コロナ禍が招いた医療不信。日本の医療提供レベルは以前から高くない。

健康

おはようございます

私はアトピー性皮膚炎と不眠症という持病を抱えているのですが、ここ数ヶ月は通院してません

何故なら、コロナ禍を契機に日本の医者というか日本の医療を全く信用できなくなったからです

日本の医療は世界一って本当か?

日本の国民皆保険制度をはじめとした医療制度は世界一充実していると言われている

確かに医療へのアクセスは比較的容易だとは思う

毎月、健康保険料を払えば(決して安くはないけどね)、体調が悪いときはクリニックを自由に受診できる

これは確かに有難いことだ

医療費が高額な米国などの国は多少体調が悪くても医者に罹らないことが一般的のようだ

言うまでもなく窓口負担が高額すぎるからだ

ちょっと熱が出たくらいでクリニックに行っていたらあっという間に医療破産してしまうのが米国だ

そういう意味で数千円の窓口負担でクリニックに診てもらえるのは有難いのかもしれない

しかし、この状況を手放しで喜ぶのはちょっとノーテンキすぎると思う

日本の医療財政が火の車だからだ

少子高齢化で現役世代が減少し医療費の高額な高齢者が増えているのだから、今の健康保険制度が持続可能とはとても思えない

近い将来、健康保険料が大幅にアップするか、窓口負担が大幅にアップするか、多くの国民に痛みを伴う医療制度改革が実行されるはずだ

多くの日本人が気軽にクリニックを受診できるのは今のうちだろうと私は思っている

また、詳しくは後述するけど日本の医療機関が提供する医療レベルはお世辞にも高いとはいえない

日本の医療機関は薬の処方や検査には熱心だが診療そのもののレベルはお世辞にも高いとは思えない

コロナ禍で医者のレベルの低さが露わになった

コロナ禍を契機として日本の医療に対する不信感が強くなった人は多いと思う

私はコロナ禍初期からマスメディアに出演する多くの医師に不信感を抱くようになった

コロナ禍初期は世界の先進国に比べて日本のPCR検査体制の脆弱さが浮き彫りになった

PCR検査体制を構築できなかったのは言うまでもなく日本政府の責任だ

無症状感染者からも感染することが分かっているのだから、PCR検査を極力多くして感染者を未感染者から隔離する必要があったはずだ

テレビに出てくる医者や感染症専門家は、PCR検査は感度が100%ではないから検査する意味がないなどと平気で出鱈目を主張するのには呆れたものだ

この世に100%正確な検査などない

PCR検査が意味がないなら血液検査やMRIやCTなどの画像診断などの各検査は全く意味が無いではないか?

100%正確でなくてもPCR検査を充実させれば多くの無症状感染者を隔離することは出来ただろう

日本は全く検査をしなかったので多くの無症状感染者が外を出歩いて感染を広げて死者を増やしてしまったのだ

 

マスクやワクチンに対する見解においても、酷い医師が多くて見ていられない

言っておくけど私は反マスクでも反ワクチンでもない

デルタ株などの強毒性株の蔓延時などはマスク着用、ワクチン接種は必要だったと思っている

ただオミクロン株のような弱毒性株が主流になってもマスク着用やワクチン接種を継続しろと言うのはどう考えても非科学的だ

そんなことを言ったら感染症が流行るたびにマスク着用、ワクチン接種するしか無いではないか

弱毒性のウイルスや細菌などを怖がってマスクをしていたら未来永劫、永遠にマスク、ワクチンを継続するしかない

こんなバカな話はないだろう

必要以上の感染対策は逆に人間が持っている免疫力を弱めてしまうと思う

ワクチンについては、デルタ株の蔓延していた時期に重症化しやすい高齢者に優先接種させたのは間違っていなかったと思う

ただ、若い人(特に児童)にワクチン接種させるのはもっと慎重になるべきだったはずだ

これだけ若い人にワクチン副反応らしい症状が増えてきて問題になっているのに、年齢に関わらずにワクチン接種を勧める医師の判断には大いに疑問を感じる

デルタ株蔓延時にはワクチン接種に積極的だった米国やイスラエルなどもブースター接種には一気に慎重になった

ワクチンの効果と副反応のバランスを考えるとブースター接種はあまり意味がないと判断した人が多かったのだろう

 

