何故、投資が必要と主張する人が多いのか?
こんにちは
年金問題が最近はクローズアップされることが多くなり、銀行預金の貯蓄だけで大丈夫なのか?と不安に思っている人も多いでしょう。私がまさしくそうで、2年前に世界株式投資やロボアドバイザー、ソーシャルレンディング(貸付型クラウドファンディング)に手を出し始めました。
国の年金政策は心許ないので、ゼロ金利時代で増えない円預金だけでは老後が心配になるというのは多くの日本人にとっては無理からぬことだと思います。
大型書店を歩き回ると、年金崩壊、日本崩壊などと不安を煽るような本の内容が否が応でも飛び込んできますからね。
ただ、私としては、投資をやってみたいなと感じている人にはちょっと立ち止まって考えてほしいのです。
勉強できる人は投資はした方が良いが、投資がマストとは思わない理由
投資というと、お金が確実に増えて戻ってくると思い込んでいませんか?
もしあなたがそう思っているのでしたら、金融機関や世論に完全に洗脳されていると思います。
投資が全部ダメと言うつもりは毛頭ないですが、庶民の不安を煽って、怪しい儲け話を持ちかけるのはいつの時代にもあることです。今は年金不足問題がクローズアップされているので、怪しい儲け話に引っかかりやすい状況だと思います。
国も貯蓄だけでなく投資を推奨しています。
投資商品である積み立てNISAやiDeCoに減税措置を講じているのは、国も国民に対して投資でお金を増やすように促したいからです。
ただ、あくまで投資なので損する可能性が十分にあるのです。
積み立てNISAやiDeCoに使われている金融商品はさすがにめちゃくちゃ怪しい商品はないとは思います。
大抵の人は先進国インデックスファンド、新興国インデックスファンドなど手数料の安い投資信託を中心に購入しているはずです。
ただ、世界インデックスファンドも世界経済が落ち込めば当然暴落します。
リーマンショックの時は一時的に世界株式は6割ほど値を下げたはずです。
投資開始直後や若い時なら、株価暴落もかすり傷ですけど、老齢期になって数十年積み立てた株式が暴落して3分の1とかになったら、もちろんかすり傷ではすみません。
株価暴落のタイミング次第では生死を分けることになりかねないのです。
現に、リーマンショックの時は米国の投資家は自殺した人も多かったのです。
証券会社やロボアドバイザー業者は世界インデックスファンドに長期で積み立て投資すれば損する可能性は低いと主張します。
もちろんその通りです。
ただ、長期投資すれば損失を出すリスクが減るだけで損失する可能性がゼロになるわけではありません。
こういうことを話すと、日本円預金だって危ないではないかと批判が飛んできます。
それも事実です。
日本は少子高齢化で産業競争力も落ちぶれているにも関わらず、国の借金は1000兆円を超えて今でも毎年増え続けています。
今のままではいずれは、円の価値は必ず暴落するでしょう。
ただ、明日明後日に円の価値が暴落するわけではないでしょう。
円暴落を煽る人は投資を勧めて自分が儲けたいだけなのだと思います。
そういうわけで、私は円預金と世界株式やコモディティ(金など)、世界債権などを分散して保有した方がいいと思っています。
私も今だに手探りで勉強中ですけどね。
とにかく私が言いたいのは、投資する前にある程度は書籍で勉強した方がいいということです。
ある程度は投資の知識がないと、怪しい投資話や手数料の高い金融書品を買わされる羽目になりますよ。
大型の書店にけば投資コーナーは必ずありますから、数冊初心者用の投資本を読んだ方がいいです。
ちなみに参考として私が読んだ投資本の一部を紹介しておきますね🔻
私は投資で色々と失敗しています
このように投資について偉そうに語っていますが、私もシャレにならないくらい投資には失敗しています。
それらの一覧がこちら🔽
1 新築マンション購入→売却
マンションなどの不動産を購入することも立派な投資ですよ。私は地方のマンションを2700万円で購入し、12年後に1500万円で売却しました。なんと1000万以上の損失です。何故、売却したのかというと転勤になってしまったからです。一時期は賃貸にも出しましたが、全然儲かりませんでした。修繕積立金や管理費、固定資産税などの固定費や住宅ローン、入居者が入る前のクリーニングなどを賃貸収入から差し引くと赤字でしたね。
入居者の方が3年で退去したので思い切って売却することにしました。新しい入居者を探すのも大変ですし、こちらの希望する賃料で入居してくれる人が現れるとは限りません。
空室期間が長いと固定費などの損失がどんどん膨らんでいきますから。損することがわかっていても売却して損切りするしかありませんでした。
私はこの経験から、サラリーマンには不動産購入は絶対に勧めません。大都市近郊の人気エリアなら値崩れもしないからいいかもしれませんが、そういうところは普通のサラリーマンは購入は無理です。
あなたが普通のサラリーマンならば大人しく賃貸が無難です。
2 ロボアドバイザー
ウェルスナビなどの投資のロボアドバイザーが人気ですよね。
世界株式、不動産、債権、金(ゴールド)に入金するだけで分散投資できるので忙しいサラリーマンには確かに良いサービスだと思いますよ。
ただ、ロボアドバイザーには、金融商品として致命的な欠点があります。
私もウェルスナビとTHEOというロボアドバイザーを利用していますけど、何しろ手数料が高い(資産評価額の1%)。
100万円預けたら毎年1万円引かれます。十年で10万円引かれます。500万円預けたら50万円も十年で引かれるのですよ?
