余計な投資行動は何もしないことにも劣る
おはようございます
私は株式投資を始めて約5年が経ちました
投資対象は殆どが世界株式、先進国株式です。日本株は殆ど購入してません。
大雑把に言えば、私の資産構成は日本円と世界株式の二本立てとなっています
iDeCoや積み立てNISAで世界株式を少額積み立てているのと、現在のような株価暴落時に世界株式を少額スポット購入することが多いです
その意味で3年前のコロナショックの時に世界株式をスポット購入しなかったのは今でも後悔しています
日々資産が溶けていく証券会社の口座を見たくもありませんでしたしね(笑)
コロナショックのような株価大暴落時の株式スポット購入はタイミングが難しいのです
購入タイミングとしては暴落が収まって少しつづ株価が上がり始めた頃が最適だと思いますが、言うは安く行うは難しの典型で、それが簡単にできるのならこの世の中は大金持ちだらけですよね(笑)
暴落している最中には投資家は精神的にかなり動揺します
日々、資産が大きく溶けていくのだからそれも当然です
そんな中で冷静に投資タイミングを判断するのは多くの人間にとっては無理ゲーと言えるでしょう
コロナショックで暴落時の投資行動がいかに難しいかを知りました
まあ、私を含めた多くの凡人は積み立てNISAやiDeCoで何も考えずに淡々と積み立てるのが良いのかもしれません
余計な投資行動は何もしないことに劣ることを知っておいた方が良いと思います
日本が経済成長することはあり得ないと思っています
今は日本円資産の方が多いですが、世界株式の比率をできるだけ高めたいと思っています
日本円は株式と異なりキャッシュ(配当金)を産まないからです
それと現在、大幅な円安が問題になっているように、将来的にも円安が加速すると私は思っています
急速に悪化する少子高齢化、製造業をはじめとした古い産業構造、見るも無惨なIT化の遅れ、GDPの2倍以上の国債、腐敗した政治などを考えると日本が今後経済成長することはまず考えられません
今になってようやく兵庫県明石市のように少子化対策に積極的な自治体もちらほら現れてきましたが誰がどう見ても時すでに遅しですよね
政党も経済成長を謳っている政党が多いもののその政策は首を傾げたくなるものばかり
現実不可能な非現実的な政策ばかりで呆れるばかりです
まあ、政治家というのは自分が当選すれば美味しい思いができるので国がどうなろうがどうでも良いわけです
選挙の時は国民に耳障りの良い非現実的な政策を吹聴すれば多くの国民(厳しく言えば愚民)は投票してくれることを彼らは知っているんですよね
衆愚政治ここに極まれりという感じがするのが今の日本なのです
こんな日本の状況では経済成長どころか現状維持も難しく、少しづつ没落して気がついた頃にはドツボにハマっているような感じがしますね
こんな状態では円安にならない方がおかしいと思うのです
とは言え、通貨の価値というのは国力だけでなく国際政治的な影響や国際経済の影響を大きく受けるので絶対に日本が円安になるとも言い切れないのが難しいところです
株式投資初心者に良い本だと思います↓
日本円と世界株式の二本立てで資産運用している私ですが、困っているのが最近の円安です。
私だけではなく、世界株式に投資している人は難しい立場に立たされていると思います
大幅な円安になった分、日本以外の先進国や新興国の株式は非常に割高になっているからです
まあ、積み立てNISAやiDeCoは放置して淡々と積み立てれば良いのですが、世界株式のスポット購入は割高な買い物なのでいつも悩みますね
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とは言っても日本円の資産を多く持っていても円安とインフレの影響で実質的な資産は目減りしていくだけです
年始には1ドル110円程度だった為替が今は1ドル145円です
これは世界経済における日本円の価値が3割近く低下したことを意味しています
これは結構凄いことですよ
年始に1億円の円預金があった人も現在の資産は年始と比べて7000万円程度の価値しかないことになります
株価が一年弱で3割も下がったら日本株だろうが米国株だろうが大騒ぎになりますよね
日本円の価値が一年弱で3割も下がっているのに多くの日本人は平然としていることが私には非常に不可解なのです
まあ、江戸時代のように鎖国していたら米ドルベースでの日本円の価値が大きく下がっても生活に支障はないでしょう
しかし、今は違います
日本も世界各国と貿易している以上、グローバル経済から逃れることはできません
グローバル経済の基軸通貨は米ドルです
食料品(小麦、豆、肉類、魚介類、果物)や石油をはじめとした多くの生活必需品を日本は輸入しています
輸入品は円安の影響で大幅に物価が上昇するのは避けられません
これから時間差で日本人の生活に大きな打撃を与えるはずです
ガス代や電気代や水道代は間違いなく高騰するでしょう
グローバル経済下で日本円だけの資産を持つのが危険というのはそういうことです
だから、多少のリスクをとっても資産運用するのが今の日本人には必須だと思います
多くの日本人は気が付いていないのかもしれませんが、日本円だけを保有するのも十分にリスキーです
それは没落国家日本に100%投資していることを意味します
繰り返しますが今年になって一年足らずで日本円の価値は3割程度も減少しているのですよ!!
