのフルーツスムージーもすごく美味しかったけどイタリアのそれは更に上を行っている感じだ

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トロペアの街はそれほど大きくはないので半日あれば大体一通りは回ることができます

ただ、日差しと蒸し暑さが強烈なので長時間の外出はマジで熱中症になりかねません

私も2時間弱の散策ですっかりバテてしまったのでたまらずに一旦ホテルに引き上げる事にした

ホテルに帰るまでの途中の売店(日本のコンビニみたいな感じ)でイタリアのビールとカクテルとミネラルウォーターを購入

旅先では真っ昼間から酒を罪悪感なく飲めるのが良いところです😆

ホテルの部屋に戻ると部屋のクリーニングは終了していたが、チェックインの時に置いてあったタオル一式(バスタオル、フェイスタオルなど)が無くなっている事に気が付いた😠

クリーニングした人が間違って撤去したのだろう

すぐにフロントに行ってタオルが間違って撤去されている旨を伝えるとすぐに部屋までタオル一式を持ってきてくれた

あまりこんな事は書きたくないけどイタリアのホテルの仕事は本当にいい加減でイライラさせられた

ローマのホテルでもアマルフィのホテルでも部屋のクリーニングを忘れていたり、WiFiが繋がらなかったりするトラブルに見舞われた

あきらかにホテル側の落ち度、ミスなのにそれを指摘しても全く悪びれずに平然としているのが腹がたつのだ💢

それにイタリアのホテルは使ったタオルを原則として交換してくれないのも利用者としては嫌なところだ

ローマもホテルもアマルフィのホテルも2泊したがタオル交換は無かった

このトロペアのホテルは3泊もしたのにタオルの交換はしてくれなかった😠

環境保護のためかもしれないが日本人の感覚ではどうにも不潔に感じてしまうのです

イタリアのホテルの仕事ぶりのいい加減さを経験すると日本のホテルは神対応に見えてしまいます

 

トロペアは海が素晴らしいですが街並みも落ち着いていて良い雰囲気です😍

立派な教会も数多く見かけました

もちろん、トロペアはビーチも素晴らしく綺麗😍

沖縄の離島やハワイのオアフ島の東海岸のビーチのように透明度が高く青い海だ

沖の方には多くのボートやヨットや客船が佇んでいてリゾートの雰囲気を醸し出していた

ビーチは街の中心の真下に広がっているからアクセスも申し分ない

トロペアの街から階段を降りていけばすぐにビーチに行くことができる

ただ、それだけ綺麗なビーチが広がるトロペアなので混雑もかなり酷い

ビーチの近くの駐車場はほとんど満車だし、ビーチ近辺の道路にもびっしりと車が路上駐車している

駐車場が満車なので多くの場所で駐車場待ちの車で混雑していた

ビーチの混雑も相当なものだ。沖縄の慶良間諸島のビーチやハワイのワイキキビーチの混雑と大差ないレベル

まあ、これだけ綺麗なビーチがあるのだから夏のトロペアのビーチが混雑するのは無理もない

ビーチで海水浴を楽しむ多くの観光客は見たかぎり殆どがヨーロッパ系の人達だと思われる

私のようなアジア人は全く見かけなかった

アジアからがトロペアは交通の便が悪すぎるのでアジア人でトロペアまで行くのは私のようなごく少数の物好きな観光客くらいだろう

ホテルで昼寝をしたりYoutubeやブログを見て時間を潰しているとあっという間に夕方になってしまった

夕方といっても昼間のように明るいので時計を確認するとびっくりしてしまう

夕日を見るために日没時間の20時前にトロペアの中心部の展望台に向かう

展望台からはトロペアの海やサンタ・マリア聖堂が目の前に見える絶好のポイントだ

ここがトロペアの夕日を一番綺麗に見ることができる場所らしい

展望台に到着すると既に夕日を見ようとしている観光客でごった返している

この展望台から見るトロペアの夕日の眺めは確かに圧巻だ

GWに訪れたギリシャのサントリーニ島の夕日も見事だったけど、個人的にはトロペアの夕日の方がより綺麗だと思う。

夕日が完全に沈むと多くの観光客が歓声を上げたり拍手をしていた。そういえばGWのサントリーニ島でも似たような現象だったなぁ。

夕日を堪能したらお腹が空いてきたので夕食を食べることにした

今日の夕食は既に寿司を食べることに決めていた

昨日の夜、トロペアの街を歩き回って一人で入店できそうなレストランが殆ど無かったので、もうレストランでパスタやワインを楽しむことは半ば諦めていたのだ

寿司屋のカウンター席ならば、ぼっちのおっさんでも浮いてしまうことはないであろう

その寿司屋はGoogleMapでたまたま見つけた。店名はあえて伏せておく。その理由は後々分かるであろう。私が宿泊するホテルの近くに店を構えていてGoogleMapの評価もかなり高い