高すぎると思いませんか?
先進国株式のインデックスファンドが0.1%の手数料で運用ができる現在、さすがにこの手数料1%は高すぎます。
私がロボアドバイザーを始めた時は1%の手数料が如何に高額であるか知らなかったんですよ。
現実に、投資経験が長い人はロボアドバイザーには批判的な人が多いです。
ロボアドバイザーは投資初心者をカモにした情報弱者ビジネスといって良いです。
私は現在、少しづつロボアドバイザーから資金を引き出しています。
今年中に全額引き出して現金化して世界株価が下がった時に世界株式を購入する資金に充てたいと思っています。
3 ソーシャルレンディング
貸付型クラウドファンディングです。色んなが業者がありますけど、私はmaneo、クラウドバンク、クラウドクレジット、オーナーズブック などに投資してきました。
ところが、業界最大のmaneoが多数のファンドで配当、償還延滞を繰り返し、現在は新規ファンドを停止しています。
私も60万円以上資産を凍結されています。
おそらく、ほとんどの資産は戻ってこないでしょう。まあ、投資というのは元本保証ではないので投資金を凍結されてしまうリスクがあるのですよ。
ただ、まさか業界最大のmaneoでこのようなことになるとは誰も思っていなかったと思うんです。
証券会社で言えばネット証券最大のSBI証券が多数の投資詐欺を働くようなものですよ。
maneoは多数の投資家から訴訟も起こされていて、その損害賠償によってはmaneoは破産するのではと私は睨んでいます。
maneoだけではなく、過去にも色んな業者が投資金凍結を起こしているので、ソーシャルレンディングに興味ある人は調べてみてください。
まあ、私はソーシャルレンディングはお勧めしませんね。
比較的安心と言われるオーナーズブック などもリスクはそれなりに高いと思いますよ。
もしソーシャルレンディングに投資するなら投資金が全額戻ってこないことを覚悟して投資することを肝に命じておきましょう。
4 仮想通貨
少額ですが、ビットコイン、イーサリアム、XEMなどを複数分散して保有しています。
私が購入した後に暴落したので、含み損を抱えたままです。
ただ、投資額が少額(15万円)だったのが救いでした。
私は仮想通貨の技術であるブロックチェーン技術は将来的に有望な技術だと思っているので仮想通貨を売却するつもりは現在ありません。少なくとも5年くらいは保有するでしょう。
ブロックチェーンの技術が世界で普及していけば価値は上がっていくでしょう。
逆にブロックチェーンが既存の法定通貨に対して価値を持たなければ、ただの電子ゴミになるでしょう。
もちろん仮想通貨の将来なんて誰にもわかりません。
仮想通貨は勧められるか?といったら、まずはブロックチェーンの勉強をしてくださいというしかありません。
今は書店の仮想通貨のコーナーに行けば必ずブロックチェーンの本が置いてあります。
興味があれば簡単な本でもいいので一冊買って読んでみるといいでしょう。
既存の法定通貨が如何に時代遅れな技術なのかわかりますよ。
ブロックチェーン技術に将来性を感じるようなら、無理のない範囲でビットコインを保有するのも悪くないですね。
私は野口さんの”ブロックチェーン革命”でブロックチェーンの概要を掴みましたよ。
まとめ
本当に投資が必要なのか?という観点で私の失敗談も交えて少し偉そうに?語ってみました。
個人的には投資はある程度は必要と考えます。
なぜなら、日本円の価値も今後はどうなるかわからないからです。おそらく円の価値は下がるだろうと思っています。
ただ、投資方法はたくさんの種類があるので初心者は損をしやすいのです。
そこで各自でお金についてしっかり勉強する必要があります。
私自身も勉強中で人様に偉そうに話せるレベルではないことは重々承知しています。
それでも、もし人にどんな投資がいいのかを勧められたら以下の金融商品を推しますね。
1ニッセイ外国株式インデックスファンド
→日本以外の先進国企業全体に分散投資できる。手数料も0.1%と安い。
2三井住友・DC外国債権インデックスファンド
→先進国債権全体に分散投資できる。株式が暴落した時のヘッジになる。手数料も0.23%と安い。
3 三菱UFJ 国際 eMaxis Slim 新興国インデックス
→中国をはじめとした新興国の企業に分散投資できる。先進国株よりもリスクは高いが成長する可能性もあるので少額は保有しておきたい。手数料も0.21%と安いです。
そのほかにもリート(不動産)、金(ゴールド)などのファンドもありますけど、それらは投資に慣れてきてからでもいいでしょう。投資やったことない人は、まずはSBI証券や楽天証券に口座を作るべきですね。
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