派遣会社が行う定期研修はほとんど意味はないと感じます
こんばんわ。
私はここ6年間、派遣社員として働いていますが、この3年間は同じ某派遣会社から同じ某派遣先に派遣されています。
私が今所属している派遣会社では一年に一度、振り返り研修というものを行なっています。
おそらく、派遣会社ならどこでも似たような研修を定期的に行なっているはずです。
私は先週の週末、3度目の振り返り研修に参加しましたが、内容は社会人を数年経験している人にとっては常識的なことばかりなので、わざわざ休日を潰して行うような内容ではないよなと感じています。
研修場所までの交通費や研修時間分の給与は支払われますが、それでもせっかくの貴重な休日を潰されるのはどうにも納得がいきません。
私が思うに、派遣社員対象の研修は派遣社員の為に行なっているのではなく、派遣先へのアピール(ゴマスリ)でしかないと思っています。
何故、派遣会社の研修に意味がないと思うのか?
私が所属する派遣会社が、我々派遣社員に行う研修は以下のものです。
1 情報セキュリティ教育
→派遣先での派遣社員による情報漏えい、データ改ざん例についてのグループでの議論
2 安全衛生研修
→通勤災害、業務中の災害事例についてのグループでの議論
3 振り返り研修:派遣先の直近1年間の評価を振り返る
→仕事の質、量、協調性、責任性などの評価軸で、評価された項目と評価されていない項目についての見直しと今後の対応を各自で行い、その内容をもとにグループでの議論
情報セキュリティ研修、安全衛生研修は派遣先の大企業が定期的に派遣社員に対しても教育するので、派遣会社がやる必要はありません。内容も派遣先企業の方がレベルが高いです。派遣会社の行う教育は内容が当たり前すぎて新味が全くありません。
振り返り研修についても、本来ならば、派遣先の上司と派遣社員がface to face で行わなければいけないはず。何も事情を知らない他の派遣社員と議論しても得られるものはほとんどないと思います。
この振り返り研修の結果については、派遣先の上司(指揮命令者)に渡すそうですから、派遣会社が派遣先に、うちの派遣会社はきちんと派遣社員を定期的に教育していますよとポーズを取っているに過ぎないと思います。
これらの研修が全く無意味とは思わないのですが、わざわざ、休日を潰して派遣社員を消耗させるようなものではないでしょう。こんな研修を行うくらいなら、休日をゆっくり休ませて英気を養わせた方がはるかに効率が上がるはずです。
派遣会社の研修担当者にしても研修に対する真剣味というかやる気は全く感じられませんでした。彼らも上司に言われて嫌々やっている感が見え見えなんですよ。派遣会社の研修担当者も、こんな研修やっても意味ないでしょ!と思っているに違いありません。
まとめ
派遣会社が派遣社員に行う定期的な振り返り研修について語ってみました。
研修内容が正直、お粗末で貴重な休日を潰して行うようなものではないと思います。派遣会社の担当者にもやる気は感じられなかったし、派遣社員も私のように研修内容に疑問を持っている人も少なくないと思います。
派遣先にゴマをする為に、内容の薄い研修で派遣社員を拘束して管理するのは、いい加減やめてもらいたいものです。
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