【住宅選びに妥協は禁物!】物件選びには徹底的にこだわりましょう

不動産

クソ高い家賃(89000円)の関西阪神エリアのUR住宅に住んでいるアラフィフ派遣社員です

家賃は確かに高いのですが物件の内容(立地、環境、設備、占有面積等)を考えると仕方ないと感じている

家賃は最悪の固定費と言われている

人間が生活していく上で家賃が最大の支出だからだ

グルメの人は食費の方が家賃よりも高い人もいるかもしれないけどそういう人は稀でしょう

だから家賃を如何に減らすのかが人生において非常に重要になってくる

高い家賃の物件に住む為にはそれだけ労働して稼がないといけないからだ

安い家賃の物件に住むことが出来ればそれほど稼ぐ必要もなくなる

そうなれば労働する場合でも仕事の幅が広がるし労働する時間を減らせるので人生の自由が大きく広がる

住宅選びに妥協は安易な絶対にダメ! 必ず後悔します

ただ、家賃が安いからと言って安易に賃貸契約するのはやめた方がいいと思う

昔から不動産に掘り出し物なし!と言われるように不動産価格というのは不動産鑑定士が厳密な計算で決めているものだ

相場より安い物件というのはそれなりにネガティブな理由があるから安いのだ

そのネガティブな理由に納得して契約するならいいのだが、物件のネガティブな面を確認せずに契約してしまうのは大変に危険な行為なのです

賃貸契約する場合はいくら安い物件とはいえそれなりの出費が伴う

敷金、礼金、不動産取引手数料、その他手数料、引っ越し費用など合計すると安くても10万円以上は掛かるだろう

それだけのカネをかけて引っ越しをする価値がある物件なのかをシビアに見極める必要がある

高いカネと労力をかけて引っ越しをして、以前住んでいた物件の方がよかったなんてことになったら目も当てられません

住宅というのは人間が毎日過ごす場所なので気に入らない物件だと長く住むのは難しいです

無理に我慢して住んでもストレスが溜まるだけでしょう

こうなるとまた引っ越しをするハメになるので無駄な時間、労力、お金を費やすことになります

住宅にも”安物買いの銭失い”は間違いなく存在するので安いだけのクソ物件に引っかからないように細心の注意が必要です

相場より高い物件なら安心なのか?と言われるとそれも違うと思っている

私は不動産物件をネットで閲覧するのが大好きなのですが、相場より高いクソ物件はいくらでもあります

私が知っている限り、新築物件(マンション、アパート)は割高なだけのクソ物件が多いですね

新築というだけで高額の家賃を設定できるので不動産会社にとっては美味しい商売なのでしょう

恐らく、新築というだけで物件のことをよく調べないで契約する顧客が多いのでしょうね

幹線道路沿い、鉄道路線沿いで騒音が酷い新築物件、最寄りの駅から徒歩20分以上など極端に不便な立地にある新築物件は腐るほどあるので注意をしないといけません

不動産会社に物件探しを丸投げするのは絶対にダメ

本当に納得のいく物件を見つけたいのならば不動産屋に丸投げするのは絶対にダメです

不動産屋に行くと営業マンに希望の条件を伝えて物件を選んでもらうことが多いですが、私の経験上、不動産屋の営業マンが提示する物件は殆どがクソ物件です

彼らが提示する物件は、不動産屋にとって美味しい物件であり我々顧客にとって良い物件ではないのです

今はネットで物件検索がいくらでもできますので、ネットで徹底的に調べ上げて内覧したい物件を見つけてから不動産屋を訪ねるようにしましょう

事前にネットで物件探しをしないでいきなり不動産屋に行っても”不動産屋にとって美味しい”クソ物件を紹介されるだけです

こうなっては時間と労力の無駄遣いなので、事前にネットで物件検索をしないで不動産屋を訪れるのは絶対にやめましょう

情報弱者は不動産屋にとって絶好のカモネギなのです

 