私が一番最初に読んだお金に関する本です↓
米国株式だけに投資を集中させるのは危険だと思う
私のように世界株式でも良いし、米国株式でも良いし、日本株式、世界債券、リート(不動産投資信託)、ゴールドなどを保有するのも良いと思います
資金に余裕がある人は価値のある不動産を購入するのも良いと思います
実際、そうしている賢明な人は沢山いるでしょう
とにかく、少子高齢化で国力が低下していく国家の通貨だけを資産として保有するのは危険すぎるのですよ
多くの投資家には米国株式(全米株式(VTI)やS&P500など)が人気ですよね
今年(2022年)は米国株指数が不安定で暴落と値上がりを繰り返しています
ただ、リーマンショック以降、10年以上値上がりを継続してきたので今後も値上がりするかもしれないと思う人が多いのでしょう
だから多くの人が米国経済の今後の繁栄を信じて米国株式に投資するのでしょう
ただ、私は米国株だけに投資する気にはなれません
世界の歴史を見ても永遠に繁栄する国家、企業はないからです
ローマ帝国もスペイン王国も大英帝国も非常に繁栄しましたが今は見る影もありませんよね
歴史に学ぶならば、米国もいずれは世界覇権を他の国に奪われるはずです
だから私は米国株式だけでなく、先進国株式や新興国株式を含んだ世界株式に投資しているのです
さらに言えば、世界株式だけに投資するのも危険かもしれない
投資は分散が重要だ!
世界恐慌のようなことが起これば言うまでもなく世界株式は大暴落するだろうからです
だから、世界債券、不動産投資信託(リート)、日本株式(TOPIX)、ゴールドも少額ですが私は保有しています
これからは世界株式だけでなく、これらの資産も積極的に購入していきたいですね
ただ、日本株式は私は積極的に購入する気にはなれないのです
なぜなら、今の日本企業の株価は本来の実力ではなく政府のゼロ金利政策で高止まりしているだけだからです
日本政府が政策金利を上げる政策にシフトしたら間違いなく日本株式インデックスファンド(TOPIX、日経225)は大きく値下がりするはずです
それは日本経済の破綻を意味しています
日本政府もそれが分かっているから安易に政策金利を上げることができないわけです
かといってこのままゼロ金利政策に固執したら円安が加速してインフレが加速し国民生活は困窮して日本経済はメチャクチャになるでしょう
今の日本政府は非常に難しい経済の舵取りを迫られているんですよ
500兆円以上のカネ刷りまくって日本市場に流したアベノミクスの後遺症に悩まされているわけです
我々庶民としては円安が加速しようが円高になろうが生活していけるように準備する必要があります
だから日本円だけを保有するのではなく様々な資産を保有する必要があるわけです
高度成長期を生きた今の老人の真似をすると人生詰みます
昭和の高度成長期などは日本円が強かったらから、日本円だけ保有しておけばよかったんです
実際、高度成長期の銀行や郵便局の定期預金の金利って5%前後だったわけです
これだけ金利が高ければ日本円を銀行や郵便局に定期預金で預けるだけで複利の効果で雪だるま式に資産が増えていった
普通の人はリスクをとって株式を運用する必要なんかなかったんですよ
不動産価格も上昇していたから住宅ローンを組んで不動産を購入する意義もあった
高度成長期は不動産価格も上昇するので住宅ローンという大きなリスクをとって日本の不動産に投資する価値があったのです
多くの高度成長期のサラリーマンはそれがわかっていたからこぞって住宅を購入したわけですよ
高度成長期を生きた今の老人たちはそのような恵まれた時代を生きていたのです