オミクロン株の蔓延時に日本の感染者や死者が世界一になるほどに急増したのはマスク着用率やワクチン接種率が高すぎた為だと、説明する専門家は少なくないのだ

コロナ禍前から日本の医療レベルは低いと思う

コロナ禍で医療不信が高まった私ですが、コロナ禍前から私は日本の医療レベルには疑問を持っていた

皮膚科

私は幼少期からアトピー性皮膚炎の持病があり、皮膚科に定期通院して、ステロイド(塗り薬)や飲み薬(痒み止め)を処方してもらっていた

アトピー性皮膚炎を現在の医学では治すことは出来ない

免疫系に介入する注射薬(デュピクセント)は導入されているが、高額療養費制度を利用してもかなり高額で一般の人が利用するのは難しい

私自身、高額で予期できない副反応を考慮するとデュピクセントを打つ気にはなれないですね

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アトピー性皮膚炎の注射療法(デュピクセント)について

原則、多くの人は塗り薬や飲み薬で対処するしかないのです

私が最近まで通院していた職場近くの皮膚科も毎回同じ薬を処方するだけで特に何かやってくれるわけでもない

日本の医療費が比較的安いとはいえ、毎月、皮膚科に通って薬を処方してもらうと結構バカにならない金額になる

症状が多少良くなればカネを払うこともやぶさかではないけど、殆ど症状が変わらないのに毎月の診断料と医薬品代を払うことにだんだん馬鹿馬鹿しさを感じるようになった

そのため、数ヶ月前から皮膚科通院を完全にやめる事にした

皮膚科で処方されるステロイドを塗布しても症状は大して改善しないので、市販の保湿剤(ワセリン)を毎日塗るだけにした

それでも全く症状は変わらないんですよね

保湿剤だけを塗るようになっても症状が悪くなるわけでも改善されるわけでもない

今まで高いカネを払って皮膚科を受診してきたのは何だったんだ?と虚しくなりましたね

何の意味もないことにカネを払っていた自分がバカに思えて落ち込んでしまいました

歯科

私は子供の頃から虫歯が多くて、大人になってからも歯医者には頻繁に通ってきた

ただ、良い歯医者だったと思える歯医者は殆どいない

治療したことでかえって痛みが酷くなったひどい歯医者も少なくない

虫歯の被せ物がすぐに外れた医者も結構いたと思う

とにかく、多くの歯医者は治療より金儲けを優先しているようにしか感じない

治療を小出しにして半年から一年近く歯医者に通わせる医師が多いのは心底呆れる

患者を長く歯医者に通わせて”固定費”で稼ぐのが歯医者のビジネスモデルかもしれないが、患者側は堪らないだろう

今も右下側の歯が沁みるので歯医者に行きたいのだが、信用できる歯医者がいないのでどうしようかと悩んでいるところだ

下手な歯医者に診てもらうと余計に酷い状況にされるので歯医者は慎重に選ばないといけない

googlemapなどを利用して評判の良い歯医者を徹底的に調べる必要がある

 

心療内科

8年ほど前、派遣契約を切られて無職になったことをきっかけに、夜に全く眠れなくなってしまう日が増えた

以前から何か悩み事や仕事でストレスを抱えると眠れなくなることは結構あった

しかし5日間連続して一睡もできない日々が継続して、流石にこれはヤバいぞ!と感じて、溜まらず不眠症治療を専門にしている心療内科に駆け込んだ

色々と睡眠薬を処方してくれるのだが、あまり効果は感じられなかった

別の心療内科を転々として、強めの睡眠薬や精神安定剤を処方する心療内科に行き着いた

この心療内科で処方される睡眠薬は私にはよく効いて不眠症からは解放された

しかし、多くの睡眠薬は習慣性や依存性が強くやめられなくなる傾向にある

私に処方される睡眠薬も強めのタイプのもので服用を継続するのが流石に怖くなってきた

担当医師にそのことを相談しても、”この睡眠薬は長年使われてきているから服用を継続しても全く問題ない”との一点張りで睡眠薬を減薬することや他の不眠症療法の提案は全くなかった

