ゆうこすさんの共感SNSの紹介。発信テクニックよりもSNS上で自分をどう見せたいのか?誰に発信するのか?の重要性を学べる本です。

読書

はじめに

こんにちは。

ゆうこすさん著書の共感SNSを紹介したいと思います。

この本を知ったのはインフルエンサーのななえもんさんの影響です。7月にななえもん神戸というイベントが神戸で開催されて、私はそのイベントに出席したのですが、そのイベントの中でななえもんさんが共感SNSを勧めていたんですよ。

私は新しもの好きというか、有名人が勧めたものは極力試してみたいと思うタイプなんです(笑)。

共感SNSはSNSでの仕事の作り方の本なのですが、テクニックだけの本ではありません。

ゆうこすさんはテクニックよりも、自分をどのようにSNS上で見せていくのか?自分をどう作っていくのか?が一番大事であると考えているようです。

自分をSNS上でどうプロデュースしていくのか?が決まらないと、いくら発信テクニックを磨いてもうまくいかないだろうとゆうこすさんは考えていると思います。

この本の購買層は10〜30代のSNSで稼ぎたい層だと思います。ただ、私はこの本をフリーランスだけでなく、一般のサラリーマンにも読んでほしいと思います。

サラリーマンは言われたことだけやる指示待ち人間が多いと思います。私もそうです(笑)。ビジネスを主体的に作る心構えが色々と書かれているので、受け身で仕事しがちなサラリーマンに参考になる考え方も結構記載されていると思うんですよね。ゆうこすさんはそこまで考えてこの本を書いているとは思えませんけど(笑)。

オススメしない対象は、SNSを使って発信したことがない人です。ツイッター、インスタグラム、ブログなどを全くやっていない人にはオススメしません。なぜなら書いてあることに共感できないと思うから。

この本は、インスタグラムの攻略法を記載している箇所が結構ありますが、私はインスタをあまり使わないのでよく理解できませんでしたね(泣)。インスタグラムも勉強しなければ・・・

共感SNSについて

ゆうこす とは?

福岡県出身の元アイドルの実業家。実業家になる前はニートだったそうです。

ニート時代に色々な自己プロデュースを研究しモテクリエイターという肩書きで現在は色々なビジネスを手がけています。

そんなゆうこすさん著書のこの本は一言で言うと、前向きな気持ちにさせてくれる本です。

なんでも思いついたことをとにかく試してみようかな?と思わせてくれる本ですね。

ゆうこすさん自身、色々とトライアンドエラーを繰り返しながら現在の成功を掴んでいるので本の中での主張には説得力がありますよ。

印象に残った箇所、フレーズ

相手を限定するほど届きやすい

→雑記アカウントではフォロアー(ファン)を増やすのは難しいと言うことかと思います。これはなかなか難しいですね。私自身、今だに自分をSNS上でどのように見せていくのか決められません。だから相手を限定して発信することができないんですよ。私は資産運用関係の発信をよくしますが、自分が本当に資産運用が好きなのかと聞かれたらNOですからね。成り行きというか資産運用は興味がある人が多いから発信していたらフォローする人がそのうち増えるんじゃね?という甘い考えなんですよね(笑)。

柔軟な対応ができる人だけが、変化の激しいSNSで生き残っていける。

→確かにその通りかと思います。自分の発信したいことを発信するのは基本的にはOKだと思いますけど、それでうまくいかないようなら別の軸を取り入れていかないとダメですよね。SNSは競争が激しい市場なので人と同じ発信をしても埋もれてしまいます。色々と試して他者と差別化していく柔軟性が求められますよね。

発信力アップにはとにかくインプット

→これはその通りと思いますね。まずは最低限の知識を仕入れないと発信も何もないですから。仕入れた知識に対する感想を述べたり、その知識から新たな発想や発信のネタが生まれることもありますから。

フォロアー数=ファンの数ではない

→これは私もツイッターで投稿してて感じます。私はフォロアー数の割にいいねやリツイートが極端に少ないんですよ。自分の発信に共感してくれないフォロアーが沢山いてもあまり意味はないですよね。数少ないフォロアーでも熱量がある人なら自分の発信をリツートなども積極的にしてくれますからさらにフォロアーが増える可能性も高まります。ありがたいフォロアーです。

