大した株式資産を保有しているわけではないのに何故2つの証券会社に口座を作ったかといえば、色んな投資系インフルエンサーがSBI証券と楽天証券には口座を作った方が良いと主張しているからです
楽天証券とSBI証券の口座をを開くと同時に楽天銀行と住信SBIネット銀行の口座も開設しました
ネット証券に口座を開くきっかけになったのは楽天証券研究員の山崎元さんの本を読んだことがきっかけでした
この本を読んで、SBI証券でiDeCoと積み立てNISAを始めました
楽天証券は楽天ポイントが使えるので楽天ポイントが貯まったら不定期で投資信託を購入しています
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証券口座を持っていない人は楽天証券かSBI証券に口座を開設しましょう
ただ、私が4年間両方のネット証券を使った感覚ではSBI証券か楽天証券のどちらかで良いと思います
2つの証券会社に株式資産を分散しても管理が面倒なだけで何も良いことはありません
私は来年以降、証券会社はSBI証券に一本化することを考えています
ユーザーネームやログインパスワード、取引パスワードの管理、証券会社からの連絡の確認などが地味に面倒なので証券会社は一本化することをお勧めします
株式資産は株式保有額に上限なく補償されるので一つの証券会社でも問題ないのです
銀行の場合は資産の補償額が1000万円までなので数千万円以上の日本円を保有している人は銀行を分散する必要がありますけど、株式については分散する必要はありません
今までは楽天証券がポイント付与でSBI証券を圧倒していた
私が株式投資を始めた4年前はSBI証券と楽天証券に分散する意味がありました
それぞれの証券会社に独自の強みがあったからです
楽天証券の強み
楽天証券の強みは、楽天カードによる投信積み立てで毎月5万円までならば1%の楽天ポイントが付きます
毎月5万円の投信積み立てをすれば毎月500ポイント貯まるので決して無視はできないですね
この楽天ポイント狙いで楽天証券で積み立てNISAを利用している人も少なくないのです
SBI証券の強み
SBI証券の強みは、提携している住信SBIネット銀行の米ドル購入時の為替手数料が1ドルあたり4銭(他のネット銀行は25銭)と圧倒的に安いことです
住信SBIネット銀行の米ドル資産は手数料ゼロでSBI証券口座に送金できますし送金操作も簡単です
このため、米国個別株や米国ETFを買い付ける投資家はSBI証券一択だったんですね
楽天もSBIもサービスが改悪される
ただ、これらのサービスが改悪されることが既に決まっています
楽天カードによる投信積み立ての楽天ポイント付与率は9月から現在の1%から0.2%まで下がります
楽天キャッシュを利用すれば12月まで1%ポイントが維持されますが2023年度からは完全に0.2%まで下がるので、楽天証券で投信を積み立てる積極的な理由はなくなります
また、住信SBIネット銀行の米ドル購入時の為替手数料が現在の4銭/ドル→6銭/ドルに値上げされます
この為替手数料でも他のネット証券よりはだいぶ安いのでまだSBI証券の強みはあると思います
ただ、楽天証券のポイント付与率改悪は、楽天証券を使っている人にとっては頭が痛いでしょうね
ポイント狙いで楽天証券を選ぶ理由は殆ど無くなったと言っていいでしょう
私はSBI証券で積み立てNISAとiDeCoを利用して、楽天証券では楽天カードによる投資信託の積み立て、及び貯まった楽天ポイントで投資信託を毎月購入しています
楽天証券において楽天カードで投信を積み立てるメリットはなんといってもポイント付与率の高さ(購入金額の1%)だったので、これが廃止されるのならば来年以降は楽天証券での投信積み立てはやめるかもしれませんね
どちらの証券会社にするか迷う人には楽天証券がオススメ
楽天証券とSBI証券のどちらがオススメなのか?と問われたら多くの一般人には楽天証券をお勧めしたいです
楽天カード、楽天銀行、楽天UNLMIT(楽天モバイル)をはじめとした楽天のサービスを使っている人が多いと思うので色んな意味で楽天証券は便利かと思います
貯まった楽天ポイントで投資信託を購入できるのは結構便利です
楽天ポイントって楽天市場で無駄な買い物をしがちなので私は楽天ポイントで買い物をするのが好きではありません
しかし、投資信託なら無駄な買い物をせずに自分が好きな投資信託を購入することができます
普通の人はオルカン(三菱UFJ国際eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー))や楽天全世界株式(VT)を購入しておけば問題ないでしょう
楽天ポイントでの投信購入など金額的には知れていますが、10年以上の長期間になるとバカにならない金額になると思います
そういう意味で楽天ポイントで楽天市場で消費するよりも楽天証券で投資信託を購入した方が無難な気がしますね
楽天証券のマネーブリッジは良いサービスだが超円安で魅力は半減した
あと、楽天証券で良いサービスと思うのはマネーブリッジですね
マネーブリッジは、楽天証券の口座と楽天銀行の口座を紐づけることで楽天銀行の優遇金利を受けることができるサービスです
預金高が300万円までなら0.04%、預金高が300万円以上ならば0.10%の金利が付きます
殆どの銀行の金利は定期預金も含めて0.01%以下なのでこの楽天のマネーブリッジは良いですね
1000万円の預金高なら毎年10000円(税引後8000円程度)受け取ることができるので馬鹿にはならない金額でしょう
ただ、昨今の円安でこのマネーブリッジの魅力は半減したと思います
