私は最近、このブログをカフェで書くのを控えている
家の近所に300円でコーヒーが飲めるカフェがあり、毎週末はそこにmacbookを持ち込んでブログを書いていた
カフェといえばスタバやミスドを想定する人が多いだろうが、値段とコーヒーの味のバランスはこのお店が上回っていたので結構気に入っていたのだ
スタバのカフェラテは美味しいけど500円超えるし、ミスドはコーヒーが300円強だが美味しくはなかった
マクドはミスドより安く比較的美味しいコーヒーが飲めるけど、私の家の近くのマクドは席が狭い上にいつも混雑していて喧しくブログを書くのには向いていなかった
そのカフェではブログだけでなく英語の勉強などもしていた
更にこのカフェは様々な雑誌(週刊SPAや週刊文春など)が置いてあったのでテレビや新聞を全く見ない私にとっては貴重な活字情報源になっていた
日本のスタグフレーション(低賃金下のインフレ)はマジでやばい
しかし、インフレの波は私のお気に入りのカフェにも着々と蝕み始めた
まず、昨年中旬にコーヒーが300円から350円に値上がりしたがその時はまだそのカフェに通い続けた
しかし、とうとう今年の3月に400円に値上がりした
コーヒー1杯に400円はさすがに高いなあ💦、と思いはじめたものだ
そこそこ美味しいコーヒを提供してくれるとはいえ、自宅でも今は美味しいコーヒーを飲める時代だ
例えば、レギュラーコーヒーのモンカフェなどは10回分が500円ほどだ
抽出したコーヒーに牛乳を加えればスタバ並みの味のカフェオレを自宅で飲む事ができる
こう考えるとコーヒー1杯飲んでブログを書くために毎回400円を出すにはさすがに馬鹿馬鹿しく感じる
少なくとも定期的にブログを書くためだけに400円も払う財力は私にはない
こう書くと、カフェでのブログ執筆は投資になるから、その程度の出費は気にする必要はないでしょ?と言う人もいるかもしれない
確かにブログは文筆業に分類される個人事業であり、何であれ事業には投資がある程度必要だ
ラーメン屋やカフェなどの飲食店などを出店するには、特に大都市圏に出店する場合は多額の初期投資(資金)が必要になる
初期投資が終わった後も料理などの味の追求のために様々な継続的な投資(勉強)が必要だ
継続的な投資をしなければライバル店に負けてしまい撤退を余儀なくされるからだ
ブログは飲食店ほどの初期投資(資金)はもちろん必要はない
パソコンやスマホとサーバー契約、ドメイン契約をするだけで自分のオリジナルブログをネット上に開設できる
関連記事
パソコンやスマホなどは今では誰でも持っているので初期投資は必要のない事業とも言える
サーバー代やドメイン代はブログを継続するための固定費だが個人ブログなら年間15,000円程度だ
初期投資も固定費も少ないブログはその気になれば誰でも始められる個人事業だ
しかし、それは裏を返せば、ブログは参入障壁がゼロの事業なので誰でも参入しやすい過当競争(レッドーシャン)の事業でもあるということだ
私がブログを始めたのは5年前だが、その時はまだ無名の個人でもブログでそこそこ稼げる時代だったのだけど今は大手企業や多くの有名人もブログに参入してくるようになって、個人ブログで稼ぐのは極めて難しい時代になった
例えば、稼ぐ個人ブロガーで有名だったイケダハヤト氏(イケハヤ氏)などは数年前にブログに見切りをつけてYoutubeチャンネルを立ち上げ、Youtubeも過当競争になった後は、Youtubeチャンネルも畳んで別の個人事業(NFTなどの仮想通貨事業)を展開している
イケハヤ氏に限らず、多くの個人ブロガーは収益低下に悩んでいるようだ
私が閲覧する多くのセミリタイアブロガーも大幅なブログ収益ダウンで短期アルバイトなどを併用しないと生活していけないようだ
ブロガーにとって現在は冬の時代
私なんかはこの5年間全くブログで稼げていない
サーバー代とドメイン代すら稼げていない超弱小ブロガーなのです😆
イケハヤ氏みたいにメチャクチャ稼ぐブロガーになれるとは流石に思っていなかったけど、多少の小遣い稼ぎ(毎月数万円)はできるかなと思って始めたのがブログだったのだ
しかし現実はそんなに甘くはなく大変に厳しかった
自分のこれまでの経験や読んだ本の紹介などをコツコツと記事にしてきたのだがいまだに読んでくれる人は少ないし全く読者は増えない
理由は色々とあるのだろうけど、最大の原因は私の経験談にオリジナリティがないからだろう
それは当たり前だ
私は30年弱、凡庸なサラリーマン生活をしてきた人間なので他人が興味を持ってくれる経験は全くないと言っていい
関連記事
サラリーマンが副業で運営しているブログでも成功している事例はあるけど少数派だ
彼らはサラリーマンとはいえ、他人が興味を持つ個性ある経験知識がある
豊富な海外旅行経験、セミプロレベルのガジェットの知識、転職成功させた勝ち組サラリーマン、個人破産経験などなど・・・
ブログの読者のほとんどは私と同じくサラリーマンだろう
だから多くのサラリーマンが持っていない経験、知識がないと原則としてブロガーとして稼ぐのは難しい
私自身、平凡なサラリーマンの日常ブログなど読みたいとは思わない
私がよく閲覧するのはサラリーマンを辞めてセミリタイアした人達のブログだ
私がよく閲覧するセミリタイア者のブログ
FIREという言葉が市民権を持つようになってセミリタイアが現実的になってきたとはいえ、実際にセミリタイアする会社員はまだまだ少数派だ
実際、私の知り合いや現在の派遣先大企業を見回しても若くしてセミリタイアする人は殆どいない
現在の日本は不景気に喘いでいるとはいえ、どこの企業も大変な人で不足であり20代、30代の若い人にとっては転職市場は超売り手市場だ
条件の良い就業条件で転職できるから、あえて大きなリスクを取ってセミリタイアしようと思う若者は少ないのだろう
だからこそ、セミリタイアした若者の情報発信には大きな価値があるのだ!