PR(広告)のために自分のアカウントを安売りしない。せっかく育ててきたファンを減らす可能性もある。

→これはアフィリエイトやっている人にとっては耳の痛い指摘だと思います。自分が大して気に入っていない商品をPRすると、フォロアーが減るリスクが高まります。要は日頃、SNSで主張していることと全く違う商品をPR(提灯記事を書く)している姿勢を見てしまうとフォロアーは白けてしまいますよね。

私の場合だと、資産運用ネタで投資信託は手数料の安い商品に限定するべきとよくSNSに書きます。その私が手数料の高いロボアドバイザーなどをブログでPRするとフォロアーは白けると思うんですよね。この人、所詮、カネ(アフィリエイト報酬)のために提灯記事書くような人なんだなと思われてしまいますからね。当然心は離れてしまうでしょう。

私もカネ(アフィリエイト報酬)のために提灯記事を結構書いているので、耳の痛い指摘でしたね(笑)。

人脈は死ぬ気で作る

→有名人(幻冬社の見城社長や堀江貴文氏など)と会う時のゆうこすさんのエピソードが面白い。

タイムバンクで100万円以上払って見城社長に会う機会を作るというのが凄い行動力だしお金の使い方も賢いと感じました。金は使うべき時には惜しまず使って自分に投資するといういいお手本ですね。

100万円以上使って見城さんに会っても見城さんに気に入ってもらえるかどうかなんてわからないわけです。逆に嫌われる可能性だって否定できない。ゆうこすさんはすごく勇気があるなと感じました。

私はツイッターフォロアーにオフラインで会ったことがあるのですが、私の発言や容姿が気に入らなかったのか、会った後にフォローを外されたことがあります(泣)。このように憧れの人に会ったからといって良い結果になるとは限らないわけです。

見城さんの好きなファッションを調べて高額なブランド服を購入したエピソードも凄いですね。人脈を作る執念を感じました。

ホリエモンとの初対面のエピソードも面白い。待ち合わせ場所のお店の前でライブ配信しながらホリエモンを待っているなんて、斬新なアイデアだと思います(笑)

というのは有名人はありきたりな自己紹介は聞き飽きているので、鮮烈な印象を残すにはかなりの工夫が要求されると思うんですよ。

これはサラリーマンにも言えることですね。面接官なんて紋切り型の自己紹介とか志望動機なんて聞き飽きてウンザリしていると思うんですよね(笑)就活の面接でもこのゆうこすさんの心構えやテクニックは生きると感じます。

PDCAよりもDCPA

→この考え方は面白いと思うし、有益。PDCAはビジネスマンの常識的な仕事方法として定着していますが、時間軸が抜けているような気がするのです。

というのはP(PLAN)にやたらと時間をかけている人が多くて、ここでライバルに負けてしまう個人や企業が多いと思うのです。もっとひどい人になるとPLANを考えすぎて結局は何も行動に起こせない人も少なくない。私はその傾向があるのでよくわかります。

PDCAは現代のような変化の早い時代には合わない仕事方法だと思います。

まずは何か思いついたことをD(DO)やってみる。そしてC(CHECK)不具合を確認しながらP(PLAN)計画を考える。そしてA(ACTION)行動に落とし込んでいく。

DCPAは変化の早い時代には理にかなっていると思う。ライバルに先手を取られないためには直感的に思いついたことをすぐにやってみることが重要と思います。やりながら不具合をチェックして効率の良いことを思いついたら計画を練り直して行動に落とし込んでいけばいい。

この行動を回せる人はSNSビジネスを成功させる可能性が高くなると思います。

まとめ

ゆうこすさんは有能なビジネスパーソンです。ニート時代から自己プロデュースを初めて、リスクをとって色々なことに挑戦、失敗を繰り返して現在の成功を掴み取りました。

ゆうこすさんのこの仕事に対する姿勢は年齢、性別を問わず、様々な人の共感を得るのではないですかね。

実際この本はすごく売れているようですし・・・

 

私はこの本を以下の人に勧めたい

⭐️ブログやツイッター、インスタグラムなどSNSで収益を上げようと日々試行錯誤しているがうまくいかない人

→基本的なSNS発信テクニック+発信する心構えが学べます

→発信テクニックよりも発信マインドを重視している本です

⭐️企業に勤めるビジネスマン

→ビジネスマンにも参考になる考え方や真似した方が良い仕事論も色々記載されていると感じました。ゆうこすさんはそこまで意識してこの本を書いているとは思えませんが(笑)。

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