わざわざ南イタリアの田舎町のトロペアで寿司を食べに行くのも酔狂だとは思うけど、ぼっちのおっさんがパスタやワインを楽しめるレストランが見つけられないので仕方ない💦

店内に入るとまだ客は誰もいなくて暫くは私一人の貸切状態だった

イタリア人の若者の寿司職人とその奥さん(日本人)が快くぼっちのおっさんを迎えてくれた

このイタリア人の若者職人は東京の築地の寿司屋で4年間修行したらしい

日本での修行中に今の奥さんと知り合って結婚したそうだ

飲み物はビールと日本酒とワインがあるのだが、ワインはボトルでしか頼めないので生ビールをいただくことにした

ビールはイタリアの地ビールもあれば日本のビールも複数あるがアサヒのビールを注文

トロペアの街の散策で疲れた体にキンキンに冷えたビールが沁みわって美味い😋

まずはおすすめのお通しを注文した

まだ客が私だけだったので暇だったのか日本人の奥さんが私に色々と喋りかけてくる

最初は私の事をローマやミラノに住んでいる日本人がバカンスを楽しみにトロペアまで来たと思っていたようだが、私が数日前に関西から来たことを伝えるとびっくりしていた。

日本から旅行でトロペアまで足を伸ばす日本人の客が余程珍しかったようだ。

この奥さんの出身は神奈川県横浜市でなんと私と同郷だった。なんたる偶然!!。

東京の築地の寿司屋で修行していたイタリア人のご主人と知り合って結婚してご主人の故郷のイタリアのトロペアまで遥々来たらしい。

イタリア人のご主人も4年間も東京築地で修行していたせいか、ブロークンだけどある程度は日本語を喋ることができる。

料理を提供するときはブロークンな日本語ではあるが丁寧に使っている素材や料理の説明をしてくれた

その奥さんと喋っている間にイタリア人らしき客がどんどん入店してきてカウンター席はあっという間に満席になってしまった😳

お客さんの中には常連らしきイタリア人中年夫婦がいてずっとイタリア人の店主(ご主人)とデカい声で喋りまくっていたのがちょっとウザかった💦

この奥さんは接客担当のようで流暢なイタリア語を喋ってイタリア人のお客さんを接客していた

お通しが提供されたところで日本酒を注文。寿司屋だけあって日本酒の銘柄は数多くて迷うほど揃えてありました。下手な日本の居酒屋よりも日本酒の銘柄の種類が豊富だと思う。

お通しも日本酒も美味しかったです。全てのツマミがよく出汁が効いていて美味しかった😋。日本の居酒屋の提供するツマミと謙遜ないレベルの味です。

2品目はマグロの漬けを注文。トロペア産の赤玉葱との組み合わせのマグロ漬けだった。これもマグロが新鮮で辛めの玉葱との相性もバッチリで日本酒が進む味で美味かった😋

最後は握り寿司(9巻)を注文。お客さんが増えてきたので握り寿司が提供されるまでかなり時間が掛かったかな。

店長であるイタリア人のご主人ともう一人の若い日本人の職人でお店を切り盛りしているようだ。

接客は日本人の奥さんだけで担当しているので店が混んでくると注文取りや料理の提供で大忙しだ。

肝心の握り寿司の味だが期待したほどは美味しくは無かったのが率直な感想だ。

見栄えは本格的な江戸前の寿司なんだけど、日本人にとっては感動するようなおいしさでは無いのは確か。

イタリア人にとってはこの味でも満足するかもしれないけど、美味しい寿司を食べ慣れている舌の肥えた日本人観光客が満足する味ではないと感じた。

お通しやつまみはそこそこ美味しかったのに肝心の握り寿司がイマイチなのは残念だったな💦

決して不味いわけじゃないけど日本の街中の寿司屋の方が美味いと思う

ただ、南イタリアの田舎町で寿司が食べられるお店は貴重だ

握りを食べ終わってお会計をお願いすると75ユーロ(12375円)と結構な価格だが、ビールと日本酒2合とつまみ2品、握り寿司と結構飲み食いしたので物価の高い欧州としては仕方ないだろう

まあ、日本人の感覚では飲食の内容を考えるとちょっと高いと感じるのは否めません

この価格なら日本では結構良い寿司屋や日本料理店でもっと美味い寿司や日本料理(懐石料理や天ぷら)が味わえるからです

このお店は日本人観光客が積極的に利用する店ではないのは確かです

原則としてイタリア人観光客や地元(トロペア)の人が日本食を楽しむレストランだと思います

当たり前の話だけど、日本人観光客ならばイタリアンレストランでピザやパスタやワインを楽しんだ方が満足度がはるかに高いでしょうね

とは言え、接客や店の雰囲気は良いので(日本の懐メロがバックミュージックとして流れていた😳)、イタリア料理に飽きた日本人観光客や私のようなぼっちのおっさんが利用するのは悪くないとは思います

今回はここまで!

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