私が物件を選ぶ際にこだわるところ

物件選びのこだわりは各自それぞれだと思うが、参考のために私の物件こだわりポイントをあげておく

最上階

住宅というのは隣人を選べないし、入居するまで隣人がどんな人か分からない

だから変な隣人(騒音おばさんなど)でも対応できるようにするため最上階の物件を選ぶようにしている

というのも以前、上階からの騒音(子供がバタバタと走り回る音など)に悩まされた痛い経験があるからだ

その時、鉄筋コンクリートなどの遮音性に優れた物件でも上階からの騒音は抑えることができないことを身をもって知った

さらにいえば角部屋を選びたいところだが、あまりこだわり過ぎると住むところがなくなってしまうのが辛い

本当は戸建て物件が良いのだが、一人暮らし向けの戸建て物件は少ないので実質、アパートかマンションなどの集合住宅からしか選べないと思う

今住んでいる物件は幸い最上階の角部屋だ

低層アパート、マンション

可能な限り5階建て以下の低層住宅を選ぶようにしている

理由は高層住宅は地震や火災などの災害に弱いからだ

東日本大震災の時は東北地方は数ヶ月間、停電が続いた

勿論、マンションのエレベーターは動かないから高層階の住人は階段を使うしかないからその大変さは想像を絶する

また、高層マンションの場合、通勤時間帯などのエレベーターが混雑するのもストレスになる

以前、10階建てのマンションの9階に住んでいたことがあるのだが通勤時の混雑は地味にストレスだった

海や大型河川から離れていること

近年は毎年のように大雨や大型台風による水害のニュースが珍しくなくなった

九州や中国地方の河川が大雨で氾濫したり、東京や大阪などの大都市圏でも大雨や台風で水害が発生することは珍しくなくなった

だから河川や海の近くの物件に住む気にはなれない

景色は良いかもしれないけど災害時の被害を考えるだけで引っ越して住む気にはなれない

南向き

大都市の賃貸物件は北向き、東西向きの物件が少なくない

こういう物件が出回るということはそれほど南向きにこだわる人は多くないのだろう

しかし、毎日住む物件が日当たりが良いに越したことはない

ウィークデイは殆ど家にいない人だって週末くらいは家にいるだろう

私は以前、バルコニーが東側の物件に住んだことがあるのだが日当たりの悪さに参ったものだ

朝だけは朝日がもろに当たるので眩しいのだが、朝の11時をすぎると全く日が入らなくなって夕方まで部屋は暗いままだった

洗濯物を一日バルコニーに干しても全く乾かないことにも驚いた

私は日当たりの悪い物件に住んではじめて日当たりの重要性を認識した

北向きの物件などどんなに条件が良くても住む気にはなれない

一日中電灯をつけないと暗い部屋など鬱病になってしまいそうで恐ろしい

占有面積25m2以上

都会の物件は25m2以下の物件が少なくないが極力選ばないようにしている

占有面積の小さい物件は収納が極端に少ないので不便だし、やはり閉塞感を感じてしまって家でくつろぐことができない

閉塞感によるストレスで外出することが多くなり無駄なお金を使ってしまう可能性が高い

こうなっては賃料の安い狭い物件に住んでも本末転倒だ

私は会社の独身寮に何度か住んだことがあるがどこも6畳一間だけの狭い部屋だった

休日は閉塞感を感じてとても部屋で長時間くつろぐことはできなかったから対して用もないのに外出ばかりしていた

それで結構無駄なお金を使ってしまったものだ