彼らは多くのサラリーマンが保有していない沢山の知恵、知識、経験を持っている
そんな彼らのブログも以前のように稼ぐのは難しくなってきていて、かなりクオリティが高いブログでも月一万円以下しかアドセンス収入を得られなくなっていることは珍しくない
以前は月10万円以上稼いでいた彼らでもこの状態だから、私のような大した知識経験のないサラリーマンブロガーが全く稼げないのは至極当たり前のことなのだ
ブロガーにとって冬の時代なのは間違いない
ブログは稼げないが余暇の暇潰しに向いている
そんな冬の時代に何故、私がブログを継続しているのかといえば、暇潰しの要素が一番大きい
ブログ運営は一種の創作活動だ
ブログを書くためには自分の経験、知識と向き合わなければならない
自分の今までの人生を系統的に振り返ることにブログは結構役に立っている気がする
どういうテーマの文章を書くのか?、文章をどう構成するのか?、など結構考えることが多い
また、今までの自分の経験や知識だけではブログを継続するのは難しいので、新しい知識や経験を意識して常に取り込む必要がある
新たな知識経験を仕入れるために自分の興味ある分野の本を読んだり、旅行したり、趣味に打ち込んだりすることも必要なのだ
ささやかな創作活動で休日の時間の一部をほぼ無料で潰せるのだからブログは悪くない暇潰しだと思っている
最後に 〜休日は消費活動から創作活動にシフトしましょう〜
今の日本は経済低迷、深刻な少子高齢化が進んでいます
多くのサラリーマンは収入は減ったりリストラされたりするのが当たり前になっている
さらに異次元の少子化対策費、急増する後期高齢者ための医療費増大などのため、税金や社会保障費が今後も増大するのは避けられないでしょう
また、日本は収入が下がりながら物価が上がり続けるスタグフレーションという最悪の局面を迎えてます
日常生活品のインフレで家計が苦しくなっている人は沢山いるはずです
もう、昭和のように経済成長して給料が毎年上がって豊かな生活を目指すことなど庶民には幻想なのです
多くの庶民は経済的に苦しくなることは避けようがありません
だから、仕事の後に毎日飲み歩いたり、休日にグルメやショピングやレジャーを楽しむ消費に頼る生活が破綻するのは明らかです
多くのサラリーマンは消費でストレスを発散するような習慣を早めに脱却する必要があります
消費せずに生活を楽しむことを真剣に考える必要があると思います
色々なやり方があると思いますが、やはりお金をかけずに生活を楽しむ手段は”創作”だと思います
創作というと作曲するとか小説を書くなど、一部の天才だけの特権と思う人がいるかもしれませんがそんなことはありません
毎日の自炊料理も立派な創作活動ですし、読書や自身の経験をブログで執筆すること、楽器を演奏すること、歌を歌うこと、Youtubeで自身の日常生活を配信する、iPadで絵を描く、スマホカメラで日常風景を撮影してアルバムを作ることなども創作活動です
何でも良いので自分が何かを生み出すことをすればいい
このような簡単な創作活動をして休日や仕事終わりの平日の夜の時間を潰す習慣を身につけることが消費習慣を抜け出す第一歩になります
創作活動は簡単なものでもそれなりにエネルギーが必要です
この弱小ブログを書くのにもそれなりのエネルギーと時間を費やします😄
だから、多くの仕事で疲れたサラリーマンは余暇にテレビをダラダラ見たり、飲み歩きやショッピングという”受動的な活動”という楽な方向に行きがちです
ただ、そうした受動的な楽しみを享受する生活に浸っていると永遠に消費型生活から抜け出すことはできないでしょう😔
最初は短時間でもいいので日々の生活の中で創作型の活動をすることをお勧めしたいです
そうすれば消費活動より創作活動が楽しくなっていき消費活動物足りなくなっていくはずです
関連記事