私はこの医師に不信感を持ち始めたので自分なりに少しづつ睡眠薬の服用を減らしていく事にした

急に減らすとリバウンドで以前より強い不眠症を発症するので注意しなければならない

半年ほどかけて睡眠薬の服用を減らし続けて今は何とか睡眠薬がなくても眠れる日々が送れるようになった

ただ、その日の体調によっては眠れなくなる日もあるので全く安心できる状況ではない

また不眠症を発症するのではないか?とビクビクする毎日を送っている

私が色々な心療内科を転院して感じたことは、心療内科医は睡眠薬を処方するだけで、他の不眠症治療を全く提案しないことだ

完全に製薬会社の手先になって睡眠薬販売員と化している心療内科医師ばかりでウンザリして心療内科の医師を全く信用できなくなった

整形外科、ペインクリニック、頭痛外来、脳神経内科

4年ほど前に後頭部の頭痛を発症したのだが、しばらく放置していると眠ることができないほどの激痛になった

堪らず、近所の脳神経内科を受診して脳と頚部のMRI検査を受けたのだが画像診断の結果では異常はないと言う

その後はペインクリニックに行って頚部に痛み止めを注射してもらったり、痛み止めを服用したりしたけど全く効果はなかった

頭痛専門クリニックで再度MRI検査をしたりの繰り返しだったが、どこの医師も異常なしと主張するばかりだった

しかし、後頭部の頭痛は治るどころかひどくなる一方で後頭部の痛みで寝返りすることもできなくなった

当然、一睡もできない日々を過ごすことになり本当に辛かった

ダメ元で近所の整形外科を受診して今までの経緯を説明すると、そこの医師が総合病院の脊椎外科に紹介状を書いてくれた

紹介状を持って総合病院の脊椎外科を受診した

その医師に今までの経緯を説明するとその医師は頭部ではなく頚部に異常があるようだ診断した

頚部のCT画像診断と血液検査の結果から頚部脊椎に炎症を起こしていることが分かった

ステロイド(強力な抗炎症剤)を服用して様子を見ましょうとその医師から提案されてステロイドを服用し始めると後頭部の痛みは直ぐに治った

ただ、ステロイドはすぐに服用をやめるとリバウンド(また炎症が再発する事)する可能性があるので少しづつ服用を減らすことになった

3週間ほどかけてステロイドを減薬して無事に治療は終わった

後頭部の痛みは再発する事なく完全に治すことができた

この後頭部の炎症の治療で疑問に感じたのは、今まで散々、頭部と頚部のMRI検査したのはなんだったんだと言うことです

頚部に炎症があったのだからMRIでも検出できたはずだ

多くの医師はMRI画像診断もまともにできないほどのヤブ医者だった事になります

ネットで調べてみるとMRIやCTの画像診断は専門医でないと難しいらしいことが分かった

だから総合病院には画像診断専門医が必ずいる

町医者レベルでCTやMRIを使いこなすことは難しいのだろう

最近はCTやMRIを装備するクリニックが珍しくないが、医師が画像診断を正確にできないようではいくら装置を導入しても全く意味がないのは言うまでもない

私は頚部脊椎の炎症を経験して、CTやMRIを装備するクリニックを全く信用できなくなった

CTやMRIは総合病院の画像診断専門医に任せるべきだと心から思う

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昨年末から続いていた頭痛の原因は脊椎の炎症。最終的には脊椎外科でステロイド投与治療で治りました。

まとめ

マスク着用やワクチン接種の見解が二転三転している専門家や医師が多くて、医師に不信感を抱いている人は少なくないと思います

コロナ禍で日本の専門家、医師のレベルの低さが露呈したのは間違いないと思っています

ただ、日本の医療レベルというのはだいぶ前からレベルは低かったのだと思う

私は自分の経験からそう感じています

個人的には、コロナ禍で医師のレベルの低さが露わになって、多くの国民が医師の意見を鵜呑みにしなくなったのは良かったことだと思います

かかりつけ医の診断や治療に疑問を感じたらできるだけ色々な医師を回る方が良いと思います

それでできるだけ早く専門医にたどり着けるようにするのがベストです

町医者というのはあくまでも医療の入り口であり、レベルの高い医療を提供できるのは専門医しかいないと思ってます