占有面積はできれば30m2以上欲しいところだが広くなると賃料も上がるのが難しいところだ

私の経験では、物件の間取りにもよるけど27m2程度あればそれほど閉塞感は感じないように思う

築年数10年〜30年

築年数が浅い方が良いと思っている人が多いと思うけど、当然物件の価値に対して割高になるからできれば避けたいところ

かといって築40年以上の古い物件も避けたい

というのも古すぎる物件は間取り、設備が古典的で使いにくいし、水道配管や電気系統などでトラブル可能性が高い

古い物件はきれいにリフォームされている物件も少なくないが配管や電気系統、間取りの古さは誤魔化せない

経験上、築年数が20年を超える物件は様々な意味で古さ(設備、間取りなど)を感じる

私の経験では築年数10年前後の物件が最も良いと思う

設備も間取りも近代的な割に築浅物件(5年未満)のような賃料の割高感もない

新築物件は綺麗で一見魅力的だけど、賃料が高い割に立地や環境が今ひとつな物件も多くてできれば避けたいところです

鉄筋コンクリート

木造や鉄骨の集合住宅は壁が薄いので遮音性は全く期待できない

私自身、木造の壁薄物件に何度か住んだ事があるけど隣人の声は筒抜だし目覚ましや電話の着信音などの生活音が筒抜けなので結構キツイものがあった

要はこちらの生活音も隣人に筒抜けだと思っていた方が良い

隣人が神経質な人の場合はちょっとしたことで苦情やトラブルの原因にもなりかねない

木造や鉄骨は賃料は鉄筋より安い場合が多いけど遮音性の低さは割り切るしかないだろう

隣人がマナーの良い人であることを願うしかない運ゲームになる

私自身はいくら賃料が安くても木造や鉄筋のアパートは絶対に住みたくないですね

他人の生活音や騒音は人間にとってすごいストレスの元だと思うからです

隣人がクソだとそこでゲームオーバーになってしまうからまた引っ越しを検討しなくてはいけない

そんなリスクを冒してまで遮音性がゼロの木造や鉄骨の集合住宅に住みたいとは思わないのだ

ガスコンロ設置済み

立地や環境が良い物件でも電気コンロやオール電化の物件には住みたくない

個人的にはガスコンロ設置物件しか選ばないようにしている

理由としてはオール電化物件は停電してしまうとお湯を沸かすこともできなくなるから

エネルギー源は電気とガスに分離したほうが災害に強いと思う

災害大国の日本では停電は珍しくなくなった

今後も大型台風や地震や水害で停電することは多くなると思われる

停電でお湯も沸かせなくなるのは辛い

あと、自炊するにはやはりガスコンロが便利だ

実際、料理好きな人はガスコンロを使う人が多いようだ

バス・トイレ別

ビジネスホテルなどはバストイレ一体型が多い

まあ、ホテルならそれでも良いと思う

ただ、自分が住む住宅ではできればバストイレ別を選びたい

今までバストイレ別の物件にしか住んだことはない

掃除もしにくいだろうし、なんとなく不潔な感じがするのは否めないと思う

ビジネスホテルは掃除しなくて良いけど自分で住む住宅は自分で掃除しなければならないから

都市ガス

これは譲れない人も多いと思うし特殊な人を除いて譲るべきではないでしょう

プロパンガスは都市ガスの2倍から3倍のガス料金になることが珍しくないです

いくら家賃が安くてもプロパンガスの物件はそれだけで魅力が半減します

一部の節約家の人達はプロパンガスを契約しないで、キャンプ場などで使う携帯ガスコンロを使う人もいるようですが都市ガス、プロパンガスに比べてにかなり生活が不便になることは否めません