日本政府はこの超円安を放置していますし円高にする政策(ゼロ金利政策を止める)も表明していません
欧米各国はインフレ対策として政策金利を上げているので今後も円安は進んでいくでしょう
既に140円も間近ですし、今野調子だと1年後には200円程度になっても全くおかしくない感じですね
ここまで円安になると銀行に多額の円資産を預けるのは全く合理的ではないです
いまのうちに円資産を米国株式や世界株式に資産移動するのが賢明でしょう
恐らく富裕層は多額の円資産で価値のある値下がりしにくい不動産を購入しているに違いないのです
我々庶民としてはいくら円の価値が暴落していても価値のある不動産を購入するのはなかなか難しいです
勿論、米国株式も世界株式も暴落するかも知れませんが、株式は長期的には値上がりする可能性もあります
一方、日本円の円安は長期的に避けることができないと私は考えています
恐らくですが日本が政策金利を上げる政策をすることは無いでしょう
欧米のように日本の政策金利を上げると日本株価が暴落する可能性が高いからです
また、不動産投資をしている人たちは日本の銀行から低金利で資金を借り入れて不動産投資しているので、不動産投資している人たちは大損するでしょうし、住宅ローン組んでいる人は住宅ローン破綻する人も出てくるでしょう
言うまでもなく、日本株式を保有している人、不動産投資をしている人などは今の日本ではお金持ちが多いでしょう
今の自民党政権が日本のお金持ちを損させる政策を実行するとは考えにくいです
また、日本は1000兆円を超える借金を抱えているので、財政的に低金利で円安の方が都合が良いのでしょう
低金利の方が国債返済が楽ですし、円安でインフレ状態を保持した方が借金が目減りするのは言うまでもないことですからね
とはいえ、政策金利がずっとゼロ金利の副作用も当然大きいのでこのままゼロ金利を継続する保証はないですけどね
事実、経団連などの経済団体も”好ましくない円安”と言い始めていますから
いずれにしろ、日本円を大量に保有するのは大きなリスクだと言わざるを得ませんね・・・
多少リスクを取って、極力日本円を世界株式などの他の資産に変えることが重要な気がします
WEBサイトはSBI証券の方が楽天証券より使いやすいかも知れません
肝心のWEBサイトの使いやすさはSBI証券の方が若干使いやすいと感じます
ただ、これは私の個人的な感想で一般的な人に当てはまるのかは分かりません
楽天証券が使いにくいわけでもないですから、使いやすいさに大きな差はないと思います
あくまで比較すれば・・・という話です
楽天証券の方が使いやすいという投資ブロガーもいますからね
私の感覚だとSBI証券の方が投資信託の資産状況を確認しやすいのです
ポートフォリオ、損益、前日比などはSBI証券の方が直感的に見やすく分かりやすいと感じています
また、楽天証券のようなポイント付与サービスをSBI証券も導入を始めています
三井住友カードで投資信託を積み立てると0.5%から2.0%までのVポイント(保有カードによってポイント付与率が異なる)が付与されます
一般的な三井住友カードでも購入金額に対して0.5%のVポイントが付与されるので、改悪された楽天証券のポイント付与率に比べると魅力的かも知れませんね
三井住友カードを使っている人はSBI証券を使うのも悪くないかも知れません
ただ、Vポイントは楽天ポイントに比べると使いにくいと思います
私は三井住友カードを保有していませんからSBI証券のVポイント付与サービスを使うことはできません
また、Vポイント付与狙いで三井住友カードを作ることも考えていません
ポイントサービスというのは楽天證券のポイント改悪で分かるようにいつまでも継続するわけではないのです
証券会社のポイント付与サービスで証券会社を選択するより、証券会社の使いやすさで証券会社を選ぶ方が合理的だと思います
まとめ 〜SBI証券か楽天証券の口座を開きましょう〜
まだ証券口座を持っていない人はSBI証券か楽天証券に口座を開きましょう
楽天証券とSBI証券の両方の口座を持つ必要はありません
どちらか一つで十分です
ログインパスワードや取引パスワードの管理などが面倒になるだけで両方の証券口座を持つことにはあまり意味はありません
楽天銀行に口座を持っている人は楽天証券、住信SBIネット銀行に口座を持っている人はSBI証券に口座開けば何かと便利です
楽天証券かSBI証券のどちらに口座を開くか悩んだら多くの人は楽天証券が良いと思います
楽天カード、楽天銀行、楽天モバイル(楽天UNLIMIT)、楽天市場などの楽天サービスを使っている人は楽天証券の方が使いやすいからです
投資信託積み立て時のポイント付与率が改悪されるとはいえ、楽天ポイントの使いやすさは他のポイントサービスを圧倒しているでしょう
貯まった楽天ポイントを使って楽天証券で投信を購入できるのも良いですね
SBI証券も楽天証券に対抗して、三井住友カードを使った投信積み立てでのポイント付与サービス(Vポイント)を始めています
肝心のポイント付与率は楽天証券より高いですが、Vポイントが楽天ポイントより使いにくいので正直、微妙なところですね
肝心のWEBサイトの見易さはネット証券No1のSBI証券に1日の長があるような気がしますけど、楽天証券が使いにくいわけでもないから、多くの人は楽天証券だけでも良いと感じますね
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今年も終わりですね。今年の副業(ブログ)、投資(株式投資、暗号通貨)状況の振り返りをしました。