没落国家日本を生きる今の若者がその真似をして、日本円だけを保有して住宅ローンを組んで不動産を購入するのは下手すると人生詰んでしまうわけですよ
人気のウェルスナビはあまりお勧めできない
分散投資の重要性が分かっていたとしても、世界株式、世界債券、ゴールド、日本株式、リートに分散投資するのも面倒臭いと思う人も多いでしょう
そういう人たちの声に答えたのがロボアドバイザーのウェルスナビです
お金を預けるだけで勝手に分散投資してくれるからとにかく楽チンです
テレビで宣伝している時もありましたから知っている人も多いでしょう
実際、大人気ようで(資産総額は7000億円突破!)ロボアドバイザー業界では一人勝ちの状態です
私も一時期利用していましたが、すぐにやめました
理由は手数料の高さです(総資産額の1%)。
たった、1%と思うなかれ・・・ そう思う人は株式投資の素人です
SBI証券などのネット証券では世界株式インデックスファンドの手数料は0.1%程度です
手数料が高いと言われるゴールドのインデックスファンドでも0.5%程度
世界債券やリートのインデックスファンドも0.3〜0.4%程度です
いかにウェルスナビは高額な手数料か分かりますよね
今はウェルスナビに頼らなくてもネット証券で資産均等型のバランスファンドを販売しているのでウェルスナビの役割はほぼ終わっていると思います
まとめ 〜投資初心者はネット証券でバランスファンドへの投資がお勧め〜
投資のことを色々考えるのは面倒くさいなと思う人には以下のファンドがお勧めです
・三菱UFJ国際eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)
ゴールドが資産に入っていないのは惜しいですが、世界及び日本の株式、リート、債券に分散投資してくれるので大変ありがたい金融商品です
気になる手数料(信託報酬)は0.15%と大変低いのも気に入ってます
私自身もこのファンドに最近投資し始めました
もっと早めにこのファンドに投資しておけば良かったと悔やんでいます
日本の資産が多めなのが気になるところですが、それは別途、世界株式や米国株式を購入して調整すれば良いだけのことです
少なくとも日本円だけを保有するよりはこのファンドを保有した方が遥かに賢いし安全だと思うのです
まあ、分散投資しても資産が増える保証もないし、資産が守られる保証もありません
ただ、資産が大幅に減少するリスクには対応しておくべきだと思うのです
株式、債券、リート、ゴールドに分散投資しても資産が守れなかったら私は諦めが尽きます
そういう時は、投資の天才を除いて多くの人は資産を守れない時代だったと諦めるしかないですね
米国株だけに投資したら資産は大幅に増える可能性もありますが、米国経済が死ねば米国株式は紙屑同然になるでしょう
そうなった時、多くの人は分散投資しておけばよかったと後悔すると思うんですよね
投資はリスクがつきものですが、没落国家日本では日本円だけを保有するのも大変なリスクですし、米国株などの特定の株式だけを保有するのもそれなりに資産を失うリスクはあると思います
投資の天才を除いた多くの凡人は自分なりによく考えて分散投資をすべきだと思うのです
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普通の人が投資を始めるなら海外株式インデックスファンドだけでOKです
THEOとウェルスナビ、サイトの使いやすさではウェルスナビに軍配が上がります。
バカでも稼げる米国株高配当投資(バフェット太郎・著)は株式投資初心者にお勧めできる書籍。
お金が増える米国株超楽ちん投資術(たぱぞう著)。米国株に限らず株式投資初心者に良い読み物。