自炊をする人、シャワーや風呂や洗濯をする人にとって都市ガスは不可欠な存在です

また、電気コンロやIHコンロの物件も私はパスします

日本は災害大国

台風や水害や地震などで停電することはもはや珍しくもなんともありません

停電したら電気コンロやI Hコンロは使えません

災害時を考えるとガスと電気は分離したほうが良いと思います

保証人不要

私の場合、親は年金暮らしで兄弟もいないので必然的に保証人不要物件しか選べませんね

親兄弟と仲が悪くて保証人を頼みたくても頼めない人も少なくないでしょう

民間賃貸住宅は保証人扶養物件は少ないですね

大都市圏は結構多いですが(特に関東は多い)、地方都市では保証人不要物件は非常に少ないです

例えば、大分県杵築市は賃貸住宅相場が安くて早期リタイア者の聖地ですが、私が探す限り、保証人不要物件はないですね

保証人を立てることができない人は住むところが限られることを頭に入れておく必要があります

そういう意味で保証人不要のUR賃貸は大きな味方です

私が今、UR賃貸に住んでいるのも保証人が立てられないことが非常に大きいです

スーパーが徒歩10分圏内

節約生活していく上でスーパーが徒歩圏内にあることは非常に重要です

自転車や原付バイクがあれば徒歩圏内にスーパーがなくてもいいのでは?と思う人もいるかもしれない

自転車や原付バイクは天候が悪い場合は使えません

その場合、天気が良いときにまとめて買い込むなど工夫が必要になります

やはり徒歩圏内にスーパーがある方が圧倒的に便利ですからこの条件は非常に重要です

近くにスーパーがなくてコンビニだけが近くにある物件はやめたほうがいいですね

コンビニは原則、どの商品も高額なので節約生活の大敵です

まあ、コンビニは富裕層向けの商店だと思っておきましょう

庶民は非常時などを除いて原則コンビニは利用すべきではありません

品揃えはスーパーより遥かに悪いし価格も高いし良いところが何もないのですから

駅まで徒歩10分

通勤する人には重要な条件になると思います

私的には駅から徒歩15分以上かかる物件は移動(通勤)が面倒くさくて住む気が起きないです

また最寄りの駅が大きな駅の場合、徒歩5分程度の物件は商店街や飲食店街が近く騒がしすぎるという問題もあります

生活環境や利便性を考えると多くの場合、駅から徒歩10分前後の物件が一番良いと感じるのです

通勤というのはただでさえ多くの人にとって苦痛なことです

その苦痛なことをあえて更に苦痛にする必要はないでしょう

天気が良い時はいいのですが雨の日や強風が吹き荒れる日などは徒歩10分が我慢の限度ですね

また、駅から遠い物件の場合、駅まで自転車や原付バイクでの移動になると思いますが、自転車や原付バイクは便利なようで面倒くさいです

自転車や原付バイクは駐輪料を家賃とは別に取られることも多いはずです

また自転車や原付バイクは盗難や悪戯の対象にもなりますから保管にも神経を使います

駐輪するスペースを考えることも面倒だし、駐輪するのはお金を払って契約しなければならない場合も多いです

天候が悪い日は使えないので、自転車や原付バイクでの駅までの移動は私には考えられません

駅から遠い物件でも生活に大きな問題がない人は、リモートワークの人やリタイアした人(無職の人)位じゃないでしょうか?

まとめ 〜住宅選びに妥協は禁物です〜

住まい選びに安易な妥協は禁物だと思います

住宅とはある意味、人生そのものだからです

住宅によって日々の仕事や生活が快適にもなれば不便にもなります

引っ越しというのはお金も時間も労力も掛かるのでかなり消耗します

引っ越てすぐに物件が気に入らなくてまや引っ越したいなんてことに陥らないために物件選びは慎重になる必要があります

とはいえ自分にとって100%の物件はあり得ませんから、最終的にはどこかで妥協は必要です

私の場合、今の物件は最終的に賃料を妥協しました

ただ、安易に妥協することは禁物です

安易な妥協は後々必ず後悔することになるでしょう

物件選びは粘りに粘って最後の最後で妥協するくらいでちょうど良いと思います

昔から不動産に掘り出し物なし!と言われますがこれは真実です

本当に良い物件というのはなかなか出回らないです

賃料と内容のバランスに優れた良い物件というのは直ぐに借り手が見つかるのでなかなか市場に出回らないのですから

良い物件を見つけるコツはなくて最終的にはどれだけ時間と労力をかけて探しまくったかに尽きると思います

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地方都市の新築マンションは購入しないのが無難。売却時に大幅値下がりで大損するリスクが非常に高いです。

UR住宅に住んで三年弱。民間と比べて良いところと悪いところを語ります。家賃は結構高いですよ(笑)。